2008.11. 4 カキの実の訪問者

暖かな日差しが降り注いだ今日、週休日と重なって朝からフィールドを歩いていた。
たわわに実ったカキの木に目が行き、熟したカキに集まる虫を探してみることにした。ルリタテハが日向ぼっこをしながらカキの木の周囲を飛んでいたが実に止まる気配はなかった。そんなとき背後のカキの木が急ににぎやかになり振り向くと、メジロの群れがカキの実をついばみに訪れていた。警戒心が薄く「これは撮れそうだな」と直感的に思ったがブラインドを積んでおらず、車内から300mmで狙ってみることにした。
一度は遠ざかった群れが再びカキの木を訪れ、おいしそうに熟した実をほおばりはじめた。そんな情景の向こう側で、今度はさきほどのルリタテハがカキの実に止まっているのが見えたのだ。けっこう高い場所だったので、300mmのレンズをつけたまま車を飛び出てルリタテハの撮影もたてつづけにできた。
めったにない効率のよい撮影パターンであった。



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