今日は休みということもあり、少しのんびりと起きて朝食を食べ歯を磨いていた。カーテンを開けて庭の風景を眺めていて目に入ったのがアワブキ(スミナガシとアオバセセリの食草に植えた木)の葉上にいる縞模様の目立つ虫であった。普通の人であればハチとして見てしまうが、2.5m先に見えるその虫はいわゆる「蜂蛾」と呼ばれるハチに擬態したスカシバという蛾の一種であることがすぐにわかった。
昆虫の森では2度ほど見かけたことがあるが、庭でこの虫に出会うとは本当に意外であった。
しかも小型の個体はおそらくオスであると思われるが、2匹そろってのお目見えにすぐ様うがいし、サンダル履きでカメラをもってさっそく撮影したのであった。
今日は写真整理でフィールドには出ないつもりだったので、こんな身近な庭先で思わぬ出会いがあったことに感謝した。