2007.7.28 カブトムシのおしっこ

カブトムシのいろいろな生態を、毎年夏に少しずつ撮影しながら積み上げているが、以前から「撮らなくては」と思っていたのがオシッコをする瞬間の写真だった。これは、生態としてそれほど撮影が困難なものではないが、撮影場所としての樹液を出すいい木が意外とないのだ。そんな折に、細めのクヌギだが、シロスジカミキリが産卵した痕から樹液が良く出ている場所を見つけ、「ここだったら撮れるかな」と思い、おしっこの瞬間撮影を試みた。カブトムシは、おしっこをする前に後ろ脚を上げるので、前兆はわかりやすい。待つこと10分で一回目のおしっこが出たが、想定していたコースより下に向かっておしっこが飛び出した。木の幹と重なり、おしっこの軌跡がちょっとわかりづらい。その後、10分から20分間隔でおしっこが出たが、コースが悪かったりちょろちょろと勢いがなかったり・・・苦戦しながらもようやく想定どおりのみごとなおしっこの軌跡を描いてくれた。



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