2009.7. 7 カワラバッタ

今日は、トノサマバッタを探しに烏川の河川敷に向かった。ここは5,6年前にも一度訪れた場所だが、草原に踏み込むと、キリギリスの鳴き声があちらこちらから響き、目的のトノサマバッタも足もとから飛び立って、環境が変わっていない様子にひとまず安心した。灰色のごろついた石の上を一瞬何かが跳ねたと感じた。しかし、目の錯覚にも感じた。バッタだとしたら、脅かせばもう一度跳ねるだろうと、ゆっくりと足をそのあたりに踏み込ませた。再び跳ねたものは、まるで小石のようなカワラバッタの幼虫であった。
幼虫の姿をはじめて見るが、ゴロっとした体型は、成虫よりも河原の石に同化している。あたりをよく見るともう一匹発見したが、色合いが違う個体であった。その後、河川敷を歩くなかで成虫も多数発見でき、あらためてここはバッタ天国であると感じた。



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