2007.11. 1 温室のシロオビアゲハ

冬に向かう寂しげなフィールドとは別に、ガラスに囲まれた亜熱帯空間がぐんま昆虫の森にはある。普段、カメラを持って温室に入ることはまれだが、にぎやかにチョウたちが舞う様子が恋しくなった。温室のチョウたちは、人との接近を不思議なほど許しくれる。シロオビアゲハのメスが吸蜜しているシーンにピントを合わせていると、オスがアタックしてきて、2匹がそろって舞い上がり始めた。思わぬシャッターチャンスに、勘でピントを合わせて5,6枚夢中でシャッターを切ったが、あっというまに高く舞い上がってしまった。「撮れているかな?」こんなときは、期待と不安な気持ちで、恐る恐るモニターの再生画面を見ることとなる。なんとなくピントがきているようでも、拡大するとダメな場合もよくあり、そんな時はくやしいが惜しまずにその場で削除してしまう。あとで見ると再びくやしさがぶり返すからだ。それでも、1カット、なんとかメスにピントがきているカットがあった。・・・・・よかった!



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