2007.8. 8 スズムシのセット撮り

秋の企画展の準備を進める中で、スズムシが鳴いているシーンの撮影および展示セットを作った。特に設計図もなく、スコップ片手にフィールドに出て、生息環境とジオラマ空間を融合させたイメージを頭に描き、使えそうな環境パーツをざっくりとスコップで削り取って、ケース内で合成するという作業だ。簡単なようだが、カメラを通した映りこみを考えて作りこむと結構神経を使い疲れる。そんな出来上がったセットを見た人が、「結構いいセットができたね!」と褒めてくれた。お世辞でもうれしかったが、大変なのは、さらに出来上がったセットの鳴くべき場所でスズムシに鳴いてもらうという作業だ。スズムシのコンディションを整えて、いざ舞台に放つのだが・・・相手は生き物、そう簡単にお立ち台に立って歌ってはくれない。悪戦苦闘の末、ようやく歌声を披露してくれた。



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