昨日は真夏日だったが、そろそろ、シロスジカミキリが幹に穴を開けて出現するころだろうと見込んでいた。今日の朝一番で発生木に向い、脱出孔の確認をしたのであった。そして、目の前で、まさに脱出する穴を広げつつある場面に遭遇することができた。いつか見たいと思っていたシーンだけに見つけた瞬間は本当にうれしかった。しかし・・・今週は企画展の切り替え週であり、撮影に残された時間は30分であった。昼休みに再び訪れると、まん丸の脱出孔だけが残されていた。ここ数日が出現のピークとなるのは間違いなく、幹から身を乗り出して出てくる瞬間を撮ってみたいと願うのであった。