2007.10. 5 アゲハの産卵

春に行う予定のアゲハのテーマ展の準備は、決して順調とは言えないが、今日、産卵シーンの撮影ができた。例によって網室内での撮影だが、ポンカンの鉢植えを用意し、メスが訪れるのを待ってみた。以外にも固い葉っぱに数個の卵を産んでいったのだ。しかし、場所が悪く撮影できる状況ではなかった。みずみずしい若葉でもあれば・・・・と思っていると、相棒がユズ畑で新芽を探してくると言い出した。新芽があったとしても、切り枝にしてしまうとすぐに萎れてしまうことがわかっていたので、「まぁ、あったら試してみよう」と、うかない返事をしたのだった。数分後、すっと伸びたユズの新芽を手にして相棒が戻ってきた。こんな時期に、こんな新芽があるのだなと感心しながらも、切り口を濡れたティッシュで包み込むとクリップで固定してみた。天気がよく気温も高かったので、せいぜいもっても10分くらいかなと思いつつメスを待つと、数分後メスが訪れ産卵していったのだ。たびたびであるが「やってみなければわからない!」という相棒の考え方に脱帽しつつ、いつも、あきらめがちな自分の考え方を反省した。パズルがまたひとつ埋まった思いだが、まだまだ孵化やら羽化やら撮るべきものは山積みだ。



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