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日没が近づいた雑木林の樹液を巡視していたときベニスズメを発見した。 カブトムシで込み合うクヌギの樹液を、ホバーリングしながら口吻を伸ばして見事に掠めていくのであった。 黒い軍団に混じって美しい紅色をさらす姿はまさしく「紅一点」であった。 この時期、昆虫の森はヤマユリが咲き乱れ、山中が甘い香りに包まれる。ベニスズメは樹液以外にも、このヤマユリの花に吸蜜に訪れるのだが、いつかヤマユリとベニスズメの艶やかなツーショットを撮影したいと思うのであった。