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      <title>昆虫VIEW</title>
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      <description>「常に過ぎていく時間、そして移り行く季節の中で、僕が出会った昆虫たちの表情を、ちょっと眺めてみてください。」筒井学</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2010</copyright>
      <lastBuildDate>Mon, 08 Mar 2010 17:59:42 +0900</lastBuildDate>
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         <title>カブトムシは力持ち</title>
         <description>だいぶ春めいてきたが、休みの今日はあいにくの天気となり、室内作業でやれることを考えた。夏に向けた子供向けのショーで、カブトムシの力自慢をテーマになにかできないかと以前から考えていた。ちょうどそんな写真のオーダーが入り、実験も兼ねてカブトムシの力を試して見ることにした。オモチャの車を引かせる遊びは古くからあるが、重量的にいかにも重たそうなもので違和感がないものを考え、果物がちょうどいいと思った。では何に載せるか？ふと、家のおもちゃ箱の中を想像したが、うちは女の子ばかりで、車輪付きのおもちゃはないだろうと予測がついたが、おもちゃ屋に行く前に一度見ておこうと娘の部屋を見渡してみた。ＬＥＧＯの組み立てキットが目に入り、「これは使えるか・・・」と箱の中のパーツを物色しはじめていた。結果なかなかいい台車ができ、なんと引っ張る鎖まで用意できた。そのあとスーパーに行ってバナナをひと房買い、道具がそろったところで実験を始めた。写真は５個のバナナで700ｇあるが、カブトムシは難なく引っ張り進むことができた。そのままバナナを増やしていき、結果的には1.5ｋｇまで引くことを確認して台車に載せるネタがなくなってしまった。体重が10ｇのカブトムシが体重の１００倍以上のけん引力があるなんて、やはりその容姿は伊達ではないと感心した。</description>
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         <pubDate>Mon, 08 Mar 2010 17:59:42 +0900</pubDate>
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         <title>ゴキブリコバチ</title>
         <description>最近、バックヤードに小さなハチが飛び回っているのが気になっていた。捕まえてみると明らかに寄生バチらしい形をしている。そこでピンとひらめいたのがゴキブリの卵に寄生をする「ゴキブリヤセバチ」ではないかいう憶測であった。すぐにゴキブリの卵を用意して実験してみたいと思ったが、そういう時に限って卵はなかなか見つからなかった。数日前、引き出しの中から卵（卵梢）を腹の先につけたコワモンゴキブリを発見し、これは実験にうってつけと思って産みたての卵を確保しておいた。そしていよいよ飛び回るハチを捕まえて卵との対面を試みたのだが・・・。まったく卵に関心を示さず、なんかおかしいぞと思ったところで同僚が「そのハチはアオムシコマユバチだよ」とあっさり言われてしまった。言われてみれば確かにその姿はコマユバチで、ゴキブリヤセバチの姿と照合してみたら別物であった。以前に野外から回収したモンシロチョウの幼虫を管理していて、逃げ出した個体から発生したコマユバチであろうという結論で収束し、単なる思い込みと早とちりであったわけだ。ずいぶん長い前置きとなったが、その時実験に使った卵は、そのままデスク上の板の上に放置したままであった。なにげなくそこを見た時、微小なハチが乗っていることに気付いたのだ。なんとその正体はゴキブリコバチで、もう一つのゴキブリ卵寄生バチであった。とんだ的外れの代替えのごとく忽然と現れたゴキブリコバチ。不思議な出会いであった。</description>
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         <pubDate>Sun, 07 Mar 2010 16:39:48 +0900</pubDate>
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         <title>祝啓蟄！ナナホシテントウの孵化</title>
         <description>今週は展示の切り換えであっという間に過ぎてしまった。今日から「春めく里山の昆虫展」が開催となった。たまたまだが、開催初日がなんと啓蟄に当たり、昆虫施設として縁起が良い初日であった。しかしながら天気はいまひとつで入園者は伸び悩んだ。昼頃に展示された生体ケースをチェックをすると、ナナホシテントウの卵がちょうど孵化する場面に行き当たった。この卵は先日に紹介した卵で、冷蔵庫に入れたり出したりしながら孵化の場面を撮ろうとしていたが、結果的に撮影している時間もなく、展示物として出すことにしたのだ。孵化シーンの撮影はすでにあきらめていたが、意外な展開で、結果的に撮ることができたのだ。テントウムシのいっせいの孵化は、生まれた幼虫たちが、天に向かって（実際は下向き）脚をワラワラと揺り動かし、誕生の喜びを表現しているかのようで何度見てもかわいらしい。</description>
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         <pubDate>Sat, 06 Mar 2010 19:14:44 +0900</pubDate>
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         <title>ナナホシテントウの卵</title>
         <description>暖かい日が続いているが、今年の春は突然訪れたような感じだ。これだけ暖かいとナナホシテントウは完全に繁殖期に突入しているはずで、石の裏側に付いた卵が見つかった。この時期にナナホシテントウが好んで産卵する場所は、石であったり枯れ葉であったり、生きた植物を避けるように産卵する。しかし、多くの子供向け書籍はそれについて触れたものがない。春をメインに活動するナナホシテントウの、本当の一年の姿をリアルに伝える本ができたらいいなぁと考えている。</description>
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         <pubDate>Sat, 27 Feb 2010 19:30:06 +0900</pubDate>
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         <title>温室のナミアゲハ</title>
         <description>温室入口のサインをリニューアルすることになった。温室で見られる生き物を再度洗い出し、解説サイン用の写真を集め始めた。温室内のチョウはほとんど撮影済みであるが、リスト上で足りないものがナミアゲハであった。ナミアゲハの写真はたくさんあるが、温室の紹介なのにヒャクニチソウに止まっている写真ではだめだろうと考え、「これだけは撮ろう」とカメラを持って温室に向かった。幸い、数匹のナミアゲハが飛び回りタチアワユキセンダングサの花で吸蜜していた。６カットほど撮影し、まぁ撮れたであろうとその時は思ったが、パソコン画面上で確認するとどうも気に入らない。それほどこだわるところでもないと思いつつも、足は再び温室に向かっていた。すると、鮮やかなオレンジ色のトウワタの花に来ている個体を見つけ一瞬であったが、２カット撮ることができた。撮り直した甲斐があって、なんとか温室らしいナミアゲハを撮ることができた。</description>
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         <pubDate>Thu, 25 Feb 2010 17:19:11 +0900</pubDate>
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         <title>赤い花粉はなんの花？</title>
         <description>昨日から暖かい日が続いている。今日は、今年になって初めてセイヨウミツバチの巣内を点検した。すでに女王バチは産卵が盛んで、春になって産卵された卵の第一世代が蛹になり始めていた。働きバチは蜜集めも花粉集めも忙しいようすだが、巣内に戻った一匹の働きバチにすぐに目がいった。脚に付けた花粉が鮮やかな赤であったからだ。この時期の花を想像して梅に菜の花、オオイヌノフグリなど、はたして赤い花粉をつくる花があるだろうか？</description>
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         <pubDate>Wed, 24 Feb 2010 19:24:28 +0900</pubDate>
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         <title>白いカタツムリ（オキナワヤマタカマイマイ）</title>
         <description>ぐんま昆虫の森の温室入口のサインをリニューアルする準備を進めている。温室で見られる生き物を再検証し、写真で紹介するパネルをつくるのだが、チョウのようなメインの生物と、意外に目に止まるカタツムリも含めて紹介することにした。温室はできて５年が経つが、ここ１,２年の間で目立ち始めたのが白いカタツムリであった。紹介するにあたり、種名を調べてみることにしたが、保育社の陸生貝類図鑑ではいくつかの似たカタツムリが出ていた。しかし、沖縄からに植栽樹木に付いてやってきた経緯から推測して、「オキナワヤマタカマイマイ」であろうという結論で落ち着いた。記述を見ると、様々な模様の変異があるらしいが、ここで見られる個体はすべて白色の型である。「白いカタツムリ」というだけでもけっこうインパクトがあり、温室を訪れる方たちの目を楽しませくれるはずだ。</description>
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         <pubDate>Mon, 22 Feb 2010 19:54:28 +0900</pubDate>
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         <title>昆虫たちが生きた４億年</title>
         <description>春のパネルデータづくりが一段落し、夏の企画展準備へとシフトしつつある。まずはポスター原案の作製を今日は手掛けることにした。タイトルは「昆虫たちが生きた４億年」で、会期を第１期と２期に分けての開催となる。昆虫化石をメインとしたいところだが、彩りのない地味な世界なので、昆虫をメインとした時代背景のイメージ画を大きくパネル化もする。。小さな化石ばかりだが、展示する化石昆虫の多くは白亜紀にあたる恐竜と共に過ごした昆虫たちや、物によっては３億年前の石炭紀のものもある。</description>
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         <pubDate>Fri, 19 Feb 2010 17:56:00 +0900</pubDate>
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         <title>ツダナナフシ卵の表情</title>
         <description>昨日紹介したナナフシ類の卵に比べて、格段に大きいのがツダナナフシの卵である。やや扁平の卵の広い面はなめらかだが、側面にあたる片側だけにちょっとした凹凸が模様をつくりだしていた。とがったフタにあたる部分を角のように見立てると、なんとなくちょっと可愛げな鬼の顔に見えてきた。ランダムに拾い上げた３個の卵だが、それぞれ違った表情に見えておもしろい。</description>
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         <pubDate>Thu, 18 Feb 2010 18:24:14 +0900</pubDate>
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         <title>ナナフシ類の卵いろいろ</title>
         <description>冬だからできることをいろいろと考えつつ、古いポジでしか持っていないナナフシ類の卵を撮り直してみることにした。草の種のような小さな卵だが、拡大してみると、形といい、表面の質感といい個性的なものばかりである。構造的に共通しているのは、脱出用のフタがついていることである。</description>
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         <pubDate>Wed, 17 Feb 2010 18:33:56 +0900</pubDate>
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         <title>メガネウラ（Ｍｅｇａｎｅｕｒａ）3</title>
         <description>今日はいよいよメガネウラ模型そのものの写真をアップすることにした。企画展のポスターにも使いたいので様々な角度から撮ってみたが、斜め前からの角度が一番かっこいいと思って載せることいした。頭部の製作にはいろいろと苦労をしたが、複眼に使った素材は、ジョイフルホンダで売っていたハート型の人工石で、角度によって色が変わるのが面白い。口の部分は、ガチャポンの入れ物をパーツとして削りだした。こんな顔をしていたかは定かではないが、昆虫である以上、近からず遠からずではないだろうか。</description>
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         <pubDate>Sat, 13 Feb 2010 17:51:39 +0900</pubDate>
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         <title>サビイロカブトが好きなもの</title>
         <description>展示中のサビイロカブトが、ディスプレイとして植えてあるホテイカズラというサトイモ科の植物を好んで食べている。餌として与えているのはハチミツと焼酎、水を配合した溶液だが、２匹中の一匹は与えた餌を食べているようだが、この一匹は、ホテイカズラの茎にしがみつき、組織を削り取りながら明らかに食べ進み続けている。展示ケースの中でありながら、野生を見ているような気にさせてくれる行動であった。</description>
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         <pubDate>Fri, 12 Feb 2010 18:06:41 +0900</pubDate>
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         <title>メガネウラ（Ｍeganeura）出現！？</title>
         <description>今日、ようやくメガネウラの模型が完成した。この模型づくりのきっかけはさかのぼること十数年前、豊島園昆虫館時代であった。当時、古い展示を一新したい思いでコツコツと着手していったが、やはり昆虫の起源にふれる展示をつくりたいと思ったのがきっかけであった。スチロール素材に木工パテを盛っては削り、ボディーの原型を作っていた。その後豊島園昆虫館は閉館し、「こん棒」のようなボディーは木箱にしまい、いつかつづきを作ろうと思い続けてきた。そして昨年、映像トンネルのリニューアルで、再び着手したが時間的に間に合わず、ようやく今年の夏の企画展準備として完成にこぎつけたわけだ。脚部や頭部など、細かい部分では納得がいかない完成ではあるが、時間がゆるす中でできることであり、表に出して恥かしくない完成度と判断した。温室のヒカゲヘゴの幹に止らせ、二億九千万年前の風景をつくってみた。模型細部の粗を隠すようだが、イラスト調に加工をしてみた。こんな大きな昆虫が飛んでいた時代に夢でもいいから行ってみたい。</description>
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         <pubDate>Thu, 11 Feb 2010 18:42:09 +0900</pubDate>
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         <title>春の陽気にさそわれて</title>
         <description>数日前に雪が降ったかと思えば、今日は四月並みの陽気となった。動き出したであろう昆虫たちを求めてフィールドを歩いてみた。ナナホシテントウがオオイヌノフグリの群落でチョコチョコと歩き回る姿や日向ぼっこをするキタテハも見ることができた。梅林ではほころび始めた花にセイヨウミツバチとニホンミツバチが来ていた。昆虫たちが活気だつ姿は僕にとってのエネルギー源でもあり、太陽の恵みをそんな形で二次的に吸収することができた。</description>
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         <pubDate>Tue, 09 Feb 2010 20:05:38 +0900</pubDate>
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         <title>ヒキガエルの脱皮</title>
         <description>営業時間が終了となり、いつものように生態展示コーナーの終了メンテにはいった。ヒキガエルの展示ケースを覗くと、なにやらこわばった表情でひきつったような動作をしていた。ずいぶん皮膚の表面がテカテカとしていて何が起きるかその時はわからなかった。ひととおりの作業を終えて再び覗きこむと、なんと脱皮が始まっていた。あわててカメラをセットし、「ヒキガエルの脱皮」というシーンに立ち会うこととなった。昆虫のような蠕動運動をするわけでもなく、もがきながら脱げた皮を口に運んではパクパクと食べていったのだ。それから１０分ほど経ったであろうか。一皮むけたヒキガエル君の姿がそこにはあるのだが・・・まったく脱皮前と変わらない。</description>
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         <pubDate>Sat, 06 Feb 2010 20:19:51 +0900</pubDate>
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         <title>テントウムシの星の数</title>
         <description>春の季節展用パネルデータ製作が大詰めを迎えている。テントウムシのパネルで、星の数がそのまま和名に用いられている種類の名前を集めたコラムをつくったが、文字データだけではつまらなく、一つ一つ描き起すこととなった。保育社の甲虫図鑑とにらめっこをしながら描いていくが、どうも実際の星の数と整合しない模様が多い・・・。しかしながら、なかなか個性的なテントウムシがいるものだとあらためて感心をした。</description>
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         <pubDate>Fri, 05 Feb 2010 18:02:25 +0900</pubDate>
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         <title>春めく里山の昆虫展</title>
         <description>今年の春に行う「春めく里山の昆虫展」のポスターが仕上がった。以前にテントウムシでテーマ展を行うことを書いたが、テントウムシだけではボリュゥムが足らず、過去に開催したミツバチや、春のチョウも取り入れて季節展というかたちでの方向性で落ち着いた。今回のポスターはデザイナーの出利葉（イデリハ）さんに手掛けていただき、とても春らしい明るいイメージで出来上がった。</description>
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         <pubDate>Thu, 04 Feb 2010 07:29:22 +0900</pubDate>
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         <title>メガネウラ（ＭＥＧＡＮＥＵＲＡ）</title>
         <description>春の季節展準備に忙しいが、夏に向けての企画展準備も同時に進めている。今回の夏の企画展は「昆虫たちが生きた4億年（仮）」で古生代から新生代にかけての昆虫たちの歩んだ４億年という歴史をテーマとした内容だ。当然ここで欠かせないのが古生代の象徴ともいえる巨大トンボ「メガネウラ」なのだ。どこの自然系博物館にもたいがい復元模型が存在するが、学術的にもっとも細部の復元にこだわったものが北九州自然史博にある模型で、化石から交尾器の形状を復元し見事に再現している。今回、以前から進めていたメガネウラの模型を完成させる絶好の機会として、それらの最新情報を参考にしつつも、頭部の形や色彩を自分なりに想像して製作している。未完成ではあるが、各パーツを撮影し、フォトショップ上で完成イメージを作った。そこで思いついたのが、この写真をそのまま凧にしてみたらどうかというアイデアであった。写真はわけあってモニターを撮影したもので不鮮明である。開帳７０センチの実寸メガネウラ凧。そんな凧ができれば・・・。</description>
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         <pubDate>Wed, 03 Feb 2010 17:57:42 +0900</pubDate>
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         <title>雪をかぶったオナガアゲハの蛹</title>
         <description>予報どおり、昨夜から雪が降り出し、朝にはやんで朝日が昇った。このような天気の展開だと、枝先に雪が残った状態で背景にきれいな青空が広がり、なかなか平地では見られない美しい雑木林の風景となる。毎年、雪が降ったら撮ろうと考えている枝先の越冬昆虫がいるものだが、今年に限ってそんな準備もしていなかった。数日前に撮影したカラタチの越冬蛹を思い出し、向かってみるが、雪が多すぎてアゲハの蛹は完全に雪の中であった。カマキリの卵なども特にチェックしている場所はなく、「風景だけ撮れればまぁいいか」とあきらめかけていた。そんな時、昨年の１１月に撮影したカラスザンショウの枝に付いたオナガアゲハの蛹を思い出し、残っている保証はないが現場に向かうことにした。「確かこの木・・・」と見上げると、雪をかぶった緑色型のオナガアゲハの蛹がそこにはあった。こんな目立つ場所でよくここまで生きながらえたものだと感心しながらも、雪の雑木林を背景に冬らしい姿を撮影することができた。</description>
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         <pubDate>Tue, 02 Feb 2010 17:24:10 +0900</pubDate>
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         <title>セイヨウミツバチの越冬</title>
         <description>昨日は活発なセイヨウミツバチをお伝えしたが、本来はやはり不活発な冬の姿がある。しかし、他の昆虫と大きく異なるのは体温を下げずに冬を過ごすという点だ。気温が下がった時は巣箱の中でよりそって塊となり、翅を震わせながら発熱しているのだ。だからこそ、エネルギー源となるハチミツや花粉をしっかりと秋のうちに巣にため込むという習性をもち合わせているわけだ。しかしながら、最近は暖冬で、巣箱を開けても塊となっていることはほとんどなく、絶えず動き回っている様子だ。冬らしく巣箱内で過ごす様子を撮影する必要があり、昨日は意図的に巣箱のフタを開けっ放しにして、今日の朝早く様子を見に行くことにした。そして、予想した通り、いい感じで塊をつくってくれていた。しかし、昨日の天気予報であまり冷え込まないという前提でチャレンジできたことで、本来、厳冬期でこんな行為は厳禁である。セイヨウミツバチはあくまでも人間に管理されることで生きていけるハチなのである。</description>
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         <pubDate>Fri, 29 Jan 2010 20:01:32 +0900</pubDate>
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         <title>活発なセイヨウミツバチ</title>
         <description>天気予報は曇りのち雨であったが、やや薄曇りながら夕方まで天気がもった。３時ごろセイヨウミツバチの様子を見に行くと、暖かさに誘われてか巣箱の出入り口はずいぶんにぎやかであった。園内ではフキノトウが顔を出したり、少しずつ春の気配が感じられるようになった。</description>
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         <pubDate>Thu, 28 Jan 2010 17:27:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アゲハ類の越冬場所</title>
         <description>アゲハ類の越冬蛹を探してみようと思い、園内の心当たりの場所に行ってみた。まずカラタチの垣根の中を見ていくとナミアゲハとクロアゲハの蛹をいくつか見ることができた。どれも鮮やかな緑色型ばかりで、冬枯れでくすんだカラタチの色よりも明らかに発色がよく結構目立っていた。おそらく蛹になった当時とは思惑が異なった結果だったにちがいない。その後、民家に向かうと東の壁にジャコウアゲハの蛹が付いていた。こちらはといえば、黒い柱に堂々と目立つ姿は思惑通りで、他のアゲハとは対照的である。</description>
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         <pubDate>Wed, 27 Jan 2010 20:08:34 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>サンゴノボタンとオオゴマダラ</title>
         <description>今日は、温室のサンゴノボタンにオオゴマダラが群れている風景を撮ることにした。ちょうど冬の時期になるとサンゴノボタンは開花するのだが、花にもチョウは多少集まるが、それよりも結実した実には写真のように鈴なりとなる。オオゴマダラが主で、ツマムラサキマダラも少し集まるようだ。温室の植栽樹種の検討の中で、このサンゴノボタンは景観植物にすぎなかった。しかし、こんなにチョウが集まる木であったことはうれしい誤算としかいいようがない。沖縄では野外でもこんな光景はあるのだろうか？</description>
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         <pubDate>Mon, 25 Jan 2010 19:55:43 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヤエヤマアオガエルとモリバッタ</title>
         <description>温室の話題が続くが、今日はヤエヤマアオガエルである。見た目はシュレーゲルアオガエルとそっくりだが、どこが違うかといえばその鳴声はまったくの別物で、まるで小鳥のさえずりと間違えるほどの美声なのである。話だけで音声を流せないのが残念だが、近々、昆虫の森のＨＰで、映像とともにアップする予定だ。そんなヤエヤマアオガエルが昼間、ゲットウの葉上で休んでいる姿を発見した。そしてその傍らにはイリオモテモリバッタもいた。食べるには大きい相手のせいか、はたまた睡眠中のせいか、まったく干渉する様子がなく、ほほえましくも感じる一瞬を見せてくれた。</description>
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         <pubDate>Fri, 22 Jan 2010 19:56:22 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>シロオビアゲハの幼虫</title>
         <description>最近、昼時に温室内を散策するのが日課のようになってしまった。というのも開館以来、今までになく植物も昆虫もコンディションがよく、歩いていると本当に熱帯に行ったような気分になれるのである。今日の発見は、シークワーサーの木に付いたシロオビアゲハの終齢幼虫であった。温室内にはシロオビアゲハは常時飛んでいるので珍しいことのように感じないかもしれないが、これが意外に稀なことなのである。というのも、温室内にはつねにタマゴヤドリバチが無数にいるため、産卵はされても孵化にいたることは今まで皆無であったからだ。よく探すと数匹の終齢と若齢がいた。きっと何かの要因が寄生率下げたと考えられるが、最近の温室環境の変化として、昨年春に行った遊歩道の改良工事に伴って日当たりが良いスペースが増えたことや、風通しが良くなったことと、水撒き作業も業者委託ではなく職員がおこなうようになったことがあげられる。いずれにしても温室全体が活気づいていい感じなのだ。外は寒い冬だからこそ、是非、多くの方にこの空間の楽しさを味わっていただきたい。</description>
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         <pubDate>Thu, 21 Jan 2010 17:52:29 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>トゲナナフシ</title>
         <description>飼育室ではトゲナナフシの成虫がぞくぞくと羽化を始めている。分布は本州、四国、九州となっているが基本的には西日本以西のようで、関東ではほとんど見ることはない。かつて八丈島に行った時、たくさんいたことを記憶している。しかし、当時豊島園昆虫館でも常時飼育していて珍しいとはその時は思わなかった。そして、数年前、ぐんま昆虫の森で再び飼育してみようと思ったとき、その入手先にとまどった。ちょうど宮崎に移住した昆虫写真家の新開さんに尋ねると、なんとか手に入ると回答いただき、宮崎県産の数個体を快く送ってくださった（感謝してます）。そして今回の個体群がようやく三代目となり個体数も数十匹と増え、ようやく展示に活用できそうだ。基本的にはどれも褐色型なのだが、稀に写真の右個体のように緑色を帯びた個体が発生する。かなり幅広い樹種を食草とするが、冬の餌のメインはなんとウコギ科のヤツデである。ヤツデの葉をムシャムシャとおいしそうに食べるのもトゲナナフシくらいではないか。</description>
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         <pubDate>Sun, 17 Jan 2010 10:51:58 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ノミ！</title>
         <description>いつものように起床してリビング向かうと、床にはうちの猫、フィガロ君が寝そべっていた。まだ眠気半分で僕も床に寝そべりフィガロにすり寄った。しかし、フィガロは「ミャーーー」といってすぐに移動してしまったのだ。そしてフィガロが寝ていた場所に、なにやら黒い虫が動いている。「もしかしてこれは・・ノミ！」
「おーい、ノミがいたぞー」と家内に言うと、すぐにつぶそうとやってきた。しかし、僕は一瞬考えて「ちょっとまて！捕獲する」と言い放ち、フィルムケースを用意した。ノミを見るのは実に久しぶりで、なにより写真を持っていなかったのだ。高倍率のよいシステムがなく、取り合えずであるが、生きたノミの白バックを撮影することができた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2010/01/14/post_463.html</link>
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         <pubDate>Thu, 14 Jan 2010 17:53:44 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ニセハナマオウカマキリ　ついに羽化！</title>
         <description>昨年８月に中齢幼虫を入手して以来、気がつけば５か月が経過していた。現在、飼育という仕事からはほとんど離れているが、これだけは自分の手で羽化させたいと思い、久しぶりに気持ちが強く入り込んだ相手だった。温度設定が低いこともあるが、半年近くを成長期間に要するこのカマキリは、アフリカという大地でどんなくらしをしているのだろう。いつかはその生息地を訪ねてみたいものだ。羽化の翌日にもかかわらず、得意な威嚇ポーズをさっそく披露してくれた。全身の色は褐色系だが、このあと少しずつ緑色系に色変わりしていくらしく、まだこの先、目が離せないニセハナマオウカマキリである。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2010/01/11/post_462.html</link>
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         <pubDate>Mon, 11 Jan 2010 20:02:40 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>温室のツマベニチョウ</title>
         <description>温室の話題が続くが、最近ツマベニチョウの飼育が好調のようで、新鮮な個体が毎日追加され温室の花形として目を楽しませてくれている。昼時に魚眼レンズで撮ってみようと思い立ち、ハイビスカスに訪れる一瞬をを待ってみた。</description>
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         <pubDate>Sat, 09 Jan 2010 19:43:21 +0900</pubDate>
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         <title>温室で発見したオオカマキリ</title>
         <description>先日のタイワンキチョウが大発生したモクセンナが気になり、温室の様子を見に行った時だった。ふと、目に飛び込んだのが立派なオオカキリであった。しかもこのオオカマキリ、褐色型と緑色型の中間的な色合いを持つ個体であった。温室内ではチョウの捕食者として嫌われるカマキリだが、最近目立つマダラコオロギやモリバッタなど、増えすぎると葉っぱを食害する昆虫にとっては重要な捕食者ともなる。最近における温室での発見は稀で、なによりも、常設展示のオオカマキリ成虫がちょうど絶えた時だったので、絶妙なタイミングで活きのいい新成虫が手に入ったことがうれしかった。</description>
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         <pubDate>Fri, 08 Jan 2010 17:52:55 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>タイワンキチョウの蛹集団</title>
         <description>温室のモクセンナに、タイワンキチョウが蛹集団をつくった。以前はナンバンサイカチでもたびたびあったことだが、今回は、かなり大発生の予兆を示している。幼虫によって丸坊主にされた枝先に蛹が鈴なりとなった光景は、見方によっては結実した種のようにも見える。それは、蛹同士の間隔がある程度一定だからである。蛹化する場所を決定するのに、隣との距離を決める物差しがきっとあるはずだ。実際、野外においても外敵からの捕食率は極めて低かったという観察例もあるようで、集団化することでの隠ぺい効果があるとしたら興味深い。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2010/01/06/post_459.html</link>
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         <pubDate>Wed, 06 Jan 2010 18:12:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>田お越しの風景</title>
         <description>昨日、実家から群馬にもどり、今日は土産をもって旧東村の知人を訪ねた。その帰り道、１２２号線から見下ろす小さな棚田で、田お越しをする風景が目に入った。すぐに車を止めてカメラでのぞきこんだが、どうやら、湿田に耕運機がスタックしてした様子で、おじいさんは耕運機をおいてすぐに立ち去ってしまった。耕す人物がいなければ、風景としてはちょっとつまらないと思っていたところ、すぐに奥さんであろう方が登場し、紐で引っ張り上げながら、田んぼから耕運機を引き上げた。その後、湿田の田お越しはあきらめ、一段上の田んぼで田お越しが再開した。生き物にとって棲みよい湿田環境だが、やはり、農家の方にとっては手ごわい田んぼのようである。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2010/01/04/post_458.html</link>
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         <pubDate>Mon, 04 Jan 2010 12:15:13 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ナミテントウのイラスト</title>
         <description>今日は大晦日。今年の一年を振り返り、企画展やら本づくりやら、「まぁ、頑張ったかなぁ」と思いつつも、「もっとこうしたほうがよかった」という課題は山のようにある。年が明けたらというか、もうすでに来年の春と夏の企画展準備が始まっているわけで、もうすでに時間に追われている。春の準備として、現在テントウムシ関連のパネルデータを作っているが、ナミテントウの遺伝や模様の解説をするのに写真よりもイラストが使いやすいと思い、慣れないイラストを手掛けてみた。実は今日から実家に帰省するが、このデータを持ち帰りながら、模様の変異のバリエーションを増やす作業を正月にやろうと考えているのだ。（進まないとは思うが・・・）</description>
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         <pubDate>Thu, 31 Dec 2009 10:52:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ゴーストマンティス</title>
         <description>昨日紹介したパラドクサはメスだが、今日はオスの表情を撮ってみることにした。オスはメスとほとんど同じ体格だが、枯れ葉にはそれほど似ていない。触角が極端に長く、頭頂部の突起も長いのが特徴だ。カマキリ特有の首をきょろきょろとよく動かすしぐさをするが、確かにこの表情でギロッとにらまれたら薄気味悪いかもしれない。ゴーストマンティスと呼ばれるわけがわかるような気がした。</description>
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         <pubDate>Tue, 29 Dec 2009 20:14:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>パラドクサ（Phyllocrania paradoxa）　</title>
         <description>毎年のことだが、年末はなにかと忙しい。年明けからの「昆虫たちの冬越し展」準備をやっと昨日終わらせ、今日はというと、年賀状をやっとお昼に書き終えることができた。午後になってちょっとすっきりした気分になり、「さて」と思った時、思い出したのがパラドクサのことだった。容姿の変わった外国産カマキリの展示を計画中で、いくつかの種類の幼虫を入手したが、一週間ほど前にパラドクサというアフリカのカマキリが羽化し、その枯れ葉に似た姿を早く写真に撮りたいと思っていた。アジアのカレハカマキリ類は数種が以前から知られているが、このパラドクサは小ぶりではあるものの、なんとも妖艶というか、不思議な雰囲気の魅力的なカマキリなのである。ゴーストマンティス（亡霊カマキリ）とも言われるらしい。</description>
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         <pubDate>Mon, 28 Dec 2009 06:47:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カレハガの幼虫</title>
         <description>１か月ほど前になるが、なかまたちとヤナギの木でコムラサキの越冬幼虫を探していた。なかなか見つからずにいたが、代わりに見つかったのがカレハガの幼虫であった。枝に張り付いた幼虫はかなり大きいが、樹皮と同調した色彩と立体感を消し去った姿は見事であった。まだ、枝先には葉が落ち切らずに残っていて、冬らしくなったら撮影しようと思っていた。そして今日、だいぶ冬らしくなり再びそのヤナギを訪れたのだが・・・。「確かこのあたり」と記憶をたより枝をなめるように見ていくが見つからない・・・。鳥に喰われたか？移動したか？あげくのはてには隣の木だったか？とも思えてきた。あきらめかけていた時、ようやく樹皮にその姿が浮かび上がった。同じ場所であったかは定かでないが、いるという前提で探していても簡単には見つけられないくらい見事な隠れぶりであった。</description>
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         <pubDate>Thu, 24 Dec 2009 14:33:39 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>テントウムシのファッションショー</title>
         <description>以前に採集し、冷蔵庫で保管しておいたナミテントウを引っ張り出し、模様の変異を白バックで撮影した。２紋、４紋、斑紋、紅型が代表的なパターンであるが、細かく分ければざっと５０種類、見方によってはそれ以上の模様変異となる。採集した６００匹の模様の比率を調べてみたが、一番多いのが2紋型で全体の７８パーセントであった。しかし、紋の大きさや欠け具合のバリエーションは実に多様だ。もっとも少ないのが紅型の班がないタイプで０．５パーセントにあたる３匹のみであった。</description>
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         <pubDate>Tue, 22 Dec 2009 18:32:57 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>キイロスズメバチの巣　オブジェ完成</title>
         <description>苦労して手に入れたキイロスズメバチの巣を、今日、ようやく展示することができた。簡単なようでなかなか難しかった苦労話となってしまうが・・・。巣の表面は意外と痛みが激しく、外壁が崩れている個所が多かった。そこで思いついたのが、完全な壁面を写真に撮り、和紙に出力して修復材とするアイデアだった。これがけっこうよい出来で、我ながら発想と結果のよさにうれしくなってしまい。丁寧さに欠けてしまうくらい修復作業を勢いづけてしまった。そして、巣の位置が幹から張り出した枝の基部に付いていたことから、本来ない基部の枝部分を接ぎ木する方法で修正する作業もなかなか難易度が高かった。なんとか継ぎ目を隠し、いよいよ、コンクリートの壁面に設置する作業に移った。細かい部分の修復がまだ必要だが、取り急ぎ、展示しつつ、生木部分を乾燥させることも大きな目的である。年明けから開催する「昆虫たちの冬越し展」の一環として、「葉が落ちて初めて気づく昆虫たちがいた痕跡」というテーマでハチ類の古巣を集めた展示の一部としたい考えでいるが、行く末はスズメバチ類をテーマとした展示コーナーに利用したいと思っている。</description>
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         <pubDate>Thu, 17 Dec 2009 19:24:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>キイロスズメバチの巣を展示に・・・</title>
         <description>先日お伝えしたキイロスズメバチの巣であるが、展示に使えればと昆虫の森の山師、小野里さんに相談をした。現場を見てきた小野里さんの答えは「採れるよ！」と一言。それからがすごい。その日の間に地権者の了解と、高所作業車の手配をすべて行い、昨日の夕方に作業がおこなわれたのだ。万が一に備えて、僕がまず上がり、ハチの確認をした。地上から14メートルの世界は想像以上の高さであった。巣の入り口に一匹だけ働きバチがついていたが、寒さで身動きもとれない状況であった。そして造園屋さんの若頭に交代し、枝を切り落とす作業に入ったが、ここでは語りつくせないくらい難易度が高い作業であった。そして、念願のキイロスズメバチの巣が手元に入り、その大きさと、独特なさざ波模様の美しさに、あらためて自然が作り出したアートの世界を堪能した。材料となる様々な木質繊維の色がこの模様を作り出すようだが、当の製作者は見栄えなど考えているはずもなく、結果とはいえこの縞模様のコントラストは出来すぎているとつくづく感じるのであった。</description>
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         <pubDate>Wed, 16 Dec 2009 19:20:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>キイロスズメバチの巨大な巣</title>
         <description>車でよく行き来をしている近所の道があるのだが、田んぼを挟んで１００メールほど先に雑木林が広がり、通るたびに四季が移り変わる風景を楽しんでいた。今日はよく晴れて、青空をバックに落葉が進みつつある紅葉の雑木林が映えていた。そんな風景に一瞬、何かを感じ取った。巨大な球体が落葉によって姿を現したのだ。地上から軽く１０メートルを超える高さに、７０センチはあろう巨大なキイロスズメバチの巣であった。望遠レンズで覗きこむと、すでにハチの姿はなく、おそらくたくさんの女王蜂を巣立たせたはずである。たった一匹の女王蜂からはじまり、人知れず営まれてきたこの王城のプロセスを振り返り、種として個体としての使命を全うした女王と、王国を支えた戦士たちの健闘をたたえたい気持ちになった。</description>
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         <pubDate>Sat, 12 Dec 2009 09:24:55 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>カメノコテントウの集団越冬</title>
         <description>どんよりとした肌寒い日であった。冬の展示の材料収集で雑木林を久しぶりに歩いた。ちょうどチャバネフユエダシャクが出現時期でメスがいないものかと幹を見回すが成果はなかった。ただ、ヤスマツトビナナフシの成虫が見つかりこの時期としては意外な収穫はあった。以前、カメノコテントウとヒメオビオオキノコが越冬していたサクラの立ち枯れに差し掛かり、同じ場所を覗いてみた。しかし樹皮がさらにめくれてもぐりこむ隙間はもうなかった。根元の樹皮が浮き上がった場所が目に入りめくるとカメノコテントウの翅だけがクモの巣にからんでいた。そこからさらに続く隙間を覗きこんだとき、身を寄せ合うカメノコテントウが目に入った。「これはもしかして・・・」ざっと数えて８匹はいるだろうと見込んだ。いざカメラをせっとして、樹皮をゆっくりとはがし現れた集団は意外にも下に向かって広がり、数えると２０匹であった。これだけの集団は僕としては初めてであり、まだこれからが冬の宝探し本番であるが、早々とお宝発見一号となった。</description>
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         <pubDate>Wed, 09 Dec 2009 17:20:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>コカブトムシの越冬</title>
         <description>今日もよく晴れてしかも風がなく暖かい。そんな小春日和と休日と重なったが、そろそろ年賀状やらいろいろとやらなくてはならない。気分転換をかねて、昼にちょこっとだけネタ探しに出かけることにした。かなり古い朽木が積んである場所に目がいき、削ってみることにした。不朽が進みぼろぼろの朽木は難なく崩れたが、一瞬、黒い甲虫の姿が目に入りながらも手が止まらず埋もれてしまった。「クロナガオサムシか・・・」と思ったが、かき分けて出てきたのはコカブトムシであった。越冬に入って早々に起こされ、迷惑そうにゆっくりと歩き始めた。</description>
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         <pubDate>Tue, 08 Dec 2009 13:41:51 +0900</pubDate>
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         <title>オナガアゲハの越冬蛹</title>
         <description>天気はいいが、木枯らしは冷たく冬らしい晴天となった。昼にぶらりと歩いてみたが、落葉もだいぶ進み、カラスザンショウも独特な葉柄痕を見せ始めていた。そんな当年枝に付いたオナガアゲハの越冬蛹に目を向けた。この蛹に気がついたのは確か１０月の上旬であった。まだ青々としたカラスザンショウで見つけた緑色の蛹は、もしかしたらそのまま羽化するのではと見守っていたが、結果的には越冬蛹であった。周囲にはまだ緑色が点在するが、この先、周囲の情景はこの蛹を隠しきれるか、ちょっと心配なのである。</description>
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         <pubDate>Mon, 07 Dec 2009 17:27:35 +0900</pubDate>
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         <title>オオゴマダラの蛹の主張</title>
         <description>毎年クリスマスが近くなると、話題にあがるのがオオゴマダラの蛹だ。クリスマスツリーにぶら下げたくなるような美しい黄金の蛹である。チョウの温室を備えた昆虫施設ならではの定番的アイテムともいえるが、本来であれば沖縄に行かなければというか、沖縄にいっても簡単に見られるものではない。群馬県で熱帯を見せる温室が必要か?という議論が常につきまとうが、今まで昆虫の森を訪れた子どもたちがこの蛹や、軽やかに舞うチョウを見てどれだけ感動し、自然というものに興味を持ったかは計り知れないはずだ。未来に向けた投資とはなんだろうか？世の中は「環境問題」を大きくかかげながら、「自然科学」への関心があまりにも低すぎる。</description>
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         <pubDate>Sat, 05 Dec 2009 09:29:18 +0900</pubDate>
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         <title>落葉の集積枠</title>
         <description>落葉の時期を控えて、今年も落葉をためる集積枠が園内各所にでき始めた。この試みは、７年ほど前からで、カブトムシの発生源をつくることと、落葉掻きの体験プログラムを行うためのものだった。当初は、杭とコンパネを組み合わせた単純なものだったが、景観的にいまひとつということで、現在の杭と竹とソダを素材とした手の込んだ仕様となった。この設計から製作までを仕切るのが、昆虫の森の山師ともいえる小野里さんである。子どものときから遊んだこの山を愛し、昆虫の森のカブトムシたちの父ともいえる存在なのだ。昆虫の森の仕事は、どこまでやればよいという基準がはっきりしない。落葉枠だってこんなに立派でなくてもだれもクレームはつけない。しかし、小野里さんは自分がかかわることの妥協はいっさい許さない。機能だけではなく、山の風景として美しいと、訪れる人々に感じてもらわなければという高い志をもっている。この風景は昆虫の森のオリジナルであり誇りでもある。</description>
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         <pubDate>Wed, 02 Dec 2009 19:54:42 +0900</pubDate>
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         <title>クヌギカメムシの交尾</title>
         <description>暖かな小春日和が続くが、平地にもようやく紅葉のピークが訪れた。夏場は緑色のクヌギカメムシの色合いも、同じく紅葉して美しくなっていくのは不思議だ。クヌギの幹では、お腹が大きくふくれたメスと交尾するオスの姿が目立っていた。互い違いの方向を向きながらも歩き回っていて、おのずと片方は後ろ歩きを強いられてしまう。見てみるとどれも引っ張っているのはメスのほうで、オスはしょうがなくついていくしかないようだ。</description>
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         <pubDate>Thu, 26 Nov 2009 08:05:59 +0900</pubDate>
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         <title>ヤナギコブオオアブラムシ</title>
         <description>いっそう冬らしくなるフィールドで、ヤナギの枝でまだまだ活動を続けているのがヤナギコブアブラムシだ。発生しているヤナギの木は、まず音でそれを感じることができる。というのも、葉に落ちた甘露を求めてハエやハチが集まり、木全体が羽音でにぎやかになっているのだ。木の下にいると、顔に水滴を感じるほどだ。昨年は、初冬のクリオオアブラムシの群れが、次第に卵のかたまりへと変化していく様子を見ているが、このアブラムシは、この先どんな変化を見せてくれるのだろうか？</description>
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         <pubDate>Mon, 23 Nov 2009 17:34:00 +0900</pubDate>
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         <title>アカハバビロオオキノコムシ</title>
         <description>冬らしさが増す中、元気がいい虫を見つけた。丸太積みに発生したカワラタケのひだに、鮮やかなオレンジ色が点々と見え隠れしていたのがアカハバビロオオキノコムシだった。今日の朝はかなりの冷え込みであったが、そんな寒さも気にしない様子で活動していた。日が昇り、カワラタケに陽が射したころ再び訪れてみると、朝より増して活発に動き回り、交尾をする個体もいれば、無心にキノコをかじるものもいた。こんなに寒くなって活動を始める割には、やっぱり暖かいほうが好きな変わった虫である。甲虫は種類が多いが、この時期に活発なのはアカハバビロオオキノムシをおいて、他にいるだろうか？</description>
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         <pubDate>Fri, 20 Nov 2009 19:58:41 +0900</pubDate>
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         <title>アオムシコマユバチの産卵</title>
         <description>羽化したアオムシコマユバチを使って、モンシロチョウに寄生するシーンを撮影できればと考えた。畑に行って、なんとか3齢幼虫を探しだし、材料がそろったところで実験を開始した。ブロッコリーの葉に乗せた幼虫をコマユバチの入った袋にそっと差し入れた。それほど顕著な反応はなかったが、1匹のハチが幼虫に興味を示し、まず背中に乗っかって寄生するべき宿主として適当か確かめている様子であった。そして、ようやく腹部の先を突き立てて産卵をしたのだった。少なくとも十数個、多いときは30個くらいの卵を産むはずだが、以外にも産卵時間は短く、せいぜい5秒程度といったところだった。</description>
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         <pubDate>Mon, 16 Nov 2009 13:40:40 +0900</pubDate>
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         <title>アオムシコマユバチの誕生</title>
         <description>先日、モンシロチョウの幼虫から出てきたアオムシコマユバチが、ぞくぞくとハチの姿となってマユから出始めた。野外ではこの時期に羽化しないと思うのだが、温度的に20から25度くらいの管理下ではあったが、概ね一週間で羽化したことになる。オスとメスの違いを探ろうと無数のハチをじっくりと見るが、体型的に性差がある2タイプを見いだせなかった。よく見てみると、やや腹部が膨れて白っぽい部分があるタイプと、それと比べてほっそりしている2タイプがあることに気付き、そうなれば当然腹部が大きいほうがメスだと思った。しかし、交尾をしている個体に気付き、特徴を見るとなんと予想とは逆の特徴であることがわかった。ふと、マユを見ると、黒い頭だけ見え隠れする脱出前のマユに、数匹のハチが群がっていた。メスの誕生を察知し、交尾をしかけようとするオスバチたちであった。</description>
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         <pubDate>Sat, 14 Nov 2009 13:11:11 +0900</pubDate>
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         <title>シブイロカヤキリ</title>
         <description>秋の展示を片付けているときだった。ゴミを詰め込んだ袋を捨てようと持ち運ぶとき、袋の表面にへばりついていたのがシブイロカヤキリであった。クビキリギスと同じく成虫越冬するキリギリス類だが、春先に鳴いている個体は容易に発見できるが、秋はなかなか見つけられほど個体数が多くない。探しても見つからない虫との出会いとはこんなものだと思った。べったりと張り付くポーズが得意な虫で、ガラスに張りつかせ裏と表、顔のアップを撮ってみることにした。</description>
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         <pubDate>Thu, 12 Nov 2009 18:18:07 +0900</pubDate>
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         <title>クビキリギスの体色変異</title>
         <description>先週の天気が良い日、冬の展示用にクビキリギスとツチイナゴを採集しなければと草はらに向かった。しかし、ツチイナゴはたくさん採れたがクビキリギスは一匹のみであった。少し前には、たくさん見かけたような気がしたが、最近の冷え込みですっかり越冬モードに入ってしまったのだろうか。「ちょっと準備が遅かったか・・・」と悔んだ。そして今日、午前中は小春日和となり、園外の田んぼの畦にぶらりと出かけた時だった。刈り取った草が積まれた場所で、足元から一匹のクビキリギスが飛び出したのだ。こんなにクビキリギスの発見がうれしかったこともそうそうあることではないが、なんとその一帯で次から次へとクビキリギスが捕まりあっというまに十数匹も採集することができたのだ。「いるところにはいるもんだ」と意気揚々と持ち帰ることとなった。活きのよい個体がそろったところで体色変異を撮っておこうと白バックで撮り始めた。ピンク色の個体は昨年撮影したものだが、今年も一般の方が、採集したものを寄贈してくださり、冬の間、5色のクビキリギスを楽しむことができる。</description>
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         <pubDate>Tue, 10 Nov 2009 17:34:41 +0900</pubDate>
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         <title>テントウハラボソコマユバチ</title>
         <description>テントウムシの天敵としてテントウハラボソコマユバチは有名だが、今日は、そんな寄生の瞬間を観察することができた。触角でテントウムシを確認するや否や、うろうろとテントウムシの周囲を歩きまわると左側から産卵管を突き立てはじめたのだ。寄生性をもつ数あるハチの中でも、甲虫の成虫に寄生するタイプは極めて少ないようだ。しかし、アブラムシの天敵がテントウムシであるように、テントウムシにとっても専属の天敵としてつくられた！？のがこのテントウハラボソコマユバチなのである。「寄生」という言葉の印象は、人間社会においては楽をして他人の甘い汁をすするようで、あまりよい響きではないが、昆虫界の寄生戦略を見ていると、そのメカニズムの複雑さと華麗な攻略に、システムの美しさを感じずにはいられない。</description>
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         <pubDate>Sat, 07 Nov 2009 19:08:12 +0900</pubDate>
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         <title>アオムシコマユバチの幼虫</title>
         <description>冬越し昆虫の展示準備も他の企画展と並行して始めているのだが、モンシロチョウの蛹を展示するために、水曜日にブロッコリー畑で終齢幼虫をかき集めたのだ。その後ケースで管理しているのだが、正午過ぎにケースを覗くと２個体の幼虫からほぼ同調してアオムシコマユバチの幼虫が体表を破って蠢いているのを発見した。なんともおぞましいと思いつつも、モンシロチョウの生活史上の天敵である彼らの生態もまた重要な位置づけであり、その様子を撮影することにした。ウジ虫の兄弟たちは、モンシロチョウの幼虫から完全に出きると即座に糸をはきはじめマユづくりをはじめた。中齢期に体内に産卵された卵は、５齢期のある程度成熟期を見越して孵化し、いっきに宿主を食いつくす。しかも、生かさず殺さず、神経、消化器系には触れず、蓄えられた脂肪体を食べるという。このおぞましい光景以上に背景にあるメカニズムこそが興味深い。</description>
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         <pubDate>Fri, 06 Nov 2009 20:13:05 +0900</pubDate>
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         <title>シベリアカタアリの女王</title>
         <description>今日は、セミの卵が入った枯れ枝を探しに公園に出かけた。それほどはっきりとした産卵跡は残さないが、なんとなく産みつけそうな枯れ枝をポキポキと折って袋に詰め込んだ。当然セミの卵や孵化を撮影するための材料であるが、とりあえず卵の撮影をしようと剪定ばさみで削り始めた時だった。樹皮下にポコっと空いた空間にいたのがシベリアカタアリの女王であった。腹部の四つ紋が、過去に調べたアリの特徴と合致し、「たしかシベリア・・・」まで思い出し、少し時間をおいて「カタアリ」を思い出し、ネット検索で確認をしたのだ。とくに珍しくもないが、どこにでもいるアリでもないようで、偶然がもたらした出会いであった。</description>
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         <pubDate>Thu, 05 Nov 2009 17:29:11 +0900</pubDate>
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         <title>ヒナバッタのメス</title>
         <description>今日の朝は初霜が降り、残り少ない秋の昆虫たちにはきつい寒さであったに違いない。しかし、昼間はよく晴れて気温も上がった。この時期に目立つバッタといえばツチイナゴだが、彼らは成虫越冬なのでまだまだ元気で当然だ。卵越冬のバッタで春先一番に現れ、秋遅くまで見られるのがヒナバッタで、おそらく２回世代繰り返しているのだろう。午後に畑の脇の低い草地を訪れると、そこにはずいぶんたくさんの個体が見られた。ヒナバッタの白バック写真をデジタルで撮り直していないことを思い出し、あまり擦れていない個体を選び出して採集した。褐色系の地味な色合いだが、色の濃さや模様には変異が多く、今更ながら、どの色合いがスタンダードといえるのか考えてしまった。</description>
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         <pubDate>Wed, 04 Nov 2009 20:05:37 +0900</pubDate>
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         <title>イリオモテモリバッタの羽化</title>
         <description>３時を過ぎたころ、温室の様子を見に行った時だった。サンタンカのつぼみにぶらさがり、羽化を始めたイリオモテモリバッタを発見した。急いでカメラを取りに行き撮影を始めたが、ちょうど通路に沿った場所で、お客さんが通りかかっては、そんな場面を興味深く見ていった。お子さん連れのお母さんが「バッタって脱皮するんだ！」と言えば、女の子は「私は知っていたよ」と誇らしげに会話していた。本来なら、通り過ぎてしまったであろうこんなシーンが、何組かのご家族の目にとまり、ちょっとした観察会となった。</description>
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         <pubDate>Sat, 31 Oct 2009 19:37:42 +0900</pubDate>
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         <title>放浪者　キアシナガバチのオス</title>
         <description>朝の気温は低く、だいぶネタ探しの苦しい季節となってきた。それでも使える時間を歩かなければ出会いもない。やっと朝日が差し込んだフィールドで出会えたのはキイロアシナガバチのオスであった。イチジクの葉上で、熟した実のかけらをなめていたが、おそらく昨日の夕方からそのまま一夜を過ごしたのであろう。同じ木にはもう一匹同様のオスがいた。社会性があるアシナガバチもこの時期はすでに巣から離れ単独生活だ。決して「気まま」ともいえないが、少なくとも自分自身の考えの中で行動を起こし、生きている間、チャンスがあれば交尾をして遺伝子を残そうと、オスとして孤独でありながら自由な日々を送っているはずだ。そんな姿は、ある意味うらやしくも、また、さみしくも感じさせた。</description>
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         <pubDate>Thu, 29 Oct 2009 21:02:49 +0900</pubDate>
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         <title>奇妙なシルエットの正体　</title>
         <description>西日に透かされたツルウメモドキの葉に奇妙なシルエットを発見した。ずいぶん脚が多いが多足類でもなさそうだ。葉の表に姿を現したのは、ワカバグモを捕食するネコハエトリであった。ほぼ同じ体格だが、ワカバグモの背後からガブリと噛みついた形だ。この２種類、狩の戦略はまったく異なり、ワカバグモは待ち伏せ型、ネコハエトリは敏捷さを生かした攻撃型だ。この２者の攻防は想像でしかないが、かなりスリリングな展開だったに違いない。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/10/27/post_432.html</link>
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         <pubDate>Tue, 27 Oct 2009 17:59:09 +0900</pubDate>
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         <title>キイロテントウ　ウドンコを食べる</title>
         <description>春に向けた、テントウムシのテーマ展準備もそろそろ始めなくてはならない。テントウムシの話題で欠かせないのが、その食性のバリエーションだ。アブラムシを主体とした肉食性グループ。そして食葉性のグループ。この二つは写真があるが、もうひとつの菌食性を表す写真がなく課題となっていた。時期的にはそろそろ厳しいとあきらめかけていたときだった。キイロテントウがこの時期ライトトラップによく集まり採集しておいたのだが、ヒャクニチソウの葉にウドンコ病がずいぶんと出ているのを発見し、与えてみることにした。キイロテントウをウドンコ病の場所にそっと移動すると、口先を小刻みに動かし、菌糸をはぎ取るように食べ始めた。それにしても、野外では、こんなシーンは見たことがない。というか、幼虫自体も見かけず、いったいどこで繁殖しているのだろう？</description>
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         <pubDate>Mon, 26 Oct 2009 06:58:22 +0900</pubDate>
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         <title>ハナカマキリの１齢幼虫</title>
         <description>ハナカマキリの展示ケース内で産卵された卵から、1齢幼虫が誕生した。その姿に懐かしさを覚えたのは、十数年前、豊島園昆虫館時代にハナカマキリの累代飼育に力を入れていたからだ。1齢期だけの赤と黒の奇抜な姿は、一説によるとカメムシ類に擬態しているとも言われている。久しぶりの対面となり思わずカメラを向けたが、ファインダー越しに見えるエイリアンのような表情に、とても新鮮さを感じた。</description>
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         <pubDate>Sat, 24 Oct 2009 07:11:49 +0900</pubDate>
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         <title>ニジゴミムシダマシ</title>
         <description>天気の良い日が続くが、だいぶ秋も深まり昆虫たちとの出会いも少なくなりはじめた。今日は何か探さなければという思いで散策していた。朝日があたり始めたシイタケ廃材の断面で見つけたのがニジゴミムシダマシであった。テントウムシほどの小さな甲虫だが、光線の加減や見る角度でずいぶんと美しい虹色を見せてくれた。「よし、今日はこれにしよう！」と決め、腰をすえて撮り始めた。自然光で撮ることは大前提だが、なかなか虹色をうまく出せなかった。車にレフ板を取りに行き、少しでも美しい虹色が浮き立つように試行錯誤をしてみた。いわゆる「玉虫色」ということわざがあるが、語源となるタマムシとは比較にならないくらい、、見る角度によって美しい虹は常に変化を見せてくれた。</description>
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         <pubDate>Wed, 21 Oct 2009 20:56:21 +0900</pubDate>
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         <title>稲刈り後の土手</title>
         <description>昆虫の森の西に、フェンスを隔てた田んぼと土手がある。当然園外であり、稲作が古くから営まれた民地である。出退勤時にいつも眺めながら「いい田んぼだなぁ」と僕の心を和ませる風景があるのだ。ここには、園内では稀なオナガササキリが毎年安定して発生し、８月あたりから「ジッ・ジッ・ジッ」と声を響かせている。田んぼの畦や土手を利用する昆虫たちは、草刈りによって失われた環境を、一時的に水田内に避難し、稲刈りの頃、再び復元した草地に戻ってくるのだ。これも、人間が介在する里山環境と生き物がうまく折り合い、水田環境と昆虫たちの不思議な関係を生み出している。土手にすっかり茂ったチガヤのベルト地帯には、稲刈りも終わり、田んぼにいた昆虫たちがこぞって集結し、すごい密度で昆虫たちが集まっていた。ほんのり赤く色づいたチガヤの上では、沈みかけた西日を浴びながらオナガササキリが力強く鳴き続けていた。</description>
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         <pubDate>Sun, 18 Oct 2009 20:16:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クチブトカメムシの交尾</title>
         <description>何気なく見た低いクヌギの葉上で交尾していたのがクチブトカメムシだった。初夏のころ終齢幼虫や羽化を始めた成虫を見る機会が多いが、盛夏から秋という多くの昆虫の最盛期である時間をおいて、秋も深まったこの時期が彼らの繁殖期のようだ。食植性で成虫越冬が多いカメムシ類の中で、鱗翅目の幼虫を主体とした肉食というクチブトカメムシの食物事情が、これからが産卵期、卵越冬、そして春に孵化し、イモムシ、ケムシがもっとも多い春から初夏が成長期というライフサイクルを生み出したのかもしれない。しかし、夏の間成虫はどこでどのように過ごしていたのだろうか？</description>
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         <pubDate>Sat, 17 Oct 2009 19:24:36 +0900</pubDate>
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         <title>アカエグリバ</title>
         <description>だいぶ秋も深まり雑木林も枯れ葉色が目立ち始めた。それと同調するように現れるのがアカエグリバだ。枯れ葉にも様々な色合いがある中で、アカエグリバは特に赤っぽい枯れ葉に化けているようだ。そして、なにより虫食い跡を思わせる上翅のアウトラインが個性的だ。幼虫はアオツヅラフジを食草とするようだが、いまだにその姿を見たことがない。</description>
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         <pubDate>Fri, 16 Oct 2009 18:57:51 +0900</pubDate>
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         <title>ニホンミツバチ ＶＳ オオスズメバチ</title>
         <description>今日は、ニホンミツバチがオオスズメバチの襲撃から巣を守る様子を撮影した。巣板に近づくオオスズメバチに対し、ニホンミツバチも数匹が応戦するが、瞬く間にかみ殺されてしまい蜂球攻撃は簡単に行わなかった。しかし、境界線があるのか、それともタイミングを図っていたのか、その行動は突然に起きた。なだれ込むようにオオスズメバチを取り囲むとあっという間に団子状態になり、そのまま落下したのだ。さすがにオオスズメバチもこれにはかなわないと見えたが、団子の中ではそれなりに大あごで抵抗している様子で、ニホンミツバチの死骸もバラバラと転がりはじめた。蒸し殺すといってもすぐに効果は出せないので、防衛策があるとはいえ、ニホンミツバチにとってもやはりリスクは大きいようだ。</description>
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         <pubDate>Wed, 14 Oct 2009 17:49:18 +0900</pubDate>
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         <title>晩秋のルリボシヤンマ</title>
         <description>好天の休日となり、沼田の湿地に出掛けることにした。以前ほどではないが、まだまだ、ヒメアカネもルリボシヤンマも飛んでいた。しかし、山の秋は深まりが早く、トンボたちの翅はすでに艶を失い、この先、ますます深まっていく秋とともに姿を消していくはずだ。そんな年老いたトンボたちが、残された余生の中で最後まで子孫を残そうとする姿を垣間見ることができた。足元でカサカサと音がして目をやれば、翅がボロボロのルリボシヤンマが必死に産卵をしていた。ヨロヨロと飛んで移動しながら、産卵を続けていた時だった。オスがそのメスにアタックし、首根っこ掴んだのだ。本来であれば、そのまま連結して飛んで行ってしまうところだが、このメスは飛ぶ力も弱く、オスの牽引を拒絶するように草にしがみついてしまった。オスは必死に翅をばたつかせて、ようやく観念したメスをひっぱり飛んで行ったのだが、その様子はフラフラとたよりない連結飛翔であった。</description>
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         <pubDate>Tue, 13 Oct 2009 18:02:37 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>キバラヘリカメムシの羽化</title>
         <description>午後３時をまわったころ、ぶらりと園内を歩く時間がとれた。ニシキギの脇を通ったとき、「そういえばキバラヘリが・・・」と先日見た様子からそろそろ羽化のピークではないかと思い出させたのである。枝先を覗き込むとお昼頃に羽化したであろう、まだやわらかそうな成虫がいくつも付いていた。「ちょっと遅かったか」と思ったが、個体数が多いだけに遅れて羽化するのもいるはずとくまなく見て行った。「いたいた！」傾いた西日を背にして、まだぶらさっがった状態の成虫を発見することができた。</description>
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         <pubDate>Sat, 10 Oct 2009 11:32:23 +0900</pubDate>
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         <title>オオカマキリとハリガネムシ</title>
         <description>ハリガネムシに寄生されたオオカマキリが手に入った。なぜ寄生されているかがわかったかというと、オオカマキリをつかんでいるとき、腹の先から「ニュッ」と顔を出したのだ。おそらく宿主の危機を感じ、脱出しようとでも思ったのであろうか。しかし、再び腹の中にひっこんでしまった。本来、宿主が水辺に到達したときに脱出し、その行動を宿主に促すとも言われている。そこで、水辺の脇にオオカマキリを移動させてその行動を見ることにした。人間が関与した実験行為ではあるが、オオカマキリの行動に驚かされた。なんと、水辺にまっしぐらに進むとそのままダイビングしてしまったのだ。そして浮きあがりながら明らかに水をガブガブと飲み始めた。すると、腹の先からハリガネムシが脱出したのである。急な展開にアタフタしながら、ここでどのように写真を撮ろうか迷い、とっさの判断でオオカマキリを水から出して撮影してしまった。これは、両者をはっきりと写し込みたかったからである。しかし、この一連の行動をそのまま撮ったほうがおもしろかったとひどく後悔することになった。おそらく、ハリガネムシは宿主の水分欠乏を促すことで水辺へと誘導していると直感的に思ったからだ。</description>
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         <pubDate>Fri, 09 Oct 2009 10:46:50 +0900</pubDate>
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         <title>アカトンボの白バック撮影</title>
         <description>月曜日はぼちぼちの天気に恵まれて、新潟県山古志村付近で採集を行った。そこで偶然にも採集できたのが先日の那須では逃したキトンボであった。今回は、見つけたとたん何が何でも採ってやる！という意気込みで網をふるった。そんなキトンボやコノシメトンボなど、標本資料用に採集したアカトンボを、今日はまず白バックで資料写真の撮影をすることにした。変色しやすいトンボ標本は、生きたままの色での資料写真が主流で、背面と横位置での撮影を一つずつこなしていくのは結構大変な作業なのだ。そんな作業の中、ちょっと発見したことがあった。というのも真背面と真横というカタログ用の商品撮影のように撮っていくと、それぞれの色やプロポーションを改めて比較し、認識する機会となったのだ。以外にも普通種のマユタテアカネのオスは結構いい色で、しかもバランスのとれたアカトンボらしい姿で、この日の一連の撮影でもっとも美しいと感じたアカトンボであった。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 Oct 2009 19:49:34 +0900</pubDate>
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         <title>炭焼窯のニホンミツバチ　その後</title>
         <description>５月に一度お伝えしている、園内の炭焼窯につくられたニホンミツバチの巣を、今日は久しぶりに覗き込んで見た。まず驚いたのは、巣の大きさが３倍以上になっていたことだ。よほど好条件なのかその巨大化に驚かされた。それほど離れていないセイヨウミツバチの巣には、オオスズメバチの一群が毎日おしかけているが、ニホンミツバチの巣にはまったく気配がない。キイロスズメバチが一匹だけ偵察をしていたが、それ以上の行動にはでなかった。やはり、撃退策をもっているニホンミツバチには、あえて近づくことによって生じるリスクを心得ているのか？しかし、営巣する場所によってはかなりのダメージを負う巣もあるという。そんな攻防も見てみたいものだが、この巣が末永くここにとどまってほしいと願うのであった。</description>
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         <pubDate>Sun, 04 Oct 2009 20:45:42 +0900</pubDate>
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         <title>カトリヤンマの災難</title>
         <description>天気がよく気温も上がった今日、だいぶ日が傾いていたが、一昨日のカトリヤンマが気になり田んぼへと様子を見に行った。思ったとおりたくさんのカトリヤンマが稲穂のすきまから出たり入ったりを繰り返していた。そんな様子を見ていて発見したのが、ナガコガネグモの巣にかかったカトリヤンマであった。しかし、獲物が大きすぎるせいか捕食されずに、翅の先だけに糸が巻かれてもがいていた。こままでは無駄死にとも思い、糸から外すとたよりなく飛んで行った。</description>
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         <pubDate>Sat, 03 Oct 2009 11:02:25 +0900</pubDate>
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         <title>田んぼのカトリヤンマ</title>
         <description>午後あたりから久しぶりに日が差し始め気温もだいぶ上がった。休日だったので、どこかに行かなければもったいないと思い、向かった先は稲刈りを間近に控えた田んぼであった。やや傾いた陽を浴びた、黄金色に色づいた田んぼでは、イナゴやらアカトンボやらでずいぶんと賑わっていた。なにか面白いシーンを探し散策を始めたときだった。「カサカサ」と明らかにトンボの翅と稲がこすれる音がし、そのあたりを見てみるが何もいない。どうやら、稲穂より下の空間にいて、そこから出たがっているようであった。そしてようやく田んぼの上に浮上したのはカトリヤンマのメスであった。田んぼの地面で産卵をしていたのだろう。その場でしばらくホバリングをすると、すっとどこかに飛び去っていった。</description>
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         <pubDate>Thu, 01 Oct 2009 18:07:50 +0900</pubDate>
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         <title>キバラヘリカメムシの幼虫</title>
         <description>園内のニシキギでは、いたるところでキバラヘリカメムシの幼虫集団が発生している。これも、この時期ならではの季節感ある光景だ。黄色と黒のツートンカラーは警告色だろうが、大小さまざまな幼虫が寄り添うことで、警告を増幅させているのだろうか？おなかが減った個体はそこから実まで出歩き満腹になると再びもどってくるようだが、肩を寄せ合うというよりは、けっこうひしめき合っていて狭くなると体をゆらしてけん制もしている。メリットがあるから集まるが、お互いの距離感も大事のようである。</description>
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         <pubDate>Thu, 01 Oct 2009 11:56:10 +0900</pubDate>
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         <title>タガメの飛翔</title>
         <description>タガメが飛ぶシーンをいつか撮りたいと思っていた。しかし、本来水中生活者であるタガメはなかなか簡単に飛んではくれない。野外でも盛んに飛び回るこの時期、夜に杭に登って飛びたがっている個体を選び出し、飛翔の瞬間を狙った。杭に上るというのはまず飛びたがっている第一段階で、それから前胸をピクピクと小刻みに動かし始めるのだがこの動作がけっこう長い。おそらく、普段は使っていない筋肉なので、ある程度ウォーミングアップが必要なのだろう。少し体を浮かせたかと思うと突然「ブロローン」と羽音を立てて飛び立っていく。一度飛び立った個体はしばらくはよく飛ぶのだが、カブトムシなどの飛ぶシーンに比べるとシャッターチャンスは極めて低い。</description>
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         <pubDate>Wed, 30 Sep 2009 12:40:19 +0900</pubDate>
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         <title>トノサマバッタの飛翔ポーズ</title>
         <description>今日は週休日だが、朝から天気は悪く、そろそろ写真整理とかもはじめなければと一日の予定を考えていた。ふと、昨日の帰り道、道路で拾ったトノサマバッタの事を思い出した。きれいな緑色型で、何かに使えると思って持ち帰ったわけだ。そんなトノサマバッタを使って、飛翔の白バック撮影を思いつき始めることにした。気温が低く、バッタの動きもいまひとつ切れがなかったので、投光器で温めると次第に調子があがり、昆虫界の名ジャンパーらしい、カッコいいポーズをきめてくれた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/09/29/post_415.html</link>
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         <pubDate>Tue, 29 Sep 2009 17:40:15 +0900</pubDate>
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         <title>ナナホシテントウの孵化</title>
         <description>野外ではナナホシテントウの秋の繁殖期が始まりつつある。５日前に産卵されたナナホシテントウの卵が今日になって孵化した。春さきになしえなかったナナホシテントウの一生の一コマをようやく埋めることができた。不思議なのは、春先は植物にほとんど産卵しなかったのが、秋は素直に葉っぱの裏側に卵塊を作ってくれるのである。越冬後と越夏後では、産卵場所の選択が大きく異なることになる。当然、春と秋という気候や草はらの空間的な差がそうさせているのだろう。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/09/26/post_414.html</link>
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         <pubDate>Sat, 26 Sep 2009 07:25:39 +0900</pubDate>
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         <title>ニイニイゼミの孵化</title>
         <description>ニイニイゼミの産卵痕がついた枝をいくつか集めておいたのだが、ここ数日に孵化のピークを迎えている。セミの多くは卵越冬し、翌年に孵化するパターンが一般的だが、ニイニイゼミは産卵された年の秋に早々と孵化し、土中生活が始まるわけである。枯れ枝からニョキッと姿を現した１ミリほどの小さな幼虫は、孵化と同時に脱皮しエビのような前幼虫からセミらしい前脚を持った１齢幼虫へと姿を変え土中を目指して歩き始めた。</description>
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         <pubDate>Fri, 25 Sep 2009 20:30:16 +0900</pubDate>
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         <title>キトンボ</title>
         <description>今日は、栃木県の那須にタガメの採集に仲間たちと向かった。過去１０年、確実に捕れる池にまず向うが、ブラックバスが泳ぐ姿が目に入り、しかもアメリカザリガニまでもが異常に繁殖し、またひとつタガメの生息できる池が消えたことを確認する無念さを味わうことになった。気を取り直して向かった次の池ではなんとか成虫４匹を採集したが、この池もいつまでこの状態を保てるか不安がよぎった。知っている範囲では次に向かうべき池はなく、気ままに車を走らせて偶然見つけた池にいたのがキトンボであった。ここではタガメも一匹追加し、水網しか持っていなかったので、一度車にもどり、昼飯後にキトンボを採集しようということになった。当初、梢に止まるキトンボは３匹ほど確認したが、昼食後に戻ると一匹だけになっていた。網を振る前に写真が撮りたいとわがままを言い、とりあえずカメラを向けるがかなり近い距離まで接近することができた。逆光に透かされた黄色い翅はキトンボならではの美しい姿であった。さて、いよいよ採集しようということになったが、想像以上の俊敏な飛翔に捕虫網は空を切り、その後キトンボはもどらなかった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/09/24/post_412.html</link>
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         <pubDate>Thu, 24 Sep 2009 19:53:57 +0900</pubDate>
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         <title>チョウセンカマキリを求めて</title>
         <description>世の中はシルバーウィーク。天気もそこそこで、秋の行楽シーズンに全国がにぎわったようだ。僕の仕事はサービス業みたいなもので、暦の休みとはあまり関連がないのだが、今日は週休日に当たり世間一般と同じ休日を過ごすこととなった。家族でどこかに行こうということになり、長野県の佐久市に行くことになった。とあるリゾート地で温泉に入り、帰りに臼田の瀬川という鳥肉専門店で「むしり」なる大好物の鶏肉を買って帰る予定としたが、以前、チョウセンカマキリがたくさんいた田んぼが気になり、夕方にちょこっと寄ることとなった。オオカマキリとの対比で欠かせないチョウセンカマキリだが、桐生市あたりでは少なく探して簡単に見つかるというものでもない。佐久市の目的の田んぼに着くと、予定通りごくふつうに稲穂にチョウセンカマキリが付いていた。しかし、オオカマキリもそこそこ混じるところが棲み分けの境界として興味深いのだ。オオカマキリに比べてやや小ぶりでスレンダーな体型。そして上翅の側縁に独特なくっきりとしたラインがきりりと映える姿は僕にとってお気に入りのカマキリなのである。そんな満足感も味わえた休日となったが、帰りの渋滞にはちょっとしびれた。</description>
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         <pubDate>Tue, 22 Sep 2009 20:12:35 +0900</pubDate>
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         <title>思わぬ発見　ツノゼミ一種の幼虫</title>
         <description>春先にやりきれなかったナナホシテントウの生活史の撮影を、秋となって再び再開した。その舞台となる植物は、初夏の頃に多く、この時期でもあるヒメジオンを選び、鉢植えにしてみた。撮りこぼしたナナホシテントウの孵化シーンを撮影するために、まずはハルジオンの葉っぱに卵を産んでもらうことから始めてみることにした。卵を産みたそうなナナホシテントウを歩かせていた時のことだった。茎に止まる見慣れない昆虫の姿にふと気付いたのだ。その風貌からツノゼミの幼虫と断定したが、さて何ツノゼミの幼虫だろうか？いずれにしても思わぬ発見であった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/09/21/post_410.html</link>
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         <pubDate>Mon, 21 Sep 2009 20:28:00 +0900</pubDate>
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         <title>アキアカネと彼岸花</title>
         <description>昆虫の森では連休と重なって彼岸花が見ごろを迎えている。花だけでも十分に楽しめるが、アカトンボがそれに絡めばさらに秋らしい風景となる。今日はちょっと風が強めだが、コントラストのきいた秋晴れとなり、朝から彼岸花の蕾に止まるアキアカネやナツアカネがたくさん見られた。こんな日にのんびりと・・・と思うところだが、残念ながら出勤日で、時計を気にしながら田んぼを後にした。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/09/20/post_409.html</link>
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         <pubDate>Sun, 20 Sep 2009 19:34:20 +0900</pubDate>
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         <title>銀座のアオマツムシ</title>
         <description>今日は出張で銀座に出向くことになった。いつもであれば、カメラは持って行かないが、今回は、せっかくの出張の機会に、夜の銀座で鳴くアオマツムシが撮りたいという思いでそれなりの装備で臨んだ。7丁目の銀座ライオンで打ち上げをしたが、ついつい生ビールを飲み過ぎてしまった。それでも、重たい機材を持参した成果を出そうと、頭をリセットして街路樹のアオマツムシの撮影を始めた。銀座の通り沿いはかなり多様な街路樹が植えられているが、低い樹木にはカネタタキがどこにでも鳴いていたし、アオマツムシの声もほぼ全域に響いていた。東京という土地柄のおもしろいところは、そんな虫たちの声に気づく人も少ないし、そんな虫にカメラを向ける人にも無関心で、ある意味仕事が進めやすい。酔っていながらもかなりの集中力を使って、都会の鳴く虫のたくましさを表現したいと思いながらカメラを向けた。</description>
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         <pubDate>Wed, 16 Sep 2009 06:55:41 +0900</pubDate>
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         <title>アオマツムシ</title>
         <description>９月６日の日曜日に娘と遊園地に行ったときのことだった。丸太のボートで水路を行く乗物に乗った時、発車してすぐの水際の壁にアオマツムシが付いていることに気づいた。あっという間に通り過ぎてしまったが、娘が再び乗りたいというので、次は捕まえてやろうと手を伸ばし手に入れたのがこのアオマツムシだ。何か縁があると思い、部屋で大事に飼育しているのだが、今日はサクラの葉上に乗せて力強く鳴く姿を撮影することにした。</description>
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         <pubDate>Tue, 15 Sep 2009 18:24:07 +0900</pubDate>
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         <title>アキアカネの首かしげ</title>
         <description>朝からコントラストの強い日差しが降り注いだ。田圃の土手には彼岸花も顔を出し始め、そんなてっぺんに止まるアキアカネを探してみた。アキアカネは止まる場所が気に入るとしばらくはいすわり、時折、その頭上をかすめる獲物を捕獲しては再び戻りむしゃむしゃとよく食べている。そんな合間に、「クルッと」首をかしげるようなポーズを見せる。どんな意味があるかわからないが、その表情はけっこうおもしろい。撮影しようとチャンスを待つが、なかなか一瞬の出来事でタイミングが難しい。三脚を立てて、電磁レリーズも試みたが、たいてい三脚を立てている間に驚いてどっかにいってしまうのだ。手持ちではピントの保持がけっこうきついアップであったが、肘をついてなんとかねばり、やっとかしげる瞬間にシャッターを同調することができた。</description>
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         <pubDate>Mon, 14 Sep 2009 20:57:40 +0900</pubDate>
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         <title>ニセハナマオウカマキリの幼虫</title>
         <description>展示用に以前入手したアフリカ産のニセハナマオウカマキリの幼虫がようやく亜終齢幼虫まで成長した。見た目はまだまだカレハカマキリの幼虫と大差はなく枯葉に擬態したような姿だ。しかし、そのカマの内側には成虫同様の派手な模様がすでにあり、つっつくと独特な威嚇のポーズを見せてくれた。なんとも奇妙なそのポーズは、いったい何を表現したいのだろうと考えてしまうが、相手が驚きさえすれば、結果オーライでここまで進化として確立されたのであろう。</description>
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         <pubDate>Fri, 11 Sep 2009 18:10:21 +0900</pubDate>
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         <title>オオカマキリのポーズ</title>
         <description>天気のよい休日となり、さて今日は・・・と予定を考えていた。片づけなければならないもろもろの事は山のようにあるのだが、昨日に行ったススキの湿地が気になり、午後から足は勝手にその場所を目指していた。昨日は短い時間で散策が不十分であったが、じっくりと歩いてみると、ヒメアカネがたくさんいたり、交尾するオオカマキリのペアをいくつも見ることができた。メスを探している最中なのか、オスのオオカマキリがススキの茎に目立っていた。僕が近づく気配に気づき、ギロッとこちらを振り向くと、ちょっと緊張した様子で前脚のカマを伸ばしカマキリらしいポーズをきめてくれた。</description>
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         <pubDate>Tue, 08 Sep 2009 19:19:43 +0900</pubDate>
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         <title>ルリボシヤンマのホバリング</title>
         <description>今日は採集業務で武尊（ほたか）まで出かけ、ハンミョウとカンタンなどを採集した。その帰りがけに車窓から見えたススキの茂る空き地にふと立ち寄ることにした。ススキ原に足を踏み入れると、そこは意外にも湿地で、ところどころに水たまりがあり、その上を飛び交っていたのがルリボシヤンマであった。何匹ものオスがテリトリーを張り、ホバリングをする光景が見られ、さっそくカメラを構えることにしたのだ。自分は動かず、ルリボシヤンマがいい間合いに来るのを待つことにした。150ｍｍ相当のレンズでは、フレームからはみ出るほど近くでホバリングをすることもあったが、ピントを合わせにもたもたしていると、さっと移動してしまうのだ。何度となく緊張がよぎる中で夢中でシャッターを切った。</description>
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         <pubDate>Mon, 07 Sep 2009 18:45:44 +0900</pubDate>
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         <title>ツクツクボウシの叶わぬ恋</title>
         <description>ボルネオの企画展が終わり、秋の野山の昆虫展へと切り替える過酷な一週間であった。ようやく秋の展示が今日スタートし、天気もよく、久しぶりにカメラを持ってぶらりと歩いた。柳の樹皮に産卵するアブラゼミが目に入り、とりあえずだがカメラを向けていると、１メートルほど樹上でツクツクボウシが鳴き始めた。このツクツクボウシの行動が意表を突いたものだった。２フレーズほど鳴いては後ずさりしたり、時には飛び上がって、徐々に下がっていったのだ。気がつくと産卵しているアブラゼミのすぐ脇まで来ていた。何度となく「オーシーツクツク」とお腹を震わせていたが、まさかそのアプローチの相手がアブラゼミとは想像もつかなかった。突然、アブラゼミにすり寄ったかと思うと交尾をしかけたのである。アブラゼミの方は特に動じず、少し移動して産卵を続けていた。ツクツクボウシもあきらめて再び鳴き始めたが、セミ同士とはいえ、同種をいったいどのように見極めているのだろう。この夏、セミをいろいろと見てきて、本当に世話しなく夏という時間を過ごし、思いっきり鳴いて、当たって砕けろという投げやりにようで一生懸命さを感じさせてくれた。</description>
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         <pubDate>Sat, 05 Sep 2009 18:37:11 +0900</pubDate>
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         <title>オオカマキリの威嚇</title>
         <description>オオカマキリが威嚇する姿はなかなか勇ましいものがある。チャンスがあればいつでも狙っているが、個体差もあり、やってほしいところでそうそうやってはくれない。終齢幼虫から飼育して羽化した個体がたまたまよく威嚇をする個体であったが、外に連れて行くとやらなくなってしまうのだ。前日の夕方から屋外に置いておき、朝方試すとなんとか威嚇をしてくれた。しかし、いいポーズを決めてくれたと思い、カメラを構えるとやめてしまうことが多く、そんなやり取りのなか、数カットではあるが、威嚇といえる写真が撮れた。</description>
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         <pubDate>Fri, 28 Aug 2009 17:41:25 +0900</pubDate>
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         <title>浅草のセミ</title>
         <description>都会のセミの様子を見たいと思い立った。以前、銀座でもミンミンゼミが元気よく鳴いていたし、市ヶ谷の桜並木にも多い。いかにも都会という背景として、銀座をロケの候補として選んだが、東武線が浅草に到着する窓越しにふと見えた、隅田川沿いの墨田公園にまず足を運んだ。着くや否や、セミの大合唱が響き渡り、いきなりサクラの幹で、しかも目の前でミンミンゼミが鳴いていた。公園に足を踏み入れるとそこはまさしくセミ天国、というか僕にとっても天国のような光景だった。かなり歩くことが予想されるのと、ワイドで撮らなきゃここまで来た意味がないと思い、機材はワイド系に絞り込んでいた。ところが、望遠で撮っても画になりそうな光景が次々と現れたのだ。ミンミンゼミばかりと思っていたがアブラゼミも多く５対５という感じであった。シーズン末期というのに割と新鮮な個体も多かった。しかし、なかなかビルとの絡みが難しく、それなりに木が多いので都会という雰囲気を出せるアングルに苦労しながら、やっとビルと絡めた鳴くミンミンゼミを撮影することができた。</description>
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         <pubDate>Wed, 26 Aug 2009 19:59:50 +0900</pubDate>
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         <title>ツクツクボウシの羽化</title>
         <description>天気のよさに誘われて、早めに家を出て雑木林へと向かった。風は涼しく、すっかり秋の空気に包まれていた。褐色のニセアカシアの幹で、白っぽいものが浮き出て見えたのは羽化直後のツクツクボウシであった。夕方早目に羽化をするセミは何度となく見ているが、よりによって、涼しい風が吹く朝方に羽化をするなんて、こんなこともあるのだ。ちょうど翅が伸びきった美しい瞬間ｊで、その姿を夢中で撮影した。平行に伸ばしていた翅を、屋根型に整えたのを見届けてその場を後にした。セミたちの合唱もツクツクボウシが勢力を増しはじめ、また、一つの夏が終わるという実感がわいてきた。</description>
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         <pubDate>Mon, 24 Aug 2009 20:02:59 +0900</pubDate>
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         <title>オオスズメバチの狩り</title>
         <description>昼時、野暮用で屋外を歩いている時のことであった。サクラの低木に何か気配を感じ目をやると、なんと、オオスズメバチがコフキコガネを狩った瞬間であった。見る見るうちに脚が切断され解体されていく様子を見ながら、撮影したいがカメラはなく、このまま観察するか、カメラを取りに戻るか一瞬迷いながら、カメラを取りに戻る決断をした。駐車場までのおよそ150メートルをダッシュして、戻ってくるまで何分かかったであろうか。息を切らしてもどった現場で、一瞬、ここと思った場所にその姿はなく、徒労だったとあきらめかけた。しかし、冷静になってよく見ると、そこには、肉団子を作るオオスズメバチがいた。すでに前胸部はなく、脚一本で宙づりになりながら、残された部分を器用に調理していた。</description>
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         <pubDate>Sat, 22 Aug 2009 19:28:13 +0900</pubDate>
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         <title>アブラゼミの交尾</title>
         <description>今日は夕方４時ごろに町中の神社に向かった。アブラゼミの交尾を期待してだが、徒労に終わる覚悟のほうが強かった。しかし、家にいて過ぎていく時間の中で、セミたちの残された時間も過ぎていくわけで、ダメでも行ってみないことには悔いが残るだけなのだ。見届けてダメならばそれもしょうがあるまい。神社に着くと例のごとくアブラゼミの大合唱に包まれていた。ポイントとなるサクラに目をやると、幹に５,６匹のアブラゼミが適当な間隔で張り付いていた。しかし、交尾の様子はなかった。もう一本に目をやった時だった。細い枝先に見えたアブラゼミのシルエットが少しいびつに見えた。目を凝らして見るとなんと交尾中であった！探し求めていたシーンにやっとのことでたどり着いたのだ。メスが宙ぶらりんでぶら下がった状態で、そのスタイルは典型的とはいえないまでも、とにかく見つけられたことがうれしかった。</description>
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         <pubDate>Tue, 18 Aug 2009 20:21:26 +0900</pubDate>
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         <title>ミンミンゼミの交尾</title>
         <description>休みの今日は、朝から小平の親水公園へセミの撮影に向かった。発生期は末期ながら、夏らしい蝉の画が撮れればと意気込んだ。アブラゼミが低い枝に産卵していて、今までになくしっかりと産卵シーンを押さえることができ、ちょっと満足気分でいた時であった。なんとミンミンゼミが交尾をしているシーンに出会えたのだ。ここでは、アブラゼミが８割に対してミンミンゼミはせいぜい２割程度なので、確率的にとてもラッキーな出来事としか言いようがない。しかし、肝心なアブラゼミの交尾が撮れていないわけで、これだけたくさんいるのにどうしてだろう？とそのめぐり合わせの悪さを恨んだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 16 Aug 2009 21:26:18 +0900</pubDate>
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         <title>マルタンヤンマの産卵</title>
         <description>強烈に降り注ぐ朝日に目がさめ、さっさと朝食を済ませるとフィールドに向かった。この時間帯にどこへ行くかは迷うところだが、しばらく遠のいていた水田に行ってみた。休耕田のあたりで朝日に照らされる被写体を探しているときだった。茂みの中からカサカサっと羽音を立てて出てきたのはマルタンヤンマであった。すぐに長靴にはき替え、産卵の撮影にスイッチが入った。草が入り組んだ中、なかなか良い場所で産んではくれなかったが、時折、「そのまま産め！」と叫びたくなるような最高のシチュエーションといえる場所にも止まった。しかし、なかなか間合いが詰められず、接近を許してくれたのはずいぶんとごちゃごちゃした草の合間だった。はじめは草に頭がケラレていたが、少しずつ後ずさりして、かろうじて産卵しているというシーンが撮れた。</description>
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         <pubDate>Sat, 15 Aug 2009 20:39:43 +0900</pubDate>
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         <title>アブラゼミのプロポーズ</title>
         <description>今日も夏らしい快晴となった。午後からちょっと無理を言って休みをもらい、向かった先は町中の神社であった。というのも町中にポツンとある神社はセミが集中していて、行動が撮りやすいのでは考えたのだ。着くや否やサクラの幹で接近する２匹のアブラゼミを発見し、これはもしかして交尾に至るのではと期待しながら300ｍｍの望遠をセットした。左にいるほうは明らかにメスで、しかも色からして新しい個体である。右のオスは翅がちょっと欠けていた。1ｍくらいの間合いをとって同じ幹に数匹のオスがいたが、１匹が鳴き出すと、お互いに同調しながら鳴き競っていることがわかった。しかし、このオスは、メスにこれ以上は接近せず、むしろ少し離れてしまった。そこへ他のオスが５０㎝ほど手前で鳴き始めたのだ。するとオスはそこへすたすたと移動し、前脚でちょっかいを出したのだ。２匹ともその場を飛び立ったと思ったら、メスの近くに１匹が戻ってきた。翅が欠けていないので、先ほどのオスは追い出されたようだ。その後も展開をじっと見続けたが、結局交尾には至らず、２匹ともどこかに飛んで行ってしまった。
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         <pubDate>Fri, 14 Aug 2009 07:23:44 +0900</pubDate>
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         <title>アブラゼミの死</title>
         <description>今日は午後に休みをもらい、再び小平の親水公園へと向かった。セミの生活史で、交尾のシーンがなく、それが撮れればラッキーだが、そんな簡単に撮れるものでもなく、うろうろと樹上を眺めながら歩いていた。サクラの枯れ枝やカツラの樹皮に産卵するメスが多数いて、発生期としてはかなり末期に来ている印象を受けた。ちょっと前に、セミの羽化の観察会の準備であちらこちらで幼虫を探したが、やや標高が高い小平は、平地に比べて羽化のピークが早いように感じた。低山地は春が遅く、しかも秋が早い。夏の昆虫たちは迫りくる秋に備えてライフサイクルも早めているのだろう。寿命を迎え、地面に落ちたセミも目に付いたが、ふと見上げた樹上で不思議なポーズで息絶えたアブラゼミを発見したのだ。なにかに引っかかってしまったようにも思えたが、なんと、体を支えているのは樹皮に挿しこまえれた産卵管であった。産卵しながらに息絶えたアブラゼミであった。以前、カブトムシもセミも現実的な寿命に大差なないなどと書いたが、セミの潜在的な寿命の短さは、カウントダウンの中で生きているようなせわしなさだ。極端に長い幼虫期と、短い成虫期。しかし、それがセミの時間なのだ。刻々と迫る残された時間の中で、一つでも多くの卵を産み残そうとする母ゼミの執念を感じずにはいられなかった。</description>
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         <pubDate>Thu, 13 Aug 2009 20:01:32 +0900</pubDate>
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         <title>シンジュサン</title>
         <description>夕方立ち寄ったケラのライトトラップで、柱の裏側にシンジュサンを発見したのだ。割と新鮮な個体で、ふと、電球の周りを飛び交う様子を撮ろうと思いついたのだ。家に持ち帰り、60Wの裸電球を物置の天井から吊り下げた。暗くなるのを待って裸電球に灯をともし、シンジュサンを放した。フワフワと軽やかに舞いあがり、何度となく電球の周りを飛んでくれた。その飛び方はマダラチョウかアゲハを思わせる実に軽やかな舞であった。</description>
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         <pubDate>Wed, 12 Aug 2009 20:30:36 +0900</pubDate>
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         <title>憧れのコバルトブルー　　マルタンヤンマ</title>
         <description>早朝にライトトラップに向かった。カマキリなどの肉食昆虫の餌用に蛾などを回収するのが日課なのだ。開園以来、ライトトラップを設置して5年ほどになるが、当初は初対面の昆虫に期待も大きく楽しみな日課であったが、さすがに最近は、新発見とは遠ざかっていた。そんな矢先、扉を開けたライトトラップに入っていたのは憧れのマルタンヤンマのオスであった。虫網でゲットできればそれこそ喜びもひとしおであったが、こんなかたちであっても、それなりにうれしい出来事であった。生きた個体でしか発色できなコバルトブルーをまじまじと見ながら、刹那の美しさに魅了された。</description>
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         <pubDate>Sat, 08 Aug 2009 20:01:15 +0900</pubDate>
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         <title>アブラゼミの羽化</title>
         <description>セミの幼虫を探しに近くの神社や公園に足を運んでみた。今年は例年より幾分発生のピークが早いようで、すでに抜け穴ばかりが目立ち、今日羽化する幼虫はなかなか見つけづらい状況であった。それでも近くの熊野神社でなんとか幼虫を一匹見つけ、持ち帰ることにした。あれだけ夏をにぎわすセミであっても、いざ、羽化を観察しようとなるとそれ相当の準備や根気がいるものだ。忙しさにかまけて、最近、気合いを入れた撮影をしていなかったので、今日は頑張ろうと心に決めて、久しぶりにアブラゼミの羽化に集中してみた。多くの人がセミの羽化に心を惹かれるのは、その一瞬だけに見る美しさや、長い年月を経て地上に現れたというイニシエの思いもあるのだろう。いずれにしても幻想的であり、心を惹きつけるものがあることは確かだ。しかし、目では見える美しさも写真的に表現すると、なかなか伝えることが難しい。それは、写真という限られた枠組みでしか映像化できないからなのだ。だからこそ美しさを誇張した表現が必要なのだ。羽化を想定して飴色の幼虫にストロボを駆使して複雑なライティングを試みたが、羽化後に現れる真っ白な主役を的確に引き立てる光線はとても難しい。連続写真なので途中で光線を変えることはいやなので、羽化が始まったら腹をくくってひたすら撮り続けるしかない。もう少し、逆光を強めにして輪郭を出したかったというのが本音だ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/08/07/post_389.html</link>
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         <pubDate>Fri, 07 Aug 2009 19:09:48 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>セミヤドリガ</title>
         <description>娘は川遊び、僕はセミを求めて小平の親水公園に出かけた。正午過ぎに着いた公園は、セミの大合唱に包まれていた。鳴り響く声の比率で言うと、アブラゼミが7、ミンミンが2、ニイニイが1という感じであった。夏らしいセミの画を撮りたくて、３００ミリの望遠を担いだ汗だくオヤジの様相は、暑苦しく、しかも、樹上ばかり眺める視線は異様だったに違いない。なかなかこれといった収穫もないまま、うろうろしながら見上げる樹上で発見したのは、セミヤドリガに寄生されたヒグラシであった。寄生性の蛾という特異な生態はいろいろと調べられているようだが、幹に産卵された卵から孵化した幼虫が、セミに乗り移るというタイミングを考えると、そこにはとてつもない偶然性がある。昆虫たちそれぞれに様々な生き方があるが、そんな戦略ですら、確立された生き方なのである。</description>
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         <pubDate>Tue, 04 Aug 2009 12:17:38 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ニイニイゼミの交尾</title>
         <description>今年は、やや発生が少ないと思ったニイニイゼミだが、羽化殻が少ない割にそれなりの数の成虫でにぎわい始めた。ニイニイゼミの大合唱が響くエンジュの木立を眺めていると交尾しているペアを発見した。セミ全般に言えることだが、個体数がいる割に、交尾を見る機会があまりにも少ない。当然のことだが、セミの世界は人間の目線よりもはるかに高い。きっと、はるか樹上で交尾も産卵も人知れず行われているのだろう。</description>
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         <pubDate>Wed, 29 Jul 2009 20:29:58 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ニイニイゼミの羽化</title>
         <description>夕暮れ時、堂々と羽化するニイニイゼミを発見した。セミの羽化は、一般的に夜というのが普通だが、少なからずフライングする個体もある。中でもニイニイゼミは明るい夕方から羽化する傾向がもっとも強い種類だ。西日を背に浴びながら幹を登っていく幼虫は、地上から50センチほどのところで止まると、20分後には背中が割れて羽化が始まった。</description>
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         <pubDate>Sat, 25 Jul 2009 21:12:18 +0900</pubDate>
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         <title>ミスジマイマイの産卵</title>
         <description>でんでん虫は嫌いではないが、あえて生態を深く追いたいとも思えない生物であった。しかし、今年の夏の大きなテーマは、いろいろとわけあって「でんでん虫」なのである。当然、昆虫とはまったく異なる軟体動物であって、撮りたいと思うシーンを捉えるのにかなり悪戦苦闘しているのだ。そんな最中、今朝、初めて産卵をしてくれた。昆虫であれば、成熟度やお腹の張り具合とか、なんとなく予測もつくのだが、でんでん虫はまったくその辺が計り知れず苦労させられている。どんな生き物も、よく観察し、研究心がなければとっておきのシーンは捉えられない。そんな、生物撮影の初心を振りかえさせる悪戦苦闘がまだまだ続きそうだ。</description>
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         <pubDate>Thu, 23 Jul 2009 19:50:12 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>カブトムシの飛翔</title>
         <description>野外ではカブトムシが発生のピークとなったようだ。活きのいいカブトムシが多いこの時期に、だいぶ古くなった飛翔写真を撮り直そうと試みた。昆虫の飛翔写真はよくセンサーを使ったりするが、昆虫写真の大先輩たちはいったいどのように撮っているのだろう?今更恥ずかしくてそんなことは聞けない。というのも、カブトムシは飛ぶのが下手な昆虫で、軌跡がとても予測しづらく、センサーをつけても通過させる確率を考えると非効率のように思えるからだ。結局、飛び立ったのを見届けてシャッターを押すというとてもローテクなやり方しか思い浮かばなかった。幸いデジカメは惜しみなくシャッターを切れるので、何度となく撮るうちにそこそこの構図とピントがあったカットを撮ることができた。ただ、ストロボの閃光速度が数千分の1なので、ピタリと止めることは僕のシステムでは不可能なのだ。でも、適度にブレルのも動感があってよいと思うのだが・・・</description>
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         <pubDate>Tue, 21 Jul 2009 11:59:45 +0900</pubDate>
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         <title>夜のウスバカミキリ</title>
         <description>昆虫写真家の鈴木さんらと夜の雑木林散策をしているときだった。木の幹の至る所にウスバカミキリが目立って付いていた。「こいつらどこにいってもたくさんいるよねぇ」などと珍しくもないカミキリにカメラを向ける気もしなかった。ただ、鈴木さんはメスの写真がないといい、あまり本気でもなくメスがいたら撮ろうという感じだった。そんな矢先、ニセアカシアの幹で交尾をする個体を発見し、とりあえず撮影することにしたのだ。お互いに撮影が終わり、交尾も終わってメスは産卵を始めた。僕は撮ろうと思わなかったが鈴木さんはさすがにしっかりと撮影をはじめたのだ。そして残ったオスに目をやるともう一匹のオスが近づいてくるのであった。それからがすごかった。オス同士触角を振り回して、大アゴで噛み合うすさまじいケンカを始めたのだ。あまりにとっさで撮影どころではなかった。二人で顔を見合せて「すごい戦いをするもんだね・・・」と苦笑い。ウスバカミキリを見る目が変わったことは言うまでもない。</description>
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         <pubDate>Sun, 19 Jul 2009 23:36:15 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ニイニイゼミ</title>
         <description>夏のセミのトップバッター「ニイニイゼミ」ついで「ヒグラシ」の声がだいぶ聞かれるようになった。夕方に毎年ニイニイゼミが多く発生する場所へと向かった。今年は、抜け殻がほとんどなく、いつもなら夕方に羽化も見ることができたのだが・・・
個体数は少ないながら近くの幹で鳴いているのが聞こえ、そっと近づいて行った。そこには、ちょうど沈みかけた西日を浴びながら鳴くニイニイゼミの姿があった。腹部を伸縮させながら「チューーーー・チィーーーー」と鳴く姿に盛夏の訪れを感じた。</description>
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         <pubDate>Sat, 18 Jul 2009 11:58:39 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ミスジマイマイの交尾</title>
         <description>雨があがりの雑木林を散策中、エゴノキの幹で交尾をするミスジマイマイを発見した。長い管をお互いに突き刺して精子を交換するという不思議な交尾だ。、このエゴノキはカタツムリの発見率が高い木で、特に雨上がりは注意して見ているのだ。野外でミスジマイマイの交尾を始めて見ることができた。</description>
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         <pubDate>Fri, 17 Jul 2009 11:37:51 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>トンボの椅子取り合戦</title>
         <description>梅雨が明けて、朝から田んぼには強い日射しが差し込んでいた。ショウジョウトンボとオオシオカラトンボが田んぼの上を飛び回っていたが、突き刺した竹竿の上をめぐって争っている姿が目にとまった。竹竿は3本あるのだが、この2匹は、よほどこの場所が気に入った様子で特等席の椅子取り合戦を繰り広げていた。</description>
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         <pubDate>Thu, 16 Jul 2009 11:26:07 +0900</pubDate>
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         <title>ベニモンマダラ</title>
         <description>今日は、思い立って長野県佐久市に出かけた。目的はオオトラフトンボであったが、すでに遅かったのかまったく見られずであった。気を取り直して、気ままな虫さがしに切り替え、気の向くままに車を走らせた。ヒメジオンとクサフジが入り混じった草地に足を踏み入れると、赤っぽいガが飛んでいるのが目に入った。初めて見るその姿に、「これがもしかしてベニモンマダラ？」と図鑑でしか見たことのない情報を頭の中で解析していた。ゆっくりと飛んでいるが、いっこうに止まる気配がなく、これは撮るよりまず捕ろうと思い虫網を引っ張りだした。網に入ったガをしげしげと眺めて、捜し求めていたわけではないが、初めて見る姿にかなり嬉しさが込み上げた。とりあえず捕ってはみたが、撮らなくては話にならないと思い、あたりを探し始めると、ススキの葉にぶらさがって交尾をする個体を発見できた。</description>
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         <pubDate>Tue, 14 Jul 2009 10:40:22 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>スズバチの巣　その後</title>
         <description>スズバチの初期の巣を発見して以来、そろそろ一か月近くになる。母バチの作業は、外壁作りに入った。偶然見つけた一個目のトックリから、たまに覗き込んでは巣が大きくなる様子を観察してきたが、出来上がるつつある泥の塊を見ながら、「これを母バチだけで、しかも一か月で作り上げるとは・・・」と、ただただ感心してしまう。昆虫には「苦労」という観念はないが、これだけのものを、しかも一生を掛けた仕事として成し遂げた母バチに功労賞をあげたい気持ちになった。</description>
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         <pubDate>Mon, 13 Jul 2009 10:06:17 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヒメコガネの4連</title>
         <description>4匹がつながったヒメコガネを発見した。先頭のメスに、オスが3匹次々とつながっていったことになるが、なかなかユーモラスな場面であった。しかし、本人たちは必死なのに間違いない。オスに乗っかったオスは、どの時点で気付くのであろう。乗っかられたオスも決して嫌がったりはしていないことがおもしろい。</description>
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         <pubDate>Sun, 12 Jul 2009 07:20:58 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ホソバセセリ</title>
         <description>雨上がりの朝であった。田んぼの脇のこんもりとしたススキの葉上で見慣れない雰囲気のセセリチョウがいた。ホソバセセリであった。体に対して水平に広げた後翅と、前翅は微妙な角度に立てられ、まさにジェット戦闘機をイメージさせるかっこいいポーズである。当然、正面から撮ってみたくなり、回り込んで接近していくが、あえなく飛び立ってしまった。しかし、すぐ近くのススキに止まってくれた。やっとの思いで距離を詰め、ファインダー越しに見たその姿は、期待通りの見事なシンメトリーでポーズをきめていた。</description>
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         <pubDate>Thu, 09 Jul 2009 06:46:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カワラバッタ</title>
         <description>今日は、トノサマバッタを探しに烏川の河川敷に向かった。ここは5,6年前にも一度訪れた場所だが、草原に踏み込むと、キリギリスの鳴き声があちらこちらから響き、目的のトノサマバッタも足もとから飛び立って、環境が変わっていない様子にひとまず安心した。灰色のごろついた石の上を一瞬何かが跳ねたと感じた。しかし、目の錯覚にも感じた。バッタだとしたら、脅かせばもう一度跳ねるだろうと、ゆっくりと足をそのあたりに踏み込ませた。再び跳ねたものは、まるで小石のようなカワラバッタの幼虫であった。
幼虫の姿をはじめて見るが、ゴロっとした体型は、成虫よりも河原の石に同化している。あたりをよく見るともう一匹発見したが、色合いが違う個体であった。その後、河川敷を歩くなかで成虫も多数発見でき、あらためてここはバッタ天国であると感じた。</description>
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         <pubDate>Tue, 07 Jul 2009 07:06:59 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カブトムシの交尾</title>
         <description>今年のカブトムシの発生は、例年よりいくぶん早い気がする。すでに樹液には、多数のカブトムシが群がり、昼間からバキバキとケンカをしたり、交尾をする様子が見られる。カブトムシの潜在的寿命は2～3か月だ。しかし、野外では1か月ですら生きられる個体はごくわずかであろう。セミの寿命が短いことで取りざたされるが、ひと夏を生きる昆虫として寿命にそれほどの大差はない。オスは樹液をめぐってケンカに明け暮れ、すでにボロボロの者もいるし、カラスに食べられた死骸も毎日のように落ちている。人間の世界で言えば、そこはまさしく戦場である。交尾ができて、結果的に遺伝子を残すことこそが生きた証としか言いようがない世界なのだ。そんな目で交尾中のカブトムシを見ていると、無表情の中に表情が浮かび上がってきた。というか、自分がのめり込んでいるだけなのだが・・・。</description>
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         <pubDate>Mon, 06 Jul 2009 06:46:50 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ヒメギスの羽化</title>
         <description>だいぶ更新が滞ってしまい、今日はなにか撮らねばと、射し込んだ朝日とともに目覚め出かけることにした。昨夜は雷雨もあり、フィールドは雨上がりの水滴に朝日が当たって、とてもファンタジックな空気が立ち込めていた。まずは、水辺にそって草地を見ていくことにした。というのも、オニヤンマの羽化がピークを迎えつつあるからだ。しかし、画になりそうなところにはなかなかぶらさがっていない。そんな草上で発見したのがヒメギスの羽化シーンであった。まさに羽化の真っ最中で、ゆっくりと触角と後脚を古い衣から脱ぎ切っていた。今年も気がつけば7月で、季節は盛夏に向かって目まぐるしく変化している。そんな中、少しでも虫たちの感動的なシーンに出会いたいと切に思うのであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/07/05/post_372.html</link>
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         <pubDate>Sun, 05 Jul 2009 20:41:56 +0900</pubDate>
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         <title>ガガンボモドキの朝食</title>
         <description>梅雨時期にしては、今日も天気がよさそうだ。朝日が差し込んだ雑木林で見つけたのはガガンボモドキであった。しかも、小さな虫を捕食しているシーンでさっそくカメラを向けた。まさに「ガガンボ」そっくりなか細い体つきだが、見かけに反した捕食型昆虫という意外性がおもしろい。後脚を器用に使って、獲物を巧みに動かしながら、首も左右に傾けておいしい部分を探している様子だった。</description>
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         <pubDate>Mon, 29 Jun 2009 07:27:48 +0900</pubDate>
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         <title>スズバチの巣作り</title>
         <description>シオデの茎に作られた、スズバチのみごとなトックリ型の初期巣を見つけたのは24日であった。その後、一日ごとにトックリを積み上げ、今日の朝、三個目の完成を見届けることができた。早朝に現場に行くと、トックリの首がない状態まで巣はできていた。カメラをセットしてその先の工程を撮影しようと思ったが、予想外の警戒心で、泥を加えて戻ってくると、三脚やカメラという異物に気づき、その場を折り返して消えてしまった。その後待つこと30分。再び戻ってきたときは口になにもくわえていなかった。しかし、安全確認したあとは、5分刻みで泥を運び込み、せっせとトックリを完成させたかと思うと産卵も見せてくれた。そして、次は・・・。しかし、撮影に残された時間は15分しかなかった。次は獲物を狩ってもどってくるはずだが、肝心なところで時間がなかった。時計を気にしながら待っていると、15分後にシャクトリムシを抱えて母バチが戻ってきてくれた。時間が許せばもっと見ていたかったが、これだけの展開を見られただけでもかなりラッキーであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/06/26/post_373.html</link>
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         <pubDate>Fri, 26 Jun 2009 21:01:55 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>エサキモンキツノカメムシの子守</title>
         <description>園内のミズキの葉裏では、エサキモンキツノカメムシがあちらこちらで子守をする様子が見られる。以前にこんなことがあった。ミズキの樹上から「ブーーーン」という不思議な音源をたどると、子守をするエサキモンキツノカメムシの母虫が、外敵に威嚇をしている羽音だった。その後、実験的にクロオオアリを近づけたこともあるが、見事に翅を震わせて落してしまうほどの強さなのだ。背中のハート模様は見せかけではなく、本当にハートフルでパワフルな母虫なのだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/06/26/post_371.html</link>
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         <pubDate>Fri, 26 Jun 2009 20:14:05 +0900</pubDate>
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         <title>フタモンアシナガバチの狩り</title>
         <description>キャベツ畑では、例年になくモンシロチョウが多く発生したが、最近、菌かウィルスに侵されて幼虫が死んでしまう病気がはやっている。増えすぎたことによっての自然の抑制なのか。そのほかにも、コマユバチなど様々な抑制因子が働いていることは間違いない。そんなキャベツ畑で今日見かけたのはフタモンアシナガバチの狩りであった。おそらく女王バチであろう個体がキャベツ畑に現れては、難なくモンシロチョウの幼虫を狩り、肉団子にして持ち帰るのであった。右翅先端が欠けた個体で、明らかに同じと確認できる個体が何度となくキャベツ畑を訪れては幼虫を狩っていった。大きな5齢幼虫を狩っても、肉団子にできるのはひと固まりで、残りの部分に再び訪れるかと思ったら、別の個体を再び狩っていった。人の視点では効率が悪く無駄が多いとも感じてしまうが、本能のままに狩りをするこのハチも、抑制因子としての大事な働きを担っているのだなと思った。余談だが、狩られた幼虫の体内から出てきたのはコマユバチの幼虫だったり、この場合は天敵のさらに天敵であったりして、複雑な生態系の断面も垣間見ることができた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/06/24/post_370.html</link>
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         <pubDate>Wed, 24 Jun 2009 20:08:57 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ショウリョウバッタの孵化</title>
         <description>今年の撮影課題にショウリョウバッタの孵化があった。昨年から採卵し、準備を進めていたが、なかなか孵化のタイミングと時間が合わずにいた。概ね午前中が孵化する時間帯であることがわかってきたので、休日の今日は、がっちり狙おうと決めていた。卵塊の数も残り少ないはずで、まずは掘り返して確認から始めた。すでに孵化後のカラがいくつも出てきた。すると、まさに孵化した直後の前幼虫の固まりが転がり出てきたのだ。あわてて埋め戻し、撮影準備に入ったが、その30分後に地上に現れ、なんとか「孵化」といえるシーンが撮影できた。しかし、幼虫は10匹程度で、本来の孵化に比べるとちょっと迫力に欠けた。撮影が終わり、改めて土を掘り返し残りの卵塊を調べると、なんと、残りはゼロ。数が少ないなどと贅沢は言えず、撮れただけラッキーでだった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/06/23/post_369.html</link>
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         <pubDate>Tue, 23 Jun 2009 21:18:42 +0900</pubDate>
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         <title>ゲンジボタルの死</title>
         <description>ゲンジボタルの発生も終盤となりつつあるが、交尾の様子が撮れないものかと、夜に小川へと向かった。8時ごろになると、それなりに飛び交う姿が見られたが、ピークに比べてやや少なくなっている。枝先や草上の光をたよりに交尾をする個体を探しているとき、懐中電灯に照らしだされたのは大きなクモであった。よく見ると、そこにはスジブトハシリグモにガブリとか噛みつかれながら、最後のともし火を放つゲンジボタルがいた。どんな生き物にも生と死のドラマがあるが、ホタルが見せるドラマは、やはり人の心を打つものがあると感じた。</description>
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         <pubDate>Fri, 19 Jun 2009 09:38:02 +0900</pubDate>
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         <title>キバネツノトンボの孵化</title>
         <description>キバネツノトンボの卵が続々と孵化している。卵塊が産みつけられた枯草では、怪獣のような姿の幼虫たちが折り重なるように付いている。兄弟が顔を合わせるのもこの時だけで、この先、草むらというジャングルにそれぞれが旅立っていくのである。雑木林の林床とは違い、草むらの地面はとてつもなく複雑な空間で、キバネツノトンボの大きく成長した幼虫をいまだに発見したことがない。文献上の生活史の記録も少なく、この幼虫たちがどんな生活を送るのかとても興味深いのだ。</description>
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         <pubDate>Wed, 17 Jun 2009 07:11:31 +0900</pubDate>
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         <title>ジャコウアゲハの蛹</title>
         <description>ウマノスズクサが植えられた場所では、ジャコウアゲハの幼虫たちがたくさん育っている。そして、最近になって２化目となる夏型の蛹が目立ち始めた。蛹が付いている場所は様々で、葉っぱの裏でなるものもいれば、竹竿でなるものなど、どうみても適当？な場所なのだ。他のアゲハとちがって、保護色になることもなく、どの場所でも一貫して黄色の蛹なのだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 14 Jun 2009 21:53:31 +0900</pubDate>
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         <title>ゲンジボタルの乱舞</title>
         <description>昆虫の森の小川では、ゲンジボタルが見事な乱舞を見せている。これは、開館5年目にしてやっとたどりついた景色なのである。4年前のカワニナの放流からはじまり、3年前にカワニナの定着と稚貝の発生を確認したうえで、はじめてゲンジボタルの幼虫を放流した。その翌年となる昨年は、少ないながら成虫の発生を確認したが、決して多いものではなかった。そして今年、想像以上の成虫の発生に正直驚いてしまった。この小川のもつポテンシャルが生み出した結果こそがこのホタルたちなのである。そんな感動もあわせて、飛び交うホタルたちにカメラを向けた。今年から、ヘイケボタルを主体とした観察会を実施するが、来年からは自信をもって、ぐんま昆虫の森のゲンジボタルを多くの方に観てもらいたい。</description>
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         <pubDate>Fri, 12 Jun 2009 18:56:16 +0900</pubDate>
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         <title>コガタスズメバチと巣</title>
         <description>民家の庭木にトックリ型の巣があると連絡をもらい、さっそく見に行くことにした。ロウバイの枝には、コガタスズメバチが見事なトックリ型初期巣をつくっていた。観察にはとてもよい場所だが、お客さんの通りが多く、残しておくことは不可能な場所であった。移植ができないものかと、女王が入ったまま、巣の入口にティッシュを詰めて枝ごとカットした。移植先で思いついたのは、自宅近くの借りている畑のクヌギの木であった。移植場所を決めて、枝ごと針金でくくりつけようとしたとき、よけいな枝を剪定した振動で、なんと、トックリの先がぽっきりと折れてしまった。女王バチが飛び出してしまい、あえなく移植作戦は失敗に終わった。</description>
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         <pubDate>Thu, 11 Jun 2009 18:26:59 +0900</pubDate>
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         <title>気のやさしいノコギリクワガタ</title>
         <description>園内ではノコギリクワガタが目立ち始めている。今日はばったりゴマダラチョウとのツーショットを見せてくれた。このノコギリクワガタは、とても気が優しい？オスで、ゴマダラチョウのことを気にしないというか、よい場所を譲るかのごとく本当に仲良く樹液を吸っていた。しかし、そこに現れたのがモンスズメバチであった。さすがに威嚇するかと思ったら、なんとスズメバチにまであっさり樹液を吸わせてあげたのだ。当然ゴマダラチョウはスズメバチと仲良くというわけにはいかず、さっさとその場所を後にした。誰にでも愛そうのよい平和主義のノコギリクワガタであった。</description>
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         <pubDate>Wed, 10 Jun 2009 21:47:24 +0900</pubDate>
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         <title>思い立って桶ヶ谷沼ヘ</title>
         <description>御殿場の実家に戻り、群馬に戻る途中にどこか寄る場所を考えていた。天気もよさそうだし、高尾山あたりかなと考えつつ前日は寝ついた。夜中に目がさめ、再び月曜の予定を考え始めていて思いついたのが「桶ヶ谷沼」であった。言わずと知れたベッコウトンボの発生地であるが、静岡県とはいえ、御殿場は東のはずれ、磐田市は西のはずれで、ざっと250ｋｍは離れていた。しかもベッコウトンボの出現期は終わっている頃なのだ。それでも一度はどんな場所か見てみたいという思いが強くなり、早朝から、群馬とは逆方向に車を走らせたのだ。9時前に現地に付き、木道を歩くとコシアキトンボとコフキトンボが出迎えてくれた。しかし、ドでかい池に対して、あまりにも観察路が短く、遠めに見えるたくさんのトンボには近づきようもなかった。いかにも地元で、この池のトンボを知っていそうな雰囲気の方と出会い、「どこかよいポイントはありますか？」と尋ねてみた。すると親切に場所を教えて下さり。その場所へと向かったのだ。そこに着いてまず驚いたのが、目の前をベッコウトンボが横切ったのである。周囲をよく見ると、数個体がテリトリーを張っていて、すでに擦れた個体ばかりではあったが、ベッコウトンボとの初の対面にちょっと興奮気味であった。来年は4月中に再びここを訪れたいと思うのであった。</description>
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         <pubDate>Mon, 08 Jun 2009 18:39:05 +0900</pubDate>
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         <title>クロオオアリのけんか・・・</title>
         <description>実家に向かう途中、秦野市の山中を抜けて御殿場へと向かっていた。峠を越えて里に近づいた頃、「自然観察園」という看板が目にとまり、ちょっと寄り道をしていくことになった。日曜日というのに利用者の気配はなく、ちょっと不思議に感じた。園路を山に向かって歩くが、「ヒルに注意」という看板があったのが少し気になった。園路を進んでいくが、ずいぶん薄暗い林で、30ｍほど先でサルの群れがいたりで、すぐにUターンすることにした。足早に出発点のあずまやまで引き返すと、クロオオアリが地面を這っていた。めずらしい光景ではないが、ずいぶんゆっくりと歩いていて撮りやすいと思ったのと、せっかく来たということもあって、撮影を始めたのである。接近している2匹のアリが、お互いに触角で探り合うと腹部を突き立てて喧嘩のポーズをとり始めた。同じ巣のアリのように思えるが、相性が悪いなんてこともあるのだろうか？激しい喧嘩に発展しないまでも、何度となくそれをくりかえしていたのだ。まぁシーンとしては面白く夢中で撮影をしていたわけだが、ふと、気が付くと肥ったヒルが傍らを這っているのに気づいた。「ウッ、これは・・・」思わずヒルを潰すと、小さじ一杯ほどの血があふれ出たのだ。ズボンの裾をまくると、くつ下には血が滲み、3匹のヒルが食いついていた。この観察園に、ひと気がない理由がその時わかった。</description>
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         <pubDate>Sun, 07 Jun 2009 18:00:58 +0900</pubDate>
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         <title>クサカゲロウの産卵</title>
         <description>梅が多い果樹園で、ウドンゲがたくさん付いているという情報をもらい、夕方に様子を見に行った。梅の木の枝にはアブラムシがぎっしりと隙間なく付いていてそのかいわいにウドンゲは付いていた。そして、おなかをふくらませたクサカゲロウの一種も数匹いることに気づき、これはもしかすると産卵を撮れるかもしれないという期待を膨らませて、クサカゲロウを採集し、持ち帰った。家に着くと、容器の中ですでに数卵が産みつけられていて、そっと、梅の葉にクサカゲロウを誘導すると、即座に産卵を始めたのだ。尾端を葉に付けては、スゥッと糸を引くように腹部を引き離し、先端部に楕円形の卵を見事にぶらさげるのであった。産み終えると葉の表に移動し、やれやれと触覚の手入れを始める母虫であった。</description>
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         <pubDate>Wed, 03 Jun 2009 19:59:53 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>アゲハヒメバチ</title>
         <description>昼時、カラタチの垣根にいるときのことだった。アゲハの終齢幼虫が葉っぱをむしゃむしゃと食べている様子を撮影していると、アゲハヒメバチがその近くを飛んでいることに気づいた。もしかすると寄生の瞬間が撮れるかもしれないと、その先の出来事を勝手にシミュレーションしてしまった。そして、結果的には、思ったとおりの出来事が起こってしまったのだ。何度となくアゲハの幼虫がいる枝をかすめては遠ざかったが、ついに、枝先の幼虫に気づき、そっと背後から近づいていったのだ。このとき、アゲハの幼虫は、ピタリと葉を食べるのをやめ、頭部を小刻みに震わせて敵の接近を感じた様子であった。そして、ついにアゲハヒメバチは幼虫の腹部末端あたりにブスっと産卵管を刺したのだ。幼虫は驚いた様子で体をよじらせて、ハチと一緒に地面に落下してしまった。地面には草が茂り、その後の展開が不鮮明であったが、偶然とはいえ息を飲むシーンを目の当たりにした。</description>
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         <pubDate>Tue, 02 Jun 2009 06:59:12 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロスジギンヤンマのホバリング</title>
         <description>芝生広場にある小さな池をクロスジギンヤンマがゆるやかなに占有していた。この時期、どの池でも見られる光景だが、ふと観察していると、ところどころでホバリングをおこなう個体であることに気が付いた。クロスジギンヤンマの飛び方には個体差があり、あれだけたくさん飛んでいても、カメラを向けようという気になれるものはほとんどいない。ゆるやかに飛んでいるように見えても、飛んでいる個体にピントを合わせることなど不可能に近い。しかし、まれにホバリングを頻繫にする個体や、風が強い時に風に向かってスローに飛ぶ瞬間があり、そんな時がシャッターチャンスなのだ。飛び方を観察しながら「これは撮れるかもしれない」と思い立ち、池のほとりに腰をすえて、ホバリングする瞬間を狙った。何度となく他のオスが縄張りに入り込み空中戦となったが、なんとかこの個体はこの池にとどまってくれた。そして、ようやくホバリングしながら、ピントを合わせるだけの時間を僕にゆるしてくれた。</description>
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         <pubDate>Tue, 02 Jun 2009 05:43:44 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>モンシロチョウの乱舞</title>
         <description>昆虫の森のキャベツ畑では、モンシロチョウがわんさか飛び回っている。畑全体ではものすごい数で「乱舞」といえるほどだ。しかし、目で見たにぎやかさを写真で表現することは意外と難しく、ファインダーを通してモンシロチョウとわかるくらいまで寄ると、画角に入る数はせいぜい2、3匹の密度なのだ。しかし、突然モンシロチョウが団子のようにかたまって飛ぶことがり、その時こそがシャッターチャンスなのだ。それは、羽化したての若いメスが飛んだ時、周囲のオスがいっきに群がってきたときで、一匹のメスを10匹近いオスが追いかける様は、なかなか迫力があるシーンだ。オスにとっては交尾相手を獲得する壮絶な競争で、モンシロチョウといえども優雅な舞とは言えず、殺気立った空気さえ伝わってくる。</description>
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         <pubDate>Mon, 01 Jun 2009 04:48:51 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>オバボタルの交尾</title>
         <description>どんよりとした天気の中、早朝歩いていて目にとまったのが笹の葉先で交尾をしているオバボタルであった。僕が小学校3年生の時、たまたま夜の草むらで光るものを見つけ、「これがホタルだ！」と、初のホタルとの対面がこのオバボタルであった。しかし、図鑑には「光らない」と書いてあったのだ。なんとも不可解なままの過去の記憶としてくすぶっていた。以前にオオオバボタルの幼虫を見つけ、成虫まで飼育したとき、羽化後しばらくはよく光るのであった。ホタルに詳しい方にとっては常識的な生態かもしれないが、いろいろと調べていくとオバボタルも羽化後はしばらくは光るらしい。それがわかったとき、光っていたオバボタルのことが30年を経てすっきりしたのだ。フェロモンへと配偶シグナルが進化し、昼の世界へと移っていったホタルの、まさに先祖のなごりなのだろう。</description>
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         <pubDate>Thu, 28 May 2009 10:20:58 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロルリトゲハムシ</title>
         <description>25日の新潟県山古志の採集品にトゲハムシの一種がいた。全身をとげで覆った姿は甲虫の仲間のなかでもかなりインパクトが強い。この仲間で今まで見たことがあるのは、キベリトゲハムシだけであった。ふと見たススキにつかまっていたこのトゲハムシは、図鑑で調べてみると「クロルリトゲハムシ」のようであった。「ようで・・・」というのは、ただの「クロトゲハムシ」というのもいるらしく、見極めが難しいらしい。いずれにせよ、このトゲトゲしい容姿を撮っておかねばとカメラを向けたのだ。5ミリに満たない大きさは、肉眼ではトゲがあることすら分かりづらい。しかし、ファンダーで1.5倍まで拡大した像を覗きこむと、なかなかのイカツイ姿がそこにはあった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/05/27/post_359.html</link>
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         <pubDate>Wed, 27 May 2009 20:01:24 +0900</pubDate>
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         <title>シロスジカミキリの脱出</title>
         <description>5月11日のシロスジカミキリ発生を確認して以来、園内各所の発生木を毎日のように見てまわっていた。今年、成虫が数頭出るであろうと見込んでいた木があったが、21日にやっと一つ目の脱出孔を確認した。その後23日には、朝にはなかった穴が昼休みに見に行くと二つも開いていた。どうも午前中が脱出のピークと睨んでいた。今日は週休日で、気温も上がり、その木に張り付く覚悟でいた。しかし、午前中は空振りで、時期的にもう遅いのではと考えはじめていた。コナラの株立ちとにらめっこをしていると、ウマノオバチが飛んできて、しきりに産卵の探索をしていた。しかし、この木には現在幼虫がいないことは食痕の様子から明らかであり、ウマノオバチも何をたよりに幼虫を探しているのだろう。さすがに一日コナラと向き合う気にはなれず、午後の脱出も可能性は低いとみて、満開となったムシトリナデシコに集まるチョウを追っていた。2時半を回ったころ、園内の発生木を一回りチェックして帰ろうと思い、午前中とは別の木を見に行った。そして、その木を見て驚いた。今まさに穴から出ようとしている場面に出くわしたのだ。とりあえずだが、「脱出シーン」という課題をクリアーしたが、なかなか想定外の連続であった。穴から出てきたのは大きなメスであった。</description>
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         <pubDate>Tue, 26 May 2009 16:18:47 +0900</pubDate>
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         <title>炭焼窯のニホンミツバチ</title>
         <description>昨年からお伝えしていた梅の木に作られたニホンミツバチの巣は、3月の時点で残念ながら消失してしまった。おそらくヒヨドリによる食害にあったと推測している。梅に木の下には巣の残骸がむなしく散乱していた。しかし、春になって菜の花にはニホンミツバチがかなりの頻度で来ていたことからどこかに別の巣があると思っていた。そして、ボランティアの方がついにその場所を発見してくれた。聞いてみれば「なるほど」と思える場所だが、炭焼釜の中であった。しかし、窯の入口はレンガと粘土で閉ざされたままで、わずかな隙間から出入りしているのであった。次の日曜日開催されるミツバチの観察会で、ニホンミツバチの巣を見せられる絶好の機会と思い、今日、窯の入口を開け、中の様子を見てみることにした。巣は幸いに入口のすぐ近くの上部に作られていたが、その大きさから今年に入ってからの分蜂群のようで小規模であった。突然の予期せぬ事態にハチたちは独特の威嚇音を放っていたが、攻撃してくるハチはなく、やはりニホンミツバチはいたっておとなしい性格のようだ。窯の中にカメラをつっこみ、ノーファインダーで手探りで何度となくシャッターを切ってみた。</description>
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         <pubDate>Thu, 21 May 2009 19:54:32 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロスジギンヤンマの交尾</title>
         <description>水辺ではクロスジギンヤンマが発生のピークを迎え、産卵するメスと、パトロールするオスがにぎやかに活動している。朝と夕方は比較的オスのパトロールも少なめで、メスもゆっくりと産卵ができるようだ。産卵シーンを狙って池で待機しているとさっそくメスが飛来し、枯れた抽水植物の茎に産卵を始めた。雑然とした背景で、あまり画にもならぬシーンに撮ろうか迷っているとパトロールしていたオスがすかさずメスの首根っこを挟み込んでさらっていってしまった。慌ててカメラを向けて、かろうじてピントのあった一枚が撮れた。昨日もおもしろいシーンを見た。翅がボロボロのオスがメスを捕まえ交尾に至ったが、よろよろと地面に落下し、逆さまになってしまったのだ。「これは面白い！」と思ってカメラを向けたが、その後、翅をばたつかせてなんとか立て直し低い枝先に止まった。普通、クロスジギンヤンマは、高木の枝先まで移動して交尾するが、オスもだいぶ老いぼれると、こんな例外もあるのだなと思った。それにしても、こんなに擦り切れた肉体を持っても、自分の遺伝子を残そうという執念に感服した。</description>
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         <pubDate>Wed, 20 May 2009 18:33:08 +0900</pubDate>
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         <title>ヒラタアブの交尾飛翔</title>
         <description>今日も天気がよく、気温が高い朝となった。朝一番で向かった先はススキが混じる草原であった。目の前をゆっくりと浮遊するヒメヒラタアブの交尾が目に入り、今日はまずこれから撮ろうという気になった。よくありがちな写真ではあるが、自分のストックとしてはなかったし、オスがメスを抱きかかえるように飛ぶ姿はなかなかこっけいでユーモラスである。ススキの株の上を飛んでいて、ちょっと背景がうるさく撮りづらかったので、枯れた穂を折り曲げると、驚いた様子で頭上高くに移動してしまった。またよけいなことをしてしまったと反省したが、切り取ったススキの穂をかぶせるように誘導すると再び低い位置に移動してくれた。やっと射程距離に入ったわけだが、いざファインダーを覗くとけっこうピント合わせがシビアであった。絞り込んで深度を稼ぐこともできたが、背景がうるさくなるのでＦ8あたりでどこまで接近できるか挑戦しながら撮ってみた。</description>
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         <pubDate>Tue, 19 May 2009 20:28:03 +0900</pubDate>
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         <title>ウマノオバチ</title>
         <description>昨日の雨から一転して、朝からまぶしい朝日が差し込んだ。今日は久しぶりにフィールドをゆっくり楽しむ休日に恵まれた。朝一番、エゴの花に集まる昆虫からはじまって、夕方、クロクサアリとタマカイガラムシの様子を撮影するまで丸一日フィールドを楽しむことができた。一押しの出来事はなんといってもウマノオバチの発見であった。しかし、正確に言うと再発見で、数日前、シロスジカミキリが発生木から脱出した日にも目撃はしていたのだが、カメラを向ける間もなく飛んで行ったしまったのだ。気温が上がった昼ごろに、もしかしたら、また来ているかもしれないという予感の中で、再び同じ木に向かったのであった。そして・・・飴色のハチが幹に止まっているのを遠めに確認した瞬間、血液の巡りが一瞬早くなったのを感じた。必要と思われる機材をまとめて斜面をよじ登り、ウマノオバチを刺激しないようにそっと近づいた。なにがなんでも写しとめるという課題とともに、産卵シーンを観察するという目的もあった。ウマノオバチは、シロスジカミキリの幼虫が木くずを排出する穴に頭を突っ込んでは、宿主となる幼虫の様子を観察しているようであった。結局、産卵はせずに飛び立ってしまったのだが、初夏の雑木林で、ひさしぶりに血が騒ぐ出来事となった。</description>
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         <pubDate>Mon, 18 May 2009 19:53:01 +0900</pubDate>
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         <title>「ボルネオの自然と昆虫」開催！</title>
         <description>今日から、第6回企画展「ボルネオの自然と昆虫」が開催となった。思い起こせば、昨年の今頃は、このことでずいぶんともめていて、落ち込んでいたことを思い出す。それからボルネオに渡り、自分なりの構想を少しずつ築きながら今やっと形になった。昨年、暮からの映像トンネルの改修工事という予期せぬものを間に挟み、気がつけば半年があっというまに過ぎていた。苦しかったことは間違いないが、経験できたことで知り得たことはたくさんあった。いずれにしても一区切りをつけられたことは確かだ。低予算の中で、写真家の横塚さん。デザイナーの出利葉さんの協力なくしてはできなかったし、当然、相棒たちのバックアップがなければ、この厳しい状況は乗越えられなかったとつくづく思う。本当に心から感謝している。「さて！」と気合いを入れ直して、夏休みに向けた展示の新たなスタートが始まるわけで、定番的なセミの話題の小コーナーをつくろうと考えはじめている。</description>
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         <pubDate>Sat, 16 May 2009 20:14:44 +0900</pubDate>
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         <title>シロスジカミキリ出現</title>
         <description>昨日は真夏日だったが、そろそろ、シロスジカミキリが幹に穴を開けて出現するころだろうと見込んでいた。今日の朝一番で発生木に向い、脱出孔の確認をしたのであった。そして、目の前で、まさに脱出する穴を広げつつある場面に遭遇することができた。いつか見たいと思っていたシーンだけに見つけた瞬間は本当にうれしかった。しかし・・・今週は企画展の切り替え週であり、撮影に残された時間は30分であった。昼休みに再び訪れると、まん丸の脱出孔だけが残されていた。ここ数日が出現のピークとなるのは間違いなく、幹から身を乗り出して出てくる瞬間を撮ってみたいと願うのであった。</description>
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         <pubDate>Mon, 11 May 2009 20:25:52 +0900</pubDate>
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         <title>キタクロミノガ？</title>
         <description>今日、来園してくれた女の子からの質問で、園内で見つけたミノムシについて聞かれた。一見、シバミノガとも見えたが、巣の材料が幾分短くも感じた。道を横切るように這っていたというこのミノムシ、種名を調べてみることにした。シバミノガと酷似したもう一種でキタクロミノガというのがいた。巣の感じはとてもよく似ていた。メジャーな昆虫のミノムシも、オオミノガ、チャミノガ以外の情報は意外と少なく、結局、同定の決めてとなるものはなかった。最後は羽化させて、成虫で調べるしかないようだ。しかし、オスが羽化すれば調べられるが、メスだとこれがまた資料がない。</description>
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         <pubDate>Sat, 09 May 2009 21:13:14 +0900</pubDate>
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         <title>キマエアオシャクの幼虫</title>
         <description>ＧＷは天気もそこそこで、昨年よりも多少お客さんが多かったようだ。静けさを取り戻した園内を一周すると、木々の緑もすっかり初夏の装いとなっていた。クヌギの葉もすっかりのび、ナナフシの餌に低い枝を見つけて切ろうとすると、何気に見た枝先にいたのがキマエアオシャクの幼虫であった。見事な化けようだが、この形が頭に染みついた僕の目から見ると、不思議と視界に入っただけで浮かび上がってしまうのだ、キマエアオシャクに限らず、昆虫特有の左右対称のからだつきや、節っぽいわずかな質感も見逃さない感覚が、なんとなく確立されているようだ。ついでに新聞紙面の「昆虫」という文字など、欲しい情報が自然と浮き上がるのも不思議だ。しかし、不思議のようで当り前で、鳥が虫を探しだすように、僕が生きるために必要な情報を、僕自身がいつも探しているから見えてくるだけなのだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/05/08/post_350.html</link>
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         <pubDate>Fri, 08 May 2009 19:57:33 +0900</pubDate>
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         <title>シラホシコヤガ</title>
         <description>ＧＷに入っての日曜日。週休日と重なって休みとはなったが、サービス業感覚が染みついているので、なんとも変な感じであった。せっかくの休みにどこに行くかはいろいろと家族で協議がなされたが、結果的に「太田のこどもの国」に行くことになった。こんな日でもいちおうカメラは肩から提げて、105ｍｍマクロで娘を撮りつつ、チャンスがあれば昆虫も撮ってやろうという気持ちであった。小川ではヤマサナエが羽化して飛び立ったり、フジの花にクマバチが来ていたりしたがなかなか集中しては撮れなかった。まぁ家族サービスがメインだと思ってあきらめもあっさりついてしまうのだ。昼を過ぎて、娘が最後に利用したのが、おもしろい自転車に乗るコーナーであった。いろいろな駆動方式の自転車を集めて、子供達は自由に品を替えコースを乗り回していた。僕はコースの外で、娘の様子を写していたのだが、どうも僕に似たおひとよし？で自分の乗りたい自転車にはなかなか乗れなかったようである。まぁそれはそれでいいと普段は見られない娘の一面を見られた。7ｍほど先の娘の焦点から、ふと目の前の植え込みの木の幹に目がいくと地衣類に紛れてシラホシコヤガの幼虫が浮かび上がったのだ。その後の数分間は、ちょっと父親を忘れて樹皮にカメラを向ける変わった人になってしまった。</description>
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         <pubDate>Sun, 03 May 2009 20:08:08 +0900</pubDate>
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         <title>帰ってきたヨツボシトンボ</title>
         <description>今日は気温が上がり昆虫日和となった。昼休みに園内の池に向い、久しぶりに出会えたのがヨツボシトンボであった。古くからある園内の冨士山沼にはかつて生息していたが、造成工事の都合上、やむなくその生息場所は断たれてしまった。その場所を保持しつつ造成できればベストであったが、遷移の末期的池の状況を判断しての決断であった。いろいろな考えかたがあるが、僕は植生の遷移の中で再びヨツボシトンボは戻るだろうと考えていた。あれから4年たち、ヨツボシトンボが現れたのは、意外にも別に造成した池であった。ニセアカシアの大木に囲まれた半日蔭の池で、少しずつスゲやウキシバ、フトイが水域を覆い、そこに忽然と姿を現したのだ。今日は、4匹のオスが縄張りをめぐって活発に飛んでいた。おそらく昨年にメスが産卵に訪れていたのだろうが、トンボから見た棲める水辺条件とは、どのように計っているのだろう。複眼だけの情報であんなに細かいすみわけが生まれるのだろうか。本当に不思議としかいいようがない。</description>
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         <pubDate>Fri, 01 May 2009 20:06:55 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ハナカマキリ</title>
         <description>展示しているハナカマキリが終齢に脱皮し、美しい姿を写しておこうとランの花まで用意した。ボルネオ展のパネル制作で、ランの解説をつくっていて、花の構造を調べていると、3枚の花弁と3枚のガク片が基本構造で花の形を作り出してしていることを、恥ずかしながら今頃知って関心する始末であった。さて、ハナカマキリの花びらは何枚あるのか？大きなフィンがついた中脚と後脚、そして反り返った腹部、それと対称の位置にある唇弁に相当するのが前胸であった。今更ながら、じつによくできたランの造花であった。しかし、現地での発見例を聞くと必ずしもランにいるとは限らず、それどころか、花にいないこともあるという。オーキッド・マンティスと言われるくらい、どうしてここまでランに似ているのだろう。進化の不思議を感じずにはいられない。かつて、この話題を海野さんと話していると、「ランになりたかったんだよ」とあっさりと言い切った。確かにそうかもしれないとも思った。</description>
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         <pubDate>Thu, 30 Apr 2009 20:28:30 +0900</pubDate>
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         <title>ウスバシロチョウ</title>
         <description>今日は朝から風がなく、昨日、一昨日の肌寒い陽気から再び春めいた朝となった。園内を一回りしていて目に入ったのがウスバシロチョウであった。今年初めての発見である。一匹二匹と思ったら、一気に飛び出したようで気が付くと周りでは5,6匹が舞っていた。ちょうどショカッサイを背景にした菜の花に止まって吸蜜を始めたので、これはきれいなボケになると思った。「頼むからそのまま・・・」と念じつつ距離を詰めてなんとかイメージ通りの春らしい絵が撮れた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/04/28/post_346.html</link>
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         <pubDate>Tue, 28 Apr 2009 17:54:23 +0900</pubDate>
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         <title>アズキゾウムシ大発生！</title>
         <description>最近、事務室でアズキゾウムシをちらほら見かけるようになっていた。偶然迷い込んだ虫と思っていたが、何度となく見かけるうちに、どうも発生源があるように感じてきた。しかし、事務室に小豆などあるのか？4月からデスクの位置が変わり、窓際になったのだが、窓の壁は物置スペースとなっていた。なにげなくそこに目を向けると「ここか！」と思わず声を発してしまった。品のいい紙袋に黒い粒が点々と見えるのはまさしくアズキゾウムシであった。中を覗き込むとすさまじい数が発生していた。どういったいきさつで小豆がここに置かれたかは不明だが、まさに穀物害虫アズキゾウムシらしい生態を見ることができた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/04/26/post_345.html</link>
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         <pubDate>Sun, 26 Apr 2009 06:41:11 +0900</pubDate>
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         <title>ダールマンツヤクワガタ</title>
         <description>「ボルネオのクワガタムシ」というパネルを作っていて、クワガタのバリエーションがもう少し欲しいと思った。ふと、展示用に購入したダールマンツヤクワガタのボルネオ亜種のことを思い出し、撮影することにしたのだ。外国のクワガタムシはあまり興味がなかったが、トンネルの新規展示や今回の企画展準備ですっかり勉強してしまった。外国産昆虫の展示は、開園当初は積極的ではなかったが、今回、展示をしてみて、やはりお客さんの反応はいい。「大きく、強くてかっこいい」と熱帯のカブトやクワガタに素直に感じる子供達に、その虫の魅力を伝えることは大事なことかもしれない。</description>
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         <pubDate>Sat, 25 Apr 2009 18:22:16 +0900</pubDate>
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         <title>ナナホシテントウの幼虫　脱皮</title>
         <description>企画展準備で遅れているパネルデータ製作に日々追われる毎日である。頭の中が煮詰まっている夕方、相棒が「ナナホシテントウの幼虫が脱皮しそうだ」と連絡をくれた。相棒はビデオ撮りで生活史を追っているところに、割り込むようで申しわけなかったが脱皮の様子を撮らせてもらった。ナナホシテントウの幼虫の脱皮は、兆候が見えても脱皮の寸前までよく動いて移動するのである。腹の先を固定するとあっという間に脱皮ははじまってしまう。ライティングをあれこれ考える暇もなく、とりあえずという感じだが生活史のひとこまをひとつ埋めることができた。</description>
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         <pubDate>Fri, 24 Apr 2009 20:20:27 +0900</pubDate>
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         <title>クビキリギスの朝鳴き</title>
         <description>肌寒い朝であったが、朝日が差し込むと、とたんに気温が上がっていった。すると、草原のあちらこちらからクビキリギスの声が響き始めた。今日は一日忙しいし、ネタはこれでいこうと思って近づいていくが、なかなか発見できなかったり、鳴きやんだり、発見できても草の奥というパターンで簡単には撮らせてくれなかった。やっと撮れそうな個体を見つけるが、やはり草がかぶっていた。「まぁこれも、環境をあらわしていいかと」と納得することにした。チガヤの古草にまぎれて、淡い褐色のクビキリギスが春の朝日を浴びて元気に鳴いていた。</description>
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         <pubDate>Sun, 19 Apr 2009 19:30:19 +0900</pubDate>
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         <title>セモンジンガサハムシ</title>
         <description>今日は、しとしと雨の朝であった。写真を撮ることもないと思って、朝の展示メンテナンスの準備を始めることにした。冬のあいだ、ずっとシラカシの葉で乗り切ったナナフシも、そろそろサクラのおいしそうな若葉を与えようと思った。手ごろな枝を切り落とそうとして、ふと、目に入ったのがセモンジンガサハムシであった。切りやすい低い幹から出ている枝だが、ざっと数えて十数個体は付いていた。何かこの木には、セモンジンガサハムシにとって呼び寄せるものがあるようだ。せっかくの出会いなので、その姿を撮影してみることにした。</description>
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         <pubDate>Fri, 17 Apr 2009 20:25:08 +0900</pubDate>
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         <title>新緑</title>
         <description>やけに暖かい日が続いていたが、雑木林の新緑の展開も例年になく早い。ボルネオ展の準備で忙しい日々だが、抜けのよい天気につられて雑木林にふらりと出てみた。新緑の緑と空のブルーが本当に鮮やかに映っていた。毎年この時期を待ち遠しく思い、1年の長さと短さを同時に感じる時期でもある。</description>
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         <pubDate>Wed, 15 Apr 2009 20:24:00 +0900</pubDate>
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         <title>イボタガ発見！</title>
         <description>今日は、朝から思わぬ発見となった。なんとイボタガのピカピカの成虫がいたのだ。イボタガとの最初の出会いははるか昔、豊島園に勤めていたころ、5月に行く三浦半島の採集で必ず幼虫が付いているイボタの木があり、その幼虫を飼育して成虫を見たのが初めてであった。幼虫の形態も面白いが、成虫の翅の模様は息を飲むほど複雑かつ美しい。昆虫の森では数年前にもライトトラップに1個体入っているが、今回で2匹目の記録である。イボタの木は園内にそれほど多くはないが、この先幼虫にも注意して探してみたいものだ。</description>
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         <pubDate>Mon, 13 Apr 2009 19:52:03 +0900</pubDate>
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         <title>コツバメとの再会</title>
         <description>今日も気温が上がり初夏の陽気であった。昼にカメラひとつ持って、ゆっくりと園内を歩いてみた。不二山の山頂を訪れるとヒオドシチョウとナミアゲハが活発に飛び回っていた。一瞬前を黒っぽい小さなチョウが横切った。もしやと思い目を離さず軌跡を追いかけ、梢に止まった姿を見届けたのは大好きなチョウ「コツバメ」であった。つい先日もカタクリをよぎったのを確認したが、ファインダー越しにこのチョウを見るのは実に十数年ぶりである。春だけの出現ということもあるが、昆虫の森ではかなり稀なチョウなのである。昆虫写真を撮り始めた当時、埼玉県の狭山湖をフィールドにしていて、春を待ち遠しく感じつつ早春に出現するこのチョウの存在を知り、地味ではあるがその可憐な姿に恋い焦がれたのであった。ポジでは当時の写真が残されているが、なにしろ夢中で探したことを思い出す。何かそんななつかしさと、若かりし頃を振りかえさせた一瞬であった。</description>
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         <pubDate>Sat, 11 Apr 2009 19:13:17 +0900</pubDate>
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         <title>ナナホシテントウの2齢幼虫</title>
         <description>ナナホシテントウの生活史を追いつつ撮影しているが、野外では、新成虫が続々と誕生している。すっかり自然のサイクルには遅れをとっていて、今更ながら幼虫の成長段階を追っているところなのだ。野外では終齢幼虫（4齢）をよく目にするが、意外と若齢は目にすることがない。先日産卵した卵がふ化し、ようやく2齢になったところで撮影してみた。真っ黒だった1齢の姿から、オレンジ色の紋が二つ現れた。それでも３ミリほどでまだまだ小さい幼虫だ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/04/10/post_337.html</link>
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         <pubDate>Fri, 10 Apr 2009 20:56:01 +0900</pubDate>
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         <title>アオダイショウとの遭遇</title>
         <description>暖かい風が吹く朝、早い時間からチョウたちが飛び出し、春らしさも一段と増してきた。林床を歩いていて思わず遭遇したのはアオダイショウであった。近づいても棒状のポーズのままで身動き一つしなかったので、さすがにヘビは、まだ体が温まりきれずにいるのかとも思った。しかし、つっつくと、それなり速さで逃げ出した。
ちょっと先回りをして立ちはだかると、今度は逃げることをあきらめ、急にとぐろを巻いて攻撃の姿勢に入ったのだ。尻尾の先を震わして、なかなか迫力のある威嚇であった。最初は105ｍｍで撮影していたが、これは広角でとってもおもしろいかなと思い立ち、思いっきり近寄ってワイドに撮ってみた。何度となく攻撃をされたが、毒蛇ではこんなことはできない。しかし、かじられるとそれなりに痛い目に遭うのも確かだ。幸いかじられはしなかったが、寝そべった撮影で、栗のイガがちくちくと刺さったのが痛かった。</description>
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         <pubDate>Thu, 09 Apr 2009 21:04:02 +0900</pubDate>
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         <title>ナナフシの1齢</title>
         <description>だいぶ日が長くなり、朝の時間が有効に使えるようになってきた、しかし、まだまだ冷え込みが強く、日の出直後に活動を始める昆虫はすくない。それでも、芽吹き始めたコナラの枝先で見つけたのはナナフシの1齢幼虫であった。今朝孵化した様子で、虚弱そうな細い体ながら、朝日に向けて前脚を振るう様子は産まれた喜びをあらわしているようにも見えた。こんなに弱々しい体つきでも、厳しい自然の中で生き残る力を持っていることが素晴らしい。</description>
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         <pubDate>Tue, 07 Apr 2009 21:16:18 +0900</pubDate>
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         <title>春本番の使者　ビロードツリアブ</title>
         <description>久しぶりに春らしく暖かい日となった。昼に再びカタクリをまず見に行くが、花のピークはすぎ、昆虫の訪花も少なかった。少し目先を変えてショカッサイが多い林縁へと行ってみた。ビロードツリアブが時折来ては吸蜜していくが、警戒心が強くなかなか近寄らせてはもらえなかった。しかし、これも個体差があり、おなかがすいているのか、狭い範囲で花を転々と行く様子を間近に見せてくれる個体がいた。長い特徴的な口吻を花に突っ込んでいると、ちっともビロードツリアブらしさが出ないので、抜き取る瞬間を狙って撮ってみた。</description>
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         <pubDate>Mon, 06 Apr 2009 19:35:01 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>エンペドヴァーナタイマイ</title>
         <description>5月16日から開催の企画展「ボルネオの自然と昆虫」の図録編集作業が連日つづいている。「昼のジャングルで見られる昆虫」という見開きのページを作っていて、昨年ボルネオで撮影したアゲハのことを思い出したのだ。クバの国立公園を後にする直前に撮影したそのアゲハの種名を調べようと思ったが、主だった図鑑で簡単に合致する種類が見いだせなかった。しかし、昨年の「アゲハのふしぎ展」で同じような標本を見た記憶があったので、とりあえず収蔵庫の標本を見てみることにした。似た種類がいくつかある中で「これだ！」と確信した標本には「エンペドヴァーナタイマイ」と記してあった。さて、ネット検索をしてみたがヒットせず、学名のアルファベットを打ち込んでようやくそれらしい情報が出てきた。和名ではオナガクロタイマイともいわれ、高所を飛ぶアゲハで採集が難しいとのことであった。たまたま目の前を横切って運よく手前のシダに止まったところを撮影しただけであったが、おそらく羽化直後でそれほど飛翔力がなかったにちがいない。おそらく何十回とボルネオに通っても撮影できる種類ではなさそうで、いまさらながら、運のよさに感謝しながらちょっとうれしい気持ちになった。</description>
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         <pubDate>Sat, 04 Apr 2009 21:17:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カタクリを訪れたオオマルハナバチ</title>
         <description>今日も昼のひと時を、カタクリに集まる昆虫を求めて現地に向かった。昨日よりもいくぶん暖かく、ビロードツリアブやコツバメ、ホソミオツネントンボなど今年初めて見るものばかり視界に飛び込んできた。しかし、カタクリの花には昨日と同じくそれほど活発に昆虫が訪れることはなかった。突然「ブーーーン」という羽音がするほうに目を向けるとカタクリに黒い塊が付いているのが見えた。クロマルハナバチかコマルハナバチであろう大きなハチが見え、シャッターチャンスの訪れに緊張が走った。ゆっくりと近づき間合いを詰めながらカタクリを渡り歩くハチに無我夢中でシャッターを切りまくった。あとで画像を確認すると、後姿で腹部に輪の模様がはっきりと映ったカットを見つけたのだ。後に図鑑で調べてみると、どうやらオオマルハナバチのようであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/04/03/post_333.html</link>
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         <pubDate>Fri, 03 Apr 2009 20:24:26 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カタクリとセイヨウミツバチ</title>
         <description>企画展に向けてまた長いトンネルに突入したところだが、春めいたフィールドへは時間を作って少しでも歩いてやろうという気持ちだ。今日は肌寒い朝から始まったが、雲がすっと抜けて青空が広がった。昼食をさっさと済ませ、カタクリの様子を見に足を運んでみた。風が冷たく、昆虫の気配がまるで感じられなかったが、よく見ると小型のハナバチ類やそれを狙うようにヒメフンバエの姿があった。昆虫との絡みでカタクリを撮りたかったが、なかなかチャンスに恵まれずカタクリ単独でポートレートを撮ることにした。ミヤマセセリとコマルハナバチが時折かすめたが、花に止まることはなかった。「今日はダメか」とあきらめかけたとき、視界に入ったのがセイヨウミツバチであった。今年は園内でまだ飼育をしていないのにどこからやってきたのだろう。花へのアプローチが割とゆっくりでフォーカスがしやすい個体であった。カタクリ独特の紫色の花粉団子をあしに絡めている様子をふるまってくれた。動き回る昆虫とのガチンコ勝負で、久しぶりに緊張感が走る撮影が体験できた。</description>
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         <pubDate>Thu, 02 Apr 2009 20:02:11 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>最後の乱舞　オオゴマダラ</title>
         <description>生態温室の存続の危機は以前にもお伝えしたが、結果として、今年度はなんとか継続できることとなった。しかし、チョウの飼育担当者が来年度は半分に減らされ、飼育数は激減することになる。温室ではちょうどチシャノキが開花しオオゴマダラが見事な乱舞を見せている。こんな見事なチョウたちの舞いもこれが最後と思うと残念でならない。来年度は昆虫の森の人員定数削減と、さらに人事異動も発表となったが、開館以来、一緒にやってきた相棒が移動となってしまった。全体の人事を見て職員誰もが思うことは、少ない人員でやっていく配慮のかけらもない内容であった。昆虫の森をジワジワと廃止に追い込む群馬県の政策？がひしひしと伝わってくる。</description>
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         <pubDate>Sat, 28 Mar 2009 15:30:39 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ナナホシテントウの産卵場所</title>
         <description>飼育しているナナホシテントウがナズナの葉に産卵をした。実は写真絵本などでよく見るこのシーンはなかなか簡単には撮れないということがやってみてつくづくわかった。というのも飼育しているナナホシテントウが産卵に選ぶ場所は、たいていツルツルしたプラスチック容器の壁面なのだ。野外ではこの時期、落ち葉や石などを産卵場所として選び、基本的に緑の葉や茎は産卵したくない場所のようである。
あまり好まない場所に産卵させて、「絵作り」とはなにかと自分に疑問を投げかけもしたが、見た目に「鮮やか」とか「春っぽい」とかテントウムシを美しく描写することはまず第一優先なのだ。生態的に誤った描写でないかぎり、きれいに撮るということは必要である。しかし、次は石や枯葉に産卵しているシーンも撮ってみたい。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/27/post_330.html</link>
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         <pubDate>Fri, 27 Mar 2009 14:59:33 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ナナホシテントウの蛹化</title>
         <description>来年の春のテーマ展準備として、ナナホシテントウの一連の生態を撮ることが春の課題でもある。気がつけば、終令幼虫がフィールドではうようよいる始末で、取材としては完全に出遅れている。それでも回収した幼虫がすぐに前蛹になり、今日、蛹化を撮影するチャンスを得た。久しぶりにファインダーをのぞいてその時を待つという撮影スタイルとなったが、これからのシーズンに向けてリハビリのような感覚でその時を待つことにした。やっと訪れた瞬間は、意外にもあっけなく一皮むけて終わってしまい、なにか今撮れるものはないかと考えたとき、蛹化した直後にみせる状態を起こす運動をアップで撮ってみようと思った。しかし、色づいた蛹の定点をずらしたくなかったので、もう一台のカメラをつかって、設置してあるカメラやストロボの機材の間をくぐって蛹化直後の蛹の表情を撮影した。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/24/post_329.html</link>
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         <pubDate>Tue, 24 Mar 2009 19:25:54 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>映像トンネル　リニューアル</title>
         <description>映像トンネル廃止後、ようやく新規展示が公開できるところまでたどりつき、標本展示が未だ未完成だが、3連休に間に合わせて公開に踏み切った。貼り付けられたパネルの細部を確認していくと誤字脱字のオンパレードで、言い訳がましいが、時間的な余裕のなさが伺える。自分的仕事史上、もっとも難易度が高い仕事であったが、積み上げてきたことがすべて役に立ったし、手伝ってくれた仲間たちの手際のよさに助けられてなんとか形になったことがとにかくうれしい。
ホッとするのもつかの間で、頭を「ボルネオ」にシフトして、遅れている夏の企画展準備開始だ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/22/post_328.html</link>
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         <pubDate>Sun, 22 Mar 2009 17:54:05 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>柳のオオミノガ</title>
         <description>気がつけば3月も半ばとなって刻々とフィールドは春らしさを増している。早朝に雑木林を久しぶりに歩いてみると、小鳥たちのさえずりもにぎやかで、ウグイスカグラが咲き始めたり、カタクリもだいぶ葉を伸ばしていた。しかし、なかなか写真に撮りたいと思える春は見つけられなかった。仕事場へと向かっていた時、目に入ったのが柳の枝先のミノムシであった。冬のネタではあるが、たまたま柳も芽の育ちも遅く、冬っぽいイメージで撮ってみようという気になった。とても春を迎えるという仕事の節目が見えないせいか、自分で春を拒絶しているような気にもなった。蓑に窓を開けて中の幼虫の様子をみると、無事に冬越しした大きな幼虫が入っていた。春とはいえ、この幼虫が蛹になるのは5月過ぎでまだまだ先が長い。なにか、状況は自分とよく似ているなと感じた。今の仕事が一段落したら、蛹から成虫へと変態する様子を撮ってみようという気になり、持ち帰ることにした。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/16/post_327.html</link>
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         <pubDate>Mon, 16 Mar 2009 21:21:58 +0900</pubDate>
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         <title>春の雪とオオカマキリの卵嚢</title>
         <description>朝、カーテン越しに外を見て驚いた。うっすらと雪が積もっていたからだ。少し早めに家を出て、ちょっとした春の雪の風景を探したがこれといったものはなかった。風が冷たく、引き上げる気持ちに半分以上傾いた時、あることを思い出した。雪が降ったら撮ろうと思っていたオオカマキリの卵嚢があることを思い出したのだ。昨年から今年にかけてはほとんど雪らしい雪もなく、そのまま春を迎えてすっかり忘れていた記憶が突然よみがえった。朝陽はすでに差し込み、雪は解け始めていたが、記憶をたよりに卵嚢があった位置を目指した。3月も半ばになろうとしているこの時期に、強引にススキ原の一角を冬景色として切り取ってみた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/12/post_326.html</link>
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         <pubDate>Thu, 12 Mar 2009 20:46:06 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>トビモンオオエダシャクの模様</title>
         <description>啓蟄も過ぎ、春の気配はフィールドにあふれているはずだが、ゆっくり歩くという時間がとれない。朝一番でライトトラップを覗くと、春の使者であるトビモンオオエダシャクが入り始めていた。これから先、ライトトラップのガの移り変わりが楽しみな時期になってきた。樹皮に似た翅の模様は過去にもさんざん撮ってきたが、更新のネタもないし、ファインダーを覗く感覚から遠のいてはいけないと思って、翅の模様をテーマに20分コースで撮影を試みた。樹皮に似ていると思わせる模様は、様々な色が入り混じった鱗粉が構成しているわけで、あらためてよく見てみると、ピクセルの要素と共通していると感じた。一つ一つの鱗粉は基本的には単色であって、それが貼り絵のごとく配置されることで複雑な模様を作り出しているわけだ。そんなあたりまえの事実に気づき、関心してしまうことが、とてもリフレッシュな気分にさせてくれるのであった。</description>
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         <pubDate>Wed, 11 Mar 2009 19:44:02 +0900</pubDate>
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         <title>杏の花とイラガのまゆ</title>
         <description>不安定な天気が続いていることと、忙しさも手伝ってフィールドとはずいぶんご無沙汰であった。風が強いがコントラストのきいた抜けの良い晴れということもあって、昼食後の数十分であったが、カメラを持ってぶらりと気分転換を試みた。ウメの花のピークはすでに過ぎ、代わって杏がピンクのかわいい花を咲かせていた。菜の花にはニホンミツバチがたくさん来ていたが、どうも杏の花は人気がなく、昆虫の気配がまったくといっていいほどなかった。花だけの写真を撮らないこともないが、欲を言えば昆虫が主役で撮りたいものだ。そんなとき目の飛び込んだのがイラガのマユであった。冬の象徴的なネタではあるが、春めいた組み合わせも悪くわないと思った。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/03/07/post_126.html</link>
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         <pubDate>Sat, 07 Mar 2009 20:23:14 +0900</pubDate>
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         <title>さらば　映像トンネル</title>
         <description>3月1日の日曜日を最後に、映像トンネルの展示が終了した。メンテナンスなどの維持費がかさむことと、昨年からの施設見直しで立ち上がった「あり方検討委員会」での不評が廃止の決めてとなったわけだ。施設の立ち上げからかかわった僕の立場としては、なくなるようなものを最初から作らなければよかったとただ思うだけである。ただ、当時の情勢はまったく否定できる余地などはなかった。いずれにしても、なくなるのはともかくとして、そのあとに何を展示するかということで昨年の暮から苦労しているわけで、昨日から現場施工がスタートし、いよいよ25日までのカウントダウンがはじまってしまった。このタイトなスケジュールはオープン前の忙しさ以上だ。</description>
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         <pubDate>Tue, 03 Mar 2009 21:14:55 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>コブハサミムシ　母を食べる子供達</title>
         <description>朝一番でコブハサミムシの様子を見ると、いきなり衝撃的なシーンが展開されていた。母虫の背中に塊となった子供達が、翅の下に潜り込んで母虫を食べ始めたところだったのだ。子供達に自らの肉体を捧げる話は有名だが、目の当たりにする光景はあまりにも衝撃的であった。子供達は母を食べるという本能に導かれ、母虫は捧げるという本能の中で、抵抗することなく子供達に食べられていくのであった。やがて母虫の胴体な二つに分けれ、その断面に子供達は群がり、胸の筋肉が食べられると母虫も徐々に動きが無くなっていったが、最後まで触角が動いていたのが印象的であった。他のハサミムシは、子供達の巣立ちを見送り、再び産卵する種類が多いのに、コブハサミムシはなぜ、このような繁殖スタイルにいきついたのだろうか、同様なことがカバキコマチグモでも行われるが、卵の数を多く産むより、栄養を得て巣だっていく子供達のメリットへと進化していったことになる。当然その結果としてコブハサミムシの今があるわけで、十分に合理的な繁殖スタイルなのだろう。</description>
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         <pubDate>Sun, 01 Mar 2009 21:24:00 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>コブハサミムシの孵化</title>
         <description>天気が悪かったり、忙しかったりでだいぶ更新が滞ってしまった。映像トンネルの新規展示パネルのデータ作りは一段落したが、５月からの企画展準備も始まり、恐ろしいくらいの忙しさだ。頭の片隅には、コブハサミムシの孵化を逃さないようにと肝に銘じているつもりだが、昨日はすっかり飛んでしまっていた。孵化が近いことはしっていたので、今日は朝一番で確認してみることにした。すると、案の定、すでに孵化した後であった。まだ卵はあるが色づいた幼虫もいる様子から昨日の未明に孵化したという感じであった。まあ、一番撮りたいシーンはこれからなので、落胆はそれほどでもなかったが、この先、どんなタイミングで子供達が母虫を食べてしまうのかまったく予測がつかないのが不安である。母虫はいたって元気な様子なので、寿命が尽きて食べられるのではなく、子虫が食いつく行為に抵抗もせず食べられてしまうのだろうか？</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/27/post_322.html</link>
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         <pubDate>Fri, 27 Feb 2009 19:37:04 +0900</pubDate>
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         <title>ニワトコフクレアブラムシ</title>
         <description>春めいたと思いきや、再び寒さが戻ってきた。春は恋しいが冬はやっぱり冬らしいのがいい。
撮影用にナナホシテントウの飼育をはじめたが、まだ野外では餌のアブラムシを調達するのはちょっと苦労する。埼玉、東京が拠点だったころは、イバラヒゲナガアブラムシやギシギシアブラムシをよくかきあつめたものだった。しかし、群馬のこのあたりではまだまだ餌として使えるほど発生していないのだ。ふと頭をよぎったのは、ニワトコに早くから発生するニワトコフクレアブラムｙシだった。園内のニワトコをいくつか見て回ると、思ったとおりそれなりに増えていた。「しめしめ」と回収しさっそくナナホシテントウに与えてみたが、あまり積極的に食べてくれないのだ。アブラムシならなんでも食べるというわけではないのかもしれない。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/21/post_321.html</link>
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         <pubDate>Sat, 21 Feb 2009 20:20:52 +0900</pubDate>
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         <title>カメノコテントウの汁</title>
         <description>冷蔵庫に保管してあるカメノコテントウを使って、防御用の汁を出した写真を撮ってみようと思った。というのも来年の春のテーマ展はテントウムシでやろうと、オフィシャルではないが自分の中では大筋決めたこともあった。ナナホシテントウやナミテントウはおなじみの黄色い汁を出すが、カメノコテントウの朱色の汁は色的なインパクトが結構強いのだ。いろいろな昆虫が防御用の化学物質を出すが、テントウムシのように、色つきは意外とないようだ。それでなくても、外観でおおいに目立っている昆虫だから、派手な色でしかも苦い汁を感じたら、襲った鳥も相当いやな印象を受けるだろう。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/18/post_320.html</link>
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         <pubDate>Wed, 18 Feb 2009 21:04:15 +0900</pubDate>
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         <title>春を告げる蛾　オカモトトゲエダシャク出現</title>
         <description>今日も朝から暖かい。朝一、久しぶりにライトトラップを見に行くとキリガのなかまに混じってオカモトトゲエダシャクが入っていた。キリガは成虫越冬しながら早春に活動を始めるガであるが、オカモトトゲエダシャクは春羽化のガで例年になく早い発生である。シャクガらしからぬ立体感のあるスタイルは、どこから撮っていいかわからないくらい個性的な特徴をもったガなのである。
待ちに待った春の昆虫ではあるが、かなり大胆なフライングだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/15/post_319.html</link>
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         <pubDate>Sun, 15 Feb 2009 20:34:20 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>コブハサミムシ</title>
         <description>昨年の暮に、石老山で採集したコブハサミムシがいた。孵化した幼虫が母虫を食べてから巣立っていく話は有名だが、そんな様子が撮れればと思って土を入れたセットに石を入れて屋外に保管しておいたのだ。その後、忙しさに追われてそんなことも頭からふっとんでいた。虫の知らせか神のお告げか、そんな大げさなものではないが、突然「そういえば・・・」と思いだしてセットのフタを開けて石をはぐってみた。
すると、そこにはちょうど卵の世話をする母虫の姿があった。なかなかのタイミングで卵と母虫の姿を撮影することができた。あとは孵化から幼虫が巣立つまで、もう忘れることはないと思うのだが・・・。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/14/post_318.html</link>
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         <pubDate>Sat, 14 Feb 2009 19:13:57 +0900</pubDate>
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         <title>クロスズメバチの顔</title>
         <description>昨日のヒメスズメバチの顔の美しさが引きずっていて、今日は、冷蔵庫にあるクロスズメバチのことを思い出し、改めて顔をよく見てみたくなった。くっきりとした白黒模様のコントラストは他のスズメバチにはない顔立ちをつくり出しているが、真黒な複眼が鉄仮面のような無表情さと冷酷さを感じさせるのだ。小さいながらもスズメバチで一番のクールな二枚目だ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/10/post_317.html</link>
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         <pubDate>Tue, 10 Feb 2009 21:01:35 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヒメスズメバチの顔</title>
         <description>映像トンネル廃止に伴う新規展示パネルも、6割から7割まで原案データを収めることができたがあくまでも原案であり、残された時間を考えると余裕などない。今日は3枚構成となっている「昆虫の護身術」の冒頭の総論パネルに取り掛かった。毒を持つことで身を護る昆虫の象徴としてスズメバチの怖そうな写真を入れてみようと思ったが、整理されていない写真を引っ張りだすよりも、冷蔵庫に保管してある生きた個体をモデルに撮影したほうが早いとも思った。しかし、保管してあったオオスズメバチは息絶えていたのだ。ふと思い浮かんだのは、先日、崖で冬越ししていたヒメスズメバチであった。すぐに現場に行くと幸いなことに、そのままの姿でじっとしていてくれた。撮影に入り、越冬中にもかかわらず引っぱり出して威嚇やらいろいろとポーズを要求してしまったが、まじまじとヒメスズメバチの顔つきをファインダー越しに見てみると、他のスズメバチにはない、表現するとすればエレガントな表情であることに気づいた。「ヒメ」がつくだけあって、顔立ちもプロポーションも女性的なのである。しかも性格はスズメバチ類では際立っておしとやかなのだ。</description>
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         <pubDate>Mon, 09 Feb 2009 17:54:14 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヒメアカボシテントウ</title>
         <description>プログラム対応が一段落して、3時過ぎにフィールドの様子を見に行った。今日も風は弱く暖かな日で、果樹園の石の下には早々とナナホシテントウの卵塊があった。陽がすでに傾いていてナナホシテントウの姿ははかったが、梅の木の根元で見つけたのはヒメアカボシテントウであった。小ぶりな体つきは、お椀をひっくり返したような正確な半球体に近く、うるし塗りの黒光りと小さな赤い紋が印象的だ。カイガラムシを食べているようだが、黄色みがかった陽射しの中でゆっくりと歩いていた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/07/post_315.html</link>
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         <pubDate>Sat, 07 Feb 2009 20:50:27 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>コロギスの越冬</title>
         <description>コロギスの越冬する姿を何度か撮影しているが、どうも納得いく写真が撮れていなかった。枯葉を綴った中に潜む黄緑色のまぶしい姿は、真冬の雑木林で本当に輝いて見えるのだ。綴った部分をまともに開いては覗きこんだ感じがしないので、丸い窓を開けてみることにした。慎重に枯葉に切れ込みを入れていくことは言うまでもないが、気温が低い早朝を選んで、じっとしているポーズを崩さないように指先に相当の神経を傾けた。</description>
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         <pubDate>Thu, 05 Feb 2009 19:56:19 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>生きていたヒナバッタ</title>
         <description>梅も咲き始め、風も弱くポカポカした陽気に誘われて、昼休みに果樹園へと出かけてみた。梅の花にニホンミツバチが来ているだろうと予測したが、意外にもその姿はなかった。視点を切り替えて、地上部の春を探してみると、石垣に羽化したばかりと思われるナナホシテントウがいた。つい先日も、幼虫がいたという話を聞いていたので、今年の冬の寒さは、ナナホシテントウにとっては活動休止するほどではないのかもしれない。そして、目を疑うものを発見してしまった。ヒナバッタであった。見つけたときは一瞬、頭の中で季節が初冬に逆戻りしかけたが、冷静になって「どうせ死骸だ」と決めつけた。しかし、ちゃんと生きた個体であったのだ。バッタ類の生き残りは12月頃まで見られることがあるが、春めいた2月にヒナバッタを見るということは僕にとって結構驚きの出来事であった。「温暖化」という現象に直結することは難しいが、昆虫たちは正直に環境を受け止めて暮らしているのだろう。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/02/04/post_312.html</link>
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         <pubDate>Wed, 04 Feb 2009 20:07:38 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>シミの卵</title>
         <description>先日に紹介した、無変態の解説用に多摩の昆虫園から譲っていただいたシミがようやく卵を産んでくれた。飼育ケースを覗き込んでは、それらしいものがないか探していたがなかなか見つからずにいた。掃除をしていて、かき集めた糞に混じって一粒だけらしきものがあったのだが、軽率に指で触って壊してしまった。ひとつあればまだあるはずだと思い、足場として入れてある鶏卵用の厚紙をくまなく見てみるが見つからず、めくれた隙間を開いてみると・・・「あった！」1ミリくらいの楕円計の卵が、5個ほどまとめて産みつけてあった。なんの変哲もないシンプルな卵であったが、シミの一生を語る上でなくてはならないものであった。さて、写真に撮ろうと高倍率の接写を準備してファインダーを覗くと2個しか見当たらないのだ。現物をよく見ると、やはり2個になっていて、垂直近くに傾けたら3個はどこかに転がり落ちてしまった。しかし、なんとか「シミの卵」と言えるべき写真が撮れてよかった。</description>
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         <pubDate>Tue, 03 Feb 2009 20:33:10 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>アリジゴク釣り</title>
         <description>相棒が進めている昆虫ショーの新企画準備でアリジゴク釣りの撮影を行った。ミールワームをタナゴ針に引っかけてアリジゴクの巣に落とすと、大アゴで挟み込んでずるずると土中に引きずり込んでいくのだが、あまり気が早く引っ張りあげると放してしまい、駆け引きとタイミングがコツのようだ。実際の手法は様々だが、アリジゴクの習性を利用したひとつの遊びなのである。そして、ふと、少年時代のアリジゴクにまつわる思い出がよみがえった。
小学3年で静岡の御殿場市に引っ越して間もないころ、学校の帰り道、近所でアリジゴクの巣を初めて発見したのであった。古い高床の木造倉庫の下にはたくさんのすり鉢があり、いてもたってもいられず床下にもぐりこんだのであった。無造作に巣に指を突っ込むが簡単には捕まらず、そのうち柔らかい感触の固まりを摘まむとそれが初めて対面したアリジゴクであった。目的を達成して床下から這い出すと見知らぬおばさんにばったりと遭ってしまい。クモの巣だらけの姿に思わず「どうしたの？」と尋ねられた。
後にそのおばさんは同級生のお母さんであることがわかったのだが、強烈な印象を与えてしまったようで、後々逢うたびにその話が出てくる始末となった。虫好きな変わった子が越してきたとその当時はウワサになっていたようだ。
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         <pubDate>Sun, 01 Feb 2009 20:15:12 +0900</pubDate>
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         <title>ヒメスズメバチの意外な越冬場所</title>
         <description>「崖にスズメバチがいるよ」と情報をくれたのは小野里さんであった。はて？小野里さんが崖掘りで昆虫を探すはずもなく、様子を詳しく聞くと崖の表面に止まっていて、日々少しずつ移動しているというのだ。さっそく現場を見に行くと、民家の北側の崖で、建物と崖の間は1.5メートルほどしかなく日も当たらないが、雨も当たらない薄暗い場所であった。ヒメスズメバチは崖の亀裂に身を寄せていた。
たまたま、潜り込むことができなかったとも考えられるが、越冬場所としてはそのままでも十分で、スズメバチの冬越しのスタイルとしては初めて見る光景であった。</description>
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         <pubDate>Sat, 31 Jan 2009 16:03:17 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>昆虫の頭部</title>
         <description>「昆虫のからだのつくり」パネルが今日ようやく一区切りがついた。といってもまだまだ先は長いのだが、構成時に具体的なパネルイメージが湧いていなかった項目だけに、ちょっとすっきりした気分になれたのは事実だ。今更だが、昆虫学の基礎を学んだような、パネルを作っていて結構勉強になった。昆虫の頭部の話題では、感覚器官が集中した頭部の部位説明と、神経系の話でまとめることにした。91ｃｍ×91cmのサイズは大きく感じるが、意外と情報量は入らず、どの話題も内容は総論までである。しかし、写真や図を大きく使ってビジュアル的に見せられるのがパネルの強みでもあり、直感的に昆虫のからだのつくりを理解したり、興味をもってもらえたらうれしい。</description>
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         <pubDate>Thu, 29 Jan 2009 20:43:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ナナホシテントウの冬越し</title>
         <description>冬でも暖かい日のナナホシテントウは結構目立つが、越冬中を探すとなるとなかなか的を絞れず簡単には見つからないものだ。畑の段差に作られた石垣にナナホシテントウの羽化殻が目につき、その下のオオイヌノフグリをかき分けたところ、立て続けに2個体発見することができた。晩秋や春先のナナホシテントウは、産卵したり、蛹化、羽化の場所としてコンクリートや石をよく利用するが、熱吸収して温まる物体をよくわかっているようだ。まだまだ春は遠いようにも感じるが、2月になればナナホシテントウもいよいよ産卵シーズンに入る。</description>
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         <pubDate>Mon, 26 Jan 2009 18:07:56 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>昆虫のからだのつくり</title>
         <description>映像トンネル廃止に伴う新規展示準備で頭を悩ます毎日である。一通りの展示ストーリーと各パネルの項目出しまではできたが、個々のパネルデータ制作に取り掛かるとなかなか順調とはいえない。
「昆虫のからだのつくり」パネルではスズメバチのからだを基本として、体の内外の特徴をパネル化しようと考えているのだが、その他の代表的な昆虫の頭・胸・腹の区切り目を補足的に入れてみることにした。よくある図鑑の巻頭か巻末では、これらの情報はだいたいイラストで表現されることが多いのだが、イラストは描けないし、写真で表現できるところは極力写真でと考えている。
デザイナーさんに渡すラフレイアウトまでが仕事だが、僕自身が何を伝えたいかを明確に情報整理しないとお客さんが見ても分かりづらいものになってしまうわけで、まだまだパソコンに向かって顔をしかめる日が続きそうだ。</description>
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         <pubDate>Sat, 24 Jan 2009 19:25:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>束の間の春</title>
         <description>朝方まで降った雨が上がると、陽が射し始め気温が一気に上がった。3月下旬を思わせるような春めいた陽気となり、昼飯を早々に済ませると小さな春を探しに出歩いてみた。
菜の花にはニホンミツバチやハナアブが訪れ、オオイヌノフグリの上ではナナホシテントウが活発に歩き回っていた。動き回っている昆虫たちを見ているだけで幸せな気分になれるのだから、僕も本当に安上がりな趣味を持ったことに感謝したくなる。春はまだまだ遠く、天気予報ではまた明日から冷え込むらしい。一瞬であったが束の間の春を楽しむことができた。</description>
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         <pubDate>Fri, 23 Jan 2009 20:02:48 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ニホンミツバチの越冬</title>
         <description>厳冬期に入りつつある中、ニホンミツバチの巣が気になって朝一番で見に行くことにした。外観上、ハチの姿は見えず、巣板の奥に入り込んでいる様子であったが、秋の発見当時に比べると働きバチの数は明らかに減少しているようにも思えた。下から仰ぎ見るように巣板の奥を覗き込んでいると、数匹の働きバチがスクランブルをかけて頭にまとわりついてきた。冬の朝っぱらからこんなに元気に攻撃をしかけられるのもミツバチならではで、多くの昆虫のように冬季の活動休止はないのだ。そのかわり、巣内に蓄えた貯蔵食物を冬の間も消費し続け、暖かい日は冬でも蜜や花粉を集めて働き続けているわけだ。セイヨウミツバチに比べると刺すことは少ないが、空気を察知して続々と巣内からはい出し、ちょっと騒がしくなったのに耐えかねて防護面布をかぶって撮影することになった。北風は当たらないが、それにしても寒々しい裸の巣は無事に春を迎えることができるだろうか？</description>
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         <pubDate>Wed, 21 Jan 2009 20:41:44 +0900</pubDate>
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         <title>見事な土器　スズバチ初期の巣</title>
         <description>ヤマハンノキの幹の背丈ほどの場所で、南に向って口を開く直径3センチほどの見事な壺型の巣を発見した。この時期に口が開いているということは完全なものではなく、途中で放棄されたものだった。壁面に巣をよく作るムモントックリバチが頭に浮かんだが、サイズ的に大きいのと、表面の泥の粒が粗くトックリバチよりも粗雑な印象を受けた。「こんな巣を作る他のドロバチとはなんだろう？」と疑問を抱きながら写真を撮ることにした。ネット上でいろいろ調べていてやっとたどりついた答えが「スズバチの初期の巣」であった。壁面や枝先に作られる大きな泥団子は、初期には壺型であることを初めて知る機会を得た。未完成だからこそ拝めた見事な土器であったわけだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/01/19/post_304.html</link>
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         <pubDate>Mon, 19 Jan 2009 17:40:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>「無変態」ヤマトシミ</title>
         <description>昆虫の森見直しの一環として、展示効果が低く維持費がかかる映像トンネルが今年度で廃止となり、それに代わる展示を年度内に仕上げるというとんでもない仕事が発生した。お金がない、時間がない、ないないづくしでいったい何ができるのか？そんなことを言っていてもはじまらないので昨年末から準備を始めている。考えた展示プランは実にシンプルな昆虫の起源からはじまるベーシックな展示内容で、ようやくパネルデータに着手しはじめたところなのだ。「昆虫の成長のしかた」では定番の無変態から完全変態を解説するのだが、無変態の代表であるシミの成長を白バックで説明したいと思い、多摩の昆虫園にお願いし、シミを分けていただいた。世間一般では害虫扱いだが、ゴキブリのようにどこでもいるわけでなく、見たいと思っても見られない、近年では珍しい家屋内昆虫のようだ。しかも生きた化石であることは言うまでもなく、しげしげとシミを眺めながら地球の歴史、そして数億年に至る昆虫の歴史にロマンを感じつつ、少し楽しみながらデータを作っている。肝心なのは、このシミに卵を産んでもらい、卵の写真をしっかりと撮らなくてはならないという課題が残っているが、いまだに卵らしきものは見当たらず、どんな卵を産んでくれるのか今から楽しみにしている。

