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今日の朝、仕掛けて5年が経過するフクロウ用大型巣箱の口から、なにやら外の気配を気にする顔が目に入った。白くくっきりとした鼻筋は、まぎれもなくハクビシンだった。巣箱を掛けた当時、ハクビシンも入ることがあるとは聞いていたが、5年を経過して老朽化し屋根に隙間が出来た巣箱を、まさかハクビシンが利用しているとは思わず、出会えたときはとてもうれしかった。帰化動物として、いろいろと取りざたされる彼ではあるが、 心配そうに外を見るその顔つきは、たくましさよりも、むしろ慎ましさを感じた。