2010.12.12 ネジロカミキリ

数日前、毎年ナミテントウが越冬している東村の山中に、定例の採集に出掛けた。平地よりも落葉が進み、ほとんど冬の景色であった。テントウムシが集まる隙間を覗くと、例年よりやや数が少ないようである。訪れた場所は、南に向いた大きな白壁で、時期が早いと壁面では、カメムシやいろんな昆虫が見られる。さすが12月も半ばとなり壁に付く虫もいないだろうと思いながら見ていくと、小さなカミキリムシが付いていた。背中の白い模様が特徴で「確かナカジロ・・・」と安易に名前はわかったつもりでいた。持ち帰り「ナカジロカミキリ」で検索すると「ナカジロサビカミキリ」がヒットした。「やっぱりそんなような名前だ」と完全に同定ができたつもりでいた。しかも画像も似ている写真であった。しかし、そのままアップデータしていたらカミキリ屋さんに笑われてしまうところだった。なにか特徴が合致しないことが気になり、再度図鑑で調べてみると・・・「ネジロカミキリ」でした。



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