2009.6.12 ゲンジボタルの乱舞

昆虫の森の小川では、ゲンジボタルが見事な乱舞を見せている。これは、開館5年目にしてやっとたどりついた景色なのである。4年前のカワニナの放流からはじまり、3年前にカワニナの定着と稚貝の発生を確認したうえで、はじめてゲンジボタルの幼虫を放流した。その翌年となる昨年は、少ないながら成虫の発生を確認したが、決して多いものではなかった。そして今年、想像以上の成虫の発生に正直驚いてしまった。この小川のもつポテンシャルが生み出した結果こそがこのホタルたちなのである。そんな感動もあわせて、飛び交うホタルたちにカメラを向けた。今年から、ヘイケボタルを主体とした観察会を実施するが、来年からは自信をもって、ぐんま昆虫の森のゲンジボタルを多くの方に観てもらいたい。



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