2008.8.11 熱海のセミ

この夏一番のイベントで、家族や親戚たちと熱海に出かけた。湯河原のあたりから海岸線の道路を熱海に向かっていくと山からはセミの声が響き渡ってきた。このあたりはクマゼミが多く、群馬では聞きなれない「シュワシュワ・・・」という声に、すぐにでも車から降りて姿を確かめたい気分であった。
10時ごろに熱海に着き、海水浴を楽しんでホテルにチェックインすると、さっそくセミを探しに出かけたのだ。しかし、午後になるとあのクマゼミの声はパタリと止んでいた。幹を見るとクマゼミの姿はそれなりにあるが、午後は食事タイムのようで、どの個体も口吻を幹に深く突き刺していた。セミのポーズはやはり、少しからだを浮かして鳴いているポーズが一番かっこいいと思うのだが、幹にへばりつくクマゼミの姿はどうも魅力に欠けるのであった。アブラゼミもたくさんいて、こちらはちょうど勢いよく鳴いていた。宿泊したホテル大野屋を背景に魚眼レンズで鳴いているアブラゼミに接近してみた。セミは個体数が多いと警戒心が緩むのか、レンズとの距離はおそらく10センチを切っていたが、気にすることなく鳴き続けていた。



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