PS
「ヤマトシミ」としたが、いろいろと調べると「セグロシミ」のようです。　　09.2.4</description>
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         <pubDate>Sun, 18 Jan 2009 20:39:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>2種混合冬越し集団</title>
         <description>前から気になっていたサクラの立ち枯れがあった。樹皮がめくれて、いかにも昆虫が冬越しに潜り込みそうな木であった。今日はその立ち枯れの樹皮をそっとめくり、中を覗き込んでみることにした。東側の隙間の奥にヒメオビオオキノコムシの集団がまず見え、なんとなく手ごたえを感じた。そして南側でカメノコテントウが4匹寄り添っているのを見つけ、「なるほど、同じ種類でみんな寄り添うんだなぁ」と思いつつ西側の樹皮をめくると・・・・なんと2種が寄り添って越冬していたのだ。テントウムシとキノコムシ、見た目にもいい感じのこの取り合わせは、黒地に赤系の色どりの共通点がそう思わせたのかもしれない。</description>
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         <pubDate>Thu, 15 Jan 2009 17:45:23 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヒメカギバアオシャクの幼虫</title>
         <description>先日、ウラギンシジミを見つけた一角のコナラの幼木で、今朝発見したのはヒメカギバアオシャクの幼虫であった。冬の枝先で見られる昆虫たちはカムフラージュの名手ばかりだが、このヒメカギバアオシャクは比較的探しやすいシャクトリムシで悪く言うと「枝っぽくない」ということになる。それにしても、この個体が付いていた場所はあまりにも探しやすい枝であったが、本来、萌芽更新後に出る太めのやわらかい枝を好んで選び、冬芽がささくれ立った様子を再現した姿は、最適の場所であればそれなりのカムフラージュ効果を発揮するのだ。
しかし、この個体はこの先、目立つ姿で隠れようもないまま冬を過ごしていくわけで、「どうか、見つかりませんように・・・」と朝日に向かって拝んでいるように見えてきた。</description>
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         <pubDate>Mon, 12 Jan 2009 17:20:08 +0900</pubDate>
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         <title>ウラギンシジミの越冬</title>
         <description>昨日からの雨もやみ、天気が回復する境目の朝であった。冷たい風が強く吹きつけ、ちょっとためらったが早朝フィールド散策に出かけた。
変な話だが、この冬になってあまりまじめに冬越しする昆虫を探していない。昨年は枝先などをくまなく見てまわりシャクガ幼虫やミドリシジミ類の卵をよく探したものだった。そんなこともあり低い枝が多い萌芽更新区に行ってみることにした。歩き始めてすぐさま、真正面に現れたのがウラギンシジミであった。
常緑樹の葉裏で越冬することが多いが、本来であれば落葉してしまうはずのクヌギの葉裏にしっかりとくっついていた。クヌギやコナラの幼木や萌芽は春先まで枯葉を落とさない性質があるが、そんな場所を越冬に選んだようだ。しかし、ここで不思議に感じるのは、ウラギンシジミが活動し越冬場所を決める時期には、雑木林全体としてまだ落葉が始っていないのだ。以前も落葉しない性質のヤマコウバシの葉裏で越冬する個体を見つけたことがあるが、ウラギンシジミは冬になっても葉が落ちない場所をどのように選んでいるのだろう？</description>
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         <pubDate>Sat, 10 Jan 2009 10:39:23 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>松ぼっくりとヒゲブトハムシダマシ</title>
         <description>クラフトの材料として園内から拾い集めた松ボックリから「変な虫が出たー！」と情報をもらった。正体はヒゲブトハムシダマシであったが、それがどうも偶然ではないように思えた。
７個の松ボックリから十数個体がはい出し、そのまま冷所に一晩置いたところ、再び戻ったとのことだった。松ボックリを見せてもらうが、一見どこにいるかわからなかった。しかし間違いなくいるはずでさらによく見ると、松傘の奥に頭を突っ込んだ姿がようやく浮かび上がってきた。ヒゲブトハムシダマシの扁平な体型と褐色の体色は松ボックリに潜むにはあまりにも都合がよすぎる組み合わせだと感じた。
温度変化に敏感に反応し、２０度前後の室温ではすぐに松傘のひだの間をちょこちょこと歩きだした。
ヒゲブトハムシダマシは落葉下や朽木に普通にいる昆虫のようだが、たまたま落下した松ボックリに集まったにしては密度が高く、なにか両者には関係があるように思うのだが・・・
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         <pubDate>Thu, 08 Jan 2009 20:23:29 +0900</pubDate>
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         <title>アオバセセリの蛹</title>
         <description>秋の頃、アワブキにぶら下がっていたアオバセセリの幼虫たちは、今頃、落ち葉の下で蛹となって冬越ししているはずである。しかし、オオムラサキの幼虫のように食樹の根元で簡単に見つかるはずもなく、探し出すのは容易なことではない。それでも、冬越しの姿を写しとめるために、秋に採集した幼虫を飼育して落ち葉の中で蛹になった姿を今日撮影した。
落ち葉で作られた部屋を覗き込むと、粉を吹いた真っ白な姿の蛹が無表情でありながらもこちらを見ているようにも見えた。一見、粗雑な空間にも見えるが、数枚の落ち葉をしっかりと糸でつむぎ、自分の体もＹの字に引いた糸で固定している。夏に発生する２化目のアオバセセリは、樹上の葉を綴った中で蛹になるが、秋の幼虫は蛹になる場所をちゃんと使い分けることができるのだ。どんな虫も、長い冬を無事に乗り切るための「こだわり」というのがあるのだろう。</description>
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         <pubDate>Wed, 07 Jan 2009 20:27:12 +0900</pubDate>
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         <title>ミスジチョウの越冬幼虫</title>
         <description>明日から「昆虫たちの冬越し展」が開催となり、今日は展示物の最終調整となった。このイベントの大きな特徴は、ガラス越しに屋外での越冬昆虫の生きた姿が見られるコーナーがあり、今年の新顔は先日出したシロスジカミキリやアケビコノハ、そしてミスジチョウの幼虫であった。ぽつんと枝先に残ったカエデの葉に小さな幼虫がくっつく姿はとてもかわいらしいものだ。実はこの幼虫、年末の石老山散策で見つけたもので、なんとカエデの幹にくっついて越冬していたものだった。珍しい光景に記録写真を撮りつつ容器に回収し、カエデの落ち葉を入れておいた。翌日に容器を見るとカエデの葉に移動しじっとしていたので「これは展示に使える！」ということになった。カエデの枝を用意し、葉柄を枝に接着剤で固定してセッティングとなったが、本来、葉柄は風に飛ばされないように自ら吐く糸でしっかり固定されている。屋外展示なので、葉っぱが飛んでいきやしないか確かに不安はあった。
矢島園長に展示の説明をしていて「今年はミスジチョウの幼虫を展示に加えました・・・」とふと見ると、幼虫が葉っぱを離れて葉柄を歩いているところだった。「あれ！？やっぱり枯葉が気に入らなかったか」と苦しい説明になってしまった。しかし、数十分後に見るとちゃんと元の場所にもどっているではないか。なんとミスジチョウの幼虫は枯葉が飛ばされる不安を察知して、自らの糸で付け根の補強をしているところだったのだ。なんとか2月一杯まで、その姿を見せ続けてくれることを祈った。</description>
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         <pubDate>Mon, 05 Jan 2009 07:23:35 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>シロスジカミキリの越冬</title>
         <description>以前からこの冬にやろうとたくらんでいたことがあった。それはシロスジカミキリの成虫が幹の内部で冬越ししている姿を撮ることだった。秋の頃、明らかに幹の内部にいるであろう発生木が強風でボッキリと折れてしまい、冬になったら断面を出そうと決めていたのだ。
さて、電気カンナで削りだし三分の一ほど削ったが、なかなか姿は見えなかった。絶対いるという確信はなかったのでちょっと不安になった。さらに削り取っていくとポコっと5ミリほどの空間が空いた。中は見えないのでさらに削っていくとようやく念願のシロスジカミキリが顔を見せてくれた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/01/03/post_298.html</link>
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         <pubDate>Sat, 03 Jan 2009 17:08:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ミイデラゴミムシのガス噴射</title>
         <description>今日は正月休み中の飼育当番で、ふだんやらない部分も一通りの餌交換をした。久しぶりにミイデラゴミムシの飼育ケースを開けると、元気そうな個体がけっこういた。思い返せばほとんどの個体が1年から2年前に里帰りの折りに津久井で採集した個体でずいぶん長生きなものだと感心した。これはいっちょガス噴射でも撮ってみようという気になり、夕方になって撮影を試みた。ミイデラゴミムシのガス噴射の瞬間は写真家の栗林さんの写真しかないといっていいほど希少な瞬間映像で、当時栗林さんはガス噴射の際にでる音を利用し、瞬間にレリーズをシンクロさせたという話がどこかに載っていたのを思い出した。僕にはそんな機械は作れるはずもなく、数打てば当たる戦法で挑戦してみることにした。写真は噴射直後の失敗作だが、瞬間も2カットとりあえず撮ることができた。ちなみにこのガス噴射のしくみは・・・・以下引用。
体内の貯蔵袋にヒドロキシンと過酸化水素の形で貯えられ、刺激を受けるとキチン質の堅固な反応室に送られる。ここで酸化酵素の働きで反応してベンゾキノンと水が生成され、 爆発音とともに100℃もの高温で発射される。［研究ジャーナル，２３巻・１０号（２０００）］ ・・・だそうです。
確かにガスを浴びた指には瞬間的に高温を感じた。そして気がつくと指先が紫色に変色していることに気が付いた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2009/01/02/post_296.html</link>
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         <pubDate>Fri, 02 Jan 2009 17:01:41 +0900</pubDate>
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         <title>シラホシコヤガの幼虫</title>
         <description>年も明け、今日は再び群馬に戻ってきた。今年初めての撮影は、昨日、石老山で見つけたシラホシコヤガの幼虫を検証してみることから始まった。まず気になったのが地衣類の下にどんな素顔が隠されているのか。ちょっと意地悪して地衣類をピンセットではぎとってみた。のぞかせたのは透明感のあるクリーム色の体で、確かにまとってこそ本来の姿であれば、なんら模様などよけいなものはいらないはずで妙に納得！そして、上半身が露出したせいか落ち着きがなくなり、せわしなく歩き始めた。その歩き方はシャクガ科にあらず（ヤガ科）して尺取り歩きであったが、ちょっと不器用な歩き方であった。伸ばした体に尾端を持ち上げて歩む一歩の跳ね上げが大きく、これは鎧のようにまとった地衣類が動きをぎこちなくさせているようにも見えた。
歩き回ったあげく、ある場所に落ち着くと剥ぎ取られた地衣類の補修を丹念にはじめた。
本来であればじっと動かずに休んでいる季節のはず。年末から、正月早々にずいぶんと運動させてしまい、「お疲れ様です！」と声をかけてあげたくなるような光景であった。</description>
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         <pubDate>Thu, 01 Jan 2009 17:44:00 +0900</pubDate>
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         <title>「石老山」　岩に隠れた虫探し</title>
         <description>今日は大晦日。昼前に再び津久井に戻り、ちょっと仕事納めの気合いも入って石老山に登ってみることにした。特別な目的はなく、しいて言えば「冬越し昆虫探し」で、ここはかつて矢島園長も観察フィールドとしていた場所で、「なにかあるだろう」という期待を胸に登山道を登り始めた。冬と言えば「崖掘り」という伝統的な虫探しがあるが、林道に面した崖はほとんど地衣類がはびこった苔むした岩肌であった。気がつくと、おのずと視点は地衣類に紛れた虫探しになっていた。地衣類に紛れた代表種であるシラホシコヤガとコマダラウスバカゲロウの幼虫がなんといってもターゲットとなるが、空のマユが目につくもののそのものがなかなか見つからなかった。これだけの表面積があると個体密度が低下して探しにくいということもあるのか？それでもやっと見つけたシラホシコヤガの幼虫は、細い枝先でつっつき幼虫の弾力を確かめるまで半信半疑であった。なんとかコマダラウスバカゲロウの幼虫も見つかりやれやれと思ったとき意外なものが岩肌から浮き出した。「キノカワガ」であった。名前のごとく樹皮では見つかるが、岩肌で見つけたことはとても新鮮であった。それなりに成果があり、下り道を歩きながら今年一年のこと、そして来年やるべきこと、いろいろなことを考えながら僕の仕事納めならぬ「虫納め」は終了した。</description>
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         <pubDate>Wed, 31 Dec 2008 20:22:30 +0900</pubDate>
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         <title>荻原で見つけたオオカマキリの卵</title>
         <description>今日は家内の実家から我が故郷である御殿場へと移動した。日も傾いた3時半頃、少し時間をもらって1時間勝負で撮影に出かけた。子供のころ、自転車でよく虫採りに出かけた場所を記憶をたよりに向かってみたが、道路も風景も30数年の間にだいぶ変わり果てていた。それでも短い時間に少しでも歩けそうな場所を探し車を止めた。お墓を囲んだ雑木林と、それにそって造成地が開け、荻が小群落をつくっていた。林縁を歩くと低い枝先にオオカマキリの卵が付いていた。孵化の撮影用に他にも探してみようと荻原に目をやると、すっと伸びた荻の茎に付くいくつかの卵嚢が目に入った。撮影よりも回収が先に立ったが北には富士山、西には沈みかけた夕日を見てちょっと待てと思い、広角レンズで覗いてみることにした。富士山はほとんど形になっていないが、情景的には悪くないと思い、あとは夢中でシャッターを切った。オオカマキリの卵はどこへも逃げはしないが、夕日は生き物のごとく刻々と沈んでいった。</description>
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         <pubDate>Tue, 30 Dec 2008 17:27:14 +0900</pubDate>
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         <title>「すかしだわら」　クスサンの空マユ</title>
         <description>夕方、家内の実家の近所で、毎年クスサンが発生するクリの木を見に行った。今年は特に発生量が多く、両親が「大きなケムシが出た！」そして秋には「大きな蛾がいた！」と写メールをよくくれた。確かにクリの木にはいつも以上に空マユが鈴なりとなり、幹にはおびただしい数の卵塊が張り付いていてその発生量の多さがうなづけた。空マユに沈む寸前の夕日が射し、「すかしだわら」の網目を美しく照らし出していた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/28/post_293.html</link>
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         <pubDate>Sun, 28 Dec 2008 17:03:43 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ムネアカアワフキ幼虫の正体</title>
         <description>昨日から家内の実家がある神奈川県津久井郡に来ている。道志川のほとりにある田園地帯がここでのフィールドだが、のっぺりした冬の水田を眺めて何をしようか考えてしまった。並木として植えられたソメイヨシノに目が行ったが、幹の窪みにはヨコヅナサシガメ、枝先にはムネアカアワフキの巣が無数に付いていることも前々から知っていて「探す」「写す」という意欲が湧いてこなかった。しいて言えば、ムネアカアワフキの独特な巣をデジタルで撮影していなかったことを思い出し、とりあえずだがこれを撮ろうということになった。枝先の巣の様子を撮影しながら、「そういえば巣の中には幼虫がいるんだよな・・」と思い石灰質でできた渦巻きの巣を割ってみた。なにか水っぽいブヨブヨしたものが入っていたが、とてもアワフキムシの幼虫を連想させるものではなかった。ふと冷静になって、そうか、枝から吸汁しているとすれば、頭は巣の奥で開いた口とは逆向きに入っているはずと思い、まず巣ごと枝からはずし付け根から慎重に巣を開いていった。そして現れたのはまぎれもなくアワフキムシ型幼虫であった。しかし、腹部はカタツムリを思わせるような柔らかさで、固い巣に入っていなければ形状を保てないくらい軟質なものであった。ここまで巣という器に特化した形態と、行く末の「羽化」という変態をどのように迎えるのか、やり過ごしかけた「ムネアカアワフキ」という対象から思わぬ発見と興味が湧いてきた。</description>
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         <pubDate>Sun, 28 Dec 2008 15:16:22 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>霜に囲まれたチャタテムシ</title>
         <description>冬らしく冷え込んだ朝、芝生広場は一面霜に覆われていた。ヒキガエルほどの石を起こすと、石の裏まで霜が付いていた。こんな過酷な場所で冬越しする虫などいないだろうと思ったとき目に入ったのがチャタテムシであった。氷の粒に囲まれながらもたくましく冬越しする姿がそこにはあった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/24/post_292.html</link>
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         <pubDate>Wed, 24 Dec 2008 22:00:31 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ジャコウアゲハの越冬蛹</title>
         <description>ウマノスズクサが植えられている畑の周りでジャコウアゲハの越冬蛹を探してみた。ここ数年昆虫の森ではジャコウアゲハの発生量は少なく、昨年はほとんど見られなかった。しかし、今年は秋に幼虫がそこそこ見られ独特な姿の越冬蛹をいくつか発見することができた。
ウマノスズクサに含まれるアルカロイドを体内に蓄積することで身を守る話は有名だが、毒を持っている分、堂々と目立つ場所で蛹になるのも特徴だ。民家の壁や竹垣、コブシの枝で蛹は見られた。では、果たしてこの蛹は本当に鳥に食べられないのか・・・・決してそうではなく、過去の観察では春に向かってぽつりぽつりと消えていき、春まで残る蛹はごくわずかだ。</description>
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         <pubDate>Tue, 23 Dec 2008 12:52:47 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>キバラモクメ</title>
         <description>暖かい南風が吹くこの時期らしくない朝であった。ライトトラップの中を見るとチャバネフユエダシャクだけが数匹入っていて目新しいものもないと思い扉を閉めようとしたとき、足もとにキバラモクメがいることに気づいた。キリガの仲間は成虫越冬しつつ、ちょっとでも気温が高い夜は飛び回って活動している蛾で、昨夜の気温が高かったことがうなづけた。
円筒状の体型は、ころがっている折れた枝先にそっくりで、特に胸部の模様は折れた切片の年輪を思わせる模様でなかなかの役者だ。
写真を撮っているとブルブルと小刻みにウォーミングアップをはじめ、元気よく飛び立っていった。しかし、飛んで行った先は10メートルも満たない先の林床で、落ち葉に紛れるように身を潜めたのであった。雑木林に普遍的にある自分の居場所に、遠出の必要はないようだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/22/post_290.html</link>
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         <pubDate>Mon, 22 Dec 2008 19:17:41 +0900</pubDate>
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         <title>クリオオアブラムシの変化</title>
         <description>クリ畑のクリオオアブラムシの集団が前から気になっていて、いつか冬のネタに出そうと機会をうかがっていた。一見して個体数がだいぶ減ったのと、隙間なくぎっちりと産みつけられた卵の面積が1.5倍ほどに拡大していることに気づいた。前回撮影したのが11月29日であったが、このときの画像と見比べてみると、丸々と太った母虫がかなりの密度でいるが、今ではしぼんでしまってずいぶんと隣同士の間隔が広がっていた。母虫の大きさに対してかなり大きな卵だが、1匹がはたしてどのくらいの数を産むのだろう？。そしてジュータンのごとく敷き詰められた卵の総数は・・・
もうひとつ気が付いたのが卵の色の変化だ。アズキのような褐色だった卵は、今ではツヤツヤと黒光りを放ち、おせち料理の黒豆を連想させた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/20/post_289.html</link>
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         <pubDate>Sat, 20 Dec 2008 10:02:49 +0900</pubDate>
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         <title>コガタスズメバチの越冬</title>
         <description>早朝のフィールド散策も、虫たちに出会うことが難しい季節になってきた。枝先や樹皮、枯れ葉の下などはかなり根気よく探さなくては虫に出会うことはできない。歳をとったせいか、ちょっとこういった作業がおっくうになってきた。
朝日が射し始めた雑木林を眺めて、なんとなく視線がいったのは平積みにされたシイタケの廃ほだ木で、数本起こして出てきたのはコガタスズメバチであった。
やわらかく朽ちて粒状になった朽木に、皿状の空間を自ら作りじっとしていた。コガタスズメバチはどちらかというと市街地の緑地など開けた環境を好むスズメバチで、普通種でありながら昆虫の森では意外にも稀な種であった。今年の夏も振り返って雑木林で見た記憶がほとんどない。そんなコガタスズメバチとこんな時期にこの場所で出会うとはちょっと意外なめぐり合わせであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/19/post_288.html</link>
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         <pubDate>Fri, 19 Dec 2008 19:55:04 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>テントウムシの模様</title>
         <description>11月に採集して一時冷蔵庫に保管しておいたテントウムシを、冬の展示準備で出すことになった。
採集しているときは一匹一匹の模様など確認している余裕はないが、いまさらしげしげと眺めてみると、おもしろい模様の個体がいた。２紋、４紋はざらにいるが、写真のような個体は初めて見た。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/17/post_287.html</link>
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         <pubDate>Wed, 17 Dec 2008 18:56:36 +0900</pubDate>
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         <title>桑畑の尺取り虫</title>
         <description>今日も冷え込みがきつい分、まぶしい朝日が射し込んだ。週休日なので年賀状もやらなくてはならないと思いつつ、外の天気を見たらぶらっと出かけてみたくなった。
なんとなく足が向いたのは桑畑であった。葉っぱはすべて落ち、枝の切り詰め作業も終わってすっかり冬の景観となっていた。
すっと伸びた枝を一本ずつ舐めるように見ていくと、３株めで大きな尺取り虫を発見することができた。
吹きさらしの桑の枝では数種のシャクガが冬越しするが、代表種のクワエダシャクよりもはるかに大きく冬越しサイズとしてははじめて見る大きさだった。
労せずにしていいネタが発見でき、撮影が終わるとすぐに家路につくことにした。当然、年賀状を書くためである。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/16/post_286.html</link>
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         <pubDate>Tue, 16 Dec 2008 09:47:10 +0900</pubDate>
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         <title>ツチイナゴの日向ぼっこ</title>
         <description>今日は、昨日に増してさらに暖かな陽気となった。例のごとく昼時に虫を求めて出歩いてみることにした。ウラギンシジミやキチョウ、キタテハが舞っていることを期待したが、意外にも出会うチャンスはなかった。林縁を歩くと足音とは別に落ち葉が「カサッ」と音をたてた。少し重量感のある音はツチイナゴのメスが跳ねた音であった。
秋に草むらで見たときの美しい縞模様はなく、くすんだ褐色に体色を変えていた。このイメージが「土蝗」の由来なのかなとふと思った。
束の間の暖かな日差しを体いっぱいに受け止めていた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/12/post_285.html</link>
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         <pubDate>Fri, 12 Dec 2008 18:22:56 +0900</pubDate>
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         <title>モンシロチョウの幼虫</title>
         <description>12月としてはかなりのポカポカ陽気となった今日、昼時にキャベツ畑に行ってみた。予想したとおり、モンシロチョウの幼虫があちらこちらで日向ぼっこをしていた。
本来、モンシロチョウの越冬態は蛹であるが、幼虫の耐寒能力もかなりのもので、まだまだ暖かな日にはキャベツを食べて、なんとか蛹になろうと頑張っているのだ。キャベツという隙間の多い空間はシェルターのように風雨をしのぐ場所としても最適のようで、幼虫の姿のまま春を迎える個体も少なくない。
温暖化が結びつくかわからないが、教科書にも出てくるモンシロチョウは蛹越冬という定説も、今や過去の話のように感じた。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/11/post_284.html</link>
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         <pubDate>Thu, 11 Dec 2008 19:57:25 +0900</pubDate>
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         <title>雨上がり・・・初冬の雑木林</title>
         <description>昨日未明からの雨は夜通し強く降り続いた。しかし、夜明けには一転して朝方から太陽が見え隠れしていた。朝日が入る東側の雑木林に行ってみようと気の向くまま車を走らせた。
落ち葉が少し積もった林床も幹も水気を多く含んでいて、いつもより色濃く映った。種名はわからないが、シャクガの一種がクヌギの濡れた樹皮にへばりつくようにいるのを見つけた。なかなかの模様だが、樹皮が濡れていたので見つけられたのかもしれない。
雨に濡れた雑木林と妙に暖かな陽射しが、冬へと向かっているのに春めいた錯覚を誘うのであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/10/post_283.html</link>
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         <pubDate>Wed, 10 Dec 2008 20:17:20 +0900</pubDate>
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         <title>温室のツマベニチョウ</title>
         <description>今日は、業務の都合でたまたま日曜が休暇となった。先週は忙しくだいぶ更新も滞ってしまったのでなんとかネタをと思ったが、外は今年一番の冷え込みで霜柱が立っていた。
久しぶりに温室のチョウたちにカメラを向けてみようという気になり、朝日が射しこんだばかりの温室内に足を運んだ。オオゴマダラやシロオビアゲハという主流のチョウたちが乱舞する中、数少ないのがツマベニチョウであった。しかも新鮮な個体はほんの数匹しかいない。
ハイビスカスから吸密するツマベニチョウというシーンに的を絞り、一つのハイビスカスでじっと待つことにした。
一瞬、ツマベニチョウが視界に現れたかと思うと止まったのは僕の着ていた赤いシャツであった。花でないことがわかるとすぐに飛び立ち、次に念願のハイビスカスを訪れたのであった。
その後、何度となく同じことが起き、計算して着ていたわけではないが赤シャツが効率よい撮影を促したことは間違いないようであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/07/post_282.html</link>
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         <pubDate>Sun, 07 Dec 2008 10:47:33 +0900</pubDate>
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         <title>陽だまりのハンター　ヒメフンバエ</title>
         <description>落葉が始り、木漏れ日が増した雑木林の林内を歩いていたが、ちょっと身震いするような気温の低くさに、自然と足は南側の林縁へと暖かさを求めて向かっていた。
陽だまりに着くと、ルリタテハが舞っていたり、ツチイナゴやウラギンシジミが初冬の弱い陽射しを名残惜しそうに浴びている姿があった。
大きな虫に目が行ってしまいがちだが、足もとの枯草に小さな虫が止まったのがふと目に入った。腰をかがめてよく見てみるとヒラタアブを捕えたヒメフンバエの姿であった。自分の体と同じくらいの獲物を抱え込んで首元に口吻を差し込んでいた。
こんな時期でも、小さな昆虫たちの世界に目を凝らせばエキサイティングなシーンはあるものだと感じた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/12/01/post_281.html</link>
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         <pubDate>Mon, 01 Dec 2008 09:46:20 +0900</pubDate>
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         <title>ハッカハムシ</title>
         <description>昼飯時に帰宅した玄関の足元で見つけたのがハッカハムシであった。
決して温かい日和ではなかったが陽だまりが恋しくて出てきたのかもしれない。独特な金属的質感は「ガンメタリック」とでも言えばいいのだろうか。小さい（ハムシとしては大きいが）ながらとても重厚な印象を与える。
ホトケノザや青ジソなどシソ科植物全般を食草としているようだが、庭にあるシソ科と言えば家内の趣味で植えられたハーブがハッカハムシを呼んだのかもしれない。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/29/post_280.html</link>
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         <pubDate>Sat, 29 Nov 2008 20:00:04 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヤツデの花とハチ</title>
         <description>今日も天気がよく暖かな一日であった。「昆虫たちの冬越し展」の準備もあり、仲間たちと草木湖方面に越冬に入ったテントウムシの採集に出掛けた。
さすがに標高が高い分、紅葉の見ごろも過ぎて冬の一歩手前という感じで、活動する虫を見ることもなくテントウムシをかき集めて帰路につこうとしていた。
駐車場の植え込みにヤツデが植えられており、花が咲いているのが目に入ってふと覗き込んでみた。意外にもそこだけはハエがぶんぶん飛び回り、それに混じってクロスズメバチとニホンミツバチも活動していたのだ。
その一角だけは、晩秋の寂しさを忘れさせてくれるような昆虫たちの活気が見ることができた。

