2007.9.29 アゲハ幼虫の臭角

春に行う予定の「アゲハ」のテーマ展では、小さな子どもたちに楽しんでもらえるような内容を現在思案中だ。とくに、愛嬌のある幼虫は、どんなかたちで親しみをもち興味をもってもらえるかだが、独特な臭いと鮮やかな黄色の臭角は欠かせないポイントとなりそうだ。この臭いに詳しい同僚のT君によると、種類で微妙に臭いが違うことはもちろんで、アゲハも若令と終令では臭いが違うらしい。また、薬品の合成で臭いを再現できるというのだ。本来、アリに対する防御と考えられているが、この臭角にも注目して、身近な昆虫「アゲハ」の魅力を展示にできればと思うのである。とりあえず、展示に使う臭角の写真を、幼虫をつっつきながら撮ってみた。



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