2008.5.21 春型アゲハの見納め

今日は気持ちよく晴れ渡った。昆虫の森の畑ではムシトリナデシコが鮮やかなピンク色の花を咲かせ、もっとも目立つ花となっている。
この花は外来種であり、野生化が近年懸念されている種でもあるが、アゲハやモンシロチョウなどがとても好む花でバタフライガーデンには欠かせないこの時期の吸蜜植物となっている。
4月からアゲハの発生は続いているが、蛹になる場所の温度条件で、今頃まで少ないながら春型が見られる。4月にもっとも早く発生したアゲハが産み残した卵は、早くて蛹の時期で、これからがちょうど春型と夏型のアゲハの移行期となるのだ。
咲き乱れたムシトリナデシコに、少しくたびれた春型アゲハが盛ん吸蜜している姿を見ながら、季節の移り変わりを感じたのであった。



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