2007.7.25 カトリヤンマの羽化ラッシュ

今日の朝は、田んぼを散策してみた。稲もだいぶ生長し、昨夜羽化したと思われるアキアカネやマユタテアカネのみずみずしい固体が弱弱しくあたりを飛んでいた。この時期は田んぼの水も少なくなり、やがて水が涸れることを知っているかのように、田んぼ育ちのトンボたちは羽化のピークを迎えている。稲の隙間から、やや大きめのトンボが目に入った。カトリヤンマだった。そういえば以前、まだ田植え間もない頃、カトリヤンマの若令がたくさんいたことを思い出した。稲の間を良く見ると、ここにも、ここにもという感じで羽化直後のカトリヤンマが次々と見つかった。こんなたくさんのカトリヤンマの羽化に立ち会えたのは初めてのことだ。カトリヤンマはヤンマ科としては少数派の卵越冬で、田んぼに水が張られると孵化し、今頃羽化するというアキアカネなどと同様な田んぼ環境にマッチしたトンボだ。



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment