昼時にアスファルトに腹部を突き立てて卵を産みたそうなトノサマバッタを発見した。
これは産卵の写真を撮るチャンスと思ってすぐさま採集し、地面の露出した場所に移して様子を見ることにした。予想したとおり、すぐさま腹部を突き立てて地面を掘り始めた。
10分くらい経過してそろそろ産卵が始まったころと思い地面の断面を削り始めた。しかし、気が早すぎて産卵には至っておらず、バッタも驚かしてしまい産卵行動はそこで終わってしまった。
過去にトノサマバッタの産卵は撮影しているが、土の固さによって産卵に至る時間にはかなり幅があるようだ。