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         <pubDate>Wed, 26 Nov 2008 18:14:57 +0900</pubDate>
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         <title>晩秋のジョロウグモ</title>
         <description>寒さで動きが鈍かったジョロウグモも、小春日和で束の間の活動時間を許されたかのように巣の修復をしていた。残り少ない余生のなかでも与えられた時間の中で何をすべきかはすべてプログラムされているのであろう。
ゆっくりとした動作でコツコツと網を張る姿が印象的だった。</description>
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         <pubDate>Tue, 25 Nov 2008 18:04:06 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>アカボシテントウ</title>
         <description>暖かな小春日和に恵まれた今日、午後からフィールドへと出かけることにした。アキアカネやコバネイナゴなど陽だまりを活動する姿が見られたが、日に日に虫たちの姿も少なくなりネタに苦しむ季節がとなってきた。
以前紹介した、梅の木のニホンミツバチの巣のことが気になり、様子を見に行ってみることにした。それなりに健在であったが、その梅の木で新たに見つけることができたのがアカボシテントウであった。タマカイガラムシが多数付いた枝でのそのそと動き回っていた。
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         <pubDate>Tue, 25 Nov 2008 14:06:55 +0900</pubDate>
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         <title>晩秋のカブトムシ</title>
         <description>ようやく里にも紅葉がやってきて、雑木林もだいぶ色づき始めている。虫たちの冬支度を探して木漏れ日が差し込む林内を歩いていた。シイタケほだ木の廃材が積まれた地面付近からカブトムシの幼虫の糞が盛り上がっているのに気づいた。ほだ木を丁寧にどけていくと、丸々と太った幼虫がいくつも姿を現した。
幼虫たちにとっては、真っ暗な世界から突然明るい地上に掘り起こされてさぞかし迷惑であったにちがいない。地上に比べて幾分温度が高いせいか、まだ活動している様子で、大きなフンをムニュッとすると地面に潜ろうとゆっくりと身をくねらせはじめた。
この先、もう少し深い場所へと移動して寒い冬を過ごすことになるのであろう。ほだ木をもとどおりにもどして幼虫たちの安泰を祈った。</description>
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         <pubDate>Sat, 22 Nov 2008 11:55:59 +0900</pubDate>
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         <title>コバネコロギス</title>
         <description>先月、相棒が行った西表、石垣島採集での成果にコバネコロギスがいた。コロギス好きの僕にはなかなかのいいお土産となったが、その時点ではまだ幼虫で、最近やっと成虫となり「小翅」の生えた姿となった。
この辺りにも生息するハネナシコロギスに似るが、それよりも大きくコロギスとの中間的な大きさで、鮮やかな発色のよいオレンジ色と腹部背側のゼブラストライプが個性的だ。命名の由来にもなっている翅の部分は、成虫でやっと痕跡的な翅芽程度の大きさしかない。
直翅類の中でも異端的なグループのコロギスだが、「ハネナシ」がいて「コバネ」がいて「ハネアリ・・・」という名前はないが、翅を使って鳴かない生活史の中で、退化していったものと存続したものの枝別れが進化的にとても興味深い。</description>
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         <pubDate>Thu, 20 Nov 2008 20:18:55 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>オオスズメバチの顔</title>
         <description>先日回収したオオスズメバチの巣からは新女王とオス蜂が続々と羽化している。展示が可能か試行錯誤しているが、ハチミツの薄め液と肉片を与えながら様子を見ているところだ。
ケースの汚れが目立ち、独特な匂いが強くなってきたので、今日はピンセットで一匹ずつつまみだして飼育ケースの掃除をした。
ピンセットでつまんだオオスズメバチの表情たるもの「刺したろか！！」と言わんばかりの強気な顔で睨みつけてくる。この怖さを写真的に表現するとどんな感じか撮ってみたくなった。しかし、大アゴの開き具合とかちょっと怖さに迫力が足りない感じになってしまったが、素の顔でも十分怖い顔である。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/19/post_272.html</link>
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         <pubDate>Wed, 19 Nov 2008 20:37:25 +0900</pubDate>
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         <title>ギングチバチの獲物</title>
         <description>昨日今日と連休で、今日も暖かく好天に恵まれ、午後からふらりと虫を求めて出掛けることにした。
黄色く色づき始めたクワの葉の上に何かが止まったのを一瞬見届け、黒と黄色の縞模様のハチが何かを抱えているように見えた。さらにじっくり見るとギングチバチであることがわかったが、しかし獲物を確認できる間もなく飛び去ってしまった。
ふと、そのまわりを見るとコナラの丸太が椅子として置かれていて、いかにもギングチバチが巣をつくりそうな具合に朽ちていた。すでに見失っていたが、丸太をくまなく見ていると先ほどの獲物を持ったハチが5ミリほどの直径の穴に吸い込まれるように入っていく瞬間を見届けることができた。
数分して、穴の出入り口からりりしい顔をのぞかせて再び飛び立って行った。
巣穴がわかったことで、あとはもう一回獲物を運び込むシーンを撮ろうとカメラをセットし待つことにした。
30分が過ぎ、ようやく戻ってきたギングチバチが抱えていたのはヒラタアブであった。
秋も深まったこの時期に、アブを狩るギングチバチの生態・・・・狩りバチの世界はおもしろい。</description>
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         <pubDate>Tue, 18 Nov 2008 16:11:08 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ウスタビガ　交尾の瞬間</title>
         <description>今日は朝から暖かい日差しがふりそそぐ小春日和であった。そろそろウスタビガの羽化がピークと見込んで管理している網室に足を運んだ。すでにボロボロのオスとメスがいたが、昨日羽化した真新しいメスも数頭マユにぶら下がっていた。突然「パサパサパサ」という音が頭上からして見上げると、野外のオスがメスの放つフェロモンに誘われて網室にぶつかる音であった。
もしかすると交尾の瞬間が見られるかもと思い、羽化したメスのぶら下がった枝を切り取ると、網室の外に出して様子を見ることにした。カメラのセッティングの途中からオスがまとわりつくように飛び始め、「ちょっと待ってくれ」と言いたくなるくらいの反応であった。
ようやく構図と露出を決めていざ待つと、あっという間に交尾に至ってしまった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/17/post_270.html</link>
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         <pubDate>Mon, 17 Nov 2008 12:39:08 +0900</pubDate>
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         <title>ボルネオ産ヒラタクワガタ</title>
         <description>来年の企画展「ボルネオの自然と昆虫」のプレ展示としてボルネオ産のカブト・クワガタの生態展示を行っているが、ボルネオ産のヒラタクワガタが手に入り展示の仲間入りをする。そんな準備として、今日は解説プレート用の白バック撮影を行った。
ヒラタクワガタが一番カッコよく見える角度を探していろいろとアングルを変えて撮影したが、扁平でがっしりした体型が映える角度は意外と限られている。
角度は決まったが、どうも脚の位置が気に入らず、何度となくモデルのクワガタ君を突っついてポーズを催促した。</description>
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         <pubDate>Sat, 15 Nov 2008 09:07:10 +0900</pubDate>
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         <title>クヌギカメムシの産卵</title>
         <description>だいぶ冷え込みも強くなり、雑木林も黄色い色合いに日々変わりつつある。こんな時期の毎年の定番がクヌギカメムシの産卵だ。今日は一本の太いクヌギの幹に数十個体が産卵しているのを見ることができた。クヌギの樹皮はでこぼこの溝が深く、そんな一番深い場所で溝にそって卵塊を産みつけることが多いのだが、産卵するメスの心情としては、隠せるものなら卵はより狭い隙間や物陰に産みたいようである。たまにめくれた樹皮の裏にたくさんの卵塊があるのはそのためだ。
観察していると、狭い樹皮の亀裂におなかの先だけつっこんで産卵するメスがいた。この太い幹の樹皮で、母虫なりにこだわった場所なのだろう。</description>
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         <pubDate>Fri, 14 Nov 2008 21:14:07 +0900</pubDate>
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         <title>オオスズメバチの巣の中</title>
         <description>先日断面を出したオオスズメバチの巣の様子を今日見に行くことにした。すると、働き蜂の姿は皆無でどうやら巣を見捨てたらしい。オス蜂と新女王だけが巣から見え隠れしていたので巣を回収することを決断した。しかし、松の切り株とからんだこの巣は原型をとどめて掘り出すことは難しく、途中で重なる巣板が分離してしまった。結局、巣の標本はあきらめて巣板のいくつかを回収し、中の様子を撮影することにした。
ドーム状の白いふたをはがすと同じ顔をした蛹がいくつも現れた。発育状態が中心に向かって進行し、規則正しく整列する蛹の様子はまるでハチの生産工場だ。
中心部のマユ状のふたに小さな穴が開きだしたと思ったら、ハチの大アゴが見え隠れしていた。次第に穴が大きくなって新女王蜂があらわれた。
完成したハチロボットが製造ドックからあらわれたかのような光景であった。
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         <pubDate>Thu, 13 Nov 2008 20:01:40 +0900</pubDate>
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         <title>ゴマケンモン</title>
         <description>この時期、ライトトラップに入る蛾の種数もかなり限られるが、比較的多く目にするのがゴマケンモンだ。ウメスギゴケに似た模様は見事なカムフラージュ効果がありそうだが、このあたりでは肝心なウメスギゴケはそれほど多いものではない。枯葉や樹皮のように普遍的にある環境に比べるとかなり局所的な場所といえる。
実際、茶色い幹で堂々と止まるゴメケンモンを見たことがあるが、青い地衣類がはびこった数少ない樹皮で見たことは一度もない。
どのくらい似ているか、色合わせのごとく地衣類の生えた樹皮にとまらせてみることにした。
薄緑色はほぼ100パーセント同調していて、コントラストのついた模様も見事であることが改めてわかった。ここまでよく似ていれば、どんな場所に止まってもそこに生えて小さな地衣類として鳥も見逃してしまうのかもしれない。</description>
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         <pubDate>Sun, 09 Nov 2008 20:13:14 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヤンマタケ</title>
         <description>週休日の今日、娘と桐生観察の森に出かけた。観察コースを一回りと思ったがとても寒く、娘はすぐに帰ろうと言い始めた。せっかく来たのに・・・と思いつつ連れまわすのも親のエゴかなぁとなどと考えつつ迷っていると、目の前の生垣でヤンマタケを発見した。
そんな予想外の発見もあったので滞在時間20分ほどで帰路につくことにした。
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         <pubDate>Sat, 08 Nov 2008 19:58:50 +0900</pubDate>
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         <title>ツマグロヒョウモンの産卵</title>
         <description>昼飯時に自宅に戻ると、はす向かいのお宅のビオラのプランターにツマグロヒョウモンが舞っていた。昨年あたりからツマグロヒョウモンは身近なチョウと言っていいほどよく見かけるようになった。それにしても急激な増え方をしているように感じるのだが、今年行われた群馬県緑化フェアで県内のいたるところにパンジーのプランターが設置されたことも一因しているように感じる。
ツマグロヒョウモンは何度となくビオラの葉っぱに卵を産みつけて去っていったが、孵化した幼虫はこれから先幼虫の姿で冬を過ごしていくのだろう。
冬になったら株間を覗いてみようと思った。

