2008.2.23 世界のアゲハ

「アゲハのふしぎ展」開催も近づき、パネルや標本の準備もようやく目処がたってきた。今回はチョウにくわしい先輩方の助けを借りて、ありったけの標本を使っていろいろな構成案を出していただき準備を進めてきた。そんな時、80センチ角の正方形のガラス展示ケースが使われずに空いていることに気づいた。一個しかないこのケースをどんなテーマで・・・と考えたときひらめいたのは、「きれい、美しい」というただそれだけのテーマでアゲハの標本をで詰め込んで、昆虫観察館の入り口でイントロに使おうと思いついたのだ。
連日、無理なお願いばかりで恐縮ではあったが、「こんなことやりたいんですが・・・」と言うと、先輩は快く引き受けてくれた。そして、できあがったのが豪華な世界アゲハの標本ケースであった。
ただ、派手なアゲハだけでなく、大小、彩りもメリハリをつけることで、より個々のアゲハの美しさや個性が引き立つ標本展示となった。このあたりの配置するセンスはチョウをよく知り、愛する人でなければなかなかできない。
あと一週間、いよいよ準備も大詰めだ。



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