2007.12.19 吹きさらしのアシナガゾウムシ

 早朝、雑木林の枝先を見てまわると、アシナガゾウムシの一種がコナラの小枝にしがみついて冬越しする姿を発見することができた。おそらくカシアシナガゾウムシと思われる種類で、冬の雑木林の枝先で見つかるポピュラーな種類だ。
 落ち葉の下とか、もっと冬越しをするのに良い場所がありそうなものだが、吹きさらしの枝先で、名前のとおり長い脚でしっかりと枝に抱きついて冬を過ごすのである。
 卵から幼虫、蛹の時代も、枝先に虫こぶをつくって生活している彼らは、樹上空間にあくまでもこだわりをもった頑固な性格なのかもしれない。



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