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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/07/post_264.html</link>
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         <pubDate>Fri, 07 Nov 2008 20:10:04 +0900</pubDate>
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         <title>オオスズメバチの巣の中</title>
         <description>朝、昨日断面を出した巣のオオスズメバチもだいぶ落ち着いたことをみこして様子を見に行った。気温も低く安心して無防備で近づくと、いきなり「カチ！カチ！」と威嚇されたあげく太ももに一撃をお見舞いしてきたのだ。瞬間に払ったので間一髪刺される災難は逃れたがやっぱりスズメバチはあなどれないと再認識した。
午後になってしっかり防護服を着て、巣の内部の撮影を行った。巣板は下向きなので仰いで撮影する必要があるが、ファインダーを覗きこむスペースはなく、こんなとき液晶のアングルファインダーがあればと思った。しかし、今ある機材でなんとか撮らねばならない状況で、接写がきくワイドレンズを使って感を頼りにシャッターを切ってみた。
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         <pubDate>Fri, 07 Nov 2008 19:33:38 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>オオスズメバチの巣　</title>
         <description>昨日の夕方、オオスズメバチの巣が園内にある情報が入った。日暮れ間近に場所を確認し、今日、巣の取材を行った。待ちに待った情報であり、取材できるうれしさと反面、危険を伴う緊張感で昨日から複雑な心境であった。
目的は展示用資料としての映像と、巣そのものを標本として得たいというかなり欲張った内容だが、午前中から巣の断面を出す掘削作業を開始した。巣内の様子を撮影したい都合上、殺虫剤は使えなかったため巣を守ろうとする働き蜂の猛威はすさまじいものがあった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/06/post_262.html</link>
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         <pubDate>Thu, 06 Nov 2008 19:10:01 +0900</pubDate>
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         <title>ピンクのクビキリギス</title>
         <description>ピンク型のクビキリギスをボランティアの方から寄贈を受けた。
僕にとって通産3匹目となる出合いとなるが、いったいどのくらい珍しいのだろうか？このことについて矢島園長はかなり以前に調べていて、その調査においては約1200個体中十数匹ということで1～2％というデータが出ている。確かに探そうと思って見つかるものでもないが、いないわけでもないという微妙な希少性をもっている。しかも昆虫としては異例のピンク色は紅白の中間色でもあり、こんな縁起物の虫もそうそういないと思うのだ。
そんな過去の研究データに目を通していて気がついたのが、ピンク型より確率の少ないタイプが存在したことだった。グリーンとピンクの混合型というのがあって、さらにピンク型の半分の確立ということであった。はたしてこの先、一生の間にこのタイプに僕は出合うことができるだろうか？</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/05/post_261.html</link>
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         <pubDate>Wed, 05 Nov 2008 20:12:34 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヨコヅナサシガメ　クヌギカメムシを襲う</title>
         <description>毎年テントウムシがそこそこ集まる太いコナラがあるのだが、ちょっと様子を見ようと足を運んだ。そして、そこで見たものはヨコヅナサシガメの幼虫に襲われるクヌギカメムシであった。
幹と根本の石の上でそれぞれ襲われていたが、すでに食べられた亡骸も転がっていて産卵のために低い幹に降りた個体をことごとく食べているようだ。
数年前まではこのあたりでも見られなかったヨコヅナサシガメであり、クヌギカメムシにとって新たな天敵が現れたことになる。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/04/post_260.html</link>
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         <pubDate>Tue, 04 Nov 2008 15:18:40 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カキの実の訪問者</title>
         <description>暖かな日差しが降り注いだ今日、週休日と重なって朝からフィールドを歩いていた。
たわわに実ったカキの木に目が行き、熟したカキに集まる虫を探してみることにした。ルリタテハが日向ぼっこをしながらカキの木の周囲を飛んでいたが実に止まる気配はなかった。そんなとき背後のカキの木が急ににぎやかになり振り向くと、メジロの群れがカキの実をついばみに訪れていた。警戒心が薄く「これは撮れそうだな」と直感的に思ったがブラインドを積んでおらず、車内から300ｍｍで狙ってみることにした。
一度は遠ざかった群れが再びカキの木を訪れ、おいしそうに熟した実をほおばりはじめた。そんな情景の向こう側で、今度はさきほどのルリタテハがカキの実に止まっているのが見えたのだ。けっこう高い場所だったので、300ｍｍのレンズをつけたまま車を飛び出てルリタテハの撮影もたてつづけにできた。
めったにない効率のよい撮影パターンであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/11/04/post_259.html</link>
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         <pubDate>Tue, 04 Nov 2008 13:18:28 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ニホンミツバチの巣　発見！</title>
         <description>夕方、「ミツバチの巣を見つけた！」と一報をくれたのは小野里さんであった。
さっそく同行してもらい巣の場所に行ってみることにした。話の感じでニホンミツバチであることは間違いないと思ったが、最近セイタカアワダチソウでニホンミツバチをよく見かけるので、どこか近くに巣があるはずと思っていた矢先であり、期待感を膨らませ現場に向かった。
なんと巣があったのは洞ではなく、梅の木の横に張り出した幹であった。子供の頭大でぶら下がるその巣は、巣板を少しだけのぞかせて働き蜂がびっしりと覆っていた。ちょうど日暮れの光線が球体を照らしだし美しい情景を作り出していた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/10/30/post_258.html</link>
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         <pubDate>Thu, 30 Oct 2008 17:39:17 +0900</pubDate>
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         <title>トノサマバッタ　再挑戦</title>
         <description>今日は休みで天気も良かったので、先日失敗したトノサマバッタの産卵撮影に再度チャレンジすることにした。９時頃からセッティングを始めたが、産卵の気配がまったくなく、まずは腹ごしらえからという感じでオヒシバをおいしそうにムシャムシャと食べ始めた。
１０時30分を過ぎたころ、ようやく腹部の先端で地面を掘り始め産卵行動が始まった。
前回の失敗を踏まえ、じっくりと待ってから断面を出し、久しぶりに産卵シーンを撮り直すことができた。</description>
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         <pubDate>Wed, 29 Oct 2008 14:47:27 +0900</pubDate>
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         <title>オオスズメバチ　ミツバチを襲う</title>
         <description>群馬県民の日の今日、すばらしく晴れ渡り多くの来園者でにぎわった。僕はミツバチ観察会とハチミツ試食コーナー担当で、朝から準備に追われた。
3時にはようやく一段落し、観察用に準備した巣板を巣箱に戻す作業に入った。丁度オオスズメバチがミツバチの巣箱を襲う時期で、普段は防護ネットで囲っているのだが、観察会用にはずしたのをいいいことに、オオスズメバチがやりたい放題ミツバチたちに襲撃をかけていたのだ。
オオスズメバチの目的は、ハチミツや巣内の幼虫や蛹のすべてであるが、普段はネットが邪魔をして巣内の襲撃ができず、ミツバチの成虫だけを獲物として持ち帰っている。しかし、防護ネットがないと、成虫は獲物としての扱いではなく単なる邪魔者のごとく次々と噛み殺して巣内への侵略を図っていくのであった。
その様子をたとえるとすれば邪悪な巨鬼が村を襲い、それに立ち向かう村人だがあっけなく殺されていくという、どこかの時代劇アニメで見たような光景であった。
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         <pubDate>Tue, 28 Oct 2008 19:29:32 +0900</pubDate>
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         <title>トノサマバッタの産卵・・・</title>
         <description>昼時にアスファルトに腹部を突き立てて卵を産みたそうなトノサマバッタを発見した。
これは産卵の写真を撮るチャンスと思ってすぐさま採集し、地面の露出した場所に移して様子を見ることにした。予想したとおり、すぐさま腹部を突き立てて地面を掘り始めた。
10分くらい経過してそろそろ産卵が始まったころと思い地面の断面を削り始めた。しかし、気が早すぎて産卵には至っておらず、バッタも驚かしてしまい産卵行動はそこで終わってしまった。
過去にトノサマバッタの産卵は撮影しているが、土の固さによって産卵に至る時間にはかなり幅があるようだ。</description>
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         <pubDate>Mon, 27 Oct 2008 19:19:27 +0900</pubDate>
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         <title>アキアカネの産卵</title>
         <description>今週はほとんどカメラを握ることがなく更新も滞ってしまった。昨日まで続いた雨もやみ、時折晴れ間ものぞいた今日、ぶらりとネタ探しが目的でフィールドに出てみた。
稲刈りあとの田んぼにできた水たまりにアキアカネが産卵に来ているのが目に入った。すぐさま長靴にはきかえて105ｍｍマクロに1.4倍テレコンを装着して「いざ出陣！」
気合いが入ったところだが、突然雲が太陽を遮って完全な曇天モードとなってしまった。そんなわけもあってちょっとキリットしない描写の産卵シーンとなってしまった。

