2008.5. 7 古い仮面を脱ぎ捨てて・・・オオムラサキ幼虫の脱皮

越冬後のオオムラサキの4令幼虫が次々と脱皮し、褐色の体から緑色へと衣替えをしている。、そんな脱皮のシーンを今日撮影できた。
イモムシの脱皮の面白さは、頭部と胸部以下の皮が分裂するセパレートタイプの脱皮にある。新しい頭部は胸部の部分の皮の下にあり、古い頭部は新しい頭部の口元にくっついているだけで脱皮前はすでに空の状態なのだ。
脱皮が始まると、後ろにずれていく胸部腹部の皮に対して頭部に残る殻が引っ張り合ってパチンと裂けるのである。
5令幼虫となって、頭部も一回り大きくなって角も立派になったが・・・。
口元にはまだ4令の頭部の殻がくっついている。最後に「エイッヤー!」と首を横振りして古い仮面を脱ぎ捨てて幾分りりしくなった新しい仮面を見せてくれた。



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