2007.5.19 シジュウカラの子育て

今年もシジュウカラの子育てシーズンとなった。ここ数年、巣箱を架けて子育ての様子を観察してきたが、一番興味深いのは餌となる昆虫たちの種類だ。イモムシ、毛虫が中心となるが、今年観察した巣箱では、オス親がコロギスの幼虫を幾度となく運び入れてきた。これは、枝先の葉を単に見ているだけでなく、つづられた葉をくちばしで開きながら餌となる昆虫を探していることがうかがえる。また、例年になくヒメヤママユの幼虫が圧倒的に多かった。「虫がいて鳥もいる」そんな身近な自然の生き物のつながりが、僕にとって多くの人に伝えたい大きなテーマだ。



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