2007.12. 3 イシガケチョウの幼虫

 生態温室に植栽されたオオイタビ(クワ科植物)に、イシガケチョウの幼虫が発生していた。温室のチョウたちは、育成温室で飼育されて、成虫となってから放チョウされるものがほとんどなのだが、稀に、温室内の食草を利用して繁殖するものがあるのだ。
 イシガケチョウの幼虫を久しぶりに見るのと同時に、そのスタイリッシュな外観に改めて見入ってしまった。カワサキカラー(カワサキバイクイメージカラー)のライムグリーンと黒褐色のコントラストの効いたツートンカラーと、角質化した突起物の配置のバランスは実に絶妙である。テールカウル部?の浮き上がりは、スポーティーさをかもし出している。
 頭部の2本の角をハンドル代わりに、このキャタピラーマシンにまたがって飛ばしてみたくなるような惚れ惚れするフォルムなのだ。しかし、すわり心地は良さそうだが、そのスピードにはおそらく幻滅してしまうだろうなどと、くだらない想像で遊んでしまった。



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