2009.3.24 ナナホシテントウの蛹化

来年の春のテーマ展準備として、ナナホシテントウの一連の生態を撮ることが春の課題でもある。気がつけば、終令幼虫がフィールドではうようよいる始末で、取材としては完全に出遅れている。それでも回収した幼虫がすぐに前蛹になり、今日、蛹化を撮影するチャンスを得た。久しぶりにファインダーをのぞいてその時を待つという撮影スタイルとなったが、これからのシーズンに向けてリハビリのような感覚でその時を待つことにした。やっと訪れた瞬間は、意外にもあっけなく一皮むけて終わってしまい、なにか今撮れるものはないかと考えたとき、蛹化した直後にみせる状態を起こす運動をアップで撮ってみようと思った。しかし、色づいた蛹の定点をずらしたくなかったので、もう一台のカメラをつかって、設置してあるカメラやストロボの機材の間をくぐって蛹化直後の蛹の表情を撮影した。



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