このサイトをご覧頂くにはFlash Playerが必要です。 またJavaScriptを有効にしてください。
夕暮れ近いフィールドを今日もぶらりと歩いていて、ススキの上でオオカマキリを見つけた。産卵を終えたばかりの様子で、おなかの先には卵嚢を取り巻く泡の一部が付いていた。 少し前まであんなにたくさんいた秋の虫たちも、子孫を残しつつ着実に個体数が減っていく様子が日々感じられる頃だ。 鳴く虫たちの声も弱々しいなか、ススキの向こうに沈んでいく太陽を背景に見たオオカマキリが、いっそうセンチメンタルな気分を誘った。