2007.7.25 エンマコオロギの羽化

エンマコオロギの生活史を前倒しで追っていることを先日お伝えしたが、今日、やっと羽化のシーンがビデオで撮影できた。現在、鳴いている様子を撮影している個体群でも羽化の撮影を試みたが、撮影候補を7個体ほど確保しておきながら、朝起きるとすでに羽化しているという事態が続き、撮影できずにいた。撮影材料が多いと、どうも油断してしまうのだ。半ばあきらめかけてもいたのだが、今回は、たまたま夕方に幼虫のケースを覗き込むと、「今晩くるかな?」という幼虫が1匹だけ目に入った。いちおう確保しながらも、頭の中では「今日は、かったるいなぁ」という怠け心がうずいたのだが、幼虫のコンディションから、そう待たずに撮れそうな予感がしたので、頑張ってみた。結果、7時ごろに羽化が始まり古い皮を脱ぎきったところで一旦ビデオを止め、スチールで羽化直後のみずみずしい様子だけ撮影することにした。このあと、翅が伸びきったところで脱皮殻をムシャムシャと食べるシーンをビデオ撮りしたところで、無事に撮影が完了した。残るは産卵シーンだけだ。



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