2007.11.10 糞!? だまされそうになった幼虫

 2日前の出来事であるが、ふと見たコナラの葉の上で、思いがけない発見をしたのであった。そこには鳥かアマガエルの糞かと思わせる塊があったのだが、一瞬虫っぽいと思いつつ、「糞に似た虫」に似た糞??とも一瞬、頭で解析していた。しかし、左右対称となった凹凸感が「これはやっぱり虫に間違いない!」と判断したのだ。隠蔽型擬態昆虫を見破る自信はあるが、危うくだまされそうなってしまった。
 さて、では何であろうか。食痕らしきものも葉についていたので、ガの幼虫とも考えられたが、それとは無関係のようであった。だいたいどっちが頭かもわからない外観から、まず、裏側をのぞいてみることにした。頭部も脚らしきものもなく、まるでナマコのような生き物だが、それはヒラタアブの一種の幼虫であろうと直感的に結論付けた。
 今日は、じっくりとその幼虫と向き合いながら、なんとも奇妙な姿をいろいろな角度から撮影してみることにした。



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