2009.6.26 スズバチの巣作り

シオデの茎に作られた、スズバチのみごとなトックリ型の初期巣を見つけたのは24日であった。その後、一日ごとにトックリを積み上げ、今日の朝、三個目の完成を見届けることができた。早朝に現場に行くと、トックリの首がない状態まで巣はできていた。カメラをセットしてその先の工程を撮影しようと思ったが、予想外の警戒心で、泥を加えて戻ってくると、三脚やカメラという異物に気づき、その場を折り返して消えてしまった。その後待つこと30分。再び戻ってきたときは口になにもくわえていなかった。しかし、安全確認したあとは、5分刻みで泥を運び込み、せっせとトックリを完成させたかと思うと産卵も見せてくれた。そして、次は・・・。しかし、撮影に残された時間は15分しかなかった。次は獲物を狩ってもどってくるはずだが、肝心なところで時間がなかった。時計を気にしながら待っていると、15分後にシャクトリムシを抱えて母バチが戻ってきてくれた。時間が許せばもっと見ていたかったが、これだけの展開を見られただけでもかなりラッキーであった。



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