2007.12.10 今年も出会えた!クロスジフユエダシャクのメス

 早朝から何本の木の幹を見て歩いたであろう。なかなか簡単にフユシャクのメスには出会えない。9時を回ったころから、昼行性のクロスジフユエダシャクのオスがヒラヒラと舞い始めた。一週間ほど前から飛び始めているが発生量は増えず、今年は例年より少ないようだ。
 昨年の、偶然目撃した幹での交尾シーンが頭から離れず、どこかにメスがいるはずと探しているのだが、まぁ昨年は運がよかったと思えばそれまでなのだ。
 ふと、思いついたのは、オスを追跡してみる作戦だった。発生数が多い年はオスが無数に飛ぶので、どれを追っているのはわからなくなってしまうのだが、ダメもとで一匹のオスを追跡してみることにした。 地上付近をヒラヒラと飛ぶオスを追跡すること30分。雑木林の同じようなコースを2週することになった。そして、突然オスの飛び方がせわしなくなり、半径15センチくらいの範囲に執着するようになったのだ。直感的にメスが近くにいると思った。しかし、メスの姿は見えない。すると、オスはなんと枯葉の中に潜り込んでいったのだ!オスが消えていったあたりの枯葉を慎重に一枚一枚めくっていった。そしてそこには・・・・・

 



Comment

Post a Comment

Name
Mail
URL
Comment