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駐車場の脇の並木からセミの羽音が聞こえた。しかしどうも様子がおかしい。羽音は消えずもがいているように感じた。直感的に「もしや」と思いその木に向かい探してみると、案の定オオカマキリがアブラゼミを捕えて頭からむしゃむしゃと食べ始めたところであった。 夏の終わりとともに消えゆくセミと、秋の訪れととも出現したカマキリが、季節のはざまで交差した光景であった。