2007.11. 9 ツダナナフシの噴射

 生態温室のアダンがずいぶん食い荒らされていると思ったら、ツダナナフシが野生化?というか、数年前に放虫して以来、代を重ねて成虫が数匹潜んでいるようであった。ほうっておくと、餌としてのアダンの葉が不足することは目に見えているので、今日、回収を試みた。
 大きな成虫を5匹回収することができたが、捕まえるとき、頭部の付け根から噴射される防御用の乳液を浴びながらの作業となった。この乳液、サロンパスのような「スッ」とする匂いが強く、目に入るととても痛いらしい。噴射の瞬間をいつかカメラで収めたいと思っていたので、活きのいい個体を使って撮影を試みた。
 これが意外と、噴射して欲しいときほど出さないもので、噴射してもシャッターのタイミングが合わずを繰り返しながら、もう、噴射液のタンクも底を尽きかけたであろうころ、ようやく、瞬間を収めることができた。



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