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         <pubDate>Sat, 25 Oct 2008 10:37:19 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>アケビコノハ</title>
         <description>飼育していたアケビコノハが羽化したので、その枯葉にそっくりな姿をじっくりと観察してみた。
頭部に突き出た角のような部分は、下唇ヒゲという部分だが、先端が丸く膨らんでちょっとコミカルなキャラクター風でかわいらしい。しかも左右をずらすのが定位置らしく、ゼンマイを巻く蝶ねじのように見えるのだ。本人いわく葉柄の先端といいたいのであろう。
前翅はというと、葉脈の主脈に見える部分は模様で、このラインの先端が、とがった前翅の先端に達していることが枯葉に見える大きなポイントと言える。微妙にちりばめた緑色の班は個体の個性だが、なんとも芸が細かい。
大きさもほどよく葉っぱサイズで、これから枯葉の舞う時期に枯葉になりきって冬を過ごすのであろう。</description>
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         <pubDate>Mon, 20 Oct 2008 16:49:16 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ノハラアザミとヒラタアブ</title>
         <description>よく晴れ渡った今日、午前中にぶらりとフィールドに出かけてみることにした。
ノハラアザミがたくさん咲いている一角に足を運ぶとアカタテハが盛んに吸蜜していた。近づいていくが、どうも距離が縮まらず撮影をあきらめかけたときに目に入ったのがヒラタアブの一種であった。黄色っぽい襟巻が洒落ている種類でクロヒラタアブであろうか？花のすぐ前をホバリングする様子を見て撮影できそうな予感がし、対象を切り替えて狙ってみることにした。
しかし、肉眼では空中で止まっているように見えるが、ファインダー越しに見るヒラタアブはかなり揺れ動いていてピント合わせに苦労もしたが、ピントが合っても250分の1のシャッタースピードではブレが出てしまった。
シャッターチャンスは束の間で、ノハラアザミの花に止まると湧き出る花粉をおいしそうに食べ始めた。</description>
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         <pubDate>Mon, 20 Oct 2008 16:47:19 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>ススキの穂とツチイナゴ</title>
         <description>ススキにクズが絡んだ草地では、ツチイナゴの成虫が目立ち始めている。
ツチイナゴはクズなどのマメ科植物が大好物であるが、以前ススキの穂にしがみつき、種子を食べる姿を観察したことがある。確かに歩いていると食べているシーンこそ見られないが、穂にしがみつく個体は多いし、食べあとも付いている。
これからの越冬に備えて、脂肪の多い種子は大事な栄養源なのかもしれない。そんなことを考えながらススキの株間を歩いていると、ちょうど沈みかけた夕日に光るススキの穂でツチイナゴを発見した。輝きながら折り重なるススキの穂が美しいのだが、逆に穂がツチイナゴに当たる光線を微妙に遮っていた。数カット撮ったが、やはり主題がバックに負けていて、ツチイナゴがススキのおまけとなっていた。
刻々と沈みながら変化する太陽の角度が、ツチイナゴに輪郭を浮き出してくれるチャンスを祈ってしばし待つことにした
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         <pubDate>Sat, 18 Oct 2008 07:47:09 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>コバネササキリのプロポーズ</title>
         <description>田んぼの脇のススキの株から「チリ・チリ・チリ」と弱々しく鳴く声はコバネササキリであった。稲刈りを終えた田んぼから周辺の草地に棲みかを移動し、個体密度が増すせいか、この時期になって目立ち始める。
声の主を探そうと株の中を覗き込むと、そこにはメスの背後にオスがいた。声の主とは違う個体であったが、プロポーズの真っ最中であった。
最後まで見届ける時間はなくその場をあとにしたが、虫たちも残り少ない秋をまだまだ精力的に生きているのだなと感じさせるひとこまであった。</description>
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         <pubDate>Fri, 17 Oct 2008 07:26:33 +0900</pubDate>
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         <title>夕日とオオカマキリ</title>
         <description>夕暮れ近いフィールドを今日もぶらりと歩いていて、ススキの上でオオカマキリを見つけた。産卵を終えたばかりの様子で、おなかの先には卵嚢を取り巻く泡の一部が付いていた。
少し前まであんなにたくさんいた秋の虫たちも、子孫を残しつつ着実に個体数が減っていく様子が日々感じられる頃だ。
鳴く虫たちの声も弱々しいなか、ススキの向こうに沈んでいく太陽を背景に見たオオカマキリが、いっそうセンチメンタルな気分を誘った。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/10/16/post_248.html</link>
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         <pubDate>Thu, 16 Oct 2008 19:38:38 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>夕暮れとホウジャク</title>
         <description>秋晴れの今日、たくさんのお客さんが昆虫の森に遊びにきてくれた。僕よりも若い世代のお父さんお母さんが、子供と虫とり網をもって澄み切った青空の下、夢中で虫を追いかけていた。
そんな微笑ましい光景をよそに、群馬県下の施設としてまさに渦中の昆虫の森だが、来年度の予算の大幅削減でチョウの温室の閉鎖が確定的となっている。そのことはまた後日触れたい。
夕暮れのフィールドにぶらりと出て行ったが、あまりにも太陽ｆが沈むのが早すぎて自然光での撮影は厳しい状況であった。畑の脇に植えられた茶の木がちょうど花を咲かせていて、そこからスズメバチがハナムグリを捕えて飛び去るのが見えた。しかし、こんな時間だしそれ以上ここに立ち止まる意味はないと思ったとき、クロホウジャクがせわしなく吸蜜しているのを発見した。そのとたんに自分の撮影スイッチが入り、クロホウジャクの吸蜜撮影を開始した。よｊく見るとホシヒホウジャクも混じっていたが、あたりが暗くなるにしたがってホシヒメホウジャクの数が多くなっていくことに気づいた。いわゆる時間の棲み分け現象なのだろう。
しばし、無心になれた一瞬であったが、昆虫の森に落ちたくらい影と現実として向き合うモードに一瞬にして切り替わってしまった。</description>
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         <pubDate>Mon, 13 Oct 2008 19:24:25 +0900</pubDate>
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         <title>オオアオイトトンボの産卵</title>
         <description>昆虫の森では、ここ数日オオアオイトトンボの産卵が盛んだ。
夕方の４時過ぎになると連結したペアが枝に次々と集まってくるので、週休日の今日、風が強いのが少し気になったが、３時過ぎにポイントへ向かった。
池の脇に生えた１メートルほどしかないハンノキの幼木だが、もともとオオアオイトトンボの産卵場所としておととしに植えたもので、意図したとおり産卵に来てくれたときはとてもうれしいものだった。直径が５ミリほどの枝がお気に入りのようで、水上に張り出した枝の表面には産卵痕がたくさん付いていて独特な質感の樹皮となっていた。
３時半の時点で、周囲では連結したペアが見られたが、産卵行動は見られなかった。しかし、４時を過ぎたあたりから続々と枝に集まり始め、メスは固い枝に産卵管を突き立て始めたのだ。
トンボたちの産卵様式の多様さはトンボの魅力のひとつでもあるが、水中生活を余儀なくされるヤゴ時代にとって、水辺に張り出した灌木の枝を選んだオオアオイトトンボは、水辺との接点として究極の部位ともいえる。似ているといえばモリアオガエルだろうか。
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         <pubDate>Sat, 11 Oct 2008 19:16:57 +0900</pubDate>
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         <title>重労働の恩返し　ギンヤンマの産卵</title>
         <description>今日は、中学生の職場体験実習として遷移の進んだトンボ池の抽水植物の除去作業を行った。ウキヤガラヤやヨシを根こそぎ除去するという作業は大変な重労働で、泥まみれになりながら減少した水面域を広げていった。別に仕事なのでひたすらやるのみなのだが、日頃の仕事内容に比べてかなりきつい肉体労働となった。成果として、ギンヤンマなどのトンボが従来通り飛び交う風景が戻ってくれることを当然期待するところだが、今日限定の楽しみはとことん肉体を酷使したあとに飲むビールであった。そんな目先の至福も頭によぎりながら泥との格闘をしたのであった。
午前の作業が終わり、ちょっとすっきりとした水面を眺めていると連結したギンヤンマのペアが作業によって水面に浮いたウキヤガラの茎に産卵を始めたのであった。慌ててカメラを取りにもどり300ｍｍを装着して現場に戻った。まだギンヤンマのペアは産卵をつづけていて、久しぶりにギンヤンマの産卵シーンを撮影することができたのだ。
当然、ビールはいつもよりおいしく量も増えてしまったが、それよりも産卵を見せてくれたギンヤンマのことがなによりうれしかった。</description>
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         <pubDate>Thu, 09 Oct 2008 19:36:49 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>カブトムシ幼虫の脱皮</title>
         <description>野外では、カブトムシの幼虫が早いものでは丸々と太った3令となっている。しかし、産卵期に幅があることから発育が遅れたものはいまだに２令期というのも少なくない。今日は、そんなやや発育遅れの２令幼虫が３令へと脱皮する様子を観察することができた。




