2007.7.26 カブトムシの発生ピーク

昆虫の森では、今、まさにカブトムシの発生のピークを迎えている。樹液がよく出ている木に近づいていくとカブトムシの独特な匂いが漂ってくると同時に、「カチャカチャ」とカブトムシの固い体が喧嘩でこすれる音と、「ブロロローーン」という飛ぶ音まで響いてくるほどだ。夜の樹液は、様々な蛾の類が彩りを添えるはずなのだが、あまりにカブトムシが多すぎて、おしくらまんじゅう状態では入り込む余地がないという感じだ。ちょっと役者不足で、僕の描く夜の樹液のイメージには、ちょっと物足りないのだが、そんな贅沢な発言は禁句かもしれない。今時、こんなカブトムシが集まる場所もそうそうお目にかかれないはずだ。撮影している最中に、何度も投げ飛ばされたカブトムシが降ってくるというありさまだった。



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