2007.10. 1 アゲハ幼虫の変身

アゲハの幼虫は、4令から5令になるとき思い切った変身を遂げる。若令期は、緑の葉っぱにチョコンとのっかて鳥の糞になりすましているのに、終令期の5令に脱皮すると作戦を変更し、周りに溶け込む緑色に変身しつつ、鳥が嫌がるといわれる目玉模様までもしっかりとあしらえるのだ。食物となる葉っぱをたくさん食べて生長するため行動半径が広がる分、身を守る戦略の変更が必要なのかもしれない。そんな幼虫期の変身の様子を、今日、撮影することができた。春に行う「アゲハ」のテーマ展では、身近なチョウ「アゲハ」をとおして、昆虫たちが身を守り、変身しながら成長していくという当たり前のようで不思議な生き方を、子供たちにわかりやすく伝えたいと思うのだ。



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