2007.7. 3 丸太積みのルリボシカミキリ

昆虫の森の雑木林では、5年を目安として一定の面積の樹木をばっさりと切ってしまう。これは、林を若返らせ、環境的ギャップをつくるなど様々な意味がある。そして、伐採した樹木の一部はシイタケや炭焼きプログラムの材として利用するのだが、多くは園路脇に積み上げられる。これは材を利用する昆虫たちの発生源と観察ポイントとして利用しているからだ。今年は5年ぶりの伐採の年にあたり、園内各所に新たな丸太積みが設置された。初夏の頃から、新しい丸太の匂いに誘われてカミキリ類が産卵に集まってきているが、7月に入り個体数を増したのがルリボシカミキリだ、ひときわ目を引く鮮やかなブルーは、初めて見る人にとって強烈な印象を与えるはずだ。今年の夏、多くの来園者の目を楽しませてくれることだろう。



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