2008.10.28 オオスズメバチ ミツバチを襲う

群馬県民の日の今日、すばらしく晴れ渡り多くの来園者でにぎわった。僕はミツバチ観察会とハチミツ試食コーナー担当で、朝から準備に追われた。
3時にはようやく一段落し、観察用に準備した巣板を巣箱に戻す作業に入った。丁度オオスズメバチがミツバチの巣箱を襲う時期で、普段は防護ネットで囲っているのだが、観察会用にはずしたのをいいいことに、オオスズメバチがやりたい放題ミツバチたちに襲撃をかけていたのだ。
オオスズメバチの目的は、ハチミツや巣内の幼虫や蛹のすべてであるが、普段はネットが邪魔をして巣内の襲撃ができず、ミツバチの成虫だけを獲物として持ち帰っている。しかし、防護ネットがないと、成虫は獲物としての扱いではなく単なる邪魔者のごとく次々と噛み殺して巣内への侵略を図っていくのであった。
その様子をたとえるとすれば邪悪な巨鬼が村を襲い、それに立ち向かう村人だがあっけなく殺されていくという、どこかの時代劇アニメで見たような光景であった。



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