2007.10.15 コノシメトンボの産卵

秋晴れとまではいかないが、曇りの予報に対してはまずまずの天気となった。稲が刈り取られた田んぼでアキアカネの産卵が見たいと思い、某所に出掛けてみた。アキアカネは無数に飛んでいるが、産卵行動のピークはまだまだこれからという感じであった。田んぼの周囲を歩くと、水が切られた水路にできた水溜りに、コノシメトンボが集中して産卵をしている現場に出くわしたのだ。こんな狭い水域にコノシメトンボばかりが集まって産卵している場面を見るのは初めてだ。しかし、掘り込んだ水路は上から眺めるしかなく、撮影が困難というか、画にならない。そこで、ビニール袋に水を汲んで、すぐ脇の田んぼに小さな水溜りを作ってみた。その直後、面白いようにコノシメトンボがその水溜まりに産卵を始めたのだ。汚れも気にせず肘も膝も泥に付けて、ローアングルからしばしコノシメトンボの産卵の撮影に没頭した。



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