2008.3.23 モンシロチョウの卵

昨日に引き続き暖かな日曜日となり、来園者も多く訪れた。その日の様々な春の情報が夕方に飛び込んでくるのだが、カタクリが咲いたり、アゲハも出現していたらしい。
春の新鮮なネタを更新したいのは山々なのだが、今日は昼間に歩く時間が取れなかった。夕方になって何か撮らなければ思って気がついたのが、数日前から採卵していたモンシロチョウの卵であった。
今年のモンシロチョウの初見は、3月15日であった。すでに2世代目に向けての産卵は活発に行われているのだ。
超高倍率のレンズを通して見た卵は、肉眼では見えない独特な質感を持っている。
新学期が始まると、学校団体としてたくさんの子供たちが昆虫の森を訪れ、顕微鏡を通してみるモンシロチョウの卵が春の観察の定番となっている。図鑑の写真ではおなじみのはずなのだが、子供たちは、実物を見ることの感動を素直に見せてくれことがうれしいし、その場を提供することが、この仕事のもっとも大切な部分だと切実に思うのだ。



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