このサイトをご覧頂くにはFlash Playerが必要です。 またJavaScriptを有効にしてください。
今日は、しとしと雨の朝であった。写真を撮ることもないと思って、朝の展示メンテナンスの準備を始めることにした。冬のあいだ、ずっとシラカシの葉で乗り切ったナナフシも、そろそろサクラのおいしそうな若葉を与えようと思った。手ごろな枝を切り落とそうとして、ふと、目に入ったのがセモンジンガサハムシであった。切りやすい低い幹から出ている枝だが、ざっと数えて十数個体は付いていた。何かこの木には、セモンジンガサハムシにとって呼び寄せるものがあるようだ。せっかくの出会いなので、その姿を撮影してみることにした。