2008.12.23 ジャコウアゲハの越冬蛹

ウマノスズクサが植えられている畑の周りでジャコウアゲハの越冬蛹を探してみた。ここ数年昆虫の森ではジャコウアゲハの発生量は少なく、昨年はほとんど見られなかった。しかし、今年は秋に幼虫がそこそこ見られ独特な姿の越冬蛹をいくつか発見することができた。
ウマノスズクサに含まれるアルカロイドを体内に蓄積することで身を守る話は有名だが、毒を持っている分、堂々と目立つ場所で蛹になるのも特徴だ。民家の壁や竹垣、コブシの枝で蛹は見られた。では、果たしてこの蛹は本当に鳥に食べられないのか・・・・決してそうではなく、過去の観察では春に向かってぽつりぽつりと消えていき、春まで残る蛹はごくわずかだ。



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