2008.6.15 ボルネオ③ 意外な環境にいたクワガタムシ

今日は現地のガイドの案内で、クワガタムシが多いという標高1500メートルほどの山を訪れた。環境としては大木はほとんどなく、ササがはびこる疎林というような環境であった。はたしてこんな環境のどこにクワガタムシがいるのであろうか?
ガイドはすでにポイントをおさえており、ササがはびこる藪に案内された。「あそこにいる!」と指差されたがどこにいるのかわからないくらい植物が絡み合った場所である。ようやくクワガタの形が浮かび上がってきて、ずいぶんタイムラグをおいて「いた!」と感動する始末であった。
藪の絡むわずかな隙間から見えたのは、ツル植物にしがみついて樹液を吸うツヤクワガタの一種であった。それにしても、日本では想像できないようなクワガタの生息環境であることと、それを見つけるガイドの目に感動した。



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