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         <pubDate>Wed, 08 Oct 2008 18:56:15 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>田んぼのコバネイナゴ</title>
         <description>昨日からの雨は止み、昼ごろから日が射してきた。今日は休みで仕事部屋の掃除もしなければならないが、ふらりと稲刈りがせまった田んぼに足を運んだ。
田んぼではコバネイナゴが多く、畔を歩くとピョンピョンと跳ねていく。少し足を忍ばせて画になりそうな場面を探した。ちょうどオスがメスに飛び乗るシーンを発見し、垂れ下った稲穂で交尾をした。
さらに歩くと、稲の葉を食べる個体を発見した。ずいぶんスローな動作で葉を少しずつ食べ進んでいった。稲が刈られると彼らの安住の地はなくなってしまうと思いがちだが、ちゃんと周辺の草地に移動してその後を過ごし子孫を残していく。生き物が豊富な田んぼは畔などの田んぼとプラスした環境がとても大事なのである。</description>
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         <pubDate>Mon, 06 Oct 2008 08:19:56 +0900</pubDate>
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         <title>ホソアシナガバチが集結</title>
         <description>天気の崩れが延び、日曜日の今日は概ねよい天気に恵まれた。夕方近くに少しフィールドを歩く時間を得たが、すでに曇りポツリポツリと雨が降り出していた。ヨコヅナサシガメがいつもいるサクラの木を通りかかりふと目をやると、洞にホソアシナガバチの一種が集結していた。この集団は越冬に向けて集まった新女王バチたちでしばし様子を観察することにした。
本来社会性がある種類なのだが、越冬集団はこの周辺で巣立った新女王で家族ではない。強気な性格の者たちが召集をかけられたかのような決して穏やかとはいえない空気がただよっていた。
お互いの様子をうかがうようなしぐさと距離、そして取っ組み合いの喧嘩も見られた。しかし、行く末は身を寄せ合って越冬することになるはずだ。
それにしても、示し合わせたかのようにこの日にここに集まるという情報とはいったいいかなるものなのであろう。

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         <pubDate>Sun, 05 Oct 2008 10:24:46 +0900</pubDate>
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         <title>アオバセセリ幼虫の巣</title>
         <description>今日は週休日と晴天が重なり、朝から意気揚揚とフィールドに向かった。季節は秋も深まりつつある中、昆虫たちは子孫を残して消えゆく物や、冬に向けて準備するものなど様々だ。
アワブキという木の樹上では、アオバセセリの幼虫の巣が目立っていた。この先林床に下り、落ち葉の中で蛹となって冬越しするのに向けて大きく育った幼虫が巣内にはいる。木をゆすると幼虫が入っている巣は重みでゆっくりと揺れるので不在かどうかはすぐに判別がついてしまう。
巣の外観と断面の撮影をしようとひとつの巣を選びセッティングしていると、中の幼虫が勇ましく頭を突き出してきた。アオバセセリの幼虫の頭部はテントウムシの模様に擬態しているという説で有名だが、まさにその模様を見せつけるような行動であった。</description>
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         <pubDate>Sat, 04 Oct 2008 19:27:03 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ヒメセアカケバエ</title>
         <description>気温が低い曇天続きで虫たちも動きが悪い。朝、ふらりと立ち寄った田んぼの脇で、タチアザミの蕾に止まったヒメセアカケバエを発見した。黒地に赤い背中のワンポイントはハエの仲間としては洒落てるように見えた。ピンクとグリーンの背景もきれいだったのでカメラを向けることにした。
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         <pubDate>Tue, 30 Sep 2008 18:33:30 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ムクゲコノハ　秋の味覚</title>
         <description>夏の間、樹液に多いムクゲコノハはかなりの甘党と見えるが、秋が深まった野山では、すでに樹液は枯れ、実った果実がそんな甘党の蛾たちに秋の味覚をプレゼントしているようだ。
発見したのはずいぶん真新しい個体で、発生期はおそらく夏と秋で２化なのであろう。いち早く熟れた柿をおいしそうにほおばっていた。半分のぞかせた鮮やかな朱色の後翅は熟れた柿の色そっくりだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/09/28/post_240.html</link>
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         <pubDate>Sun, 28 Sep 2008 17:06:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>サトクダマキモドキの産卵</title>
         <description>今日、飼育しているサトクダマキモドキの産卵を観察する機会を得た。ガマズミの茎に逆さに止まると腹をＣの字に曲げて産卵管を突き立てるという独特なポーズでそれは行われた。
大アゴで樹皮を噛みながら、２枚の鞘で構成された短い産卵管を互い違いに動かしながらゆっくりと茎に挿入していくと表面には独特な繊維が盛り上がっていった。
産卵管が充分に差し込まれると平べったい卵が産卵管からややはみ出て送り出されるのが確認できた。一つの工程がおよそ３,４分で、他のキリギリス類に比べて１卵に費やす時間はとても長いようだ。
キリギリス上科の産卵場所と産卵管の形状の関係はとても興味深いものがある。クダマキモドキを含むツユムシ類たちはもっとも短い産卵管を有するグループだが、植物組織にナイフのごとく切れ込みを入れて産卵していく様は外科手術的な巧な技を感じるのであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/09/26/post_239.html</link>
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         <pubDate>Fri, 26 Sep 2008 21:10:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>竹筒に入ったオオフタオビドロバチ</title>
         <description>２週間ほど前に仕掛けた竹筒にオオフタオビドロバチが入り始め、今日、獲物を抱えて入る瞬間をやっと撮影することができた。
つい先日様子をチェックしたが、すでに泥のフタがついて巣作り完了済の竹筒が３本ほどあった。割ってみると、仕切られた部屋には獲物のメイガ・ハマキガ類の幼虫が横たわり、奥から出入り口に向かって幼虫の成長が段階的に見られた。
これだけの獲物を運び込んでいれば成虫の出入りの写真も簡単に撮れるであろうと見込んだが、待ってみるとなかなか来ないものなのである。午前中目いっぱい頑張って、チャンスは２度しかなかったが、なんとか芋虫を抱えて帰巣する母バチの姿を写しとめることができた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/09/25/post_238.html</link>
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         <pubDate>Thu, 25 Sep 2008 16:03:51 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アキアカネの交尾</title>
         <description>稲穂も黄金色に色づき、畔には真っ赤な彼岸花が咲き、秋らしい風景が昆虫の森には広がっている。アカトンボ類も各種が色づき秋らしさをいっそう引き立てているが、彼岸花の先端に止まるアカトンボのポートレートをねらってみた。
咲いた花には滅多に止まらないので、咲いた花は背景で手前のつぼみに止まった真赤なアカトンボがイメージなのだが、そうそうイメージどおりの場所にアカトンボは止まってはくれない。
そんなとき、交尾した個体がつぼみに止まった。これはこれで予期せずして稀なシャッターチャンスであった。</description>
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         <pubDate>Tue, 23 Sep 2008 18:12:43 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロアナバチ幼虫の成長</title>
         <description>９月１１日に紹介したクロアナバチの卵は残念ながらふ化直後に何らかの原因で死んでしまった。幼虫が成長していく過程を撮影したいと思っていたところだったので、１７日に再度巣穴を掘り起こし幼虫を探すことにした。
クロアナバチの活動期はすでに末期にあり、活動中の巣も少ない中、目星をつけた巣を掘り返してみると１センチくらいの大きさに成長した幼虫を発見し、巣穴には獲物のクビキリギスの成虫と幼虫が未だ手つかずで残されていたのだ。恰好の定点素材として慎重に掘り起こし幼虫の成長を追ってみることにした。
産卵された一匹目のクビキリギスはほぼ食べ終わる寸前であったが、それを食べ終わったあとに急激な成長をとげたのだ。残された３匹の獲物は順番に食べるわけではなく、同時につまみ食いしながら消化していき今日21日の時点でほぼ完食する結果となった。
貯蔵された獲物は麻酔された状態で生きてはいるが、幼虫に食いつかれた以降はすぐに変色しどう見ても死んでいるとしか見えない。しかし、幼虫の食いっぷりは獲物が腐敗する前に食べつくし、スピード成長することができるのだ。
地下３０センチでひっそりと起きている、クロアナバチの次世代の成長を垣間見ることができた。
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         <pubDate>Sun, 21 Sep 2008 16:20:54 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クスサン</title>
         <description>朝、ライトトラップに行くと真新しいクスサンが来ていた。
昆虫の森で見られるヤママユガの仲間で唯一写真がない種類がクスサンであった。しめしめと思い、その姿をようやくカメラに収めることができた。
これから冬の展示準備が始まるが、「すかしだわら」と呼ばれる個性的なマユをつくるクスサンの成虫の姿・・・抜けているパズルがようやくはまった思いであった。


ＰＳ
９月１６日昆虫VIEW
「物置の住人　カマドウマ」は種名「クラズミウマ」の誤りでした。種名のみ訂正させていただきます。
カマドウマにははっきりとしたまだら模様がありませんので気がつきましたゴメンナサイ！

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         <pubDate>Thu, 18 Sep 2008 20:36:18 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ヤママユガの産卵</title>
         <description>ヤママユガの発生がピークのようで、ライトトラップの中でひときわ大きな蛾が目立っている。多くはオスだがメスも少しは入り、まだおなかにたくさんの卵をもっていそうなのを選び出して産卵の撮影に挑戦してみた。
コナラの枝を用意してメスをくっつけてみるがなかなか動きがなく、以前もウスタビガの産卵では苦労しているが、腹部をもんだりもしてみた。すると突然目が覚めたように翅を震わせ始め枝を上り始めると、腹部の先を曲げる行動を取り始めた。「これはいける！」と思い、産ませたい場所に見事に産卵させることができたのだ。
やはり「腹部をもむ」というちょっとまじない的な行為だが産卵を誘発させる効果があるのだろうか？</description>
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         <pubDate>Wed, 17 Sep 2008 18:52:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>物置の住人　クラズミウマ</title>
         <description>今日は、週休日にあたり天気もいま一つで今更ながらボルネオ取材後編の「昆虫VIEW」の更新作業をすることにした。３か月前の日記の更新は日記とは言えないものかもしれないが、抜けているのがずっと気がかりでようやくその作業を完了することができた。
今日はカメラを持つこともないと思っていたが、夕方にビール（正確には発泡酒）を取りに物置に行ったところクラズミウマを発見したのであった。すぐさま撮影しないで入れ物にキープし、晩酌を優先してしまうところが僕らしいところなのだが、しかし、夕食後しっかりクラズミウマの撮影に取り掛かった。
発見した場所はコンクリートの床面であったが、コンクリートが背景ではあまりにも味気ないと思い、クラズミウマらしい背景をイメージして物置内を物色したが意外とコレといったものが見当たらなかった。ようやく思いついたのがクワであった。しかしクローズアップではクワであることもわからないがなんか古めかしい農機具の一部という雰囲気は出せたでだろうか？
いろんな角度でもっと撮ってみたかったが、数カット撮ったところでピョンピョンと跳ねて隙間に入り込んでしまいあえなく撮影は終わってしまった。
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         <pubDate>Tue, 16 Sep 2008 20:03:13 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>カレハガの作品　卵のオブジェ</title>
         <description>数日前にカレハガを紹介したが、その後再びライトトラップに入り、相棒が「変わった蛾がいた！」と飼育室に持ち込まれていた。そしてそのカレハガがずいぶんとたくさんの卵を容器の中に産み落としたのだが、その卵が見事なオブジェを作り出したのだ。
本来、食草となる樹種の葉や幹に数粒ずつ産み落とされるようだが、せまい容器の中でたまたま積み重ねて産むはめになったのだろう。
不思議な模様の球体が積み重なり作り上げられた物体はとてもアートな雰囲気をかもし出していた。</description>
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         <pubDate>Sun, 14 Sep 2008 20:36:57 +0900</pubDate>
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         <title>ふと、外を見れば・・・コシアカスカシバ</title>
         <description>今日は休みということもあり、少しのんびりと起きて朝食を食べ歯を磨いていた。カーテンを開けて庭の風景を眺めていて目に入ったのがアワブキ（スミナガシとアオバセセリの食草に植えた木）の葉上にいる縞模様の目立つ虫であった。普通の人であればハチとして見てしまうが、２．５ｍ先に見えるその虫はいわゆる「蜂蛾」と呼ばれるハチに擬態したスカシバという蛾の一種であることがすぐにわかった。
昆虫の森では２度ほど見かけたことがあるが、庭でこの虫に出会うとは本当に意外であった。
しかも小型の個体はおそらくオスであると思われるが、２匹そろってのお目見えにすぐ様うがいし、サンダル履きでカメラをもってさっそく撮影したのであった。
今日は写真整理でフィールドには出ないつもりだったので、こんな身近な庭先で思わぬ出会いがあったことに感謝した。
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         <pubDate>Sat, 13 Sep 2008 19:51:52 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロアナバチ</title>
         <description>「秋の野山の昆虫展」もほぼ昨年並みの内容で、今後、なにか新しい内容の追加がほしいと考えていたところ、矢島園長から「狩バチをやりたいね」とアドバイスを受けた。そんなわけもあり活動盛んなクロアナバチを今日は取材した。
茅葺民家の庭には６,７個の巣があり、撮影しやすそうな巣を選び獲物を運びこむ様子などをまず撮影することにした。それぞれの巣のクロアナバチの行動は様々で、巣の拡張をするものもいれば、となりの巣のハチと大ゲンカする個体もいたりで、目移りしてしまう様相であったが、「二兎追うものは一兎も得ず」を教訓に目配りができる二つの巣（結局二兎追っている！？）に絞り込んで撮影のチャンスを待った。そしてなんとか大きなクビキリギスを巣に運び入れる瞬間を撮影することができたのだ。
巣の主には申し訳ないが、夕方になり巣の断面を掘り起こし中の様子を取材した。クビキリギスの幼虫を食べて育っている幼虫がまず出てくると、次々とすでに繭となった子供たちが現れた。そしてやっと最後に今日運び込むのを見届けた茶色いクビキリギスの成虫が入った巣穴にたどり着き、麻酔されながら腹部がピクピクと動くクビキリギスの首元に５ミリほどのバナナ型の卵が産みつけられているのを確認することができのだ。</description>
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         <pubDate>Thu, 11 Sep 2008 19:12:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ハラビロカマキリの威嚇</title>
         <description>すがすさしい秋晴れとなり、とてもコントラストのきいた日差しが朝から降り注いだ。今日は朝からクサヒバリを探して低木の植え込みをめぐっていた。
探していないのになぜか目に入ってくるのがハラビロカマキリであった。まだ羽化して日がたっていない新しいオスの成虫は、威勢よくこちらに威嚇のポーズを見せてくれた。</description>
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         <pubDate>Tue, 09 Sep 2008 13:53:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クルマバッタ</title>
         <description>今日から始まった「秋の野山の昆虫展」の準備として、９月３日に渡良瀬遊水地に採集に出掛けた。ここでの大きな目的のひとつがクルマバッタの採集であった。
メンバー３人で炎天下の草はらでバッタを追いかけた。足もとから飛び立つバッタはトノサマバッタのほうが数が多いが、後翅の黒い帯が見えたときそれがクルマバッタなのだ。
３人で採集個体数を競ったが、僕は最下位で、体力勝負のバッタ捕りは若手の圧勝であった。
僕はクルマバッタには何か特別な思いがある。独特の盛り上がった背中と模様や、後翅のくっきりとした黒帯がバッタの中でも特別にカッコよく感じるのかもしれない。そんなクルマバッタの特徴を撮影してみた。</description>
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         <pubDate>Sat, 06 Sep 2008 11:09:11 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>カキの木とイラガ幼虫</title>
         <description>カキの木でイラガの幼虫を見つけた。冬に見かける独特なマユは、冬の観察や展示のアイテムとして欠かせない存在だが、そんなマユをつくるのはこんな虫として幼虫の姿もまた資料として重要なのだ。
昨年、イラガの生活史パネルを作製していて写真を引っ張り出していたところ、なんと幼虫の写真がなかったのだ。そんな反省点を踏まえて、ようやくイラガ幼虫の撮影ができた。
秋となり、カキの葉も少し疲れた装いで、部分的に枯れた葉裏にべったりとくっつく姿は、からだの茶色い模様の意味がうなずける光景であった。
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         <pubDate>Wed, 03 Sep 2008 10:18:21 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>かわいいコブラ！？　オオゴマダラエダシャクの幼虫</title>
         <description>カキの枝先で、オオゴマダラエダシャクの幼虫を発見した。胸部がふくれた独特な体形に目玉模様を備えたその姿は、図鑑の世界では知っていたが、いつかこの目で見たいと思っていた虫のひとつであった。
カキの枝の質感表現もシャクガ幼虫ならではで見事だが、それでも敵に見破られたら目玉模様で脅かそうというのが作戦なのだろう。ためしに指で突っついてみるとコブラのごとく鎌首をもたげて威嚇をしたのだ。なかなかの迫力あるポーズであるが、「こわい！」というイメージにつながらないのはなぜだろうか？それはマンガのキャラクターのようなつぶらな瞳があまりにもかわいいからであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/09/02/post_220.html</link>
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         <pubDate>Tue, 02 Sep 2008 09:14:52 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>夏と秋のはざ間で</title>
         <description>駐車場の脇の並木からセミの羽音が聞こえた。しかしどうも様子がおかしい。羽音は消えずもがいているように感じた。直感的に「もしや」と思いその木に向かい探してみると、案の定オオカマキリがアブラゼミを捕えて頭からむしゃむしゃと食べ始めたところであった。
夏の終わりとともに消えゆくセミと、秋の訪れととも出現したカマキリが、季節のはざまで交差した光景であった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/29/post_219.html</link>
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         <pubDate>Fri, 29 Aug 2008 19:45:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ベニスズメの幼虫</title>
         <description>今日もどんよりとした湿気た朝であった。しかし、夏の曇天とは違いどこか秋の空気がただよいはじめている気がした。こんな曇り空の下でもピンク色に鮮やかな発色を見せるのはミソハギの花であった。そんな風景を見る中で、なにやらスッと伸びた茎に黒い塊が目に入った。近づいていくとそれは丸々と太ったベニスズメの幼虫であった。
蛹になる前の最後の食べ納という感じで、ミソハギの小さな葉っぱと花までも食べていた。ユーモラスな目玉模様を顔に見立ててクローズアップしてみると、頭の先にチョコンと花びらをくっつけていることに気がついた。おとぼけ顔にさらに花を添えてかわいらしさを演出？していた。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/26/post_218.html</link>
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         <pubDate>Tue, 26 Aug 2008 02:28:50 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>雨の日のシオカラトンボ</title>
         <description>朝からしとしと雨が降っていた。撮影できないほどの雨ではなかったので、雨の中の虫たちに様子を見てみることにした。
稲穂が出始めた田んぼで雨を浴びながらじっとぶら下がるシオカラトンボを見つけた。翅にはたくさんの水滴がついていて、あの軽やかな飛翔はこんな日はお預けのようだ。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/24/post_217.html</link>
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         <pubDate>Sun, 24 Aug 2008 02:03:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>カレハガ</title>
         <description>ライトラップを朝見るとカレハガが来ていた。この手の枯れ葉にカムフラージュしたガは数多くいるが、その中でもカレハガの芸は飛びぬけて細かい。
一番褒めてあげたいのは、後翅を突き出すことで見事な葉っぱ型を作りだし、なおかつ鋸歯（葉っぱの縁取りによくあるギザギザ）もそこには再現されているのだ。
手短に近くの木にくっつけて撮ることにしたが、一番近くにあったのがたまたまエゴの木であった。枯れ葉に化けるにはまだ時期が早すぎるようにも感じるが、すでに所々の葉が淡い色に枯れ始めていて、なかなかのマッチングぶりにこの時期の出現の意味にうなづいてしまった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/23/post_216.html</link>
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         <pubDate>Sat, 23 Aug 2008 01:09:31 +0900</pubDate>
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         <title>晩夏の樹液に集まるチョウ</title>
         <description>クヌギの根元付近から出た樹液の場所を偶然見つけた。シロスジカミキリが産卵したあと、孵化した幼虫が穿孔して出た樹液のようであった。若いクヌギの幹に、管状にめくれあがった樹皮の隙間には昆虫たちが樹液を求めて群がっていた。かなりくたびれた個体のカブトムシに対して、ゴマダラチョウとコムラサキは２化目の新しい個体で美しさが目を引いた。
コムラサキが翅を開く瞬間をねらって撮ったが、紫色に見える角度はとても微妙で、ちょっと翅の角度がつくと、ただの茶色いチョウになってしまうのだ。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/20/post_215.html</link>
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         <pubDate>Wed, 20 Aug 2008 11:13:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>晩夏の樹液</title>
         <description>朝、久しぶりに樹液を出すクヌギの大木を訪れてみた。ツクツクボウシが盛んに鳴くＢＧＭの中、カブトムシは少なく、ボロボロになったオオムラサキと、この時期に目立つサトキマダラヒカゲが舞っていた。

「今年もあっという間に夏が過ぎたなぁ」などと思いつつ、ちょっと寂しい気分にさせるのであった。

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         <pubDate>Sat, 16 Aug 2008 10:28:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オニヤンマの産卵</title>
         <description>この時期、いつも気になるのがオニヤンマの産卵なのだ。夕暮れ時、毎年産卵が見られるポイントに様子を見に行くことにした。
期待通り見られることは少なく、ほとんど期待しないまま薄暗い細流を覗き込むと、なんと産卵の真っ最中であった。それを目的に訪れたにもかかわらず、そのあとの自分の慌てようはこっけいとしかいいようがない。ダッシュで車に機材を取りにいき、オニヤンマの近くでは刺激をしないように慌てながらもスローにストロボの光量をセットするのであった。
撮影準備がようやく整ったのだが、どうもオニヤンマは落ち着かず、産卵場所を少しずつ移動して撮影のチャンスは少なかった。
1カットだけ、かろうじてイメージに近い画が撮れたのだが、この夏もう一度チャンスを願うのであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/14/post_213.html</link>
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         <pubDate>Thu, 14 Aug 2008 09:43:51 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>津久井のキリギリス</title>
         <description>熱海での楽しいひと時を終えて、家内の実家がある神奈川県の津久井にもどった。夜には群馬にもどらなければならないので一休みというところだが、草むらからはキリギリスが「ギィース・・チョン」と鳴いているのが気になった。以前この地で、キリギリスが鳴いているシーンのお気に入りのポートレート（小学館ＮＥＯ昆虫Ｐ35）を撮っているのだが、そのときは、ススキの葉上に登って見事なポーズを決めていた。ぐんま昆虫の森でもたくさんのキリギリスが生息しているが、どれも茂みの中で鳴いていて葉上に上って鳴く様子がほとんど見られない。これは地域個体群の習性的個性か？と、ふと思うことがあった。そんなことも気になって、鳴き声のほうに近づいていくと、そこには茂ったチガヤのてっぺんに出て鳴いている姿があった。やはり津久井のキリギリスは高い所にのっぼて鳴く習性が強いと確信したのだ。
そんなことを科学的にどうこう検証する気はないが、少なくとも写真が撮りやすいのは確かなようだ。　</description>
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         <pubDate>Tue, 12 Aug 2008 08:45:31 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>熱海のセミ</title>
         <description>この夏一番のイベントで、家族や親戚たちと熱海に出かけた。湯河原のあたりから海岸線の道路を熱海に向かっていくと山からはセミの声が響き渡ってきた。このあたりはクマゼミが多く、群馬では聞きなれない「シュワシュワ・・・」という声に、すぐにでも車から降りて姿を確かめたい気分であった。
10時ごろに熱海に着き、海水浴を楽しんでホテルにチェックインすると、さっそくセミを探しに出かけたのだ。しかし、午後になるとあのクマゼミの声はパタリと止んでいた。幹を見るとクマゼミの姿はそれなりにあるが、午後は食事タイムのようで、どの個体も口吻を幹に深く突き刺していた。セミのポーズはやはり、少しからだを浮かして鳴いているポーズが一番かっこいいと思うのだが、幹にへばりつくクマゼミの姿はどうも魅力に欠けるのであった。アブラゼミもたくさんいて、こちらはちょうど勢いよく鳴いていた。宿泊したホテル大野屋を背景に魚眼レンズで鳴いているアブラゼミに接近してみた。セミは個体数が多いと警戒心が緩むのか、レンズとの距離はおそらく10センチを切っていたが、気にすることなく鳴き続けていた。</description>
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         <pubDate>Mon, 11 Aug 2008 08:00:53 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>がんばれ！チビカブト</title>
         <description>夏本番ではあるが、樹液に集まるカブトムシの個体数はピークを過ぎ、大型のオスの姿がずいぶん減ってきた。かわりに小型のオスとメスが目立つようになってきているが、夜の樹液で超小型のオスがメスと交尾をするシーンを観察した。
ケンカが強く体格のよいオスが遺伝子を残すと考えるのが一般的だが、産卵前に交尾したオスの精子が有効とした場合、こんなチビオスにも遺伝子を残すチャンスがあるのだろうと考えた。
小さい体でメスにしがみつき、必死に交尾している様子が印象的だった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/09/post_212.html</link>
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         <pubDate>Sat, 09 Aug 2008 09:36:36 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クツワムシの羽化</title>
         <description>朝、相棒がクツワムシの飼育ケースを見ながら「羽化しそうなのがいる」とつぶやいた。
飼育ケースを覗きこんでみると、メスの終令幼虫がクズの茎にぶら下がりながら今にも背中が割れる寸前という状態であった。
なかなかクツワムシの羽化などお目にかかれないと思い、慎重に茎を取り出して断片的であるが撮影を試みた。
興味深かったのは、長い産卵管を刀の鞘から抜くかのごとく慎重に抜き去るシーンであった。
</description>
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         <pubDate>Thu, 07 Aug 2008 19:30:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>雷雨とカブトムシ</title>
         <description>夕方、樹液に集まるカブトムシの様子を見ていると、ゴロゴロと雷の音が次第に大きくなり、ポツリポツリと降ってきた雨は、あっという間に大雨となった。
当然、退却しようと足が動いたが、ふと思い返して、雨の樹液でカブトムシが群がる様子も面白いと思い傘を差して撮影してみることにした。
以外にもカブトムシはまったく動じる様子がなく、濡れることも気にせずに樹液をほおばっていた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/08/04/post_208.html</link>
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         <pubDate>Mon, 04 Aug 2008 20:51:42 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>キアシナガバチの扇風機</title>
         <description>丸太を積んだ場所にキアシナガバチの巣があるとの情報をもらった。炎天下の中、巣の場所を見に行くことにしたが、南側に作られたその巣は、直射日光がもろに当たり本当に暑そうであった。
働き蜂が口に水を含んでは持ち帰り、巣の屋根部分に吐き出すと翅を扇風機代わりに使って巣の温度を下げよう忙しそうであった。
風を送るだけでなく、水分の気化まで利用して巣の温度を下げる行動は、知恵としｊか言いようがないくらい関心してしまうのであった。
行動に見入って、ついつい巣との距離が近づきすぎてしまい、ファインダー越しに威嚇していることがわかった。そして、ついにスクランブルが発動し、働き蜂が数匹巣から飛び立ったのだ！
慌てて巣から全速力で逃げ帰り難を逃れたが、猛暑の汗が一瞬冷や汗へと変わっていた。</description>
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         <pubDate>Sun, 03 Aug 2008 20:21:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ゴマダラチョウ</title>
         <description>カブトムシがオシッコをするシーンを撮ろうと思い、樹液ポイントに朝から張り付いていた。ふと隣の木に目をやると、ゴマダラチョウの新成虫が樹液を吸っていたのだ。
撮影している木に飛んできてくれればと思い、そっとその場所から追い立ててみた。飛び立ったゴマダラチョウはクヌギの葉上に静止すると、ずいぶん長い間じっとしていた。下から見上げたゴマダラチョウの顔などめったに撮れないと思い、しばし、カブトムシの撮影を中断してゴマダラチョウを正面から撮影することとなった。
結果的にその後、カブトムシを撮影している木にちゃんと舞い降りて樹液を吸いはじめたのだが、それを期待していたとはいえ、あまりに出来過ぎた結果に内心驚いた。
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         <pubDate>Sat, 02 Aug 2008 21:43:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>紅一点  ベニスズメ</title>
         <description>日没が近づいた雑木林の樹液を巡視していたときベニスズメを発見した。
カブトムシで込み合うクヌギの樹液を、ホバーリングしながら口吻を伸ばして見事に掠めていくのであった。
黒い軍団に混じって美しい紅色をさらす姿はまさしく「紅一点」であった。
この時期、昆虫の森はヤマユリが咲き乱れ、山中が甘い香りに包まれる。ベニスズメは樹液以外にも、このヤマユリの花に吸蜜に訪れるのだが、いつかヤマユリとベニスズメの艶やかなツーショットを撮影したいと思うのであった。</description>
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         <pubDate>Tue, 29 Jul 2008 21:28:45 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ピカピカのスミナガシ</title>
         <description>朝一で樹液ポイントをいくつか周ると、ピカピカの新成虫のスミナガシが樹液に訪れていた。
オオムラサキはすでに翅がかなり傷み旬をすぎている中、カブトムシに寄り添う華として、新たな存在感を出していた。
渋い色彩でありながらも、このチョウの持つ色合いはなんとも奥が深く、それと併せて赤い口を伸ばす姿が魅力的だ。
スミナガシの2化目が現れるこの頃、カブトムシの発生もピークを迎え、夏の昆虫たちの賑わいもいよいよ最高潮といったところだろうか。</description>
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         <pubDate>Sat, 26 Jul 2008 20:47:23 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オオムラサキの産卵</title>
         <description>今日、やっとオオムラサキの産卵に遭遇した。
興奮を抑えつつ、メスを刺激しないように近づいて、なんとか撮影することができた。
オオムラサキのくらしを追いかけて、ようやく3年目にして、産卵シーンを撮影することができたのがとてもうれしかった。相手が自然界の生き物だからこその難しさと、達成できたときのうれしさは計り知れない。
たくさんの昆虫がいて、撮りたいシーンがたくさんあるが、どんなに頑張っても自分が生きている間に見られるシーンなど、ごく限られたものでしかない。でも、見たいと思って自分から近づいていかなくてはそれは一生見られないとつくづく思うのであった。</description>
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         <pubDate>Thu, 24 Jul 2008 19:36:14 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オオムラサキの卵</title>
         <description>3年越しでオオムラサキの生態をムービーとスチールで追いかけ、ようやくまとまりつつある中、産卵のシーンがなかなか納得いくものが撮れずにいた。
お昼あたりから産卵が活発になるが、撮影できるタイミングがあわず、夕方にエノキを確認すると、見事な卵塊が残されているのであった。
規則正しくエノキの葉に整列された卵を見つけ、産卵シーンが撮れなかった悔しさを交えつつ、産みたての卵の美しさを撮ってみようという気になった。
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         <pubDate>Wed, 23 Jul 2008 19:13:44 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>夜の御神木</title>
         <description>昆虫の森の雑木林にある、樹齢50年以上はあると思われるゴツゴツしたクヌギからは、毎年樹液が確実にににじみ出てはたくさんのカブトムシがそこに集まる。
いつからか、このクヌギのことを「御神木」と呼ぶようになった。
今年は特に樹液の出がよく、木のそばでは甘酸っぱい匂いが立ちこめ、えぐれた幹の輪郭に沿って樹液に集まる昆虫たちが貼り付いている。
夜間、御神木の様子を見に行くと、「バキバキ」という喧嘩の音と「ブロローーン」という羽音が入り混じりながら、荒くれ物たちが集まったにぎやかな夜の昆虫酒場がそこにはあった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/07/20/post_201.html</link>
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         <pubDate>Sun, 20 Jul 2008 19:57:10 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>昼の樹液の仲間たち</title>
         <description>昼休みを利用して、気になる樹液ポイントに足を運んだ。
たまたま、お互いの距離感がよかったせいか、昼の樹液に集まる昆虫たちが樹液を囲むように集まっていた。
ちょっと地味な色合いかなと思わせるのは、オオムラサキが翅を開いていないのと、アオカナブンがいないということだろうか・・・・。そんな贅沢で勝手な願望を抱きつつも、こんなに行儀よく小さな樹液を囲む様子は珍しいことなのだ。
しかし、静寂は長くは続かなかった。ちょっと体がふれるだけで、みごとな放射体型はあっというまにくずれてしまい、結局いばりんぼうのカブトムシとスズメバチが独占してしまうのであった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/07/16/post_199.html</link>
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         <pubDate>Wed, 16 Jul 2008 07:13:49 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>樹液に来たオオムラサキ</title>
         <description>小さい規模だが、気になる樹液のポイントがあり、そこには3日間同じカブトムシが陣取っていた。
カブトムシがほとんど独占しながらも、オオスズメバチ、カナブン、オオムラサキの順番で染み出た樹液にあやかっていた。
カブトムシは昨日と同じだがオオムラサキは昨日のものとは明らかに違い、ピカピカの新しい個体であった。なんとか美しい翅を広げた瞬間を狙うのだが、これがなかなかもったいつけるように開いてくれないものなのだ。
ちょっとした刺激で、翅をパタパタとするのだが、そのタイミングを逃さないためにかなりの集中力を使って翅を開く瞬間を待った。
待つこと10分。偶然オオムラサキの背後から近づいてきたカブトムシのメスに刺激されて、やっと美しいブルーの翅を見せてくれたのであった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/07/14/post_200.html</link>
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         <pubDate>Mon, 14 Jul 2008 21:34:33 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ナキイナゴをブラして止める！？</title>
         <description>休みに当たった今日、夏らしい天気に恵まれた。有意義に過ごそうと思いつつ、まず最初に行こうと思いついたのは草原だった。日陰がなく、立っているだけで汗がにじみ出てくる・・・いわゆる「草いきれ」がするチガヤの草原から「ジキジキジキ」と声が響く。
ナキイナゴの鳴いている姿を撮ろうと、鳴き声のするほうへ足を忍ばせて近づいた。チガヤの葉に止まってオスが盛んに脚と翅をこすり合わせて音を出していた。この動きをなんとか画にしたいと考えた。
シャッタースピードが速すぎるとブラしたい脚の動きが止まってしまうし、遅すぎると全体像がブレてしまう。
そこで選んだ選択は80分の1のシャッタースピードであった。
通常であれば三脚がなければ止められるシャッタースピードではないが、最近のレンズが持つテクノロジーのブレ防止機能に成果をゆだねて手持ちで撮ってみることにした。
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         <pubDate>Sat, 12 Jul 2008 20:54:22 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>梅雨の風景  オニヤンマの羽化</title>
         <description>梅雨空の下、決まった場所で毎朝オニヤンマが羽化している。例年に比べて1週間くらい遅れているように感じるが、今年も個体数はかなり多い。
すでに翅を広げて飛び立つ寸前のものもいれば、羽化の真っ最中のものもいたりで、探し出すのが日課のように楽しみになっている。ススキやヨモギの茎など、画になる場所ではなかなか羽化していないが、フキの葉っぱで羽化している個体を見つけた。
雨は降っていなかったが、こんな時期に雨宿りするかのようなその羽化場所は、あまりにもできすぎた梅雨の風景であった。
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         <pubDate>Wed, 09 Jul 2008 20:39:04 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アゲハモドキの幼虫</title>
         <description>青々としたミズキの葉裏でアゲハモドキの幼虫を見つけた。
白いもやもやしたものに身を包んでいるのが特徴だが、これは蝋状物質で、いわゆる毛虫の毛とはまったくちがい、触れるだけでも抜け落ちてしまう代わりに常に再生も早いのだ。
アオバハゴロモやミツクリハバチの幼虫など、同じような蝋状物質をまとう幼虫たちがいるが、生きるうえでそのメリットとはいったいなんなのであろうか？
そんな謎かけをするように、「白いもやもや」を風になびかせていた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/07/05/post_195.html</link>
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         <pubDate>Sat, 05 Jul 2008 09:20:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>開けてビックリ！巣箱の中</title>
         <description>今日、春に設置したシジュウカラ用の巣箱の回収を行った。今年はヘビ対策などの効果もあって、巣立ち率は非常が高かったのと、ヤマガラの利用が4割ほどあったことが結果として残った。
この時期の巣箱はヤマトゴキブリやカマドウマの棲みかになっていることが多いのだが、そんなことも想定しながら撤去作業を開始した。
一つ目の巣箱のフタを開けると、まず驚いたのが、孵化後2，3日と思われるヒナのいる巣箱があった。
春に一度育雛に失敗したペアが今頃になって育雛することがあるが、それにしても稀なケースで、これから気温が上がり、巣箱内が暑くなることが心配される。
二つ目のフタを開けてさらに驚いたのが、天井部分にモンスズメバチが巣作りをしていたのだ。
この女王バチも出直しの巣らしく、他の場所で営巣が失敗して振り出しからはじめたようで、この時期としては幼虫は小さく、まだまだこれからという感じであった。
三つ目以降は結果として何事もなかったが、出だしが出だしだけに、ドキドキしながら巣箱のフタを開けることとなった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/07/02/post_194.html</link>
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         <pubDate>Wed, 02 Jul 2008 20:27:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ヤマトゴキブリの求愛</title>
         <description>夜の樹液を観察していると、普段はあまり興味を引かないヤマトゴキブリが、今日はずいぶんと配偶行動に忙しくその行動に見入ってしまった。
オスはメスが近くにいることを触角で感じ取ると、お尻を向けて翅を上げ、翅の付け根にある誘惑線に導くのであった。そのポーズは、まるでスズムシのごとくであったが、当然鳴くわけではない。
ゴキブリの配偶行動は、誘惑線から出るフェロモンをなめさせることが交尾の決め手となるようで、3億年も前からおそらく変わっていないセレモニーなのであろう。目レベルで近縁のバッタ目のスズムシやマツムシ、カンタンなどにもそれが受け継がれているわけで、鳴く虫たちが音を主とした信号とする前のなごりといえる。
見ている限りオスの積極的な行動に対してメスは慎重で、交尾をするどころか誘惑線をなめることすら稀であった。結局、交尾に至る様子は確認できず、ゴキブリといえども相性があるのだろうと思った。
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         <pubDate>Tue, 01 Jul 2008 20:06:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>樹液のヘビトンボ</title>
         <description>今日は雨もなく気温もやや高かったので、夜の樹液の様子を見に行くことにした。
まだカブトムシの姿はなく、ガやゴキブリ、コクワガタなどが集まっていた。にぎやかさはあるが主役がいない感じがした。そんな中でもっとも大きな昆虫がヘビトンボであった。邪魔するものがいないこの時期の夜の樹液を、我が物顔で吸っているかのようだった。

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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/28/post_191.html</link>
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         <pubDate>Sat, 28 Jun 2008 21:21:29 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>新鮮に感じたコクワガタ</title>
         <description>ボルネオからもどって、初めて撮ったカットがコクワガタであった。
夕方になって、久しぶりに樹液ポイントを巡りながら、日本の雑木林のおもしろさをあらためてかみ締めたのであった。かなり暗い条件であったが、コクワガタが目に入り、三脚を使って自然光で撮ってみようと思った。というのも、旅先で同行させていただいた横塚さんの写真スタイルがとても刺激になり、光線やフレームのこだわりの中で、三脚使用頻度が極めて高かったからだ。
クワガタ類の質感は、自然光でこそ、その虫らしさが引き立つのは確かだと感じた。でも、少し自分流をくわえて弱いストロボを当てることで、甲虫らしいきりっとした質感も出せると僕は思っている。
いずれにしても、撮ろうとする虫の「その虫らしさ」の表現の追及に、ふと、目が覚める思いがしたのは確かなことだ。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/27/post_189.html</link>
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         <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 20:26:54 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑩　オランウータンが移動すると・・・</title>
         <description>取材としては今日が最終日にあたり、ボルネオといえば見ておきたいと思っていたオランウータンを求めてセメンゴの国立公園に足を運んだ。ここでは保護されたオランウータンが半野生状態で管理されている。給餌の時間になると決まった場所に数頭のオランウータンが集まり、それを観覧デッキから見ることができ、かなり自然に近い姿を見ることができるのだ。おそらく６０キロはあろう個体が樹上を移動すると枝はかなりしなり、葉っぱがこすれてすごい音がした。そしてそんな枝先を見ていると巨大なキリギリスの一種が飛び立つのが見えた。なるほど樹幹部には多くの虫がいるのだろうと感じた一瞬であった。そして飛び立つ虫を狙ってオランウータンにつきまとう鳥がいることに気づいた。オランウータンの移動によって攪乱される樹上の昆虫とそれを狙う鳥。熱帯雨林の生き物同士の関係がこんなところにも存在した。すると・・・突然目の前に巨大なスズメガの幼虫が落ちてきたのだ。
落ちてきたスズメガの幼虫をデッキの手すりに乗せると、観光客が驚いて今度はそれにカメラを向けていた。

