2009.8.15 マルタンヤンマの産卵

強烈に降り注ぐ朝日に目がさめ、さっさと朝食を済ませるとフィールドに向かった。この時間帯にどこへ行くかは迷うところだが、しばらく遠のいていた水田に行ってみた。休耕田のあたりで朝日に照らされる被写体を探しているときだった。茂みの中からカサカサっと羽音を立てて出てきたのはマルタンヤンマであった。すぐに長靴にはき替え、産卵の撮影にスイッチが入った。草が入り組んだ中、なかなか良い場所で産んではくれなかったが、時折、「そのまま産め!」と叫びたくなるような最高のシチュエーションといえる場所にも止まった。しかし、なかなか間合いが詰められず、接近を許してくれたのはずいぶんとごちゃごちゃした草の合間だった。はじめは草に頭がケラレていたが、少しずつ後ずさりして、かろうじて産卵しているというシーンが撮れた。



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