2007.6.20　エゴツルクビオトシブミ

日課のごとく、早朝から昆虫の森を散策中、交尾をしながら葉巻を作る途中のエゴツルクビオトシブミに出会った。昆虫の森ではなじみのオトシブミだが、葉を巻いているところに遭遇することは意外と少ない。エゴの葉もだいぶ硬くなっているこの時期、林内の日陰にある幼木の葉は柔らかく、そんな葉を選んで巻いているようだ。小さい体でコツコツと働くメスの背中に、しがみつくだけのオスの姿はちょっとお荷物のようである。