2007.12.31 オビカレハの卵

里帰りの折りに、毎年立ち寄る梅林がある。お目当てはオビカレハの卵で、この梅林に限って毎年確実に探し当てることが出来るのだ。オビカレハといえば別名ウメケムシと言われるくらいのウメの大害虫だ。しかし、最近はめっきり少なくなり、冬の風物ともいえる当年枝にはまった見事なリング状の卵を見る機会も少ない。
数年前、この梅林でたまたまオビカレハの卵を発見して以来、毎年、里帰りのひとつの楽しみとしてここを訪れては、卵探しをしているのだが、今年もいくつかの卵を発見することが出来た。
環状に見事に整列したこの卵を見ていて、どのように産卵されるのかとても興味深い。想像するに、成虫は枝をくるくると螺旋状に回りながら産卵するに違いないと思うのだが・・・
来年の撮影目標がひとつ浮かび上がった。飼育して、オビカレハの産卵シーンの撮影に挑戦してみよう。来年も虫たちとの感動的なシーンの出会いに期待しつつ、2007年の野歩きをしめくくった。



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