2008.4.17 アゲハの幼虫 色の異常

「アゲハのふしぎ展」が始まって、アゲハの卵から成虫までの各ステージの生体を展示しているのが、幼虫を育てる中で色の異常型がここのところ出ている。
どんな異常かというと、本来4令幼虫までが鳥の糞に似た色彩なのだが、4令幼虫ですでに5令の終令期と同じ緑色の色彩を持ったものが少なからず出ているのだ。
東大の研究グループが若令期の鳥の糞に似た色彩は、幼若ホルモンによるものという研究成果を発表したばかりだが、なんらかの原因によるホルモン異常なのか・・・まさしく「アゲハのふしぎ」に直面した出来事であった。
今日はたまたま、そんな4令が5令へと脱皮するシーンを撮影することができた。



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