2009.8.22 オオスズメバチの狩り

昼時、野暮用で屋外を歩いている時のことであった。サクラの低木に何か気配を感じ目をやると、なんと、オオスズメバチがコフキコガネを狩った瞬間であった。見る見るうちに脚が切断され解体されていく様子を見ながら、撮影したいがカメラはなく、このまま観察するか、カメラを取りに戻るか一瞬迷いながら、カメラを取りに戻る決断をした。駐車場までのおよそ150メートルをダッシュして、戻ってくるまで何分かかったであろうか。息を切らしてもどった現場で、一瞬、ここと思った場所にその姿はなく、徒労だったとあきらめかけた。しかし、冷静になってよく見ると、そこには、肉団子を作るオオスズメバチがいた。すでに前胸部はなく、脚一本で宙づりになりながら、残された部分を器用に調理していた。



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