2008.6.20 ボルネオ⑦ ケランガス

今日はケランガスというアリ植物とウツボカズラで有名なポイントへ足を運んだ。かなり急な登山道を1時間ほど登って訪れた先は岩盤が露出して乾燥化した貧栄養地帯であった。熱帯雨林地域といえどもこんな環境もあることに驚いた。そしてこの貧栄養地帯ならではの特殊化した植物がアリノトリデである。独特の膨らんだ茎にアリを住まわせ、アリの排せつ物から栄養をもらうという特殊な着床性植物である。そして、昆虫を食べることで栄養素を得ることで有名なウツボカズラの仲間を豊富に見ることができた。
夜となり再びナイトウォークで出会えたのは巨大なナナフシであった。そのほか小型であるがトゲトゲしいナナフシなど熱帯ならではの奇抜な姿のナナフシたちを見ることができた。



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