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今日は、昨日に増してさらに暖かな陽気となった。例のごとく昼時に虫を求めて出歩いてみることにした。ウラギンシジミやキチョウ、キタテハが舞っていることを期待したが、意外にも出会うチャンスはなかった。林縁を歩くと足音とは別に落ち葉が「カサッ」と音をたてた。少し重量感のある音はツチイナゴのメスが跳ねた音であった。 秋に草むらで見たときの美しい縞模様はなく、くすんだ褐色に体色を変えていた。このイメージが「土蝗」の由来なのかなとふと思った。 束の間の暖かな日差しを体いっぱいに受け止めていた。