2009.3.12 春の雪とオオカマキリの卵嚢

朝、カーテン越しに外を見て驚いた。うっすらと雪が積もっていたからだ。少し早めに家を出て、ちょっとした春の雪の風景を探したがこれといったものはなかった。風が冷たく、引き上げる気持ちに半分以上傾いた時、あることを思い出した。雪が降ったら撮ろうと思っていたオオカマキリの卵嚢があることを思い出したのだ。昨年から今年にかけてはほとんど雪らしい雪もなく、そのまま春を迎えてすっかり忘れていた記憶が突然よみがえった。朝陽はすでに差し込み、雪は解け始めていたが、記憶をたよりに卵嚢があった位置を目指した。3月も半ばになろうとしているこの時期に、強引にススキ原の一角を冬景色として切り取ってみた。



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