2009.7.23 ミスジマイマイの産卵

でんでん虫は嫌いではないが、あえて生態を深く追いたいとも思えない生物であった。しかし、今年の夏の大きなテーマは、いろいろとわけあって「でんでん虫」なのである。当然、昆虫とはまったく異なる軟体動物であって、撮りたいと思うシーンを捉えるのにかなり悪戦苦闘しているのだ。そんな最中、今朝、初めて産卵をしてくれた。昆虫であれば、成熟度やお腹の張り具合とか、なんとなく予測もつくのだが、でんでん虫はまったくその辺が計り知れず苦労させられている。どんな生き物も、よく観察し、研究心がなければとっておきのシーンは捉えられない。そんな、生物撮影の初心を振りかえさせる悪戦苦闘がまだまだ続きそうだ。



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