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オオシママドボタルの蛹はすでにヴィジュアル化できたが、幼虫期が光る様子をようやく撮影できた。 一般にホタルの象徴はなんといってもゲンジボタルで、幼虫期は水中でカワニナを食物として暮らしていることはあまりにも有名だ。しかし、水生生活のホタルは、ホタル科の中ではむしろ少数派で、多くは陸生であり、地上を歩きながらカタツムリを捕食している種類がほとんどなのだ。 いずれにしても軟体動物の貝類を専門に食べて、発光するという特徴を持ったホタルという昆虫の生活史は不思議な魅力に満ちている。