初めてのボルネオでの取材。カメラマンの横塚さんにはすっかりお世話になってしまいました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/22/post_232.html</link>
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         <pubDate>Sun, 22 Jun 2008 11:07:46 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑨　ドクロザトウムシ！？</title>
         <description>昆虫が多いと聞き、クバの国立公園に移動した。夕暮れがせまるとテイオウゼミが大きな声で鳴き、ナイトウォークの成果に期待した。出発をしてまず見つけたのがザトウムシであった。胴体に白い点が二つ目立つ種類であったが、その５ミリほどの胴体をよく見るとドクロに見えてきたのだ。「これは面白い！」と思い撮影してみたが、拡大してみるとさらに角を備えたドクロであることに気付いた。
首狩りの風習があったこの島で・・・このザトウムシは狩られた首の生まれ変わり・・・などとあまりにもできすぎた話のドクロそっくりザトウムシであった。
その後、スコールが突然襲い、クバでのナイトウォークはあっけなく終ってしまった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/22/post_231.html</link>
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         <pubDate>Sun, 22 Jun 2008 10:34:39 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑧　熱帯雨林を歩く</title>
         <description>今日はガイドのジャヤさんと二人でバコの熱帯雨林を歩くことにした。木漏れ日が射す散策道から上を見上げれば遥か５０メートルはあるフタバガキの巨木があった。そんな木の地上部付近の幹にきまってあるのがハリナシバチの巣であった。熱帯ではおなじみのハチであるが花粉媒介者としての大きな役割ある。大きな倒木では川が流れるように移動するコウグンシロアリの群れがあった。朽ちた木を分解し循環させていく立役者だ。ウォーキングしながら、この大きな森を支える小さな虫たちの存在を見ることができた。
ガイドのジャヤさんはジョークが好きなおもしろい人で、とてもお世話になった。片言の日本語だが、以前、ガッツ石松さんのガイドをしたことがあり、何かあるたびにグッドポーズで「OK牧場！」と言って笑わせてくれた。
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         <pubDate>Sat, 21 Jun 2008 09:46:11 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑦　ケランガス</title>
         <description>今日はケランガスというアリ植物とウツボカズラで有名なポイントへ足を運んだ。かなり急な登山道を１時間ほど登って訪れた先は岩盤が露出して乾燥化した貧栄養地帯であった。熱帯雨林地域といえどもこんな環境もあることに驚いた。そしてこの貧栄養地帯ならではの特殊化した植物がアリノトリデである。独特の膨らんだ茎にアリを住まわせ、アリの排せつ物から栄養をもらうという特殊な着床性植物である。そして、昆虫を食べることで栄養素を得ることで有名なウツボカズラの仲間を豊富に見ることができた。
夜となり再びナイトウォークで出会えたのは巨大なナナフシであった。そのほか小型であるがトゲトゲしいナナフシなど熱帯ならではの奇抜な姿のナナフシたちを見ることができた。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/20/post_229.html</link>
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         <pubDate>Fri, 20 Jun 2008 09:21:22 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑥　ハゴロモとアリ</title>
         <description>取材地をバコの国立公園に移し、今日からはボルネオ島の熱帯雨林に生きる生き物を広く見てみようと思っている。現地に着いてまずはじめに出迎えてくれたのが真赤なトンボであった。ここの国立公園の特徴はサルやイノシシなど大型の哺乳類があまり人を恐れず、結構身近に見られるのが特徴で、多くの欧米人が観光に来ていた。そんな中、小さな虫にレンズを向ける自分はちょっと場違いなようでもあった。
カニクイザルが食堂の付近をうろついて、食べ物を狙っている様子は日光のニホンザルのようでもあったが、そんなサルばかりではなくテングザルやシルバーリーフモンキーなど格調高いサルたちの群れがたびたびロッジの周辺では見られた。
夜になり、昆虫を探しに出歩きいて発見したのが３センチほどの大型のハゴロモであった。このハゴロモの周りにはアリがつねに取り囲んでいたが、襲われている気配はなくよく見ると甘露を目当てに集まっているようであった。アリはハゴロモのやや後に待機し、飛ばされるオシッコを体で受け止め、それを仲間たちが吸い取るというダイナミックな共生関係を展開していた。</description>
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         <pubDate>Thu, 19 Jun 2008 08:34:23 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ⑤  樹液にいたアトラス</title>
         <description>グヌンイマスの滞在期間も明日までとなり、再び取材地を山の中腹に移した。
現地でカブト・クワガタが集まる木として、幹にナタで傷をつけてつくった樹液トラップを訪れるとアトラスオオカブトが来ていた。
トラップとはいえ、ボルネオで樹液に来たカブトムシを見ることができてよかった。大きな森のどこかで、自然に出た樹液にボルネオオオカブトやアトラスといった大きなカブトムシが集まるといった光景がどこかにあるはずなのだが、未だにそんな生態は未知の領域なのだ。それくらいわかっているようでわからないことがまだまだ熱帯雨林には潜んでいるのだ。
ボルネオオオカブトの幼虫探しにも挑戦したが、広大なジャングルで歩いてたどり着ける場所は点にすぎないことを実感した。しかし、どこかの大きな倒木の下で幼虫たちが育っているのは間違いないことなのだ。
いろいろな思いがよぎる中、グヌンイマスでの取材を終えることとしたが、このジャングルで見つけたいものを探すにはもっと体力も精神力も養わなくてはと切に思うのであった。それくらいきつい起伏での散策であった。</description>
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         <pubDate>Tue, 17 Jun 2008 11:30:20 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ④  意外な出会い  ダイナソー！</title>
         <description>昨日と同じクワガタのポイントに出かけたが、そこで遭遇した意外なものとは、大きなトカゲであった。
ガイドが「イグアナ！イグアナ！」と叫ぶので見に行くと、体長35センチほどのやけにゴツゴツしたトカゲが苔むした枝に鎮座していたのだ。イグアナではなくアガマ科に属するトカゲの一種のようだが、なんとも迫力ある外観に感動し、写真を撮りまくってしまった。
顔のアップを撮ってモニターをガイドに見せると「オー！ダイナソー」とコメントしてくれた。</description>
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         <pubDate>Mon, 16 Jun 2008 10:46:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ③ 意外な環境にいたクワガタムシ</title>
         <description>今日は現地のガイドの案内で、クワガタムシが多いという標高1500メートルほどの山を訪れた。環境としては大木はほとんどなく、ササがはびこる疎林というような環境であった。はたしてこんな環境のどこにクワガタムシがいるのであろうか？
ガイドはすでにポイントをおさえており、ササがはびこる藪に案内された。「あそこにいる！」と指差されたがどこにいるのかわからないくらい植物が絡み合った場所である。ようやくクワガタの形が浮かび上がってきて、ずいぶんタイムラグをおいて「いた！」と感動する始末であった。
藪の絡むわずかな隙間から見えたのは、ツル植物にしがみついて樹液を吸うツヤクワガタの一種であった。それにしても、日本では想像できないようなクワガタの生息環境であることと、それを見つけるガイドの目に感動した。
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         <pubDate>Sun, 15 Jun 2008 10:25:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ボルネオ②  おばけスズムシとの出会い</title>
         <description>ボルネオのコタキナバル中心地からから40分ほど車を走らせたグヌン・イマスが宿泊地なのだが、標高は1000メートル近く、夜間はとても冷える。しかもロッジは暗く湿気がひどい環境で、ここで4泊もすると思うとちょっと気が滅入った。
食堂がある場所の行き来も急斜面の階段を上り下りでけっこう辛かった。夜の11時を回っていたが、ビールを買おうと食堂に向かう途中、「リューリューリュー」と、とてつもなく大きな声でなく虫の声が響いてきた。あたりを探すが声の主は見当たらず、懐中電灯の光に驚いたのか鳴きやんでしまった。ビールを買って再び戻る途中、また声を耳にし今度は慎重に声の主を探した。苔むした斜面に大きな落ち葉があり、そこを照らすと声は止み、一瞬黒っぽい虫の影が落ち葉の下に隠れた。じっと待つと落ち葉の下から現れたのは、スズムシとよく似た体型の大型のコオロギ類であった。急な階段をダッシュで上りカメラを取りに行き、再びもどるとまだその虫は同じ場所でいつ鳴き始めようかという感じで待機していた。
まるでいいとこなしのロッジだが、このおばけスズムシと出会えたことは大きかった。

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         <pubDate>Sat, 14 Jun 2008 19:01:25 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>ボルネオ①   モーレンカンプオオカブトとの出会い</title>
         <description>6月12日からボルネオに出かけた。目的は、熱帯雨林での生き物を取材するためだが、目的のひとつとしてモーレンカンプオオカブトいわゆるボルネオオオカブトのくらしを見ることにあった。現地では決して珍しいものではないが、日本の雑木林のように木の幹の樹液に群れる様子などはほとんど見ることができない。どんな木のどんな樹液から食物を得ているかはいまだによくわかっていない。
当然、限られた時間の中での取材なので、現地の昆虫にくわしいガイドにお世話になり、まずは情報収集からはじめた。そんな矢先、「樹上にモーレンカンプがいる！」との情報が入り、早速現場に向かった。
モーレンカンプオオカブトは、自分の目線よりやや高い幹にへばりつき、独特の鈍い光沢を放っていた。しかし、見下ろす急な谷から生えた木の樹上で、地上からは約7、8メートルもある高さであり、600ミリ相当の望遠レンズでやっと捉えられる距離であった。
とりあえず、ボルネオでの最初の目的が達成できた。冷たいビールで乾杯したいところだが、このあたりは昼間電気がなく、ぬるいビールで一息ついた。
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         <pubDate>Fri, 13 Jun 2008 18:36:30 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>桑の実とクワゴ</title>
         <description>桑畑では桑の実がたわわに実っている。
先日の土曜日に実施した観察会では、子供たちが桑の実をおいしそうにほおばっていた。初めて食べるという子供たちが多く、確かに今の時代、野山の木の実を食べるという自然遊びは体験しづらく、僕の子供の頃のように、道草しながら家に帰った時代とはだいぶ世の中も変わっている。
売っている果実は間違いなくおいしいが、野山で摘んだ果実の味はそれに比べておいしいとは言いがたいものの、不思議なおいしさがある。子供たちがそんな味を体験できたことがうれしい。
今日の朝方、ちょっとつまみ食いをしようと桑の実を物色していると、つまみ食いの犯人を監視するように、クワゴの幼虫がそこにはいた。

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         <pubDate>Tue, 10 Jun 2008 14:40:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ギングチバチの求愛行動</title>
         <description>昆虫の森の駐車場に、車止めに置かれたサクラの丸太があるのだが、今日その近くで初タマムシが採集された情報が入った。おそらくサクラの丸太から発生したものと思い脱出孔を確認しにいったのだ。アスファルトの上にいくつか置かれた丸太にはタマムシらしき楕円形の脱出孔がいくつもあったのだ。と言ってもこれは前置きの話で、そこで思わぬ遭遇をしたのがギングチバチの求愛行動であった。
おそらくその丸太の穴から出てきたばかりのメスの新成虫にオスがすかさず求愛をしかけていた様子でその行動がとても愉快なものだった。
オスは前脚でメスの複眼をしきりこすり、ときおり翅をふるわせてはメスに交尾相手としての同意を求めているように見えた。そのテンポが次第に速くなり、セレモニーの最高潮に達したところで、メスはオスを振り落として飛んでいってしまった。どうやらプロポーズは失敗に終わったようだ。虫といえども相性があることは間違いない。
しかし、オスはめげずに、メスが出てきそうな穴の散策行動をはじめたのであった。</description>
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         <pubDate>Mon, 09 Jun 2008 09:09:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>クワゴの宙吊り</title>
         <description>クワゴの大きな終令幼虫が手に入った。
手からすべり落ちたとき、命綱のごとく糸を吐き宙吊り状態となった。フノジグモにつづき、宙吊りと縁があるが、糸を吐くことができる樹上生活者は、落下の衝撃を和らげたり、もとの樹上に戻るために、こんな芸を身に着けたのかと思った。しかし、クモは糸を登れるが、蛾の幼虫はその後ゆっくりと地上に降りることしかできないようだ。それでも本来マユを作るため機能を、足場にしたり十分に2次的利用で役立てているのだ。でも、もしかするとその逆で、マユを作ることが2次的利用だった可能性もあるのかと考えた。
イモムシは脚が物体に接していないと落ち着かないはずだが、宙吊りのときは体を反り返えらせ、独特なポーズを決めながら回転していた。その様子は「サルティンバンコ」さながらの口で紐をくわえて宙吊りで回転する人のようであった。</description>
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         <pubDate>Sun, 08 Jun 2008 21:58:01 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オオミズアオ</title>
         <description>早朝、ライトトラップのすぐそばのムラサキシキブの木にオオミズアオがぶら下がっていた。
水色というか淡いグリーンというか、この蛾の色はなんとも表現がしづらく光線の具合で印象もだいぶ変わるのだ。「オオミズアオ」とは大きな水色と青色の蛾という意味なのだろうか？そんな命名の意味をふと考えた。英名では「ルナ・モス」月の蛾という意味でとても洒落ている。
一見目立ちそうなその姿は、意外にも風景に溶け込み、鳥の目をあざむいているのかもしれない。
夕方同じ場所に立ち寄ると、朝とまったく同じ場所にぶらさがっていた。

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         <pubDate>Sat, 07 Jun 2008 20:44:38 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>フノジグモの宙吊り</title>
         <description>数日前に捕まえたフノジグモを撮影した。
オレンジ色と黒のツートンカラーが毒々しく、ちょっと怪しいスパイダーというイメージで撮ってみたいと思ったのだ。
指先からつつくと命綱のごとく見事に宙吊りとなり、しばらくぶらさがったあと、糸を手繰り寄せて這い上がっていったのだ。
そんな糸さばきの鮮やかさに感心しながら、昆虫ではないクモという存在の面白さを改めて感じた。

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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/06/04/post_182.html</link>
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         <pubDate>Wed, 04 Jun 2008 20:41:03 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>セマダラコガネ</title>
         <description>昼飯時に駐車場へ向かう足元でセマダラコガネを見つけた。どこにでもいるコガネムシだが、こんな虫に限って写真を持っていなかったりするもので、葉っぱの上にチョコンと居座る様子は写真に撮りやすいと思い、カメラを向けたのだ。
触角を思いっきり開いて、風からなにか情報を得ようとする様子であった。
時間帯もあって何人かの人がかたわらを通り抜けていったのだが、僕の行動を普段から知っている人は、「何を撮ってる？」と聞き「セマダラコガネです」というと「それ、珍しいの？」・・「ごく普通にいます。」そんな会話が交わされる。
僕をよく知らない人は「お花がきれいですね」とかたわらに咲いていた花を撮っているものと思ったようで、気をつかって声をかけてくれたりもする。
背面からのカットを撮り、今度は葉っぱから突き出した顔を下から仰いで撮ることを試みたが、地べたに貼りついた僕の撮影ポーズはかなりこっけいであることは間違いなかった。
次に通り過ぎたのは来園者のお客さんであったが、「・・・・」のまま通り過ぎて行ってしまった。


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         <pubDate>Sun, 01 Jun 2008 21:00:59 +0900</pubDate>
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         <title>ナナホシテントウと四つ葉のクローバー</title>
         <description>ここ数日、仕事のトラブルでずいぶんとブルーな日々であった。
どうしてこうなったかと考えつつ、反省もあれば納得がいかないこともありで、現実としては目の前の問題を解決していくしかないのだ。
天気が悪いせいもあったが、カメラを握らない日が続く中、「このままくよくよしていてもなぁ」と思いついたのが、縁起がよい四つ葉のクローバーにナナホシテントウがとまった写真を撮ることだった。
材料はそろっていたが撮ることをすっかり忘れていたのだ。
問題は簡単に解決できるものではないが、きっと良い形で解決すると信じることにした。
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         <pubDate>Fri, 30 May 2008 20:17:42 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>オオイトトンボの交尾</title>
         <description>今日は新潟県旧山古志村を訪れた。ため池では鮮やかなブルーに染まったオオイトトンボがたくさん飛び交っていたが写真に収めたいと思いつつも、なかなか陸地からの撮影には限界があった。
胸までのウェダーを装備いたが、カメラを持って水の中に入るのは結構勇気がいる。それでもせっかく訪れた地でそれなりの成果をと思い、リスクを背負って腰上まで水に入りオオイトトンボの撮影に挑戦したのだ。
水に入ると水面が波立ち、意外にも撮影距離を詰めることに苦労したが、何とか交尾している個体をファインダーに収めることが出来た。曇りがちな条件の中、運よく日も射し納得のいくカットを撮った実感があった。しかし・・・・
陸に向かって歩き出したときバランスがくずれたのだ。「あーー！！」という声を発しながら立て直そうとしつつも右手に持ったカメラは絶対水につけまいとした代わりにどっぷりと漬かってしまったのだった。
着替えもなく途方にくれながら、乾かす手段を模索したのだが、人気がないのをいいことに、絞ったジーパンとシャツを暑くなった路面のかたわらに張りつけ天日干しを試みた。セッティングの途中、数台の車とすれ違い、下着姿の変わった人と思われたことは間違いないが、恥はかいてもこれ以上の手段は思いつかなかったのだ。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/05/26/post_179.html</link>
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         <pubDate>Mon, 26 May 2008 20:31:41 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>春型アゲハの見納め</title>
         <description>今日は気持ちよく晴れ渡った。昆虫の森の畑ではムシトリナデシコが鮮やかなピンク色の花を咲かせ、もっとも目立つ花となっている。
この花は外来種であり、野生化が近年懸念されている種でもあるが、アゲハやモンシロチョウなどがとても好む花でバタフライガーデンには欠かせないこの時期の吸蜜植物となっている。
4月からアゲハの発生は続いているが、蛹になる場所の温度条件で、今頃まで少ないながら春型が見られる。4月にもっとも早く発生したアゲハが産み残した卵は、早くて蛹の時期で、これからがちょうど春型と夏型のアゲハの移行期となるのだ。
咲き乱れたムシトリナデシコに、少しくたびれた春型アゲハが盛ん吸蜜している姿を見ながら、季節の移り変わりを感じたのであった。
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         <pubDate>Wed, 21 May 2008 21:28:25 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アカツメクサとナナホシテントウ</title>
         <description>草原では、ナナホシテントウの姿が目立つようになってきた。
ちょうど咲き始めたアカツメクサの花にとまっていたのだが、アブラムシがいるわけではなく、どうやら甘い蜜が目当てのようだ。
春早くから、アブラムシと花を求めて様々な植物を転々としているナナホシテントウだが、赤と黒の可愛らしい姿は、どんな花にもマッチしていて絵になるものだ。
花弁の奥に頭をつっこみながら、蜜をなめるのに忙しく歩き回っていた。
そんな姿を見ていて、自分も子供の頃、アカツメクサの花弁をむしって蜜を吸って遊んだことをふと思い出した。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/05/18/post_177.html</link>
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         <pubDate>Sun, 18 May 2008 20:48:59 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>セイヨウミツバチ 王台の中</title>
         <description>管理しているセイヨウミツバチがだいぶ活性化し、盛んに王台を作って新女王を作り始めている。
この判断は、たくさんの働きバチが巣の状況を把握し、誰に命令されることなく進められていくのだ。
「女王バチ」というと何か実権を握っているかのように思えるが、ミツバチの社会では大きな群れの産卵係にすぎないと見ていて思う。
この王台をほうっておけば、新女王が誕生する直前に分蜂が起き、半数の働き蜂を引き連れて旧女王が出て行き分家することになる。養蜂では、この現象を意図的にコントロールして、巣を増やすこともあれば、分蜂を食い止めて、大きなコロニーを維持したりもする。
王台の断面を切り出して新女王の蛹を撮影してみることにした。王台にはつねに働き蜂が感心をもってまとわり付いているのだが、断面を出したしまった王台はどうなるのか・・・・
修復すると思っていたが意外にも女王蜂の蛹は働き蜂のよって食べられてしまったのだ。
女王は選ばれたものではなく、やはり作り出されたものでしかないと感じさせられる行動であった。


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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/05/17/post_176.html</link>
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         <pubDate>Sat, 17 May 2008 19:55:59 +0900</pubDate>
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         <title>ハルジオンを訪れたチョウたち</title>
         <description>寒い雨が続いたあとのすばらしい快晴であった。こんな日は昆虫たちの活動も活発なのはわかっているが、休日ではないのでそんな様子を見るためになんとか時間をつくりだした。
昼休みにハルジオンが咲く原っぱに出てみると、思ったとおり虫たちが初夏の陽射しの中で活発にうごめいていた。今年初めて見るミドリヒョウモンや、おなかをすかせたモンキチョウはハルジオンを転々としながら吸蜜し、撮影のチャンスがいつになく多かった。そして・・・
アオスジアゲハが突然あらわれてせわしなく吸蜜をはじめたのだ。ピントあわせも間々ならないほどの動きの早さの中で、真っ青な翅を見せ付けて一瞬のうちに去っていってしまった。</description>
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         <pubDate>Thu, 15 May 2008 21:53:21 +0900</pubDate>
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         <title>鳥のフンの造形美！？    スカシカギバの幼虫</title>
         <description>冬の間に採集して、図書コーナーで展示していたスカシカギバの幼虫が終令となり、大きな鳥の糞に見事に化けたその外観が見時を迎えている。
スカシカギバは初冬の頃にすでに孵化し、冬の間ゆっくりと成長を続けて今に至るのだが、鳥の糞に化ける姿勢は幼虫の成長期を通して一貫している。
体の上部3分の1を折り曲げてのＵ字型の姿勢に付け加えて、鳥の糞の質感をあしらえた微妙は配色は実によくできている。若令期の形態は、しいて言えばスズメの糞で、終令になると、少し水気を帯びた割と新鮮な？キジバトの糞という感じを見事にあらわしているのだ。
さらに心憎いのは、腹脚を張り出して葉っぱにベタッとくっついている様子を演出することで、もうどこから見ても鳥の糞なのである。
たまたま、食草である樫の葉上で本物の鳥の糞を発見したのだが、それは僕から見るとスカシカギバの幼虫に似た鳥の糞に見えてしまうのである。</description>
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         <pubDate>Tue, 13 May 2008 04:59:39 +0900</pubDate>
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         <title>庭で見つけたカツオブシムシ</title>
         <description>昆虫の森ではマーガレットが咲き始めて、花の上にはハナムグリやらハナアブやらが集まり始めていた。毎年花に集まる顔ぶれはほとんど変わることがなく、新たな昆虫の登場はあまり期待できない。
自宅の庭にはマーガレットに良く似たカモミールが咲いているのだが、ふとみると見慣れない昆虫が訪れていたのだ。見るからにカツオブシムシの仲間であるが初めて見る種類であった。種名を調べるとシロオビマルカツオブシムシなる種類であることがわかった。解説文によると「スズメの巣などに見られる」とでていた。確かに自宅のガレージはスズメのお宿状態で、こんな虫と自分が出会うきっかけをつくっていたわけで、昆虫の森でも見られないような昆虫が、自宅という環境だからこそ発見できたわけである。</description>
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         <pubDate>Fri, 09 May 2008 21:13:18 +0900</pubDate>
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         <title>古い仮面を脱ぎ捨てて・・・オオムラサキ幼虫の脱皮</title>
         <description>越冬後のオオムラサキの4令幼虫が次々と脱皮し、褐色の体から緑色へと衣替えをしている。、そんな脱皮のシーンを今日撮影できた。
イモムシの脱皮の面白さは、頭部と胸部以下の皮が分裂するセパレートタイプの脱皮にある。新しい頭部は胸部の部分の皮の下にあり、古い頭部は新しい頭部の口元にくっついているだけで脱皮前はすでに空の状態なのだ。
脱皮が始まると、後ろにずれていく胸部腹部の皮に対して頭部に残る殻が引っ張り合ってパチンと裂けるのである。
5令幼虫となって、頭部も一回り大きくなって角も立派になったが・・・。
口元にはまだ4令の頭部の殻がくっついている。最後に「エイッヤー！」と首を横振りして古い仮面を脱ぎ捨てて幾分りりしくなった新しい仮面を見せてくれた。</description>
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         <pubDate>Wed, 07 May 2008 20:39:36 +0900</pubDate>
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         <title>キバネツノトンボ</title>
         <description>ハルジオンが咲き乱れる草地を散策していてキバネツノトンボを発見した。
朝早く気温がまだ低いせいか、飛び立ってもすぐに草に止まるのでじっくりと撮影ができた。平地の草地では比較的少ないキバネツノトンボであるが、昆虫の森では草地の造成をして以来、定着して見られるようになった昆虫なのである。
毛むくじゃらの胴体と大きな眼（まなこ）が愛らしい表情なのと、黄色く短い脚がさらに可愛らしさを引き出していて、そんな表情が伝わる写真を撮ろうと思った。
昼になって気温が高くなると何匹もの個体が上空を飛びまわりはじめたのだが、偶然、目の前に交尾をしたペアが舞い降りたのだった。
そのスタイルは、飛ぶ昆虫として当たり前ではあるが理にかなった連結スタイルであった。「この偽トンボは本物のトンボよりすごい！！」と思わず感じてしまったのだ。本家本元のトンボは、なぜあれほどまでに複雑な交尾スタイルに行き着いたのかが不思議に感じる出来事であった。</description>
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         <pubDate>Tue, 06 May 2008 21:02:57 +0900</pubDate>
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         <title>シロスジカミキリのお目見え</title>
         <description>GWに入り、この時期いつも気にしているのがシロスジカミキリの活動開始期である。クヌギやコナラの幹には真ん丸い脱出孔が見られ、活動を始めた証ともなる。いつか、木の幹から出ててくる瞬間に立ち会いたいと思っているのだが、今年もそのタイミングをはずしてしまったようで、すでに活動を始め、幹を歩くシロスジカミキリを発見したのであった。
昆虫の森の整備前は少なかったシロスジカミキリも、雑木林を更新し下草刈りをすることで年々個体数を増しているようで、独特な産卵痕が目立つようになってきた。幼虫が穿孔した木からは樹液も出たりで、豊かな生態系を持つ雑木林をつくる大事な立役者なのである。そして立派な触角と悪役的な顔は、子供たちにとっても根強い人気のある昆虫なのだ。
カブトやクワガタたちの主役を引き立てる雑木林の名わき役といったところだろうか。




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         <pubDate>Sun, 04 May 2008 19:12:02 +0900</pubDate>
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         <title>トゲアリ</title>
         <description>コナラの木の幹を行き来するトゲアリの姿が目に入った。近くに巣があるはずと思い、崖に張り出すようにある株のほうを見てみると団子のように固まったコロニーを発見した。
トゲアリは寄生性のアリで、 結婚飛行を終えた女王アリがムネアカオオアリやミカドオオアリなどの巣を乗っ取ることでコロニーを生成するアリなのだ。これは一見、楽な戦略のようにも感じられるが、宿主となるムネアカオオアリなどが多い良好な雑木林が少ない現状を考えると、それほど楽ともいいきれない気がする。現に昆虫の森では、大型のアリではもっとも少ない種類なのである。
言わば環境のバロメーターともなるトゲアリが、この先増えていってくれるような雑木林を、昆虫の森として整備していかなければならないのだなぁと感じるのであった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/05/03/post_169.html</link>
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         <pubDate>Sat, 03 May 2008 07:23:26 +0900</pubDate>
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         <title>隠れていた目玉！ ウチスズメ</title>
         <description>朝、昆虫の森を一回りし、餌用に採取した切り枝を握りしめ、今日は展示ケースのメンテ当番ということもあり、「さて、仕事モードに切り替え」と思って歩いていた。同じく園内を一回りした警備員さんが、「壁に変わった蛾が貼りついてるよ！」と教えてくれた。「変わった蛾？・・・」それを見ずして今日は始まらないと思い案内していただいた。
コンクリートの壁に貼りついた大きな蛾は一目でスズメガとわかったが、あまりなじみのない色合いであった。コンクリートのグレーと調和した、渋い模様の上翅に種名が頭に浮かんでこなかったのだ。
このあたりで見られるスズメガなど、自分の知らぬものはない！と言いたい所だが、恥ずかしながら種名が浮かばぬまま、ふと指を近づけると突然後翅の鮮やかな目玉模様を見せつけたのだった。それでようやくウチスズメであることが判明したのだが、昆虫の森では確かに稀な種類であった。
それにしても、モノトーンの背景に、ピンクのシャドーで彩られた目玉模様は鮮烈な印象であった。
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         <pubDate>Fri, 02 May 2008 21:31:22 +0900</pubDate>
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         <title>カエルの唄が・・・・</title>
         <description>一週間ほど前からトウキョウダルマガエルがにぎやかに鳴き始めた。
もともと、昆虫の森の整備前はトウキョウダルマガエルは希少なカエルであったが、こんなににぎやかに鳴く様子は開園以来始めてのことである。
そっと池に近づくと、水草の間で5個体くらいが鳴き競っていた。「グゲゲゲゲ！」という声は、いかにも初夏の訪れを感じる力強い声で、これが何匹もの声が重なり大合唱となると、小鳥たちの声を打ち消してしまうほど新緑の野山に響き渡るのだ。
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         <pubDate>Thu, 01 May 2008 20:20:37 +0900</pubDate>
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         <title>クロスジギンヤンマの羽化</title>
         <description>昆虫の森の池では、もっとも早く羽化するヤンマのクロスジギンヤンマが羽化のピークを迎えている。この時期は、夜の気温がまだ低いせいか、朝方羽化する個体のほうがむしろ多い。
今年もっとも羽化殻が多い池に、朝、様子を見に行くと、すでに色づき飛び立つ寸前のものもいれば、はねを伸ばしている状態の羽化の真っ最中のものもいた。
すでに成熟して、メスを探しにパトロールにくるオスもいたりで、これからにぎやかになるトンボたちの水辺の序章を感じ取った朝であった。
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         <pubDate>Wed, 30 Apr 2008 20:53:55 +0900</pubDate>
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         <title>ヤマツツジ</title>
         <description>昆虫の森ではヤマツツジが見頃を迎えている。今年は花の数がひときわ多く、新緑に淡い赤が冴えて見事な景観を作り出している。
ハナバチ類が盛んに花粉を集め、カラスアゲハが時折級蜜に訪れていた。さわやかな風が吹き抜けていく中、気持ちのいい時間を過ごすことができた。
これからの連休に、多くの人が昆虫の森に訪れて、こんな景色と風を是非体感してもらいたい。
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         <pubDate>Mon, 28 Apr 2008 20:40:52 +0900</pubDate>
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         <title>フクロウ</title>
         <description>今年もフクロウの営巣が確認できた。ずっと同じ個体か定かではないが、今年で6年連続となる。少なくとも今年の個体は昨年と同じペアのようで、昨年とまったく同じ場所で巣の監視をしている。
過去に巣の中を覗こうとして、何度となく一撃をくらっているが、まったく背後に近づいていることに気づかないくらい羽音がしないのだ、突然頭に爪を立てられたときの驚きは、まさに豆鉄砲をくらった鳩のごとくで、はしごから落ちなかったのは運がよかったと思えるほどだ。
僕は敵でしかなく、気持ちはなかなかわかってもらえないが、今年も無事に巣立つことを心から願っているのだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 27 Apr 2008 21:49:21 +0900</pubDate>
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         <title>クロオオアリとクリオオアブラムシ</title>
         <description>コナラの低い枝先にクリオオアブラムシの小集団とそこに通い詰めるクロオオアリがいた。アリとアブラムシの関係は、甘い寒露を提供する代わりに守ってもらう共生関係が有名だが、そんなシーンが撮れないかと数日前から様子を伺っていた。そんな今日は天気が悪く気温も低めだが、それが幸いして動きが鈍く撮りやすい状況と見込んで撮影することにした。
春風がかなり枝を揺するので、まず、枝先をクリップで固定し、カメラも三脚に添えてじっくりと向き合う撮影パターンで望んだ。しかし、なかなか水晶のような寒露がアブラムシからアリへと受け渡されるシーンは撮影することが出来なかった。
寒露の受け渡しシーンはあきらめて、次にテントウムシに対する反応の撮影を試みた。テントウムシをアリとアブラムシの集団に歩かせていくと・・・・。
クロオオアリはテントウムシに馬乗りになって、蟻酸をかけながら噛み付く行動をとったのだ。しかし、テントウムシは意外にも動じることなくじっとしていた。そしてクロオオアリが次にとった行動が興味深かった。一匹のクリオオアブラムシをくわえて運び始めたのだ。これははたして非難させようという行動なのか？
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/04/26/post_163.html</link>
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         <pubDate>Sat, 26 Apr 2008 20:43:27 +0900</pubDate>
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         <title>テングチョウの産卵</title>
         <description>エノキの苗木の鉢植えが並ぶバックヤードで、テングチョウが産卵に訪れた。園内の雑木林にはエノキが無数にあるが、なぜ雑木林から離れたここのエノキを産卵場所として選んだのか不思議である。
何度となく新芽に止まっては、腹の先を曲げて産卵ポーズをとっていたのだが、飛び立ったあとの新芽を見ても、卵らしきものが見受けられなかった。
産卵しようとしているが産まなかった？とも判断しかけたが、新芽をよーく見てみると、まだ開いていない重なった若葉の間に小さな卵があることに気が付いたのだった。
少しでも卵の生存率を上げたいという母心？とも思える行動だった。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2008/04/23/post_162.html</link>
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         <pubDate>Wed, 23 Apr 2008 20:58:57 +0900</pubDate>
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         <title>コナラの新緑とクロオオアリ</title>
         <description>コナラの若葉がみずみずしい新緑の季節真っ只中である。今日は、たまたまクロオオアリがコナラの葉上を散歩？している光景に出会えた。どうやら、枝先のクリオオアブラムシが落とした甘露が葉っぱに付き、それに執着している様子であった。
ファインダーを通して見る、美しい若葉とアリのコントラストがとても気に入ってしまい。しばらくシャッターを切り続けた。
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         <pubDate>Wed, 23 Apr 2008 20:28:57 +0900</pubDate>
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         <title>トビイロツノゼミの交尾</title>
         <description>久しぶりの晴天に恵まれた今日、長野県佐久市に採集に出かけた。目的は水生昆虫などいろいろであったが、それなりの成果があり、少し自然観察をしていく余裕が生まれた。
季節は昆虫の森の新緑よりも2週間は遅い様子で、ソメイヨシノがちょうど満開であった。イボタの木がちらほら見えたので、ウラゴマダラシジミの幼虫を探そうと枝先をつまんで見始めると、そこにいたのはトビイロツノゼミであった。
普通なら、枝の振動を感じてジャンプして逃げてしまうところだが、このツノゼミは交尾中で逃げる様子がなかった。じっくり撮影できるチャンスと思って、カメラを向けると、なんと、枝の裏側に回りこんで隠れるという行動をとりはじめた。左手の指で撮りやすい位置に追い立てて、いざカメラを両手で構えると、また、裏側に隠れてしまいそんなことを繰り返しながらやっと撮影することができた。
互い違いのほうを向きながらも、大きいほうのメスが動きを支配していた。それに合わせて後ろ歩き、横歩きで足並みをそろえるオスの動きはこっけいであった。</description>
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         <pubDate>Mon, 21 Apr 2008 05:47:45 +0900</pubDate>
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         <title>アブラゼミの幼虫</title>
         <description>今日、飼育しているアブラゼミの幼虫の様子を見てみることにした。
このセットは、平成18年の6月に孵化したものを伝統的？なアロエ飼育法で育てていたものだ。アロエの根はすっかり土を巻き込んでいて、株ごとスポっとケースから引き抜くことができた。底のあたる部分には太いトンネルがあり、大きな終令幼虫が顔を覗かせていた。
一般にアブラゼミの幼虫期間は5年といわれているが、このアロエ飼育法では、最短2年で羽化することが分かっている。成長にはばらつきがあり、中には4令と思われる幼虫も存在していた。
子供の頃、孵化したカブトムシの幼虫を育てていて、「このカブトが羽化するのは来年か・・・」と、ずいぶん先のことのように思えた。せっかちな性格は今も変わらないが、こんな気の長いセミの幼虫飼育に付き合えるなんて自分の変貌ぶりというか、要するに年をとったんだなぁと感じるのであった。




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         <pubDate>Sat, 19 Apr 2008 21:00:18 +0900</pubDate>
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         <title>アゲハの幼虫  色の異常</title>
         <description>「アゲハのふしぎ展」が始まって、アゲハの卵から成虫までの各ステージの生体を展示しているのが、幼虫を育てる中で色の異常型がここのところ出ている。
どんな異常かというと、本来4令幼虫までが鳥の糞に似た色彩なのだが、4令幼虫ですでに5令の終令期と同じ緑色の色彩を持ったものが少なからず出ているのだ。
東大の研究グループが若令期の鳥の糞に似た色彩は、幼若ホルモンによるものという研究成果を発表したばかりだが、なんらかの原因によるホルモン異常なのか・・・まさしく「アゲハのふしぎ」に直面した出来事であった。
今日はたまたま、そんな4令が5令へと脱皮するシーンを撮影することができた。</description>
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         <pubDate>Thu, 17 Apr 2008 19:58:23 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>樹液が出たコナラ</title>
         <description>昆虫の森では、早々と樹液を出したコナラがある。数週間前からそのあたりをルリタテハがテリトリーを張っているのだが、たまたまルリタテハが飛ぶ軌跡を追いかけていて気づいた場所であった。
今日は、昼間にオオスズメバチがどっしりと陣取って樹液を独占していたのだが、本来夜行性のフクラスズメもオオスズメバチと微妙な距離をおいて春先の貴重な樹液にあやかっていた。
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         <pubDate>Wed, 16 Apr 2008 19:28:30 +0900</pubDate>
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         <title>雑木林の小径</title>
         <description>今日は週休日と晴れが重なり、新緑の雑木林をのんびりと散策することが出来た。通い詰めた雑木林であるが、この美しい季節をどんな風に切り取り撮影するかはけっこう難しいといつも感じている。目で見て感じた風景の美しさも、その場をファインダーを通して見ると意外にも雑然としていたりもする。
しかし、逆に言えば、視界で気づかない部分を写真として切り取ることで、意外な一面を伝えることもできるのが描写の世界のおもしろさだろう。
なんてあたりまえなことを書いてしまったのだが、そんな切り取れる画を求めてぶらぶらと歩いていた。
24～105ミリのズームレンズを付けて、寄ったり引いたりしながら、やっと切り取ることができたのが、落ち葉を貯める堆肥場をアクセントに入れた新緑の雑木林の小径だった。</description>
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         <pubDate>Tue, 15 Apr 2008 22:11:48 +0900</pubDate>
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         <title>エノキを登るオオムラサキの幼虫</title>
         <description>だいぶ日が長くなり、夕方にフィールドを散策する時間ができるようになった。朝日が差しているきらびやかな午前中ほど、夕暮れ時は撮影しようと思えるシーンは少ないが、山野草の開花や場所のチェックなど、情報収集もまた楽しいものだ。なんといっても新緑のこの季節は、歩いているだけで気持ちがいい。
エノキの木にさしかかったとき、3メートルほどの頭上の幹にオオムラサキの幼虫を見つけた。
越冬を終えたオオムラサキの幼虫が、萌えはじめたエノキに再び登り始めたようだ。隣接するエノキも見ると、50センチほどの高さにも貼り付いていたのだ。
あたりはすでに薄暗く、幹に貼りついた幼虫の写真をストロボを当てて撮影することにしたが、撮っていてつまらないし、これ以上撮りようもないと思った。相棒が「顔がかわいいから正面から撮れば」とさりげなく言った。考えてみて「そのとおりだ！」と思った。自分の凝り固まってしまった撮影パターンと、貧しつつあるイマジネーションを脱したいと切に思うのであった。</description>
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         <pubDate>Sat, 12 Apr 2008 20:59:52 +0900</pubDate>
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         <title>コミスジ 春の変身</title>
         <description>昨年の秋、クズやハギの葉っぱで見かけて採集しておいたコミスジの幼虫が、無事に冬を越して蛹になり始めた。
コミスジは5令期の幼虫で冬を過ごすのだが、秋の間に成熟し、地面に積もった落ち葉の下で春を待つというパターンなのだ。そして暖かくなり始めた今頃、枯れ枝など手短な場所に登って蛹となり5月ごろから成虫が現れる。
チョウといえどもいろいろな冬越しの姿があるが、僕としてはこのパターンはちょっと気になるのだ。幼虫の姿で冬越しするメリットと、蛹になることのデメリットの狭間でこんなパターンに落ち着くことになったのか、それとも、幼虫越冬が主流のミスジチョウ属の特徴を強く残した兄弟のしがらみなのか・・・
幼虫の姿も変わっているが、蛹の姿も縮れた枯れ草のようで、野外ではまず発見できないだろう。正面から見た姿は、枝にぶら下がるコウモリのようで面白い。
新緑まばゆい刻々と春が進むフィールドで、コミスジがかわいらしく飛び交う季節も、もうすぐそこだ。</description>
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         <pubDate>Thu, 10 Apr 2008 20:25:51 +0900</pubDate>
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         <title>ミドリシジミの孵化</title>
         <description>木々の新芽はめまぐるしく成長し、雑木林の色合いが日に日に変化著しい時期になった。 つい先日、ふとハンノキの枝先を見ると、すでに新芽がかなり成長していた。冬の間採集して冷蔵庫に保管してあるミドリシジミの卵のことを思い出し、ハンノキの枝先を添えて冷蔵庫から出しておくことにした。
昨日から孵化が始まり、相棒がビデオで孵化が撮影できたとうれしそうに報告してくれた。昨年はオオミドリシジミの孵化撮影に悪戦苦闘した相棒は、なんとなく、幼虫が卵から出てくるタイミングがわかるようになったという。
さらに、ハンノキの新芽に潜り込むシーンがビデオで撮りたいと、相棒は夕方に再びチャレンジしていた。顕微鏡で卵の様子を覗き込んでいると、「この卵、すぐに出る！」と突然叫んだ。
孵化シーンはすでにビデオ撮影済みだったので、運よくスチールでの撮影タイミングを労せず得ることができたのだ。相棒にはただひたすら感謝！
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         <pubDate>Wed, 09 Apr 2008 20:28:10 +0900</pubDate>
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         <title>イラガイツツバセイボウの防衛術</title>
         <description>数日前、展示室バックヤードを飛ぶイラガイツツバセイボウを発見した。冬の展示用にストックしたイラガのマユから出てきたようである。
美しい姿を白バックで写しておこうと、白い紙の上に移動させた。なかなかじっとしてくれずとまどったが背面、横向き、正面とひととり撮影することができた。それ以上撮る角度や部位は思い当たらず、撮影終了とするところであった。
刺すかどうかはわからないが、腰が細いハチであることを考慮してピンセットで回収しようとつまんだ瞬間面白い行動を見せてくれた。なんとダンゴムシのごとく丸まったのである。丸まっている時間はわずかであるがどう見ても防衛手段としての行動のようである。さらに驚いたのは、長い産卵管（毒針？）がニョロっと出てきてピンセットに突き立ててきたのであった。体は丸まって動かない状態で、産卵管だけが別の生き物のようにニョロニョロと敵を探る様子は、なんともおぞましくもあり面白い動きであった。
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         <pubDate>Tue, 08 Apr 2008 13:29:05 +0900</pubDate>
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         <title>ショカツサイ</title>
         <description>サクラの開花に同調して、地面ではショカツサイの花が見頃となっている。いつも車で通り過ぎるシイタケ廃材置き場では、今年も大きな群落が花を咲かせた。
これまでは、車を止めてまで見ることはなかったが、この日は通り過ぎてから、なぜか撮影してみようという気持ちになってわざわざ引き返すことにした。たまたま見た時間の光線がそんな気にさせたのかもしれない。
言わずと知れた帰化植物であり、それなりに美しいとは思うのだが、どこにでもある雑草としてあまり見向きもされない。
撮影しながら自分が何を写したいのか考えてみた。それは・・・「たくましい美しさ！？」そんな写真に撮れているだろうか？</description>
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         <pubDate>Sun, 06 Apr 2008 14:52:41 +0900</pubDate>
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         <title>モンシロチョウの4令幼虫</title>
         <description>先日に採卵したモンシロチョウの卵はあっという間に孵化し、早いものは4令期まで達していた。モンシロチョウの生活史をデジタルで撮り直そうと追ってはいるのだが、あまりに早い展開に、各令期を抑えるのがやっとという感じで手ごたえがない。 というのも淡々と大きくなっていく幼虫期の変化はなんとも面白みに欠けるのだ。それでも今日は、キャベツの葉に大きな穴を開けながらムシャムシャとほおばる幼虫の姿が撮影できた。</description>
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         <pubDate>Wed, 02 Apr 2008 19:56:13 +0900</pubDate>
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         <title>コオロギ相撲</title>
         <description>夏に向けての企画展の準備があわただしくなってきたが、今回は相棒が担当で、僕は少し楽をさせてもらえそうだ。テーマは人の暮らしと昆虫の結びつきを取り上げたもので、昆虫にまつわる文化史や最近のテクノロジーなど盛りだくさんの内容となりそうだ、そんな中で中国で古くから大衆の娯楽として親しまれている闘蟋（とうしつ）いわゆるコオロギ相撲についても触れられる。
コオロギ相撲は、昆虫の森のプログラムでも定番だが、今回の企画展では、本場中国の道具を取り寄せての気合が入った紹介となる予定だ。そんな紹介パネル用の撮影を頼まれて本物の土俵でフタホシコオロギを闘わせて見た。
コオロギ相撲担当者に手伝ってもらい、威勢の良さそうな二匹を土俵に入れてまずは触角を筆でなでて、闘志を駆り立てた。大アゴを目いっぱい開いて闘う気力満々のところで仕切り板をはずし試合開始だ。勝負は意外にもあっけなくついてしまうのだが、噛み合う犬のごとく瞬間的にはとても激しい闘いである。敗者はそそくさとお尻を向けて逃げてしまい、勝者は勝ち誇ったように「リィーリィー」と鳴くのである。面白いのは、敗者はしばらく弱気で立ち直りに時間がかかるらしい。虫にも心がある証拠かもしれない。</description>
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         <pubDate>Sat, 29 Mar 2008 20:48:25 +0900</pubDate>
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         <title>ツチグリ</title>
         <description>今日の朝、何気なく歩いていた地面で変わったキノコの一種を見つけた。図鑑で調べてみると「ツチグリ」というキノコであった。よく知られたホコリタケのように、袋状になった部分を指で押すと、胞子が煙のように放出されて、なかなか遊べる興味深いキノコであった。
生えていた状況は、とても写真で表現したいとは思えない（それも記録としては大事だが・・・）枯れ草と絡んだ画にならない様子であった。しかし、せっかくの出会いに、せめて胞子が出る瞬間を撮ろうと採取しておいたのだが・・・・
夕方になって「さて・・・」と見た「ツチグリ」は乾燥してめくれた皮（正式な部位名称がわからない）が逆に反り返り袋に食い込んで変わり果てた姿になっていたのだ！
「だめか・・・」と思いながらも、乾燥シイタケやキクラゲの原理で、水気を与えてみた。すると、見事に原型を復元してくれたのだ。
何度となく袋を押して独特な胞子の放出される表情を撮ってみた。自然界では袋を押す役割を誰が担うのか素朴な疑問も沸くのであった。</description>
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         <pubDate>Thu, 27 Mar 2008 20:48:05 +0900</pubDate>
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         <title>モンシロチョウと菜の花</title>
         <description>天気もよく春めいた今日は週休日にあたり 、のんびりと昆虫の森の園内の春を満喫した。アゲハが雑木林の中で飛び交い、ミヤマセセリがカタクリに吸蜜に訪れたりと春らしい光景を目の当たりにしながら、一瞬の記憶にとどまり、なかなか写真化することができなかった。
畑の風景は、緑色一色から黄色の比率を少しずつ逆転させつつあり、見事な菜の花畑の風景に移り変わるのももう少しという感じだった。いっきに春が来て、あれもこれもと撮りたいものが盛りだくさんなのだが、どうもじっくりと的を絞り込むことが出来なかった。
モンシロチョウがちらほらと菜の花に訪れては吸蜜する姿が目に入った。遠めには花に止まる姿が見えるのだが、意外にも「菜の花とモンシロチョウ」というありふれた風景ほど写真化することが難しい題材なのだ。現に昆虫写真を撮り始めて十数年経っていても、改心のポートレートの1枚も撮れていないというありさまだ。個人の技術的な問題も多少あれど、嘘だと思ったら皆さんも是非挑戦してほしい！
風が多少強い中、警戒心がゆるぎモンシロチョウとの距離が詰められるチャンスと思い、ポートレートの撮影にしばし集中してみた。
改心とは言えないまでも、今までにないモンシロチョウの春らしいイメージの画が撮れたと思うのだが・・・・いかがでしょうか？</description>
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         <pubDate>Tue, 25 Mar 2008 20:02:08 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>モンシロチョウの卵</title>
         <description>昨日に引き続き暖かな日曜日となり、来園者も多く訪れた。その日の様々な春の情報が夕方に飛び込んでくるのだが、カタクリが咲いたり、アゲハも出現していたらしい。
春の新鮮なネタを更新したいのは山々なのだが、今日は昼間に歩く時間が取れなかった。夕方になって何か撮らなければ思って気がついたのが、数日前から採卵していたモンシロチョウの卵であった。
今年のモンシロチョウの初見は、3月15日であった。すでに2世代目に向けての産卵は活発に行われているのだ。
超高倍率のレンズを通して見た卵は、肉眼では見えない独特な質感を持っている。
新学期が始まると、学校団体としてたくさんの子供たちが昆虫の森を訪れ、顕微鏡を通してみるモンシロチョウの卵が春の観察の定番となっている。図鑑の写真ではおなじみのはずなのだが、子供たちは、実物を見ることの感動を素直に見せてくれことがうれしいし、その場を提供することが、この仕事のもっとも大切な部分だと切実に思うのだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 23 Mar 2008 19:36:37 +0900</pubDate>
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         <title>一雨ごとに・・・</title>
         <description>昨日からの雨を引きずっていた今日の朝であったが、しだいに雲が薄くなり、昼ごろには暖かな陽射しが射し込んできた。
気温もぐっと上がり、「一雨ごとに暖かくなる」とはまさにこのことだと思わせる午後の天気であった。
昆虫観察館の周りに置かれた菜の花のプランターに、ミツバチがたくさん集っていることに気がついた。
冷たい雨と、暖かな陽射しのギャップが、生き物たちをより活発にさせているように思えた。モンシロチョウもたくさん飛び交いはじめ、目に触れる虫たちの数も、この先一雨ごとに多くなることだろう。</description>
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         <pubDate>Fri, 21 Mar 2008 20:34:38 +0900</pubDate>
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         <title>トビモンオオエダシャクの産卵</title>
         <description>土日を使って、神奈川県湯河原町に祖母を尋ねた。
海を見るのは久しぶりだが、祖母と会うのもそれ以上に久しぶりであった。高校生のとき、釣りをするのに友達と三人で祖母の家にやっかいになり、「釣りえさ代ばかりせびったが、ちっとも釣れなかったね」と昔話で盛り上がった。
海辺の風景もだいぶ変わり、昔はなかった海浜公園が出来ていた。夕方、家族でぶらりと散歩に出掛けることにしたが、いつもの癖で、植えられている樹種は何かとか、どこかに虫がいないかとそんな視点で歩いているとヤマモモの樹皮にトビモンオオエダシャクが付いているのを発見したのだ。しかも、2個体いていずれも産卵中であった。トビモンオオエダシャクは春にだけ出る代表的なガの仲間で、ライトに集まるオスは普通だが、メスはなかなかお目にかかれないガなのである。
思わぬ出会いにカメラを向けていると、いつものことながら家族はあきれて先に行ってしまった・・・・というか、なるべくはやくその場を離れて他人に成りすましたかったようである。
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         <pubDate>Sat, 15 Mar 2008 21:09:01 +0900</pubDate>
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         <title>壁に貼りついていたコウモリ</title>
         <description>コンクリート建築の昆虫の森には、そそり立つ壁がいくつもある。無表情なグレーの壁は、いつも視界に入りながら当たり前の風景として特に気にも留めず通り過ぎている。しかし、今日の朝はいつもと違う何かを感じた。それは、2.5メートルほどの位置に5センチほどの黒っぽい塊がポツリと付いていたのだ。遠目に見て泥ではないが何かの拍子で付いたゴミであろうと思っていた。
午後になって再びその異物が目に入り、近づいてみるとなんとそれは「コウモリ」であった。
いつものねぐらに帰れず、とりあえずここで一夜ならぬ昼間を過ごすことになったようである。
スクープとしてはおもしろいと思って、脚立を持ち出し就寝中に失礼してカメラを向けた。かわいらしい寝顔であったが、まったく動く様子もなく生きているのか疑いたくもなった。おなかのあたりをつっついてみると、突然口が開き、赤々とした肉食獣の口元を見せ付けて「チィーー」と高い声を発したのだった。 その形相はホラー映画さながらの迫力ある恐ろしさであった。
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         <pubDate>Fri, 14 Mar 2008 19:54:48 +0900</pubDate>
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         <title>セイヨウミツバチの女王</title>
         <description>だいぶ暖かくなり、昆虫の森で飼育しているミツバチたちもだいぶ活動が活発になってきた。ミツバチは他の昆虫の冬越しとちがい、冬の間も巣箱内で活動し、休眠をしないのだ。そのため、巣箱を開けてしまうと寒さのダメージをあたえてしまうので、餌の補給だけの管理にとどめていた。
ようやく暖かくなって、数ヶ月ぶりに、巣箱の内部の点検作業をおこなった。
気になるのは女王バチであったが、すでに産卵も始まっている様子であった。いよいよミツバチシーズンのはじまりで、これからは豆に巣箱の様子を見ていかなければならない。
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         <pubDate>Wed, 12 Mar 2008 21:25:38 +0900</pubDate>
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         <title>ニホンミツバチの巣</title>
         <description>桐生市職員の方から、民家の軒下にニホンミツバチの巣があるとの情報をいただき、早速現地に向かった。本来ニホンミツバチは大木の洞が営巣場所となるが、家屋の軒下に露出した巣をつくることは結構稀なケースである。近所の方からいろいろと話を伺うと、昨年から巣はあり、分蜂もあったとのことだ。しかし、危険がないということも承知でとても理解があり、見守られてきたとのことだった。
無事に冬を越し、これから再び巣は活性化していく方向にありこれからが楽しみだ。
継続的に巣の様子を観察してみようと思うのだ。</description>
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         <pubDate>Tue, 11 Mar 2008 21:04:34 +0900</pubDate>
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         <title>ヤマアカガエル</title>
         <description>天気がよく、気温も上がりそうな今日、「桐生観察の森」にお邪魔して水辺に産卵のために集まったヤマアカガエルを観察する機会を得た。
休耕田からは、「ピロピロ、ピロピロ」とカエルとは思えないふしぎな声が響き渡っていた。結構警戒心が強く、足音を忍ばせて近づいても気配を感じ取られてすぐにな鳴きやんでしまうのだ、しかし、腰をすえて、石のようになって待っていると、水底に潜り込んで隠れていたカエルたちが、ポカッと浮いてきた。そして、オスは再び頬を膨らませて鳴き始めたのだ。
体つきの大きいメスが登場すると、オスたちがすかさずメスに抱きついて抱接行動に入った。オスよりメスのほうが少なく、一匹のメスに3匹のオスが抱きつく光景も見られ、メスをめぐってのいわゆる「カエル合戦」がくりひろげられていた。


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         <pubDate>Tue, 11 Mar 2008 20:39:07 +0900</pubDate>
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         <title>アゲハのふしぎ展</title>
         <description> 3月1日から開催の「アゲハのふしぎ展」であるが、今日は多く来園者が訪れ、楽しまれていく様子を見てほっとした。
 思い返せば、昨年のこの時期に実施した「ミツバチのふしぎ展」の開催期に、「来年は何をやればいいのだろう・・・」と考えたとき、あまり考えもせず、「アゲハで行こう！」と思ってから、どうにか展示として形になったのは嘘のようである。 
ありったけの収蔵標本を使って、アゲハの話題としてどんな構成ができるかは、チョウにくわしい先輩たちに丸投げ状態でいろいろと迷惑もかけてしまったが、チョウに対する強い思い入れが見事な標本展示を生み出し、アゲハの面白さ、美しさが引き立ったことを実感した。
いっしょにつくった仲間たち、先輩たちには本当にお世話になり、心から感謝してしています。
 </description>
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         <pubDate>Sun, 09 Mar 2008 20:09:52 +0900</pubDate>
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         <title>アゲハの１令と５令</title>
         <description>すでに開催中の「アゲハのふしぎ展」準備で解説パネルの製作中、「こんな写真があれば」と思ったのが、１令幼虫と５令幼虫がいっしょに写った写真であった。
幼虫期間というのは、卵から生まれた小さな幼虫が、ひたすら食べて脱皮をしながら大きく成長していく期間だが、その著しい成長を一枚の写真で表現できたらと思った。
いまさらではあるが、ちょうど、展示用のアゲハの各ステージの生体がそろい、ここぞとばかり、そんな自分の欠落したストック写真を忘れないうちにと撮影した。
ファインダーをとおして、１令と５令幼虫をあらためて見てみると、幼虫期間の中での「変化」というのもすごいものだと、普段、漠然と見ていたものに、その不思議さに気づく機会を得た気がした。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/03/08/post_139.html</link>
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         <pubDate>Sat, 08 Mar 2008 20:45:00 +0900</pubDate>
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         <title>春を迎えたハラビロカマキリの卵</title>
         <description>ぐんま昆虫の森の園内も、だいぶ春らしさを増してきた。果樹園の梅が花を咲かせ、ニホンミツバチやハナアブが訪れていた。
昨年の冬の始まりに確認できた、梅の枝先で冬越しする昆虫たちのことが気になった。以前、アゲハの越冬蛹が付いていたことをお伝えしたが、探してもどこにも見当たらなかった。冬の間におそらく鳥に捕られてしまったようだ。 人目につくような場所の越冬昆虫は、たいがい冬の間に鳥に食べられてしまう運命にあるようだ。
そんな中、無事に冬を乗り越えたハラビロカマキリの卵が、白梅の間に姿を覗かせていた。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/03/07/post_138.html</link>
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         <pubDate>Fri, 07 Mar 2008 19:45:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>福寿草とミツバチ</title>
         <description>久しぶりに休みらしく過ごせる一日がやってきた。「アゲハのふしぎ展」もなんとか開催にこぎつけ、一段落しての放心状態というところだ。
少し春めいたフィールドでは、オオイヌノフグリやホトケノザなど春らしい花々が目立ち始め、ナナホシテントウも活動を始めていた。
雪に埋もれた姿を最後に、しばらく様子を見ていなかった福寿草を見に北東の谷筋をお訪れてみた。遠めに見てもわかるくらい、地味な褐色の林床に、ひときわあざやかな黄色が目立ち、ちょうど見頃で見事に咲き誇っていた。
平日で園内は人気もなく、花を求めてやってきたのは僕一人だと思ったら、ときおりセイヨウミツバチが訪れては花粉をしきりに集めていることに気がついた。
しばらくの間、ミツバチと一緒にちょっと贅沢な春のひとときを楽しむことができた。
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         <pubDate>Tue, 04 Mar 2008 19:44:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>福寿草</title>
         <description>昨日の朝は吹雪で、春めいた暖かい日が続いたと思ったのもつかの間、朝は一面に真っ白 な世界に驚かされた。しかし、雲が抜けると陽射しはやはり春で、積もった雪もいっきに引いていった。昆虫の森の北東の谷筋の福寿草のことが気になり、もしかしたらまだらになった雪に、きれいな花をのぞかせて春らしいいい画になっていると期待した。
昼休みに、気分転換と思ってその場所に行ってみたが、意外にも日当たりの悪い北東の谷では雪が多く残っていて一見福寿草は雪に埋もれている様子であった。
しかし、よく探してみると、やっと顔を出した2輪の花に出会えた。
やっと雪の上に突き出した花を見ながら、「おまえは雪が引くのを待っていたのか？それとも自分から陽に向って・・・？」そんな問いかけを無心の中でしていた。

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         <pubDate>Mon, 25 Feb 2008 20:46:09 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>世界のアゲハ</title>
         <description>「アゲハのふしぎ展」開催も近づき、パネルや標本の準備もようやく目処がたってきた。今回はチョウにくわしい先輩方の助けを借りて、ありったけの標本を使っていろいろな構成案を出していただき準備を進めてきた。そんな時、80センチ角の正方形のガラス展示ケースが使われずに空いていることに気づいた。一個しかないこのケースをどんなテーマで・・・と考えたときひらめいたのは、「きれい、美しい」というただそれだけのテーマでアゲハの標本をで詰め込んで、昆虫観察館の入り口でイントロに使おうと思いついたのだ。
連日、無理なお願いばかりで恐縮ではあったが、「こんなことやりたいんですが・・・」と言うと、先輩は快く引き受けてくれた。そして、できあがったのが豪華な世界アゲハの標本ケースであった。
ただ、派手なアゲハだけでなく、大小、彩りもメリハリをつけることで、より個々のアゲハの美しさや個性が引き立つ標本展示となった。このあたりの配置するセンスはチョウをよく知り、愛する人でなければなかなかできない。
あと一週間、いよいよ準備も大詰めだ。</description>
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         <pubDate>Sat, 23 Feb 2008 21:45:06 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>北の空に見た美しい雲</title>
         <description>陽射しは暖かさが増しているようだが、それ以上に赤城山から吹き降りる風は冷たく、ここ数日とても寒さを感じる。今日も春らしいとは言いがたい寒々しい天気であったが、空の様子が一瞬いつもとは違っていた。
午前９時３０分頃、昆虫の森の北の空に普段見慣れない雲があることに気づいた。まるで、筆で描いたような美しい雲であった。雲の写真などめったに撮らないが、そこには撮ってみたいと思わせるような空が広がっていた。これも春の兆候なのだろうか？

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         <pubDate>Tue, 19 Feb 2008 22:18:28 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>氷の下のアカガエルの卵</title>
         <description>園内の池でアカガエルの卵塊があるとの情報を得た。まだまだ朝の冷え込みはきついが、生き物たちは着実に春を感じ取っているようだ。
昆虫の森には、ヤマアカガエルとニホンアカガエルがすんでいるが、産卵が一足早いのはヤマアカガエルのほうだ。朝一で現地に行くと、今年初となる記念すべき卵塊は凍りついた池の中にあった。
どこを見ても風景は冬でしかなく、寒々しい池の風景に、唯一その卵塊だけが「春」を知らせる手がかりとなる写真となった。
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         <pubDate>Mon, 18 Feb 2008 21:42:24 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>生態温室のシロオビアゲハ</title>
         <description>    「アゲハのふしぎ展」準備で、展示パネルを製作する日々がつづくなか、パソコンに向かう時間が多く、なかなかフィールドの情報を更新するほどのネタが得られない。朝の散策ではフクジュソウの花芽がふくらみはじめたり、クヌギカメムシの卵が孵化したりそれなりの春への進展があるのだが、写真化するに至らないのだ。
   展示パネルを作っていると、不足写真が浮かび上がり、「こういう写真も撮らねば！」と反省する部分もあれば、撮ったはずでどこかにあるという写真も出てくる。
   「沖縄諸島周辺のアゲハ」というパネルを作っていて、「ハイビスカスとシロオビアゲハ」といういかにも沖縄らしい写真を入れたいと思った。昆虫の森がオープンした２００５年に、温室内でそんな写真を撮ったはずであることを思い出し、その頃のデータを調べ始めた。記憶を頼りに日付管理されたフォルダをひとつずつ開いては中身を確認し、ようやく探し当てた！
   「アゲハのふしぎ展」開期まであと2週間。プレッシャーで、この先ますますピリピリとしてしまうが、これを片付ければ、僕にとって本当の春がくると思って頑張るしかない。
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         <pubDate>Sat, 16 Feb 2008 22:02:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アオスジアゲハの蛹を探せ！</title>
         <description>   3月からのテーマ展」「アゲハのふしぎ展」準備を進めるなか、食草にまぎれて身を守る幼虫や蛹の姿を写真で表現し、探し出してもらうコーナーをつくろうと思いついた。
   カラタチの垣根にまぎれるナミアゲハの幼虫や、ニンジンの葉にまぎれるキアゲハの幼虫。そして、もっとも巧妙に隠れるアオスジアゲハの蛹を是非探し出してもらいたいと思った。クスノキの葉脈をあしらえつつ、色はほぼ９９パーセントシンクロしているといっていいほどの見事な隠れぶりに、写真を撮ったあと、パソコン画面で検証していたら、自分で何を撮ったのかわからなくなるほどだった。
   子供たちにとっても身近なアゲハチョウをとおして、生き抜こうとする虫たちの生き様を少しで感じてもらいたいと思うのだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 10 Feb 2008 21:07:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>雪の翌日   ウスタビガのマユ</title>
         <description>   前日の雪から一転して、今日は晴天となった。5,6センチほどの積雪で、まぶしいほどの風景が広がったが、いまひとつ期待した風景とはいえなかった。というのは、枝先に雪が積もらなかったのである。昨日は、昼ごろから水っぽい雪となったからであった。
   それでも、冬らしい光景をなんとか写しとめようと、雪が降ったら撮ろうと決めていたいくつかのポイントをめぐった。
    卵が付いたウスタビガのマユを見に行くと、枝先とマユに少しだけ雪が残っていた。見ている前で朝日が差し込みはじめ、雪が溶けてしまう前に少しでも寒々しい画を撮ろうと夢中でシャッターを切った。</description>
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         <pubDate>Mon, 04 Feb 2008 20:24:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>雪の昆虫観察館</title>
         <description>   前日の予報では、雨か雪とは言っていたが、朝、外を見ると一面真っ白な光景に驚いた。群馬というと雪が多いと思われがちだが、それは北部の山間に限っての話で、平地では東京と大差が無くここ数年雪らしい雪が降っていなかった。
   ぐんま昆虫の森開館以来の記念すべき初雪の日とも言え、早朝、その外観を撮影した。特徴的なガラスの天蓋の左半分には雪が積もり、右半分には積もっていないは、右半分は温室の屋根部分となっていて、中は17度を下回らない温度設定なので雪は溶けて積もらないのである。
   日曜日と重なったこともあり、お客さんの出足はいまひとつであったが、この日を待ち望んで来たと言うお客さんがいたことを仲間から聞いた。それは、雪という冬の象徴ともいえる風景と、温室というチョウが舞う亜熱帯空間を同時に見たいと、かねてからこの日を待ち望んでいたというのだ。
   そもそもこの温室が造られた趣旨は、日本の気候域の多くを占める温帯は、昆虫にとって過酷な冬であり、それを乗り切る術を得たものが越冬しながら生息しているわけで、温暖な気候帯では一年中昆虫たちが活動していることを知ってもらいたかったのだ。
   ぐんま昆虫の森は冬でも楽しめる施設だということをもっと知ってもらいたいと思った。</description>
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         <pubDate>Sun, 03 Feb 2008 19:33:02 +0900</pubDate>
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         <title>アゲハの越冬蛹に見た 「顔」</title>
         <description>   アゲハの越冬蛹を様々な角度で撮影をしていたら、なにやら顔が浮かび上がってきた。大きな突起を耳に見立てて、小さくまとめるとコウモリの顔にも見えたり、もう少し引いてみるとキツネキャラのようにも見える。その裏側に隠れた本当の顔はというとあまりにも愛想のない顔つきなのだ。
   生きているに違いないのだが、そんなそぶりを見せない蛹というカプセルをながめながら、無機的であればあるほど、偶然に見えた顔の表情がかわいらしく感じた。</description>
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         <pubDate>Fri, 01 Feb 2008 21:01:31 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>アゲハの越冬蛹  カラーバリエーション</title>
         <description>   3月1日からはじまる「アゲハのふしぎ展」準備が、ようやくあわただしくなってきた。昨年の秋から年末にかけて展示用のムービーなどを撮ったりそれなりの準備をしてきたが、いよいよ展示構成を詰めていくと、いつものことだが準備不足だらけだ。
   展示内容として、春型アゲハの羽化を見せられたらいいなと思って、越冬蛹をたくさんつくり、室外に保存しておいたのだが、数量や状態をチェックすると、概ね100個体があった。アゲハの越冬蛹は、夏型に比べると、色のバリエーションが豊富で、特にオレンジ型は越冬タイプのみに出る色なのである。
   そして、今までに見たことがない色の蛹がひとつだけあった。それは、黄色が強く出た蛹であった。
   細かい色の変異を選び出し並べてみると、オレンジを中心として褐色系と緑色系に微妙な色のグラデーションができあがった。蛹の色を決定する要因はいろいろと研究されているが、こんな不思議でおもしろいアゲハの世界も展示で紹介したいと思うのだ。</description>
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         <pubDate>Thu, 31 Jan 2008 08:07:26 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>日本絹の里を取材</title>
         <description>    先週の製糸工場に続いて、着物など完成した絹製品の取材で、群馬県の日本絹の里におじゃまさせていただいた。ここを訪れるのは2回目だが、今回の絵本製作を機会にだいぶ予備知識もつき、前回とはまったく違った観点で展示を拝見することができた。
   展示フロアーでは、着物のお姉さんが機織のデモンストレーションをしながら、来館者に体験サービスもしていた。来館者のお年よりは、「昔は私もやったよ」と懐かしんでおられた。昔はカイコを飼いつつ、糸を取り、機織まで家庭でやっていたのだからスゴイ！
   カイコを取材するなかで感じたことは、過去を懐かしむ歴史の足跡として養蚕や製糸業を見てしまいがちだ。たしかに産業としては衰退していったが、日産やトヨタといった大手車メーカーが、製糸の機械開発をきっかけに明治以降躍進していった軌跡の話を伺い、現代の日本経済の背景にカイコがいるのだなと感心してしまった。
   そのほか、突然変異の変り種カイコ品種がたまたま展示してあり、写真のカイコは品種名「チョビヒゲ」だそうです。</description>
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         <pubDate>Mon, 28 Jan 2008 08:05:50 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>コムラサキの幼虫</title>
         <description>   今年の冬、昆虫の森での一番の観察スポットがこのコムラサキの幼虫かもしれない。水路に沿ってできた木道脇のヤナギの股にぴったりと貼りついている。よく見ると、ひだのくぼみを利用して貼りつき、すぐとなりに樹皮が盛り上がっていて、それと並列することで見事なカムフラージュとなっている。
   この木には、おなじみの赤テープが付いていて、観察対象がいるサインとなっているが、なかなか目が肥えた人が見ないと見つからない見事な隠れぶりだ。でも、「里山歩き」という観察プログラムに参加すれば、そんな対象物も親切に案内してもらえる。
   なにもいないようで必ずどこかにいる。冬の野山で、この一匹のコムラサキの幼虫がもたらす説得力は大きい。そして、訪れた人たちが、冬の野山を歩く楽しさを少しでも感じてもらえればうれしい。</description>
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         <pubDate>Fri, 25 Jan 2008 22:06:15 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>製糸工場を取材</title>
         <description>   カイコの絵本づくりも大詰めにさしかかり、今日は、織物の原料の絹糸になる過程を取材するため、安中市にある製糸工場におじゃまさせていただいた。
   社会科見学気分も少しアリの、しっかりと、絹糸ができる様子を撮影しなければならないというプレッシャーの中、工場内を様々な角度で取材した。
   蒸気が立ち込める中、躍動する機械と、湯水に漂う無数のマユ。そして、ひとつひとつのマユから糸が収穫されていく様子は、化学繊維ではなく、カイコでなければつくれない「絹糸」という天然資源の偉大さと、それを効率よく収穫するために考え出された、機械原理の結晶を感じた。
   絹糸を生産するために改良され、飼われつづけた昆虫である「カイコ」のことが、少しでもこの本を通じて伝わることを願いたい。   
   </description>
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         <pubDate>Wed, 23 Jan 2008 21:07:54 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>霜が降った朝の収穫？</title>
         <description>   朝の冷え込みはさほどでもなかったが、外の出るといつもより寒々しく感じた。それは、あたり一面がうっすらと雪をかぶったように霜が降っているからだった。肌で感じる寒さより、寒々しい風景が視覚的に寒く感じさせていたようだ。
   この冬一番の霜降りの朝を、虫とからめて撮影したいと思い昆虫の森に向かったが、朝日は刻々と射し、あっという間に白い風景を見慣れた朝にリセットしてしまった。
   そんなつかの間に「なにか撮らねば！」と思ってカメラを向けたのは畑の白菜であった。はっきり言って苦し紛れの撮影対象でしかないが、冬の昆虫の森の記録写真！？にはなったかもしれない。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2008/01/22/post_124.html</link>
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         <pubDate>Tue, 22 Jan 2008 20:32:33 +0900</pubDate>
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         <title>樹上の泥団子  スズバチの巣</title>
         <description>   今日は休日を利用し、少し足を伸ばして群馬県吉井町まで冬越し昆虫の撮影に出かけた。丘陵地が広がり、県内でも昆虫が濃い場所として幾度と無く訪れている場所であった。以前、春先に訪れたときは、オオミドリシジミの若令幼虫が若葉にけっこう見られたので、今年、昆虫の森でも少ないオオミドリシジミの卵もここにくれば、簡単に見つかるだろうという思惑もあった。
   ところが、雑木林の様子がどうも以前と違い、林が大きく成長したのと、下刈りされずに放置されて、だいぶネザサがはびこり、なんとここでもオオミドリシジミの卵はひとつしか発見できなかった。
   せっかくここまできて、収穫なしには帰れないと思って歩いていると、枝先に直径5センチほどの丸いシルエットが目に入った。残った枯葉にしては・・・樹上の風景として違和感のある人工物のようなそのシルエットの正体はスズバチの巣であった。
   手元に手繰り寄せると、団子の重量感と硬さに、これを一匹の母バチが作るあげたのかと改めて感心した。中には育ちきった幼虫が入っているはずで、風雨が当たる中、泥団子はびくともせず、幼虫が成虫へと羽化する初夏まで形状を保つのだからスゴイ！
   そんな思わぬ収穫にめぐり合えたことをよしとして、久しぶりの吉井町での散策を終了したが、心残りの部分は、また、この冬の間にチャレンジしていきたい。</description>
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         <pubDate>Tue, 15 Jan 2008 19:54:01 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ヤママユガの空マユ</title>
         <description>   冬の雑木林では、夏の間、虫たちが残していった痕跡に出合うことがある。林床に積もった落ち葉の上にヤママユガの空マユを見つけた。時間をさかのぼれば、このマユが作られたのはおそらく昨年の6月中旬頃である。脱出した穴は、ここから間違いなく成虫が出たことを物語り、マユの大きさからそれはメスであることが推測できる。そしてそのメスは卵を産み落とし、今どこかにその卵があるはずだと・・・
   たまたま出合ったひとつのマユという痕跡から、そんな検証と想像が生まれて、本人？には出合ってもいないのだが、なぜか親しみを感じさせた。</description>
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         <pubDate>Mon, 14 Jan 2008 20:13:05 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ミドリシジミの卵</title>
         <description>   冬としては暖かい朝が続いていたが、今日は冬らしく冷え込みが厳しい。風も強く、こんな日は早朝散策は・・・と腰が引けてしまいそうになるが、貴重な時間を有効にと自分にムチ打って歩き始めた。
   コナラの枝先もちょっと見飽きた感じで、集中力が持続できない。寒さが厳しいとなおさらだ。ということで、今日はハンノキでミドリシジミの卵を探すことにした。ミドリシジミは枝先よりも太い枝や幹に多く産卵するタイプだ。太さ10センチほどのハンノキの幹をじっくり見ていくと、1つ2つと卵が見つかりはじめた。そして、この寒い朝に頑張った報いともいうべき11個の卵の固まりを発見することができたのだ。
   こんな発見があるから、冬でも早朝散策はやめるわけにはいかないのだ。次に出会えるものは・・・そんな期待を胸に明日もまた寒風の中を歩き続けるしかない。</description>
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         <pubDate>Sun, 13 Jan 2008 22:10:30 +0900</pubDate>
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         <title>冬芽！？カギシロスジアオシャクの幼虫</title>
         <description>   今日の朝も、コナラの枝先を見てまわるがたいしたものは見つからなかった。ここ数年、お目にかかれていないカギシロスジアオシャクの幼虫を見つけたいという気持ちは常にあり、枝の股でオオミドリシジミの卵を探すのと同時に、冬芽もひとつひとつ凝視しているのだが、なかなか見つけることができずにいた。冬芽に化けるすごい虫として、まわりのなかまにも「これを見つけたらすごい」と普段から触れ回っていたのだが、意外にもあっさりとそれは見つかった。当然僕が見つけたのではない・・・
   夕方近く相棒が、「もしかしてコレですか？冬芽そっくりな・・・」と涼しい顔で枝を差し出した。なんと、そこにはカギシロスジアオシャクの幼虫が付いていた！話を聞くと、見つけようと思って枝先を見るとすぐに見つかったというのだ。
   結果オーライだが、最近どうも自力の虫探しが冴えない！歳のせいだろうか。まぁ、素直に相棒に感謝して、あまりにも出来すぎたニセの冬芽を見ながら、みんなで盛り上がった。</description>
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         <pubDate>Wed, 09 Jan 2008 21:20:54 +0900</pubDate>
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         <title>ミズイロオナガシジミの卵</title>
         <description>   今日の朝は、オオミドリシジミの卵を探そうと、コナラの低い枝を丹念に見て歩いた。そんなに少ないものでもないはずだが、なぜか今年は見つからない。若い枝の股に、1ミリほどの白く扁平な卵が、1つか二つ付いているはずなのだが・・・。
    ずいぶんと低い位置に枝を張らせたコナラの幼木が目に止まり、集中的探してみた。「あった！」と思ったのだが、どうもオオミドリシジミの卵よりもゴツゴツした感じは、ミズイロオナガシジミの卵であった。
   肉眼ではわかりづらいが、超拡大してみると、造形的にはオオミドリシジミよりも凹凸がダイナミックで、平地で見られる種類の中ではなかなか見事な卵である。
   ぐんま昆虫の森では、今日から「昆虫たちの冬越し展」が開催された。こんな拡大してみなければわからない卵のおもしろさも、顕微鏡で実際に覗くことができる。
   展示の一部分であるが、こんな昆虫たちの創り出した造形美の世界も、多くの人に楽しんでいただきたいのだ。 </description>
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         <pubDate>Sun, 06 Jan 2008 21:35:27 +0900</pubDate>
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         <title>アゲハの越冬蛹</title>
         <description>   今日の朝は、久しぶりに昆虫の森の梅林に足を運んでみた。イラガのマユやミノムシなど冬らしいアイテムの絵を探したいと思ったのだ。梅の枝にはところどころ赤いテープが張り付いている。これは、ボランティアさんが、見つけた観察対象に付けた目印なのだ。
   心理的に、ついつい赤いテープにつられて枝先に目が行ってしまう。そこにはイラガのマユやモズのハヤニエがあった。労せずに撮影対象にあやかれるのはちょっと気が引ける思いもしたが、ありがたく梅の枝先の冬景色を堪能させていただいた。
   そんな中で、枝先に付いたアゲハの越冬蛹があった。梅林に隣接するカラタチの垣根からこの枝先にたどりつき越冬蛹になったものだ。地衣類を模した緑色を混ぜた褐色型で、なかなか見事なカムフラージュである。おそらく自分の目では発見できなかったであろう。
   赤いテープに感謝しつつ、自分の目でもこの冬、驚くような発見をしてみせると、ちょっとだけ心に誓った。</description>
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         <pubDate>Fri, 04 Jan 2008 20:39:09 +0900</pubDate>
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         <title>テントウムシ  今年の冬</title>
         <description>   新年を迎え、昆虫の森のフィールドを初歩きした。年末までは暖かく中途半端な冬の到来であったが、元旦の今日は平年よりは暖かいものの、風は冷たくすっかり冬らしくなった。
   幼木の幹に絡んだ枯れ草の陰で、ひっそりと冬越しするナミテントウが目に入った。突然来た寒さに身を寄せる場所を選ぶ間もなく、ただじっとしているしかないという感じだ。こんな光景も今年の冬ならではかもしれない。ヤナギの幹ではナナホシテントウの蛹を見つけた。この先、羽化できるのだろうか。
   それなりの冬の過ごし方を知っているテントウムシだが、昨年から今年にかけての冬の到来は、テントウムシたちを困惑させているのは間違いないようだ。
   
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         <pubDate>Tue, 01 Jan 2008 19:35:33 +0900</pubDate>
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         <title>オビカレハの卵</title>
         <description>   里帰りの折りに、毎年立ち寄る梅林がある。お目当てはオビカレハの卵で、この梅林に限って毎年確実に探し当てることが出来るのだ。オビカレハといえば別名ウメケムシと言われるくらいのウメの大害虫だ。しかし、最近はめっきり少なくなり、冬の風物ともいえる当年枝にはまった見事なリング状の卵を見る機会も少ない。
   数年前、この梅林でたまたまオビカレハの卵を発見して以来、毎年、里帰りのひとつの楽しみとしてここを訪れては、卵探しをしているのだが、今年もいくつかの卵を発見することが出来た。
   環状に見事に整列したこの卵を見ていて、どのように産卵されるのかとても興味深い。想像するに、成虫は枝をくるくると螺旋状に回りながら産卵するに違いないと思うのだが・・・
    来年の撮影目標がひとつ浮かび上がった。飼育して、オビカレハの産卵シーンの撮影に挑戦してみよう。来年も虫たちとの感動的なシーンの出会いに期待しつつ、２００７年の野歩きをしめくくった。</description>
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         <pubDate>Mon, 31 Dec 2007 16:17:55 +0900</pubDate>
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         <title>コロギスの冬越し</title>
         <description>   夏からの課題で、コロギスの生活史を追っていたわけだが、幼虫が５令期に達したところで恥ずかしながら飼育に失敗し途絶えてしまった。
   そんな折、１２月２日に実施されたオオムラサキの越冬幼虫調査の副産物として、再びコロギスの幼虫に再開することができた。まばゆいほどの黄緑色に感動しつつ、自分的検証では、飼育下で最後に確認した５令期と同じ大きさと見て、コロギスの越冬令期は５令と推測するのであった。
    いただいた幼虫を、透明のプラスチックケースに落ち葉とともに入れておくと、底面と落ち葉を利用して再びシェルターを築き上げた。ケースを底から見上げると、スケルトン化したシェルターに、幼虫が腹側を向けて可愛いポーズでこちらを見ていた。
   
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         <link>http://i-visualium.net/view/2007/12/26/post_114.html</link>
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         <pubDate>Wed, 26 Dec 2007 20:44:22 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>コミミズクの色合わせ</title>
         <description>   小枝の先にコミミズクの越冬幼虫を発見した。普通であれば小枝と同化した見事な隠れぶりとほめたいところだが、この個体はずいぶんと緑色が強く、いとも簡単に発見できてしまったのだ。 
   様々な樹種を利用するコミミズクの体色は褐色系が基本だが、微妙な濃い薄いのバリエーションがあり、写真のように緑色がかった個体も少ないながらいる。つい先日、アゲハの幼虫の餌として切り枝にしたミカンの枝には、ちゃんと枝の色に合わせて緑色がかった個体がついていた。なるほど、枝の色に体色を合わせるのだと感心した矢先であった。こんな色合わせに失敗した個体は、鳥に発見されて真っ先に淘汰されてしまう運命にあるのだろうか。
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         <pubDate>Tue, 25 Dec 2007 16:57:29 +0900</pubDate>
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         <title>朝日とともに降り注いだ雨</title>
         <description>   早朝から晴れてはいるのだが、パラパラと時折雨が降るという妙な天候であった。いつもの雑木林に到着するとちょうど朝日が差し込み、落ち葉を敷き詰めた林床に見事なストライプを映し出してくれたのだ。
   すると、再び雨がぱらついてきたかと思うと、しだいに強く降り注いできたのであった。冬の雑木林に、朝日と雨が同時に降り注ぐシーンなど当然はじめて見る光景で、不思議な現象と空気感をなんとか写しとめたいと思い夢中でシャッターを切った。
   雨はすぐにやみ、我に返りながら、自然の気まぐれが起こした一瞬と、雑木林に居合わせた偶然に感謝した。そういえば今日はクリスマスだった！大きな自然からのささやかなプレゼントと思うことにした。</description>
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         <pubDate>Mon, 24 Dec 2007 11:11:48 +0900</pubDate>
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         <title>ヨコヅナサシガメの越冬</title>
         <description>   ヤマザクラの幹で、身を寄せ合って冬越しに入ったヨコヅナサシガメの幼虫に出会った。幹に適当な洞があれば入り込んで冬越ししたいはずだが、移動能力が限られた幼虫は仕方なくこの場所を選ぶことになったのであろう。
   つややかな黒に赤い斑紋の集団は、いかにもドクドクしいイメージで、鳥の目に触れても食べられることはなさそうだが、実際はどうなのだろうか。 いずれにしても木の洞と比べて風当たりも強く、冬越しの場所として望んだ場所とは思えない彼らの、今後を観察してみようと思った。
   ヨコヅナサシガメは近年、北に分布を広げる代表的な昆虫だが、ここ２,３年の間に昆虫の森でも普通に見られるようになった。今年も暖冬傾向のようで、彼ら一族にとっては安泰の冬となりそうだ。</description>
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         <pubDate>Sun, 23 Dec 2007 08:55:15 +0900</pubDate>
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         <title>クロスジフユエダシャクの卵</title>
         <description>  木の幹には、なかなか産卵してくれなかったクロスジフユエダシャクであったが、結局ビニール袋の中にたくさんの卵を産み残していった。
  １ミリに満たない微小な卵であるが、エメラルドのような美しい色をしていたので、拡大して撮影してみたくなった。
  カメラを通して拡大された卵は、意外にも微妙な色のばらつきがあり、エメラルドグリーンのものもあれば、ウグイス豆というか、むき立ての銀杏を思わせる「おいしそうな！？」な卵もあった。産卵後の微妙な時間経過が生み出した色の差かもしれないが、拡大してみなければわからない世界がそこにはあった。
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         <link>http://i-visualium.net/view/2007/12/22/post_110.html</link>
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         <pubDate>Sat, 22 Dec 2007 08:07:53 +0900</pubDate>
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         <title>吹きさらしのアシナガゾウムシ</title>
         <description>　早朝、雑木林の枝先を見てまわると、アシナガゾウムシの一種がコナラの小枝にしがみついて冬越しする姿を発見することができた。おそらくカシアシナガゾウムシと思われる種類で、冬の雑木林の枝先で見つかるポピュラーな種類だ。
　落ち葉の下とか、もっと冬越しをするのに良い場所がありそうなものだが、吹きさらしの枝先で、名前のとおり長い脚でしっかりと枝に抱きついて冬を過ごすのである。
　卵から幼虫、蛹の時代も、枝先に虫こぶをつくって生活している彼らは、樹上空間にあくまでもこだわりをもった頑固な性格なのかもしれない。</description>
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         <pubDate>Wed, 19 Dec 2007 20:45:54 +0900</pubDate>
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         <title>クロスジフユエダシャクの産卵？</title>
         <description>　雑木林の樹上の葉も、この一週間でいっきに落ちて冬らしい情景へと移り変わった。昼間飛び交っていたクロスジフユエダシャクの姿も見られなくなり、冬という季節もまた、生き物の移り変わりの早さを感じるのであった。
　１２月１０日に採集したクロスジフユエダシャクのメスは未だに健在であったが、入れてあったビニール袋の中に卵を産み落とし始めていた。産卵シーンを撮影しようと思い、コナラの幹を歩かせるとしきりに腹部の先を樹皮の亀裂に差し込み、いかにも産卵しているようなしぐさを見せるのであった。しかし、腹を差し込んだ後の亀裂を覗き込むのだが、卵らしきものがまったく確認できないのだ。なにか、産卵する気になれない条件でもあるだろうか。
　1時間ほどメスの動向を観察していたが、結局、卵は確認できず、「産卵をしようとしているシーン」の撮影にとどまったのであった。</description>
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         <pubDate>Wed, 19 Dec 2007 19:35:37 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>オオシママドボタルの交尾</title>
         <description>　オオシママドボタルが続々と羽化を始めた。オスが先に羽化し、その後メスが２週間ほど遅く羽化したのだが、当初、オスの寿命が尽きる前にメスが羽化してくれるか心配であったが、意外にもオスは長生きで、なんとか成虫期が同調し、交尾をするにいたったのだ。
　ホタルといえば発光をシグナルとして雌雄が出会うことは有名な話だが、このオオシママドボタルは、オスの成虫がよく発光するのに対しメスは光らない。興味深いのは、メスでも羽化直前の蛹までは光っているのに、羽化と同時に発光しなくなってしまう。それにしても、甲虫とは思えないその外観もまた不思議だ。このような成虫形態をネオテニー（幼形成熟）と言うらしいが、蛹の姿と大差がなく、巨漢に対して脚は貧弱で、のそのそと歩くだけなのである。そんな移動能力がないメスはどのようにしてオスと出会うのだろう。
　羽化したメスをオスの成虫と対面させると、オスは触角をぴこぴこと動かしてメスに近づき、たちまちメスはオスに取り囲まれてしまった。どうやら強烈なフェロモンを放出しているようだ。
　こんな冬のホタルの不思議な生態は、昆虫観察館の２階でこぢんまりと展示してある。冬はお客さんが少ないが、多くの人に是非見てもらいたい。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2007/12/14/post_107.html</link>
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         <pubDate>Fri, 14 Dec 2007 14:34:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>今年も出会えた！クロスジフユエダシャクのメス</title>
         <description>　早朝から何本の木の幹を見て歩いたであろう。なかなか簡単にフユシャクのメスには出会えない。９時を回ったころから、昼行性のクロスジフユエダシャクのオスがヒラヒラと舞い始めた。一週間ほど前から飛び始めているが発生量は増えず、今年は例年より少ないようだ。
　昨年の、偶然目撃した幹での交尾シーンが頭から離れず、どこかにメスがいるはずと探しているのだが、まぁ昨年は運がよかったと思えばそれまでなのだ。
　ふと、思いついたのは、オスを追跡してみる作戦だった。発生数が多い年はオスが無数に飛ぶので、どれを追っているのはわからなくなってしまうのだが、ダメもとで一匹のオスを追跡してみることにした。　地上付近をヒラヒラと飛ぶオスを追跡すること３０分。雑木林の同じようなコースを２週することになった。そして、突然オスの飛び方がせわしなくなり、半径１５センチくらいの範囲に執着するようになったのだ。直感的にメスが近くにいると思った。しかし、メスの姿は見えない。すると、オスはなんと枯葉の中に潜り込んでいったのだ！オスが消えていったあたりの枯葉を慎重に一枚一枚めくっていった。そしてそこには・・・・・

　</description>
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         <pubDate>Mon, 10 Dec 2007 20:09:05 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>キノカワガ</title>
         <description>　今日は、風がなくおだやかな朝である。午前中はフユシャク探しをしようと決めて、早朝から雑木林の幹をくまなく見て歩いた。
　これほど木の幹に執着して凝視するのも、この季節ならではの毎年恒例の僕の行動なのだ。「集中力」とか「根気」という言葉は僕にとって耳が痛い言葉のひとつなのだが、「虫を探したい！」という気持ちは、少なからず自分にムチを打つことができる唯一のことかもしれない。
　フユシャクはなかなか見つからない中、幹に浮かび上がったはキノカワガであった。目的外ではあったがうれしい外道である。それにしても「キノカワガ」とはずいぶんストレートでわかりやすい名前を付けたものだ。樹皮に似た多くのガがいる中でも、確かに名前に恥じないだけのナンバーワンの隠れぶりだ。</description>
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         <pubDate>Mon, 10 Dec 2007 19:36:23 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>オオシママドボタルの幼虫</title>
         <description>　オオシママドボタルの蛹はすでにヴィジュアル化できたが、幼虫期が光る様子をようやく撮影できた。
　一般にホタルの象徴はなんといってもゲンジボタルで、幼虫期は水中でカワニナを食物として暮らしていることはあまりにも有名だ。しかし、水生生活のホタルは、ホタル科の中ではむしろ少数派で、多くは陸生であり、地上を歩きながらカタツムリを捕食している種類がほとんどなのだ。
　いずれにしても軟体動物の貝類を専門に食べて、発光するという特徴を持ったホタルという昆虫の生活史は不思議な魅力に満ちている。
　</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2007/12/07/post_103.html</link>
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         <pubDate>Fri, 07 Dec 2007 20:36:15 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>クロスズメバチの巣　</title>
         <description>　クロスズメバチの巣が園内の雑木林にあるとの情報がはいった。今日は相棒のＴ君と、その巣を標本用に採取するのと資料用の写真を撮る目的で現地に向かった。
　季節的に、すでに巣は終息に近いものと予測したが、意外にも出入りする働き蜂の数が多い様子であった。巣の断面写真を撮るため、地面に空いた巣の出入り口から谷側の地面にざっくりとスコップで穴を掘りはじめると、働き蜂が騒ぎ始めた。遠巻きに掘ったつもりであったが、巣の一部をスコップで削ってしまった。巣板が現れるとさらに働き蜂が騒ぎ出した。
　巣の中には幼虫、蛹がまだいる様子で、オス蜂と新女王の姿も見えた。クロスズメバチの活動期は、他のスズメバチよりも遅いということなのだろうか？
　巣の断面を出していると、相棒が「イタッ！！」と叫んだ。防護面布のすきまから蜂が侵入して、首を刺されてしまったのだ！作業を一時中断して、相棒は病院に行くことになったが、幸い大事には至らなかった。
　後の作業を継続して写真を撮り、巣を掘り出したが、やっぱりハチは侮れない。</description>
         <link>http://i-visualium.net/view/2007/12/06/post_102.html</link>
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         <pubDate>Thu, 06 Dec 2007 21:11:43 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>生きていたハラビロカマキリ</title>
         <description>　今日はおそらくこの冬一番の冷え込みだったと思う。霜がおりてとても寒い朝であった。早朝、雑木林の幹を縫うように見て歩き、フユシャクのメスを探してみた。チャバネフユシャクもすでに発生しているようで、ライトトラップにオスが２匹入っていた。
　小さな虫を探し出す視点で、幹を一本一本なめるように見ていったのだが、突然視界に入った虫は、大きなハラビロカマキリのメスであった。ちょっと驚きながらも、すぐに我に返り、この季節まで生きながらえたたくましさに敬意を表したい気持ちになった。
　午後になり再びその場所を訪れると、朝とまったく同じ場所に彼女はいた。もう動く元気もない様子だった。どんな虫も同じだが、生まれて死ぬまで様々なドラマがある。天敵が多い複雑な生